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2008年6月30日 (月)

強い気持ちで

 しばらく更新ができませんでした。ごめんなさい。その間、チームは2連敗・・・気がつけば6月の6試合は終了していました。連勝中の勢いはなんだったのか、というくらいに勝てませんでした。

 特にホームの草津戦、そして一昨日の熊本戦。週半ば、平日の夜にも関わらずスタジアムに駆けつけてくださった皆さん、遠く熊本まで足を運んでくださった方々をがっかりさせてしまう結果になりました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 今日、南津守では予定を変更して練習が行なわれました。15時半からはミーティング、そして筋トレ。約45分間のミーティングではレヴィー・クルピ監督が、主に選手のメンタル面に訴えかける話をしました(今日の公式携帯サイト「南津守日記」に書きました)。「みんなで話をして、もう一度自分自身を見つめなおしてほしい」(監督)。プロ選手としてのプライド、「絶対にJ1に上がる」という強い気持ち・・・選手たちが当然持っているものをもう一度奮い立たせてほしいと思います。

 明日から7月。今度の試合、7月6日こそみんなで喜びあえますように・・・。

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2008年6月23日 (月)

優勝! 優勝! 優勝!

  昨日はセレッソの下部組織にとって、記念すべき日になりました。U-12が全日本少年サッカー大会大阪府予選大会で優勝! これはクラブ史上初の快挙になります。U-15はクラブユース関西大会で優勝! 全国大会への出場はすでに決めていましたが、関西でナンバーワンを勝ち取ったわけです。

 さらにU-18。プリンスリーグ関西でV! ライバルであるガンバ大阪ユースを破ってのことだけに、選手、スタッフの喜びもひとしおだったはず・・・。これでU-18は高円宮杯とクラブユース、ともに「全国」へ進出することが決まりました。

 昨年から、「育成クラブ」へと舵をきり、歩みを進めてきたセレッソですが、今回の結果は一朝一夕にもたらされたものではなく、今まで在籍されたコーチ、スタッフ、OBの尽力の賜物でしょう。そして、「ハナサカクラブ」に象徴される、サポート体制ができつつあることも選手たちや現場を後押ししたのではないかと思います。

 まだまだこれから。でも、あるべき姿に近づくための、大きな一歩が6月22日の出来事だったと思います。

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2008年6月22日 (日)

ものすごい雨の中での貴重な勝利

 昨日の福岡はすごい雨。今日話を聞いた羽田も「あんな雨の中で試合をするのは久しぶり」だと話していました。とにかくサッカーというより、プールでボールを蹴りあっているような状態。後半に入っていくらかピッチ状態はましになったようですが、いつもどおり、というわけにはいきませんでした。

「こういう試合で点が入るとしたら、思いがけないミスからか、セットプレーかな」と、思っていたら、果たしてその通りになりました。終了直前、ロスタイム突入の数秒前というタイミングでした。フルのCKにジェルマーノの頭がピタリとあって、劇的な幕切れ。消耗戦を勝利で終えられたのは、大きかったと思います。

「チームを勢いづけられるようなプレーができた」。試合後のミックスゾーンでは、相澤の落ち着いたなかにも自信がにじむコメントが印象的でした。GKにとってはもっとも嫌なコンディションでの試合だったと思いますが、冷静にピンチを防ぎ、勝利を陰で支えました。5月の連戦連勝が嘘のように勝てなくなっていた6月。あの大量の雨が、もやもやを洗い流してくれるといいのですが。

 

 さて、ご報告があります。昨日6月21日付けで、セレッソ大阪の広報担当として働くことになりました。'01年3月以来、約7年ぶりに「復帰」する形です。今までも、セレッソ大阪がよりよくなるように、いいクラブにいいチームになることを願って仕事をしてきたつもりです。これからは、一層その気持ちを鮮明に、ダイレクトに仕事に反映させていきたいと思います。

 このブログをどうするか、ずっと考えてきました。クラブのスタッフという立場で書き続けるのはいいことなのだろうかという迷い、でも素の自分として書ける場所を残しておきたいという思いとがあって、実は今も結論が出ていません。しばらくは、「ボスニア紀行」などを中心に、仕事を通じて感じたこと、日々のできごとなどを綴っていく場にしようかな、というのが現在の心境です。

 ゲームレポートなどは、セレッソ大阪の公式サイトや携帯サイトを中心に執筆していく予定です。ぜひ、そちらをよろしくお願いいたします。今までのご愛読に感謝して。そして、これからもよろしく。

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ボスニア・ヘルツェゴビナ紀行①

先週、6月10日(火)~15日(日)のボスニア・ヘルツェゴビナ訪問についての記録です。今回の旅行を決めたきっかけは、この活動があったからでした。

 活動については、同会のサイトに詳しいですが、今回もセレッソ大阪のサポーターを中心とする有志のみなさんがボスニア・ヘルツェゴビナの子供たちにサッカーボールなどを寄贈するというもの。その活動の様子とともに、内戦終了から10年余を経たボスニア・ヘルツェゴビナを「サッカーを通して」見てみたいという思いが以前からありました。今回の訪問はその願いがかなった形でした。

 今回の訪問メンバーは私を入れて7人。そのうち関空から出発するのは6人。残る1人はヨーロッパ留学中のため現地・サラエボで合流することになっていました。が、いきなりアクシデント発生。関空初の飛行機が2時間半遅れて出発し、乗り継ぎ便に乗れなかったのでした。アレンジされた新しい乗り継ぎ便は、翌11日の午後便。私がサラエボに到着したのは、11日の15時前でした。

 宿泊先に落ち着くまもなく、すぐに第1の訪問先「OAZA」へ。ここは、障害のある子供たちがレクリエーションを行う施設で、トレーニングウェアなどを渡す。ここでは、障害のある子供たちが家に引きこもってしまうことを防ぐため、絵を描いたり、陶芸をしたり、サッカーなどのスポーツなどをしている施設なのだそう。訪問当日に子供たちに会うことはなかったけれど、プレゼントを喜んでもらえたらいいなと思い、施設を後にしました。

 そのあと、'84年のサラエボ冬季五輪のジャンプ台とオリンピックスタジアムを見学。いずれも、内戦で大きなダメージを受けたところだと聞いていました。市の中心部から少し離れたところにあるジャンプ台はさびれた印象を受けましたが、家族で遠足に来たという子供たちが元気に遊んでいました。彼らが持っていたペコペコのボールでボールを蹴りあいました。

 市街に戻って、オリンピックスタジアムへ。サラエボのU-13、U-12の子供たちが練習をしている様子を眺めながら、しばし休憩。チームの人数はそれぞれ10数名。セレッソの下部組織と比べると少ない印象でした。でも、無心に、目を輝かせてボールを追いかけるさまは同じ。女の子もまじって頑張っていました。

 タクシー乗り場まで歩いた帰り道、衝撃的な光景を目にしました。オリンピックスタジアムのサブグラウンドであった場所に作られた墓地です。話には聞いていましたが、墓標の数、そこに刻まれた数字(逝去した年)には身が凍る思いがしました。内戦で亡くなった人たちのものでした。

 旧市街でモスクなどを見学して、サラエボでの1日目、6月11日が終わりました。(つづく)

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2008年6月15日 (日)

びっくりの出場

 今朝、帰国しました。ボスニア・ヘルツェゴビナから。何が驚いたって、私の約1時間前にタイから関空に帰ってきた人が、今日の試合に出ていたこと。厳密に言うと、昨日のW杯3次予選のタイ戦に先発出場していた香川が今日の甲府戦のメンバーに入り、途中出場で45分間プレーしたことにびっくりしたわけです。

「連敗中のチームに渇をいれるためじゃないだろうか」「○○選手への刺激なのでは?」。試合前の記者室ではこんな話をしていました。もっと驚いていたのは、日本代表担当の記者さんたちで、「関空で帰国出迎えの取材で終わりだと思っていたら、長居の試合も見ることになるとは・・・」などと、うれしい(?)悲鳴を上げていました。

 まさかのメンバー入りだったわけですが、レヴィー・クルピ監督は当然戦力として考えていたようで、0-2とリードされた後半の頭から、「香川真司」というカードを切ってきました。それまでの前半はといえば――。前田、阪田に加えて、今日発表された江添までもが負傷し戦線離脱、羽田を最終ラインに下げて山下と組ませたセンターバック、ボランチはアレーを真ん中に、右に青山、左にジェルマーノという3人。羽田が試合後に話していましたが、どうもこのディフェンス陣のバランスが悪い。加えて、前線も不調でボールがおさまらず、よって押上げができず、ルーズボールが拾えない。

 そこに登場したのが香川でした。関空から南津守グラウンドに着いたのが9時ごろ。15分程度ランニングをしたあと、寮に戻ったところでレヴィー・クルピ監督から「準備できるか?」の打診があったそう。こうなることは「ちょっとは予想していた」そうで、「うれしかったし、絶対チームのために貢献したいと思っていた」という香川。ピッチに登場すると、まずオウンゴールが生まれ、直後には小松のボールをうまくとらえたシュートで同点ゴール。そのあともチャンスを演出したり、自らゴールを脅かしたり(ここで決めていれば!)。

 前半の内容を考えると、3-3の引き分けは「よし」なのかもしれないけれど、勝っておきたかった。それにしても、甲府の安間監督のコメントがふるっていました。「香川の出場は予測していたか、対策はあったのか?」の質問に、「昨日の夜は同じJ2リーグの選手ということで、応援していました。朝になって、メンバーに『香川』という名前があると聞いて、ほかにも香川という選手がいるのかと探したら、同じ選手だった。でも、実際に得点するというのは成長しているということ。うちの若手にも刺激を与えていかないといけない」と返答。相手に対策を立てる隙を与えなかった、レヴィー・クルピ監督の「奇策」だったわけです。

 帰国早々、いろいろな意味で興味深い試合を見ることができました。私が行ってきた、ボスニア・ヘルツェゴビナのお話は明日以降ということで・・・。

 

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2008年6月 9日 (月)

駆け足で津守取材

 今日は午後から南津守で取材。練習を見ていると、昨日の試合出場組のリカバリーが早々に終わり、インタビュー開始となりました。

 選手たちの表情、話を聞いた選手のことばからは、気持ちの切り替えが感じられてひと安心です。あさってはもう試合、徳島戦です。練習を見る限りでは、水戸戦に欠場した尾亦も大丈夫のよう。ジェルマーノは出場停止ですが、アレーが戻ってくる。羽田、青山とのトレスボランチ? それとも・・・。

 明日から数日、日本を離れますので更新をお休みします(徳島戦、欠席です。ごめんなさい)。懐かしい人に会って来る予定。また、ご報告します。

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2008年6月 8日 (日)

連勝ストップ

「目ざせ8連勝」の掛け声も高らかに始まった今日の試合でしたが、1-2で敗戦。サッカーの基本、「1対1で相手に負けない」ことの大切さを思い知らされたゲームでした。とにかく水戸のディフェンスはハード。試合開始直後から、ものすごい勢いでプレッシャーをかけるかける。あの暑さですから、「後半に入ったらばてるかも」と思っていたのですが、ついに最後まで途切れないまま。気迫や勢いにおいて、負けていた気がします。

 レヴィー・クルピ監督の目ざしていた「ポゼッションする」ことはほぼ90分間ずっとできていたと思います。いい形でチャンスを作れ、決定機も何度かあった。特に前半のいくつかかチャンスをものにしていれば、苦しいながらも勝点3獲得・・・というパターンだったと思うのですが。

 連勝は途切れましたが、すぐに試合はやってきます。冷静に、よかったところ、わるかったところを見つめなおして、次節に向かっていってほしいです。

 

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2008年6月 7日 (土)

6月シリーズ始まる

 気がつけば5月は6戦全勝、そして現在7連勝中。喜びすぎはよくないけれど、流れはいい感じ。レヴィー・クルピ監督にすれば、3月からの3ヵ月トータルで見て、まずまず計算どおりにきたのではないか・・・と思っていたら、「13連勝で特別ボーナスが出る」との記事を目にしました。

 先日、エゾにインタビューをしたとき、「監督は6月も全勝を狙っている」という言葉を聞きました。いくらなんでもそれは・・・と思って試合日程を見ると、決して突拍子もない目標ではない。「6月も全勝」というのは現実的なハードルかも、と思えてきました。

 どうやらレヴィー・クルピ監督がそんなことを言うのは、後に控える大一番、つまりは強敵、難敵との連戦を見越してのことのよう。7月決戦の前に出来るだけ勝点を稼ぎ、精神的優位と勢いをもって臨もうということらしいです。

 という6月シリーズの初戦が明日。W杯予選など大きな試合が続く今夜ですが、セレッソにとってもっとも大事なのは明日の水戸戦。くれぐれも油断なきように。

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2008年6月 3日 (火)

とてつもなく大きな経験

 昨日のオマーン戦。途中交代でピッチに入っていく香川の背中が、今までより大きく見えました。ただ、プレーはまだ硬かったかな、という印象でした。先日のコートジボーアール戦のときも、「ちょっと緊張したかも」と話していましたから、それ以上にピリピリ感に満ちたW杯予選では、仕方のないことかもしれません。

 百戦錬磨のチームメイトたちと一緒に、想像を絶するプレッシャーの中で戦う予選。今は三次予選ですが、次の最終予選はさらにハードなものになります。19歳にして、それを体験できるなんて、すごいこと。いろいろ見て、感じて吸収してきてほしいものです。本人にはもちろん、セレッソにとっても大きな財産になることは間違いなし。チームは今、みんながひとつになってがんばっているから、大丈夫(なはず)。

 今日は南津守グラウンドで練習取材とインタビュー。気がつけば7連勝。でも緩みを感じないのが今の強さを象徴しています。緊張と充実が入り混じったなかでのトレーニングでした。

 次節、水戸ホーリーホック戦は、アレーが出場停止。前節・愛媛FC戦の後、レヴィー・クルピ監督は、「『青山が入った3ボランチ』か『4-4-2』(つまりアレー抜きの2ボランチ)の2つが考えられる」と話していました。今日現在もその考えは変わらないようで、「今週も2つのフォーメーションで調整する」と言っていました。

 今日の監督の話にも出てきたのが、「青山」の名前。名古屋ではサイドバックに挑戦したこともあったようですが、セレッソではボランチ要員としての移籍。「(ボランチの)戦力としてみてもらっているし、僕のいいところを評価して獲得してもらったと思っています。監督の求めるプレー、期待されることに応えることと、自分のプレー、特長を出していきたいと思います」と、本人。

 アレーに代わって・・・という点については、「アレーとはプレースタイルが違いますね。僕は中盤でつぶして簡単にプレーして、早く展開して攻撃につなげる、というタイプです」とのこと。どういうメンバー、布陣でいくかについては明日以降の練習で見えてくると思いますが、レヴィー・クルピ監督がこの新しい戦力を視野に入れているのは確かなよう。楽しみです。

 さて、コメントでご質問いただいた「愛媛戦でのゆりかごパフォーマンス」。先に読者の方が答えを書いてくださいました。「カレカ選手の奥さんの妊娠が今週(先週ですね)わかったから」が正解。実は、試合後の囲み取材で、フルに「で、あのゆりかごパフォーマンス、誰の子供が生まれたの?」という質問があり、「カレカでしょ、そう聞いたからテレビのインタビューで、僕言っちゃいました」とフル。でも、「生まれた」のではなく「ご懐妊」だったことが発覚。ちょっと気の早いパフォーマンスだったようです。

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2008年6月 1日 (日)

それでも勝てる強さ

「前回と同じような愛媛ではないぞ!」(レヴィー・クルピ監督)。まさにおっしゃるとおり。昨日の愛媛は気持ちがプレーに乗って、アグレッシブに挑んできました。対するセレッソはアクシデント発生。ピッチ上でのアップが始まってすぐのころでした。「メンバー交代」「尾亦が傷めた様子」。そんな声が聞こえてきました。キックオフ直前のメンバー入れ替えは、心理的な動揺を誘うはずでイヤなものです。おまけに香川、柿谷も不在・・・。

 それでも勝てるところが、今のセレッソの強み。前半は相手の勢いに押され、心もとない戦いぶりながら先制点を奪いました。後半に態勢を立て直すと、運も味方につけて(ポスト直撃のシュート、あれが入っていたら・・・)、追加点も奪ってしまう。勝ち続けているときは、こういうものなんだなと思わせる試合でした。こうなったら、リズムのいいときに勝点を稼いでおくに限ります。どこまでもどん欲に。何が起こるかわからないのがリーグ戦ですから。

 昨日の試合後、ミックスゾーンで会った懐かしい顔。懐かしいというにはまだ記憶が新しすぎますが、ダイスケこと多田大介。気迫のこもったいいプレーを見せていました。特に濱田のシュートを止めた場面は、『J'sGoal』のコメントにも書きましたが、会心のセーブだったよう。その冷静さに驚きました。「アウェイなのにアウェイじゃないみたい」というコメントには少し胸がつまりました。最後の最後までセレッソでプレーすることにこだわっていただけに。後半はセレッソのサポーターを背にしてのプレーで、「点が入ったら後ろを向いて喜びそうだった」とも話していました。

 J2ながら、チーム記録タイの7連勝。広島の背中に手が届くまでに近づいてきました。J2のドラマはまだまだ続きます。

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