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2008年11月

2008年11月26日 (水)

モリシのためにひとつになる

  またまたご無沙汰してしまったブログ。前回の更新から10日か・・・懲りずにのぞいてくださる方々、すみません。

 この10日間も、いろいろな出来事が。セレッソU-18がJユースカップ予選リーグをグループ1位で突破!  湘南ベルマーレに逆転勝ち、望みをまたつないだ! ここに来て、流れがじわーっと変わってきたような気がするのですが、どうでしょう? まあ、セレッソとすれば、今週草津戦、来週の愛媛戦にがっちり勝つこと。それ以外は考えないでいよう。

 いや、それ以上に私の頭の中を占めているのは、「12月6日、何とか満員のスタジアムでモリシを送り出したい」ということだ。モリシにとって、最後のメモリアルゲーム。ワールドカップのチュニジア戦も、悔しくて仕方ないあの2つのV逸も、満員の長居スタジアムだった。最後もぎっしりのスタンドで、モリシを迎えたいのだ。

 クラブも今週から動き出した。地下鉄の長居駅やJRの鶴が丘駅前をご覧いただければ、わかっていただけるかと思う。少しずつ、だが「モリシのために」動き出した。サポーターの皆さんも、いろいろなやり方で輪を広げてくださっていると聞くと、本当にありがたく、うれしい。少しずつ、少しずつ、の広がりで、12月6日の満開につなげよう。

 モリシも頑張っている。今日は、チーム全体練習の2時間前にピッチに出て、たっぷり汗を流していた。「調子よさそうだね」と、声をかけると、笑顔が返ってきた。目標を掲げて、それに向かうすがすがしさを感じる最近のモリシ。どうか、いい感じで10日後を迎えてほしい。

 引退を発表してから、会う人ごとに「森島さん、大好きだったんですよ」と言われる。多くは他クラブの人や、メディア関係の人たちだ。彼ほど、多くの人に愛された選手はいないだろう。つくづくそう思う。彼への取材が多くなり、話をする機会が増えた今、あらためて人柄のすばらしさ、愛すべきキャラクターにうなってしまう。だからこそ、12月6日は私たちの手で、モリシに最高の舞台を用意したい。

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2008年11月15日 (土)

最近・・・

 最近、感傷的になる出来事が多すぎる・・・。

 昨夜はホムスタで代表戦vsシリア戦を観戦。キックオフ直後、日本の先制点と同時にスタジアム到着。久しぶりに試合をゆっくり見ることができました。後半から登場した我らがシンジ。決定機を逃してしまったのは残念だったけれど、動き自体は悪くない。イキイキしていて、見ていて気分がいい。コメントを読むと、本人は不満だったようだけれど、ゴールは本番(19日のカタール戦)にとっておけばいい。

 この試合は、モリシも観戦に来ていた(らしい。会わなかったけど)。試合前から、「モリシが観戦予定」で嘉人(他チームだけど、あえてこう呼ばせてもらう)やシンジが「ゴールを決めたら飛行機ポーズを」と言っていたとのこと。試合後のモリシの感想を聞くことができたので、ご紹介しておきます。「特に後半は、シンジや寿人が出てきたので、誰がゴールを決めてくれるかな、と楽しみに見ていました。そしたら嘉人が決めてくれましたね!  飛行機ポーズはちょっと無理やりな気がしましたけど(笑)。いや、でもちょっとウルッときましたよ。シンジもいいところまでいっていたし、ゴールはなかったけど大丈夫、きっと決まるから。見にいけてよかったです」と、うれしそうでした。寿人も嘉人も、かつてセレッソにいた選手。シンジも同じピッチに立っていて、それをモリシがスタンドから目を細めて見ている・・・しみじみとした思いがしました。

 昨日は、これまたセレッソに在籍していた名波選手が引退を発表。きわめて短い期間ではあったけれど、彼がセレッソで見せたきらめきは永遠だし、モリシとの対談での掛け合いも忘れられない。モリシと時をほぼ同じくして引退だなんて、なんか出来すぎな感じ。名波選手の引退に際して、モリシがコメントをしていますので、ここでもご紹介を。「高校時代、Jリーグ、日本代表といろいろなところで一緒にプレーしてきた同級生なので、とても残念でならないです。間違いなく、日本のサッカー界を今まで引っ張ってくれたレフティーなので、自分自身ももっともっとプレーを見たい気持ちでいっぱいです。体がボロボロになるまで頑張っていたのを知ってるだけに本当にゆっくり体を休めて欲しいです。自分が言うのもなんだけど、本当にお疲れさまでした! またお互い違う形で頑張っていきましょう!」。モリシらしい、やさしさがあふれるコメントにまたもやしみじみ。

 今年の秋はこんな感じで過ぎていきそうです。

 

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2008年11月 9日 (日)

モリシと一緒に戦ったシンジ

  恥ずかしながら、試合が終わって記者さんから、「香川くん、もしかしてユニフォームの下にモリシさんのユニフォーム着ています?」と質問されるまで、まったく気がつかなかった。昨日8日のヴァンフォーレ甲府戦で、勝ち越しゴールとなる2得点目を決めたシンジは、ゴールするやゴール裏に走り出していた。自分のユニフォームをまくり、背番号8をアピールしたという。パフォーマンスをしている様子は遠目にも見えたけど、まさかそんなことがあったとは。

 ヒーローインタビューに指名されたシンジを呼びに行って、ピッチサイドに歩いていく途中、背中を見ると「26」の2と6の間に「8」がうっすら透けて見えた。「モリシのユニフォーム、着てるの?」「ハイ」。インタビューが終わり、ひとりでゴール裏に向かったシンジは、「絶対にJ1に行きます」「森島さんのためにもがんばります」とピンクのメガホン(サポーターの方から手渡された)を持って宣言した。

 昨日のシンジには、「あっぱれ」だった。サウジアラビアから戻って中2日。しかもアウェイ。そんな中でのフル出場。そしてゴールはいずれも執念を感じさせ、「自分がこのチームを引っ張っていく」「自分が勝たせる」という気持ちが伝わってくるものだった。選手として新しい次元に入ったのではないか、そうも感じた。

 上位陣が軒並み踏ん張った(仙台は広島と引き分けた)ことで、セレッソか置かれている状況は変わらない、というより試合が少なくなった分可能性はさらに少なくなったともいえる。でも、ゼロではない。昨日のシンジを見ていると、もしかしたら・・・とミラクルを想像してしまったのも事実。残り3試合。選手たちを信じたい。

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2008年11月 8日 (土)

モリシとシンジ

  もう一昨日のことになりますが(書いているうちに3日前になりました)、5日夜、U-19日本代表遠征が行われているサウジアラビアから帰国したシンジ(香川)を迎えに空港に行って来ました。向こうに着いた直後に発熱し、体調を崩していたと聞いていたので、どんな様子で出てくるのか気をもみながら到着口を見ていました。が、思ったよりも元気そうでひと安心。でも、長い移動で疲れがないはずもなく・・・。

  空港での短い囲み会見では、まず第1ラウンド(予選リーグ)のみの参加になったAFC U-19選手権の感想、そして体調についての質問。U-19のことについては、「とにかく決勝トーナメントに進むことができてほっとしている」「3試合目のサウジ戦では久しぶりでボランチとしてプレーし、最初はなれなかったが、次第になれてプレーできた」と話していました。体調については、問題ないとのこと。帰国便ではよく眠れたらしいです。

  そして・・・“留守中”に発表されたモリシの現役引退についても質問がありました。「モリシさんにはまだ現役でプレーしてほしい思いがあります。いっしょにピッチに立つことが夢だったので・・・まだその可能性はあるので、モリシさんのためにも残り試合は頑張らないといけない。モリシさんに恩返ししたいし、モリシさんのために残り4試合を戦いたい」。

  そう語ったシンジの表情が引き締まったのは、「背番号8」についての質問が出たとき。モリシが記者会見で、「背番号8はシンジにつけてもらいたい」と話したことについては、「光栄です。思ってもみませんでした。でも、8番をつけるかどうかというのはこれから考えたい・・・考えたいというのは偉そうですけど。8番というのは自分にとって大きいもの。自分は未熟で、まだ人間性ができていないので」。うれしさと、とまどいが入り混じった複雑な表情でした。

 そんなシンジがきっぱり言い切ったのは、モリシのラストマッチになるだろう、12月6日の話を振られたとき。「最終戦は、モリシさんのために僕らが舞台を作らなければいけない」。モリシとシンジがともにピッチに立つ姿。見たい。絶対に見たい。そのためにも、今日の甲府戦は、いい結果を!

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2008年11月 3日 (月)

最後のタイトル

 天皇杯4回戦は0-1、「最後のタイトルを」は夢と消えた。「正直勝てる相手だった」。何人かの選手が言っていた。同じことを感じた。手も足も出ないということはなかった。が、こういう試合をモノにできないのは、何かが足りないからだろう。言葉にするなら“迫力”とか“執念”というもののような気がする。勝利を信じて最後まで声を出し続けてくれた皆さん、結果が出なくてごめんなさい。

 これで、セレッソにとっての今季は、「4試合だけ」になった。甲府、湘南、草津、愛媛。苦しみ抜いた今季だけれど、この4試合で運命が変えられる可能性がある以上、必勝で! 

   

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2008年11月 1日 (土)

天皇杯を!

  明日は、天皇杯4回戦。リーグ戦の間に行われるとあって、どうモチベーションを上げていくかがポイントだったわけですが、ここに来て雰囲気が変わってきました。モリシの引退によって、彼が手にすることのできる「最後のタイトル」になったからです。

 選手たちもそれは強く感じている様子。「ピッチの上でタイトルを取りたかった」。涙ながらに語ったモリシ。「ならば、何とか国立まで!」。そんな意地と気迫を見せてほしいと思います。

 12月6日の最終戦に出られるように準備をする決意を表明したモリシ。何とか、最後の雄姿を「国立」でも・・・。そのためにもまずは明日、勝とう!!

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モリシ、長居に立つ

  いろいろな思いが頭の中にあって、書きたいことはいっぱいあったはずなのに、モリシの会見のコメントの前には、どんな文章もかすんでしまいそう。今日は、午後から引退記者会見が行われた、というかおこなった。14年前、初めてモリシに会ったとき、まさか自分が引退会見を担当することになるなんて、予想もしなかった。

 会見前のモリシはそうとう緊張している様子。昨日はあまり眠れなかったとも話していた。「うまく話せるか、心配で心配で」「大丈夫、自分の言葉で話せばいいから」。そんな話をしているうちに、始まった会見。冒頭のあいさつの途中から、涙で声が詰まってしまったモリシ。ピッチに戻りたくても戻れないもどかしさ、悔しさ、せつなさ。どんなに苦しかっただろうかと思うと、泣けてきた(司会者なのに)。

 自分の後継者がチームの中に育ってきたこと、背番号8をついでほしい選手がいること、首の痛みについても初めてモリシ自身の口から説明された。セレッソにこだわり、愛し、どうしてもタイトルがほしかったことも胸に迫ってきた。もうひとつ、今日の会見でモリシが言いたかったことがある。「まだリーグ戦は終わっていない。自分ももう一度ピッチに立って戦いたい」ということだった。会見後の写真撮影で久しぶりにピッチレベルに立ち、、「これで12月6日に向けて下見ができた」とうれしそうに言った。もしかしたら、もう一度、長居で「背番号8」を見ることができるかも・・・少しだけうれしくなった。

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