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2008年3月14日 (金)

監督へのインタビューから

 開幕が近づいても、実際に開幕してからも、変わらないのがレヴィー・クルピ監督のたたずまい。試合直前や選手の前ではもちろん違うのでしょうが、我々と接するときはあくまでも穏やかで時にはとても朗らか。実際には、カリカリすることもイライラすることも当然あるのでしょうが、さすが場数を踏んでいるなと感じます。

 今週、監督にインタビューをしました。主に前節・水戸戦の振り返り、前節を受けて山形戦をどう戦うのか、について聞きました。結果は2-0、しかも半分以上の時間を10人で戦っての勝利とあって、試合直後は「選手たちの頑張りに感激した」と、感極まった表情を見せていた監督ですが、やはり試合内容については不満そうでした。セレッソらしいサッカーができていないと。しかし、「すぐにはうまくいかないだろうとは思っていた。5試合、10試合はかかるだろうと思っている」と鷹揚に構えている様子。あせっても仕方ない、いずれうまくいくはずだという計算があるように見えました。

 水戸戦については終始渋い表情で語っていた監督の表情がゆるんだのは、白谷の話になったとき。ルーキーを初戦で、しかも数的不利な状況で起用するというリスクを冒したわけですが、「水戸の最終ラインが高いので、その中で裏を取れる動きがうまい白谷を(遠征に)連れていってよかった」。そして「彼はまだ若いし、これからもっといい選手になっていくだろう」とも。そして、「若い選手たちがよく頑張っている。黒木もそうだし、山下、曜一朗、シンジ。彼らはみんな18歳、19歳。しっかり練習をしていって、できる限り試合に出していきたいと思っている」と話していました。

 そういえば、昨シーズンに博多の森で小林伸二さん(山形監督、当時は福岡の強化担当)に会った時、「すごいね、一気に若返ったね」と、驚いていたのを思い出します。チームの若返り、とは口で言うのは簡単でもなかなかエネルギーのいるもの。そのすっかり若返ったチームと、明日対戦するのが小林監督率いる山形。観るほうとすれば、その事実ひとつだけでもモチベーションが上がってこようというものです。

 山形といえば、昨季から堅守で鳴らしていますが、小林監督のもとでさらにその堅さが増している様子。レヴィー・クルピ監督もそのあたりは承知済みで、「相手の守備に対して、うちは傘作戦をとります。守るときはしっかりしぼって(閉じて)、攻めるときは一気に、傘を開くように攻めるつもり。ブラジルでは、そういう状態を『ボールを奪ったらバスに急ブレーキをかけたように攻める』と言います。急ブレーキをかけたら、皆ドーッと前に走っていくでしょう。それぐらい思いきって前へ行け、ということです」と、最後は高らかに笑っていました。明日は「傘作戦」が成功するのかどうか、そのあたりも注目して観たいと思います。

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