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2008年5月22日 (木)

うまく終えられた第1クール

 昨夜の福岡戦。もうすでに次節に頭が切り替わりつつあるのが我ながらこわいですが、レポートを少し。

 試合前から「福岡は大変だ」という雰囲気がいっぱい。スタジアムのプレスルームも、地元・大阪の記者と福岡から来られた記者を比べると、大阪勢の数的不利はくっきり、でした。さらに福岡のスターティングフォーメーション。4バックから3バックに変えたばかりで、その継続を明言していたというリトバルスキー監督が、まさかの4バックを敷いてきました。セレッソのほうはおなじみの4-3-3。

 こういう相手に苦戦するのがいつものパターン。しかも前節湘南に対して心身ともにエネルギーを使い果たして戦ったばかり。心配していた「まったり感」があったように思います。というより、福岡のモチベーションが非常に高かったということでしょう。

 それでも先制できたのは、香川の勇気あるプレーがきっかけでした。自信を持って正面から福岡のペナルティエリアへ突き進み、PKを得ました。本人は「シュートを決める自信はあった」そうですが。それでも福岡ペースの流れは変わらず、あっさり同点にされたところは、「やっぱりな」と言いたくなりました。

 このあと、モノを言ったのが、レヴィー・クルピ監督が繰り返し行ってきた2つのシステムの使い分け。3人のボランチのうち、どうしても「あがりたがる」癖のあるブラジル人の後ろで、守備に追われまくっていた羽田が下がり(決して悪かったわけでないと思う)、ボランチを2枚にして中盤の引き締めを図った形。そして、攻撃の枚数は4枚(柿谷、香川、古橋、小松)に増やして。この4人のコンビネーションについては、まだまだ時間が必要な感じでしたが、古橋というキッカーが加わったことが大きかったです。まさに得点に直結。決勝点もフルのキックからでした。

 というわけで、気がつけば5連勝。「内容が」とか「ラッキー」とか言いながら、第1クールは2位で終了、うまくまとめたなぁという印象です。破竹の勢いだとか、やっぱり1枚も2枚も上手だな、とかとんでもない凄みを感じる、というのは今のチームにはまだないです。でも、結果を積み上げる我慢強さ、やり続けてきた積み重ねは確かにある。これは第2クール、さらにその先にもモノをいってくるはずです。

 次節は香川が不在、その次はU-19のサウジアラビア遠征に行くことが決まった曜一朗が不在と、代表チームを抱えるチームならではの悩み(こういう言い方するのはホント久しぶり・・・)とどう折り合いをつけるか、というのが次の課題になりそう。ちょっとうれしいですけど。

 それにしても、さっき発表された、U-19日本代表選出にあたっての曜一朗のコメント。「シンジくん」連発に思わず笑ってしまいました。そういえば、昨日ミックスゾーンで、「今日の試合を振り返っての感想」を聞いたら、いつのまにか「次はシンジくんがいないけど、いなくても勝てるというのを示したい」と、「シンジくん」が登場していたし。負けたくない気持ちはよくわかるし、それがモチベーションにつながるなら大歓迎。少なくとも、昨夜の曜一朗のプレーからは、「何をすれば試合に出られるのか、認められるのか」がしっかりわかっているんだな、というのを感じることができました。シンジくん抜きの岐阜戦は、11番に期待しましょう。

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