« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月31日 (月)

攻撃は難しい?

 昨晩から高知に来ています。この季節の恒例、この大会の取材のためです。結果はオフィシャルユースブログで、ハナサカクラブ会員の皆さんには専用ブログでレポートなどを見ていただけます。大会は明日、あさってと続き、今年は最終日まで取材の予定。U-18についてはまた詳しくレポートします。今日の2試合目は楽しい試合でした。ゴールがたくさん生まれて、ひとつひとつのゴールがすばらしくて。サッカーの醍醐味、おいしいところをたっぷり味わわせてもらいました。満足。心・技・体のすべてがそろっているからこそのプレー内容であり、結果だなと感じます。取り分け攻撃陣の出来は秀逸でした。

 さて・・・今日のU-18と比べるつもりは毛頭ないし、比べること自体ナンセンスなのですが、29日の岐阜戦の振り返りを少しだけ。試合後の選手のコメント、表情からは、「うれしさ」はほとんど伝わってきませんでした。好セーブ連発でチームを救った相澤の「昇格には連勝が絶対必要。流れに乗ってずっと勝ち続けたいです」というコメントが唯一“明るい系”だったといえるぐらい。ほかは得点した酒本にしても、アンゴラ戦から中1日でフル出場した香川にしても、表情は硬く、反省ばかりが聞かれました。

 気になったのは、フルのコメント。「J2では自分たちの良さを消される。もっとボールをうごかしたり、自分がポストに入ったり、裏に入ったりバリエーションを増やしていかないといけない。(なかなか前にパスが出ないが?)自分にいつボールが出てくるか、わからない状態。もっとコミュニケーションをとらなければ。空走りが多くなっている」というもの。開幕から5試合、なかなかかみ合ってこないのが前線のプレー。「流れるようなコンビ」とか、「湧き出るようなサポート」とか、「ドンピシャのタイミング」とかいう表現がほとんど使えないもどかしさ。いつか熟成するときが来るのか、それとも・・・。こと攻撃においては、時間をかけて練れていくというより、個の能力によるものが多いように感じます。今日のU-18を見たあとだけに、余計に。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年3月27日 (木)

もっと見たかったアンゴラ戦

「終わってほしくない」。途中からそんな思いで見つめたアンゴラ戦。流れるようなパスワーク、みんな走る走る、そこへ香川投入で、おもしろさがさらにアップした感じ。 

 楽しい楽しい、至福のひととき。時間にして20分あまり、だったかな。持ち味は出せていたと思うけれど、本人はどう感じただろう。それにしてもこのワクワク感。かつても、同じような思いがした・・・そう、モリシが代表に選ばれ始めたころだ。

「(五輪代表に)選ばれたら奇跡です」なんて本人は言っていたけれど、見たい。あのチームでプレーする香川真司がもっと見たい。そう思った春の夜でした。

 で、土曜日の岐阜戦。23日(仙台戦)のあと、「アンゴラ戦の翌々日、もうJ2の試合があるけれど?」と聞くと、「もちろん、僕は出るつもりです」と言っていた香川。コンディションのこともあるし、最終的には監督判断になるのでしょう。でもやっぱり、長居でも見たい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月23日 (日)

ともあれホーム初勝利

 前半はセレッソの、後半はまったく逆になり相手のペース。ハラハラさせられる時間帯が長かったのですが、勝ちました。

 前半はセレッソらしい、中盤で奪ってサイドにはたき、香川、古橋に渡って・・・という攻撃が数多く見られました。あとは最後の「ズドン!」が見たかったのですが、それは次節のお楽しみということで。

 相手が引いていたせいもあって、きれいに崩してのシュートは少なく、ミドルレンジのものが多くなりましたが、結局それで2得点。特にアレーのミドルはこのところいい感じで飛んでいたので、「やっと来た!」という感じでした。

 ただ、後半に相手のMF梁選手が前に出てくると、苦しくなりました。レベルが高いです。追いつかれ、一気に逆転されてもおかしくない流れでした。ジェルマーノのミドルシュートで何とか勝ち越し、最後は10人になって守りきりました。選手たちの執念、スタンドからの「勝てー」の気持ちが結果に結びついたように思います。

 スタンドにはU-23日本代表の反町監督が視察に来ていたそうで、試合後の囲みでは、香川に対してオリンピックがらみの質問もありました。「反町監督には会っていないです。後半は運動量も落ちたし、90分通して自分のプレーを続けることができなかった、それを見てほしかったんですけど。(明日からの合宿、試合では)しっかり自分のプレーをアピールしてきます。ラストチャンスだと思うし。もっとすごい選手が他にもいて、そのなかでアピールして生き残りたい。呼ばれるだけじゃいやなので。後悔しないようにしたい。レベルは高いけれど、頑張ります」。おごることは決してなく、高いところをしっかり見つめてのコメント。聞いているこちらまで気分がよくなります。

 心配なのは、負傷退場した尾亦。いいプレーを続けていただけに無念の退場だったと思います。ロッカールームからは松葉杖を使って出てきました。右太ももの軽い肉離れではないか、というのが本人の弁。詳しい状態は病院に行ってから、とのことですが、大事に至っていないことを願います。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月22日 (土)

鳥栖の思い出

 鳥栖から帰ってきたかと思うと、もう明日は次の試合。ホームでの仙台戦です。仙台戦の話の前に、鳥栖で感じたことを少しだけ。鳥栖スタジアム改めベストアメニティスタジアムはサッカー専用のすばらしいスタジアムです。キャパシティも程よくて、とにかく観やすい。初めて訪れたのはナビスコカップで鳥栖と対戦した'97年だったと思います。

 鳥栖駅にほぼ隣接するような立地条件はいいのですが、周りに何もなく、荒涼とした雰囲気。スタジアム内部もお世辞にもにぎわっているとは言えませんでした。ピッチサイドでたたずんでいた私に、地元の関係者と思しき男性が「スタジアムはいいんだけど、チームがねー」というようなことを話しかけてきました。そして「大きな声じゃいえないけど、セレッソさんみたいなチームが来てくれたらいいんだけどなあ」。私が大阪から取材に来たということを知ってのお世辞半分だったと思います。が、当時セレッソはJリーグ、鳥栖は確かまだプロ化されたばかりでJリーグへの加盟を果たしていないチーム。心のどこかに優越感はあったと思います。

 あれから10年が経ち、セレッソとサガン鳥栖は同じリーグで戦っています。そして、おとといのスタジアム。鳥栖のカラーであるブルーとピンク、セレッソのそれよりもやや浅い色のチームカラーでスタジアムは彩られていました。スタジアム外もにぎやかです。観客数は7,839人。鳥栖は1節の開幕戦(vs山形)でも7,000人超を動員しています。1昨年には、「史上最高入場者達成」を成し遂げてもいます。10年前とは明らかに違う熱気がスタジアムに満ちていました。ピッチを、選手たちをまぶしげに見つめる観客たちの様子に、胸を打たれる思いがしました。

 バックヤード、私たち記者が通るスタジアム内の通路などでも、あたたかいものを感じることが出来ました。「あの人、知り合いだったっけ?」と思うほどにすれ違うスタッフの皆さんがフレンドリーにあいさつをしてくださったからです。ホスピタリティとはこういうことをいうのだな、と感じ入った次第です。

 試合が終わって、なつかしい顔に会いました。かつてセレッソでプレーしていた、川前力也さんでした。今は、鳥栖のU-15監督をしているんです、と話していました。「鳥栖、変わったね、どんどんよくなっていきそうだね」と言うと、「そうでしょう、楽しみですよ」と返ってきました。10年前に感じた、優越感など吹っ飛ぶ思いがしました。むしろそんなことを感じていた自分が恥ずかしくなるほどでした。私に話しかけてきたあのおじさんは、今なら決してあんなことを言わないでしょう。こんないいチームが地元にあるのだから。

 関わる人の信念と情熱と努力次第で、クラブは如何様にも変わるのです。3月15日のホーム開幕戦、山形にしてやられたチームを見て、「背筋が寒くなるような思いがした」とこのプログに書きました。でも本当の意味で「背筋が寒くなった」のは、本日の入場者数の発表を聞いたときでした。明日は、ホームでの2戦目。負けが先行してしまった、チームにとって正念場といえます。同じように、今季はクラブにとっても正念場になると思います。

 さて。気になる仙台戦について。今日はハーフコートでの試合形式の練習がメイン。それを見る限り、負傷者もなく、メンバーに変動はなさそうです。レヴィー・クルピ監督が特に念入りだったのが、リスタートのプレー。特にCKのポジショニングでは、細かいところまで身振り手振りを加えて指導していました。仙台から1点をもぎ取るのは簡単なことではありません。少ないチャンス、セットプレーを確実にモノにしようということなのでしょう。どんなゲームになるのか・・・明日、スタジアムで!

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年3月21日 (金)

素直にうれしい

 今週の火曜日にインタビューをしたとき、「北京オリンピックは意識しますか?」と質問しました。「まったくしていません」というのが答え。「と、言いつつ、もう8月の予定表に書き込んでたりして」と冗談めかして言うと、「書いてないです!」と、きっぱり否定。「でも、次の試合(アンゴラ戦)に選ばれる可能性があるとか言われてますが・・・」となおも食い下がる私に、「ないですって、入りませんって」と再度強硬に否定。

 と言いながらも、「代表は入りたくても入れない人がいる。そのなかで(2月の)アメリカ遠征メンバーに選ばれてプレーできたことは光栄です。でも、まずセレッソでがんばらないと、選ばれることはないと思っていますから」とも。

 そして今日発表された、U-23日本代表メンバー。あんなにきっぱり「ない!」と言っていたのに、入ってるじゃん、香川真司。リリースを見て、ひとりで思い出し笑いをしてしまいました。素直に、うれしかったです。

 この時期、そしてチームの今の状況を考えると、彼がセレッソを離れるのは「痛い」です。でも、長い目で見て、いや8月の楽しみを考えるとやっぱり選ばれてよかったし、最後もメンバーに入ってほしい。「(五輪メンバーに)入ったら奇跡です」なんて言っていたけれど、わからんよ、絶対に!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月20日 (木)

かみ合わない

「連敗厳禁」。スタジアムに掲げられた横断幕は、当然選手の目に入っていたでしょう。試合前々日に行われた長いミーティングでのレヴィー・クルピ監督の言葉も耳にこだましていたはず。「負けられない」気持ちは伝わってきました。前半から果敢に攻める姿からは「絶対に先手を取る」意気込みが感じられましたし、体を張ってでも止めてやる、という守備の意識も強かったと思います。

 しかし・・・結果が出ないのが今のセレッソ。レフェリーの笛にナーバスになってしまった前半でしたが、チャンスはありました。23分のアレーのミドルシュートはGKがやっとのことではじき出し、41分のフルらしい強烈なシュートは無常にも左ポストを直撃。「絶対に連敗するわけにはいかない」と繰り返し言っていた香川は、立ち上がりから幾度となくボールに絡み、サイドに、中に、動き回ってチャンスを作ろうとしていました。でも入らないんです。両チームともラインを押し上げて、コンパクトな中で攻め合おうとする、いいゲームでした。同じようなサッカーを目指している中で、質の高さを見せたのはやはりセレッソ。でも、点が入らなかった。

「後半の苦しい時間帯に後ろが不安定になった。ぼくらがしっかり耐えるべきでした。後手後手にまわってしまった」と、試合後に羽田。相手FWの素晴らしいシュートがゴールに吸い込まれたあと、柿谷、デカモリシを相次いで投入したにもかかわらず、総攻撃態勢にはなりきらなかった、ゴール前まで運んでもシュートが入らない、逆にカウンターを受けて攻撃の勢いをそがれる・・・微妙なところが合わず、攻守がかみ合わない。もがいているうちに試合が終わってしまった、という感じです。

「次の試合がすぐにあるので、キレないようにしたい」と、尾亦。「早く結果がほしい。そうすれば変わると思う」とは羽田。次戦は強敵・仙台、中2日でのゲームです。変われるきっかけはすぐそこにあるような気がするのですが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月18日 (火)

90分間のロングミーティング

 今日は、練習後にインタビューをするために南津守へ。9時半に練習開始だから、練習が終わるであろう11時までに着くように・・・と向かったのですが、到着したらまだ練習が始まっていない! というか9時半から始まったミーティングがまだ続いていたのでした。結局、11時ごろまで続いたロングロングミーティングのあと、練習開始となりました。

 練習は、ハーフコートでのゲームを45分間ほど、その後フルコートにして同じぐらいの時間、みっちりとゲーム形式で行いました。11人対11人のメンバーは完全に固定。「無理に練習させず、治療に集中させた」(レヴィー・クルピ監督)という前田、羽田両選手の姿はピッチになく、CBには山下、ボランチにはジェルマーノが入り、それ以外は山形戦と同じ顔ぶれ。ただし、監督によると前田も羽田も明日の様子次第でメンバーに入れるか、否か最終決定するとのことでした。

「ずいぶん長いミーティングでしたね」。練習後に監督に聞きました。「どんな話をされたのですか?」「気持ちのところ、ゲームに臨む心構えの部分についてです。勝者のチームとしてのメンタリティを植えつけていきたいと思っているので。開幕戦で見られた気持ちの強さが、山形戦では見られなかった。そこを今は上げていきたいと思っている」。試合後、落胆を隠さなかった監督は、時間をかけて、言葉を尽くして懇々と「気持ちの問題」を選手たちに説いたようです。

 さらにそのあと、インタビューした香川も、山形戦については反省しきりでした。自分自身もチームもふがいなかったこと、期待してくれたサポーターを裏切ってしまったことを、繰り返し言葉にして、悔いていました。昨日19歳になったばかり、表情にはまだまだあどけなさも残るものの、自らの使命を十分にわかっているようでした。

 今週は、鳥栖と仙台という難敵相手の2連戦。「あのような試合を2度とするな」。ミーティングで監督が言ったそうです。苦い思いをステップにしてほしいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月15日 (土)

ピッチの桜は咲かずじまい

 試合前。スクール生たちの“卒業イベント”では、ゴール裏のサポーターの皆さんの温かいご協力で、いい感じの記念写真が撮れたり(ご協力ありがとうございました! 『J'sGOAL』に掲載してもらいました)、スタジアム正面入口に飾られたスタジアム場長の心づくしである桜の花に心が和んだり(うっとりするほどきれいでした)と、ほっこりした気分でキックオフを迎えたのですが・・・。

 試合が始まってまもなく、背筋が寒くなるような思いがしたのでした。試合前から、古橋が「(小林監督に)自分の特徴は知られていますから、それに勝てるかどうか、ですね」と話していましたし、それは承知の上だったはず。が、予想以上に相手はセレッソを研究し、完璧な対策を立てていたようです。バックの弱点をついた攻撃、香川に対する徹底したプレッシャー、などなど、そのほんど全てが(山形側にすれば)的中し、セレッソは完全にしてやられた、のでした。

 でも、いくら相手に研究されても、チームとしてやることが徹底されていれば、自信を持ってなすべきことをまっとうしていれば、勝ち負けの結果は覆らなくても、もう少しいい内容の試合が見られたはず。なぜかバタバタ、ミスがミスを呼び、自ら悪循環に陥っている気がしました。「こんなゲームになるとは、こんなサッカーしかできないとは、がっかりした」とはレヴィー・クルピ監督の弁ですが、「それはこっちが言いたいよ」と突っ込みたくなるほどの出来でした。

 今日が今季初観戦という人も多かったと思います。春めいた陽気に誘われて、セレッソ大阪のサッカーを楽しみに来られたと思います。そんな期待をあっさりと裏切ってしまったセレッソの、巻き返しを期待したいと思います。「もう一度立て直さなければならない」と、監督。是が非でもお願いします。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

監督へのインタビューから

 開幕が近づいても、実際に開幕してからも、変わらないのがレヴィー・クルピ監督のたたずまい。試合直前や選手の前ではもちろん違うのでしょうが、我々と接するときはあくまでも穏やかで時にはとても朗らか。実際には、カリカリすることもイライラすることも当然あるのでしょうが、さすが場数を踏んでいるなと感じます。

 今週、監督にインタビューをしました。主に前節・水戸戦の振り返り、前節を受けて山形戦をどう戦うのか、について聞きました。結果は2-0、しかも半分以上の時間を10人で戦っての勝利とあって、試合直後は「選手たちの頑張りに感激した」と、感極まった表情を見せていた監督ですが、やはり試合内容については不満そうでした。セレッソらしいサッカーができていないと。しかし、「すぐにはうまくいかないだろうとは思っていた。5試合、10試合はかかるだろうと思っている」と鷹揚に構えている様子。あせっても仕方ない、いずれうまくいくはずだという計算があるように見えました。

 水戸戦については終始渋い表情で語っていた監督の表情がゆるんだのは、白谷の話になったとき。ルーキーを初戦で、しかも数的不利な状況で起用するというリスクを冒したわけですが、「水戸の最終ラインが高いので、その中で裏を取れる動きがうまい白谷を(遠征に)連れていってよかった」。そして「彼はまだ若いし、これからもっといい選手になっていくだろう」とも。そして、「若い選手たちがよく頑張っている。黒木もそうだし、山下、曜一朗、シンジ。彼らはみんな18歳、19歳。しっかり練習をしていって、できる限り試合に出していきたいと思っている」と話していました。

 そういえば、昨シーズンに博多の森で小林伸二さん(山形監督、当時は福岡の強化担当)に会った時、「すごいね、一気に若返ったね」と、驚いていたのを思い出します。チームの若返り、とは口で言うのは簡単でもなかなかエネルギーのいるもの。そのすっかり若返ったチームと、明日対戦するのが小林監督率いる山形。観るほうとすれば、その事実ひとつだけでもモチベーションが上がってこようというものです。

 山形といえば、昨季から堅守で鳴らしていますが、小林監督のもとでさらにその堅さが増している様子。レヴィー・クルピ監督もそのあたりは承知済みで、「相手の守備に対して、うちは傘作戦をとります。守るときはしっかりしぼって(閉じて)、攻めるときは一気に、傘を開くように攻めるつもり。ブラジルでは、そういう状態を『ボールを奪ったらバスに急ブレーキをかけたように攻める』と言います。急ブレーキをかけたら、皆ドーッと前に走っていくでしょう。それぐらい思いきって前へ行け、ということです」と、最後は高らかに笑っていました。明日は「傘作戦」が成功するのかどうか、そのあたりも注目して観たいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月13日 (木)

春です

 暖かくなりました。鼻がむずむずする以外は、春はいいですねー。さて、週末はいよいよホーム開幕戦です。始動が遅く、なかなか雰囲気が盛り上がってこなかったのですが、ここにきて、ワクワク感が増してきました。イベントも盛りだくさん(多すぎて忘れそう)だし、新しいこともバンバン発表されてにぎやか。そして・・・今日の練習では復帰したフルの姿も見ることができました。

 今日の練習は午前11時から。ハーフコートでのゲーム形式練習では、みっちりとFKの攻守を確認していました。監督からは、怖いほどの大声で指示が出ていました。接戦ではセットプレーからの得点、失点が鍵になる、そう読んでのことなのでしょう。よく「ぶっちぎりでJ2優勝」なんて掛け声を聞くのですが、それは結果的に、というもの。1戦1戦はいつも厳しく、勝点をあげるのは難しいものです。前節の水戸戦でも感じましたが、J2のチームはどこもレベルアップしている。レヴィー・クルピ監督も、「水戸は去年に比べて力が上がっていた」と話していました。次の相手、山形も当然そうでしょう。

 前節のメンバーで、何人かケガ(というほどではないにしてもどこかしらを痛めている)をしているということで、最終的には「明日(14日)の様子を見て決める」とレヴィー・クルピ監督は話していました。でも、完全に合流したフルのFW起用、カレカとの2トップが有力のようです。本人も「大丈夫」と言い、監督も「彼が帰ってきて心強い」と話していました。やはり、彼が入ると違うなと感じました。攻撃に躍動感、連動性が出る感じ。香川がキレキレなせいか、見ていて楽しかったです。そうそう、もう1人の絶好調・サケ(酒本)の存在も忘れてはいけません。本人いわく「今年は気持ちが違う」そうなので、土曜日は注目してほしいです。

 ジェルマーノの欠場は痛いですが、今日の練習でボランチに入っていた山下も元気だし、コンディション次第では羽田もOKとのこと。そう心配することはないかもしれません。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 9日 (日)

この場所でスタートを切った意味

 セレッソ大阪 2-0 水戸ホーリーホック 得点者 香川真司(42分、85分)

 開幕戦はやはり難しい。それを2-0で勝利することができたのだから、とにかくよかった。最上のとは言えなくても、いいスタートがきれました。

 会場の笠松運動公園は、2007年の「終戦の地」。「去年は悔しい思い出しかない。この地で勝ってスタートできてよかった」。試合後、香川が語った言葉に深くうなずいてしまいました。今日の試合のそこここに、昨シーズンの経験が生かされていた気がします。J2は本当に甘くない。J1に昇格する資格を得ることは生半可ではできないものだ。そう実感した初戦でした。

 メンバーは予想通りの顔ぶれによる4-4-2。5日の練習試合で右太ももを痛めていたカレカもスタートからピッチに立ちました。試合開始直後からセレッソがボールを支配。しかし、数多くのセットプレーを得ながら、ゴールに迫ることができませんでした。そうしているうちにやがて相手ペースに。30分過ぎからは立て続けにピンチを迎えてバタバタする時間帯が続きました。そんな中で初めてといっていい、きれいな攻撃が決まっての先制ゴール。チームの今季初得点は香川によるものでした。

 しかし、44分にはジェルマーノが2度目の警告を受けて退場。先日の練習試合でもそうだったのですが、今日も“らしからぬ”プレーが目立ったジェルマーノ。とにかくこれで10人に・・・が、これで戦い方が明確になったようです。「1人少なくなって、みんなが同じ意識で守りきれた」とは左サイドバック・尾亦の弁。レヴィー・クルピ監督も会見で話していたように、意思統一されたなかで粘り強く戦っているのが伝わってきました。

 泥臭くても、徹底して守りきることに徹した後半の45分間。そのなかで生まれた追加点は、技ありのものでした。テクニックにおいても、動きの質においても頭ひとつ抜け出て見えた今日の香川。「今年の目標は2ケタ得点」だったそうですが、早くも2割を達成したことになります。

 水戸はよく鍛えられていました。他チームも然りだと思います。「昇格候補」の筆頭に挙げられているといわれるセレッソですが、決して油断はできません。勝ったとはいえ、課題は多くあったと思います。去年以上に厳しいリーグになるのは間違いない。そう感じた初戦でした。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008年3月 8日 (土)

にぎにぎしく今年も開幕

 J1、J2が今日にぎやかに開幕! 横浜FM-浦和戦の大観衆を見ても、いよいよ始まったのだ、と実感。気持ちが盛り上がってきました。Jリーグが「イレブンミリオン」を掲げて、今年が2シーズン目。どこのクラブも熱を入れ、工夫を凝らして新しいシーズンに臨んでいるのが伝わってきます。セレッソだって、負けてはいられない(この「イレブンミリオン」についてはこれからも思うところを書いていきたいと思います)。「昨年の積み重ねにプラスアルファとレベルアップを」(レヴィー・クルピ監督)というのが今年のチーム。一方、クラブはひとつの転換期を迎えています。トップが代わったことで、新たな「大阪サッカークラブ株式会社」になる可能性も出てきました。

 さて、明日です。キャンプ中から別メニューだったフル、デカモリシに加え、ここに来てカレカも負傷とか。明日のメンバーは流動的ですが、「災い転じて福」となることを願っています。ただ、聞くところによると水戸はケガ人なしのベストコンディション、チームの仕上がりも上々とのこと。昨年の11月、完敗を喫したことは記憶に新しいだけに、心して臨んでもらいたいです。長ーいJ2の戦いが始まります。クラブに関わるすべての人がそれを信じないと絶対にかなわないのが「昇格」だと私は思っています。さあ、始まります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年3月 5日 (水)

開幕直前、最後の練習試合

 開幕前の最後のトレーニングマッチ、大阪体育大学戦が行われました。結果は、オフィシャルに出ている通り、45分、20分、45分の変則3本のトータルで結果は3-0。さて、中身は・・・。

 1本目と2本目が開幕スタメンを思わせるメンバー。フォーメーションはこれまでの練習試合で試した2つのうち、4-4-2を採用。GK相澤、4バックが柳沢、前田、羽田、尾亦。ボランチにアレーとジェルマーノ、左右のサイドアタックに香川、濱田、カレカと小松の2トップという布陣でした。相手の寄せが早く、チェックが厳しかったせいか、ボールを持たせてもらえなかった立ち上がり。その後も中盤でボールを失うことが多く、なかなか押し上げることができない。CKの流れからアレーがこぼれ球を押し込んだのが1本目唯一の得点でした。

 2本目は、濱田に代えて右MFに酒本、小松に代えてFWに白谷。20分間と短い中で、チャンスはいくつか見ることができました。得点になってもおかしくない超決定機はいずれも白谷によるもの。3本目にもいい形でゴール前に飛び込むことが多かったこのルーキーが今日の一番の収穫だった気がします。

 ラスト1本はメンバーを完全に入れ替えてのもの。GK山本、DFは中山、阪田、江添、丹羽、ボランチは3枚で山下、藤本、黒木。前線は酒本、白谷、柿谷の3トップ。相手も選手が入れ代わり、まったく違うチーム同士の対戦になったこともあり、セレッソがおしまくる形に変貌(つまり1本目は互角に近い状態だったということ)。相手のプレッシャーも激しさもさほどではなかったことは確かですが、3本目の選手たちの「前へ」の意識の強さを感じました。ボランチの選手が前の選手を追い越してゴールに迫るというシーンを何度か見ることができました。

 注目の白谷は3本目の開始直後にゴールを決めています。スルーパスに反応し、相手の裏に飛び出し、GKを冷静にかわしてのシュート。酒本と柿谷が横でうまく動くことで、彼(白谷)の入り込むスペースが生まれ、いいプレーを引き出しているように見えました。

 うーん・・・とうなってしまいそうな今日の試合。いいところもあり、そうでないところもあり。開幕前というのはこういう感じなのかもしれません。気になるのが9日のメンバーです。 1本目のメンバーで決まり! かと思っていましたが、どうなるのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 1日 (土)

「J2」の皆様たちと

 昨夜はキックオフカンファレンス終了後、J2を取材するフリーランスライターの皆様(『J'sGoal』を担当している方々」)との開幕直前親睦会(?)に参加してきました。各チームの仕上がり具合など、ライバル心メラメラで・・・ということはまったくなく、終始和やかに情報交換をしてきました。もちろん、草津担当の方にはカレカ、湘南担当の方からは尾亦と、両選手についてばっちり聞き込んできました(笑)。

 不思議なことに、J2担当さんたちはみんなとても仲がいいのです。J1の人たち同士が仲が悪いというのでは決してないのですが、J2は仲間意識が強いというか、「ともにがんばろう」という雰囲気があって。何で何だろうな、と話していたのですが、ある人が、「J1はある意味どこかが落ちる争いじゃないですか、でもJ2はどこかが昇格するという争いだからかも」と。確かにそうかもしれません。親睦会での話題はもちろん「どこが昇格するか」。もちろん私は、宣言しましたけれど(控え目に)。

 そして、今日はゼロックススーパーカップを観てきました。ともにJ2で戦うことになった広島をじっくり観察するつもりで。感想はひと言・・・なんか今年のJリーグもいろいろありそうですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »