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2008年4月29日 (火)

激怒の理由

 レヴィー・クルピ監督の怒りっぷりは、相当なものでした。惨敗といっていい試合でさえ、記者会見が始まるころ(試合後10分~15分後)には、穏やかな表情で会見場に現れるのが常なのに。今日は、後半途中からベンチ前で身振り手振りをまじえ、大声で怒鳴っているのがわかりました。監督の怒りをかきたてたものは何だったのでしょうか。

「チャンスは数多く作り出したし、4得点も取った、内容でも相手より上だった。勝つべくして勝ったといえる。が、後半は不満の残る試合だった。あれだけチャンスを作りながら、44分にやっと1点目が取ることができた。選手の意識が低い。もっと多くの得点につなげないと」というのが、監督会見でのコメントでした。

 前半、先制されたものの(私はどちらかというとこちらの方が気に入らない)、すぐさま同点、逆転、さらに連続して追加点を叩き込み、1-3で終了。そして後半開始からは、相手のプレッシャーがゆるいこともあり、思うままにボールを支配し決定機の山を築いた・・・が、ゴールにならない。「取れるだけ取ってしまえ」。レヴィー・クルピ監督でなくても、そう思っただろうし、もどかしい時間が続きました。

 選手、スタッフに聞いたところでは、試合後のロッカールームでの監督は、「今ままでで一番の怒り方だったのでは」。香川は、「今年一番のキレかたでした。でも、その気持ちはわかります。変な勝ち方をして、このままズルズルいかないようにしないといけない。こういうサッカーをしていてはダメ」。勝者とは思えぬ厳しい表情で語りました。ほかの選手も、笑顔は一切なし。「後半、攻めていたのに1点しか取れなかった。自分を含めて中盤で単純なパスミスが多かった」とは3ボランチの真ん中で奮闘していた羽田のコメントです。

 愛媛とは今季あと2回の対戦を残しています。そこで精神的に圧倒できるためにも、今後の得失点差を考えても、大量得点で勝つ必要はありました。試合内容、相手の出来、セレッソの能力・・・すべてを考え合わせると、4-1というスコアは「ありえない」ことなのでしょう。私もあれほど激高した監督は見たことがありません。今日の出来事が、4日後の次節(徳島戦)にどんな作用をもたらすのか。注目です。

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