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2008年4月20日 (日)

空気の抜けたボール

 レヴィー・クルピ監督はおもしろい人だ。そうあらためて感じた今日の試合・・・試合そのものではなく、記者会見でのコメントのことです。

 開口一番、「今日のゲームはこのボールに似ていますね。なかなか丸くおさまらない」。やや自嘲気味に言った監督。実は、私も気づいていました。会見場のテーブル(マイクなどがおいてある、あれですね)の上に飾られていたボールに十分空気が入っておらず、しぼんだような、ぺこぺこした感じになっていたことに。

「第1クールが終わるまでは、どのチームもこのボールのように空気が満たされておらず、完成度の高いチームはなかなか出てこないと思います。第2クール以降、そこから本当の実力、空気がいっぱいになったボールのようなチームが出てくる、そういうチームが必ず出てくると思います。これはブラジルの表現の一つで、チームがうまくいっているときにはボールが空気で満たされているようなと、逆にチームがうまくいっていないときは空気の抜けたボールという表現をするんです」。

 空気の抜けたボール。まさに今のセレッソはそんな感じです。ポンポンと弾むようなリズムはまだ感じられない。かといって、今日の熊本のようながむしゃらさ、必死さもそれほど感じない。それでも、何とかボールはころがっています、という感じ。

 カレカを外し、小松&デカモリシの2トップ。香川&柿谷の両サイドハーフ。右サイドバックには中山。“花の2006年組”が揃ったピッチは、特に前半立ち上がり、いい感じでボールをつないでいました。が、最後のシュートが入らない、というか枠に飛ばない。後半は白谷も投入して、攻撃のコマの豊富さを披露しましたが、ゴールが遠かったです。ディフェンスラインは踏ん張ったけれど、前からのプレスなど全体の守備はまだこれから・・・そんな中で奪った勝点3は、大きいというべきでしょう。

 レヴィー・クルピ監督は「両手を挙げて喜ぶ勝利ではない」と言っていましたが、第1クールが終わるころには、「空気が満たされたボール」になるのでしょうか。そのためには何か起爆剤が必要な気がします。

 それにしても会見場に空気の抜けたボールなんて置くなよ! とひとり突っ込んでいたのですが、よく考えたらあれがなければ今日の「名言」は聞けなかったわけで・・・。まあ、これも今のセレッソらしくていいか、と思った次第です。

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