« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月29日 (月)

9月28日

 サンフレッチェ広島に敗れた。2-3。望みをつなぐために、セレッソは絶対に勝たなければいけない試合だったが、勝てなかった。と同時にサンフレッチェの優勝が決まった。喜びの輪が広がり、大きくなっていく様子を横目に見ながらも、不思議にサンフレッチェに対して、うらやましいとか悔しいとかの感情はわいてこなかった。

 が、試合後の会見で相手のペトロヴィッチ監督のコメントを聞いて胸が衝かれる思いがした。「私もこのチームの監督であることを誇りに思う。選手たちを誇りに思う。このような若いチームをトレーニングできることが、私にとってはすごく幸せです」。逆境をともに乗り越えてきたもの同士の固い絆を見た気がした。そして、そのあとのミックスゾーン。いつもは穏やかな表情のヤナギ(柳沢選手)の表情が険しく引きつっていた。「プレーするのは僕ら。自分たちで考えることが大事だ」。無念さのあまり、言葉が口をついて出てくるという様子をそばで見ていると、悔しさがこみ上げてきた。

 多くのファン、サポーターの皆さんがスタジアムを訪れ、セレッソの試合を見にきてくれた。なのに、またしても笑顔で帰っていただくことができなかった。何よりそれが、悲しい。スタジアムで流された「ヒストリービデオ」。かつてはあんなに心を揺さぶられ、感涙する瞬間があったのだ、同じ長居スタジアムで。

 気を引き締めて、明日からリスタートしたいと思います。

 

| | コメント (1)

2008年9月26日 (金)

黒い雲が去ったら

 午前中は雨ふり。というかそんな生易しい降り方ではなく、南津守のプレスルームの屋根に穴があくかと思うほど(大げさ)の嵐だった。ミーティングと紅白戦。レヴィー・クルピ監督の強気なコメント。

 もう負けられない、といい続けてここまで来た。次の相手は、はるか先を行き今季の目標を達成してしまったチーム。今季2回の対戦はいずれも大敗といっていい。厳しいゲームになるだろう。でも、逃げるわけにはいかない。

 夜。とりあえず仕事を終え、事務所の外に出る。空気が入れ替わっていた。夏から秋へ、大好きな季節に変わっていた。夜空が明るく見えた。気分も晴れてきた。

| | コメント (0)

2008年9月24日 (水)

負けたときこそ

 昨日の敗戦・・・ロスタイムの3失点目に絶句した。喜びに沸き返るスタジアムを横目に、バタバタと監督会見、足早にパスに乗り込む選手たちにコメントを聞き、それをHPにセレモバに反映させ、それからそれから・・・。落ち着くと、悔しさ、(いや悔しいという言葉は少し違うかも)がじわじわとこみ上げてきた。

 それにしても、あの試合の残り10分ぐらいからロスタイムにかけての、「福岡」の凄まじさ。何が何でも勝つ、勝たせるという相手からの気迫にチーム全体がのみこまれてしまった、悪夢のような時間だった。あの決勝点は、“みんな”に決められたように感じた。ホームでは絶対に勝たなあかん、また思い知らされた。

 敗戦後、選手がコメントしづらいように、こういう試合のあとで何かを綴るのは難しいもの。でも、「負けたときこそ、最後まで応援してくれた人たちのために話そうね」と言い続けている身だけに、いつも何かを書き残したいと思う。

 ここで踏みとどまり、もう一度前を向くことができるか・・・頑張ります。

 

| | コメント (0)

2008年9月22日 (月)

明日は福岡へ

 山形戦ドローの無念さは完全に消えたわけではなけれど、明日夜はもう次の試合。この時期の中2日はキツいですね、でも残り試合はもう9試合しかない。過ぎたことはひとまずかなぐり捨て、一戦必勝の強い気持ちで臨まなければ。

 なかなか勝てなかった第2クールのことを思うと、コンディション、コンビネーションともに上がっているのは明らか。「でも何かが少しだけ足りない」感がある。山形戦を振り返ってつくづくそう思う。何か?  レヴィー・クルピ監督のコメントを読み返す。「山形には経験のある選手がいて、セレッソの流れになりそうになるとうまく時間を使っていた」ということばに、ヒントがあるような。時間をうまく使う、悪い流れをうまくリセットする、こちらのリズムになったときは思い切った仕掛けをする、そういう駆け引きの点が、足りないのかも。若い選手が多いというのが今のチームの強み。そのチームが、駆け引きという新しい「力」を手に入れることができるか・・・残り試合ではそういう力も試される。

 明日はANAツアーで福岡入りする予定。皆さんと喜びを分かち合えますように。

| | コメント (0)

2008年9月21日 (日)

勝てなかった、負けなかった

「勝点3」が至上命題だった試合、昨日のモンテディオ山形戦は2-2のドローに終わった。シンジのすばらしいゴールが決まったときは、「いける、絶対にいける」と感じたのけれど、そのあと少し消極的になったように見えた。相手FWの能力にしてやられた、といってしまえばそれまでだが、できれば1失点にとどめておきたかった前半だった。

 レヴィー・クルピ監督から、「もう一度フラットにして、やり直せ。前半の初めのようにアグレッシブにいけ」といわれて始まった後半。積極性がもどり、PKも得ることができた。さらに相手が一人少なくなり、優位に立つこともできた。が、一気に勝負を決める勢いまでには至らなかった。

 レヴィー・クルピ監督も試合後に言っていたが、山形は試合運びがうまかった。こちらが「いやだな」と思うことをしてくるし、それがハマる。後半の残り時間、小林監督は「よく我慢した」と選手たちをねぎらっていたが、うまく守られてしまった。試合巧者という言葉が頭に浮かんだ。

 力が入っていただけに、勝てなかったことは悔しいし、差を縮めるチャンスを逸した脱力感はある、というか試合終了直後はあった。が、試合後の選手たちのコメントを聞いて気を取り直した。「まだ取り返せる」というシンジの言葉。「自分たちは負けていない」という江添の言葉。負けていない、のは大きい。4月から5月に9試合負けなしの「快進撃」を続けたときも、決して快勝続きだったわけではなく、どちらに転んでもおかしくない試合をモノにしたことが多かったのだ。困難な道には変わりないが、まだこれからだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月19日 (金)

決戦・・・!

  いろいろな意味で、セレッソの今後を決する試合、明日のモンテディオ山形戦。今週の練習を見る限り、チームはいい緊張感を保って臨めそう。勝てば「2位」の可能性がふくらむ。だから、勝つことだけをイメージして、明日を迎えたい。選手も、私たちも・・・。

 スタジアムでは、新しい試みがいっぱい。どんな景色が見られるのか、どんな音が聞けるのか、楽しみだ。・・・ご来場、お待ち申しあげます。

| | コメント (0)

2008年9月17日 (水)

小走りな日々

 大一番を控えた今週は、小走りの毎日。今日は、南津守の練習から一日がスタート。取材に来てくれた記者さんたちといろいろお話。何気ないトークのなかから、教えられること、勇気づけられることが多い。

 ピッチでの練習は短め。雰囲気はすこぶるいい。シュートの精度も上がっている気がする。肋軟骨を痛めていた平島選手も合流。「完全に痛みが取れたわけではないけれど、プレーできます」と話していた。

 岐阜戦で負傷したアレーの検査結果が判明。「全治6週間」という重いものだった。ブラジルで手術をするため、今日離日するという。「大丈夫? 気をつけてね」と声をかけると、「アリガトウ」と返ってきた。足を引きずるように去っていく姿が痛々しかった。

「セレモバ」の打ち合わせ、取材のお手伝いをしながら「彼」の出てくるのを待つ。今日のインタビューの相手、カイオ選手だ。ガンジー通訳とともにカイオ登場。『マッチデープログラム』用に話を聞いたあと、「川崎麻世バナシ」をする。カッコイイ日本人タレントに似ているといわれて、とても喜んでいた。日本語を勉強したいそうだ。おじいさん、おばあさん、おかあさんが日本人だが、彼自身はまったく日本語が話せないという。でも、あまりにも日本人ぽいので、私はつい日本語で話しかけてしまう。岐阜戦の後のヒーローインタビューのときも日本語で話しかけてしまい、きょとんとされた。

 

| | コメント (2)

2008年9月16日 (火)

市役所を表敬訪問

 今日は市役所表敬訪問でスタート。といっても、私がではなく訪問したのはシンジこと香川選手。北京オリンピックの報告と、平松市長からの「夢・授業」参加のオファーを受諾する、というのが目的だった。

 訪問の模様はセレッソ公式サイトの「ある日のセレッソ」をご覧いただくとわかっていただけるのだが、シンジはどの写真でもなんとなく悲しそうな表情をしている。でも、決して悲しかったのではなく、真面目な顔をするとなんともさびしげな表情になってしまうようなのだ。実際は終始なごやかな訪問で、市長からは、「まず何としてもJ1に上がっていただいて・・・」と励ましの言葉をいただいた。

 今日はチームの練習はオフ。寮に帰るシンジを見送り、事務所に。勝利の翌日は、心なしか社内がいつもよりかなり明るく感じる。

 さて、私は勝手に今月を「セレモバ強化月間」に指定している。セレモバ、つまりセレッソの公式携帯サイトの内容をさらに充実させましょう、というわけ。昨日から、フルの新コーナー「フルショット!」(ゴルフ好きのフルに引っかけて・・・)が始まった。さらに、明日からは「Wカガワ対談」、そして満を持してスタートするはハネこと羽田選手のコーナー、そして復活を望む声にお応えして、キャプテン前田選手渾身の新連載も登場。スタジアムDJ西川さんの対談はさらにおもしろくなっている・・・。ぜひぜひ、ご覧くださいませ。

 

| | コメント (0)

2008年9月15日 (月)

うれしいの2乗

  6-0、FC岐阜にアウェイで大勝。選手たちの多くが「キャンプの成果」を口にしていた。もう後がない危機感から、選手同士が胸襟を開いて話し合い、もやもやを解消して迎えた今日の試合だった。入りは決していいとはいえず、相手に助けられた感はあった。が、決めるべき人が決めたのは大きい。特にカイオ。ここまでチャンスに決められなかったブラジル人がついに爆発した。

 この試合のポイントはハーフタイムにあったように思う。ロッカールームから聞こえる監督の大きな声。2-0とリードしながら、さらに、もっとを要求するコメント。それが、ここ数試合続いてた「尻すぼみ現象」を吹き飛ばした格好だ。大量得点での勝利で、順位はじわっと上がった。次の相手は手ごわい。でも、勝点差を縮める大きなチャンスだ。

 FC岐阜戦の試合が終わり、カイオのヒーローインタビューを見届け、監督会見までの数分間にメールをチェックした。高円宮杯を戦うU-18の現場から、「自力で予選突破決める」の報が届いていた。副島監督のメールに、うれしい気持ちがさらに高まった。2連敗からのどんでん返し、決勝トーナメント進出だ。

 うれしい1日だった。明日から、気分よく20日の準備に集中できる。

| | コメント (2)

2008年9月14日 (日)

みんなで作る、今から始まる

 昨日は、アンセムの収録、「サポーター意見交換会」とほぼ終日続いたイベントデー。参加くださった皆さん、お疲れ様でした。

 以前、このブログで「アンセムを聞いて感動した」と書いた。最初の感動を基準にすると、昨日のスタジオ収録で10倍ぐらいになり、さらに夜の区民ホールでの大合唱で100倍になった。実際にスタジアムで聞いたなら・・・感動で倒れてしまうかもしれない・・ほどのすばらしいものだった。百聞は一見にしかず。ここでいくつの言葉を並べたてるより、ぜひ皆さんに一度聞いてほしい、そう思う。

 出来上がったアンセムはすばらしいものになるはずだ。でも、それよりもっとすばらしいのはプロセスだった。本間勇輔さんというサッカーに精通し、そして深い愛情を持っているプロフェッショナルな音楽家が、セレッソのために仕事してくれることが決まった。そのはじめての活動(=アンセム)をサポーターとともに成せたのだ。

 思い返せば、今までセレッソのサポーターが、セレッソのサポーターであったことで幸福を感じたことが、何度あっただろうか。史上、グッドゲームはいくつもあったし、すばらしいプレー、すばらしい選手たちに心を動かされたり、喜んだことはあった。でも、「セレッソを応援していて、本当によかった」と心底思えることは、今から起こるのではないか。そんな予感が湧いてくる。

 もちろん、それは勝手に起こるのではなく、自分たちの手で「起こす」ものであり、これから「作る」ものだ。やるべきことはあまりにも多い。でも、きっとよくなる。みんなの力で幸福になれる。

| | コメント (0)

2008年9月10日 (水)

風が心地いいキャンプイン

 今日から和歌山紀三井寺のキャンプ。見事な秋晴れで、海からの風が気持ちいいなかでのスタートになった。試合と試合のはざまということで、初日から練習試合が行われた。結果は、14-1の圧勝。内容にも見どころが多くあった気がする。

 30分のゲームを4回。1本目と2本目がほぼ同じメンバー(公式HP参照)。3本目と4本目も同様。つまり選手ほぼ全員が、おのおの60分間プレーした計算だ。1本目はやや不完全燃焼という感じか。チャンスを作りながら、シュートがなかなか決まらない・・・公式戦でも見られたシーンが何度かあった。いくつか決定機のあった香川、カイオのゴールがなかったのが残念。古橋のキック、乾のキレは相変わらず、頼もしい。2本目に入ってその乾が爆発(2ゴール、1本目と合わせてハットトリック)、フルのCKからも得点(江添)が生まれた。

 3本目は、先日のサテライト・ガンバ大阪戦(最近この引用が多い)を彷彿させる迫力だった。青山と藤本のダブルボランチ、羽田のカバーリング、沸いて出てくるサポート・・・と見どころ多し。4本目を含め、リハビリが続いていた中山らキャンプに参加した選手が全員出場しての練習試合。戦力の厚さ、能力の高さをあらためて感じた。最後の最後で、これが効いてくるのでは・・・と信じている。

 驚いたのは、1本目と2本目のメンバーが、クールダウンのストレッチ後、延々とミーティングを続けたこと。試合中に感じたこと、いいたいことを言い合ったというあくまで「自主的な」ミーティング。50分間にも及んだ話し合い後の選手たちの表情が実に明るくにこやかだったことが印象的だった。

 がんばっているのは選手だけではない。練習場から宿舎まで40分かけて歩いて帰る! と張り切っていたのはレヴィー・クルピ監督だ。「そんなに大した距離じゃないから」と誘われたが、丁重にお断りした(スミマセン)。キャンプには明日まで帯同予定。チームも、クラブも“動いて”いる、そんな感じが強いここ数日。あわただしくも楽しい日々である。

| | コメント (0)

2008年9月 8日 (月)

お宝に感動・・・!

 ちょっと遅ればせ、ではあるものの、8月17日の水戸ホーリーホック戦時に開催された、「J'sGoal」の「サポーターズトレジャーハンター・セレッソ大阪編」。編集部の方の話によると、集まったお宝はこれまでの最高記録だとか・・・セレッソサポーターの愛の深さがしみじみ伝わってきた。

 掲載されたすべてのお宝を見せてもらった。「わー、懐かしい、知ってる知ってる」というものがほとんどのなか、「こんなものがあったんだー」というものもちらほらある。うれしかったのは、オフィシャルマガジン『12th』の創刊号(当時はサポーターズマガジンといった)や、10年以上前のマッチデープログラムを大事に取っておいてくださった方が多かったこと。クラブ公式発行物は、クラブの文化の証であり、そのまま歴史になる・・・と信じている。「ずっと長く大切に手元に置いておきたい・・・」と思われるような、質の高いものを作っていかなければ、とあらためて肝に銘じた。

 それにしても、セレッソとしての初の公式戦である'94年のペニャロール戦(@神戸球技場)のフラッグや、JFL初戦時に配布したステッカーなどがキレイに保管されていることに驚いた。Jリーグに向けて、誰もが気持ちをひとつにして“戦った”当時のすべてが、今のモチベーションにつながっていると思う。お宝の数々は、鮮やかにそれを思い出させてくれた。

|

2008年9月 5日 (金)

アンセム

 ついに・・・セレッソ大阪の新しいアンセムが登場する!  セレッソだけの、セレッソのアンセム。作曲は、本間勇輔さん!   

 初めてこの曲を聴いたとき。目を閉じて、長居スタジアムにこれが流れることを想像しただけで、涙が出そうになって困った。胸に響く、勇気が沸いてくる、この曲があるだけで、怖いものなどなくなり、自分たちは絶対に負けない、という気持ちにさせられる。音楽は不思議だ。そして圧倒的に強い――そう思わされる。

 といっても、このアンセムはまだ“完成”ではなく、サポーターの皆さんの声が入って初めて、出来上がる。レコーディングは9月13日。どんな仕上がりになるか、楽しみで仕方がない。セレッソは、このアンセムとともに新しい一歩を踏み出すはず、と私は信じている。

|

2008年9月 4日 (木)

競争が「目標達成」のカギになる

 どうしても、書きたかった先日の試合。8月31日に行われた、サテライトリーグのガンバ大阪戦のことから。日曜日開催、そして'06年以来の「大阪ダービーマッチ」。いろいろな感情が織り込まれたこの対戦は、たとえサテライトであっても、楽しみで胸が躍るものだ。南津守グラウンドのスタンドは大入り満員だった。

 キックオフ直後から両者とも気迫あるプレーの応酬。J1とJ2、違うリーグに属するとはいえ、ライバル同士らしい好ゲームなのがうれしかった。先制はガンバ。スルーパスに反応した播戸の速く鋭い飛び出しはまさにあっという間。バックラインを破られた。ここからセレッソがひるむことなく反撃を見せた。藤本と青山のボランチコンビがハードなチェックで相手を自由にさせなかったことが、次第に形勢を有利にしていく。同点ゴールは鮮やかな左サイドの崩しから。香川から左サイドバックのジウトンへ、ジウトンが折り返し、柿谷がスルー、ノーマークで飛び込んだ香川がシュート。「直前に曜一朗が後ろを見たので、(スルーがあると)わかっていた」。香川によればイメージどおりだったという。

 後半の勝ち越しゴールはこの香川が得たPKを柿谷が決めたもの。そのあと主導権を握ったセレッソは、柿谷のスルーパスから白谷がGKとの1対1をきっちり決め、3-1で勝利した。すべての選手が輝いて見え、気迫を感じさせたこの試合。試合後に、小菊コーチ(主にサテライトを指導、この試合も指揮)に話を聞いた。

「夏休み最後の日の試合で、大阪ダービー。楽しみにしてくれているサポーターの皆さんにいい試合を見せよう」と、試合前に話したという。そして、「ガンバ戦のあと、オフをはさんでリーグはラストスパートに入る。このサテライトの試合に出場する選手たちがいいパフォーマンスを発揮しなければ、チーム内の競争は成り立たない。その意味でもガンバは最高の相手。サポーターの皆さんに喜んでもらうと同時に、アピールする気持ちを見せよう」とも。

 この小菊コーチの言葉は、前日に行われた徳島ヴォルティスに向けたレヴィー・クルピ監督のコメントに符合する。すなわち「もしこの試合で内容が伴わなければ、チームは大きく変わるだろう。徳島戦は今のメンバーにとってラストチャンスだ」という言葉。実際にメンバーを変えるか否かについては明言をしなかった監督だったが、ガンバ戦を目の当たりにして、どんな印象を持ったのか、興味深い。

 サテライトリーグに出場した選手たちは、監督、コーチの言葉に奮起した。もちろん「ダービー」という環境が拍車をかけたのは間違いない。「ガンバが相手で、タイトル争いもかかっている。自分の力を試す意味でも自然に気合が入った」という青山の言葉は、すべての選手に共通するものだったはずだ。

 この試合で見せたものを、オフ明け9月5日からのトレーニングに、10日からの和歌山キャンプに、そして15日の再開戦に向けて熟成し、昇華させたいもの。あと11試合しかない、いわば短期決戦。置かれた状況は厳しいが、やってやれないことはない。「ダービー」での迫力と集中力をもってすれば、きっと。

|

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »