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2008年2月29日 (金)

開幕1週間前

 今日は東京に来ています。この時期の恒例、Jリーグのキックオフカンファレンスに出席するためです。プレスなどを対象にJリーグの開幕を大々的にお披露目するためのもので、33クラブの全監督、選手(各チーム1人)が参加。セレッソからはレヴィー・クルピ監督と前田キャプテンがショー形式の第1部の舞台に上がりました。

 第2部は会場を移して、各チームごとのブースに監督、選手、クラブスタッフ(セレッソからは藤田社長も参加していました)が待機して、プレスの取材を受けるというスタイル。私たち記者は、取材したいチームのブースに行って、自由に話を聞ける、というわけです。

 レヴィー・クルピ監督に話を聞くと、「いい準備をしているので開幕するのが楽しみだ」というような意味の言葉が返ってきました。「かなり自信があるようですね」と返すと、「でも、間違いなく去年より難しいだろうなと思います。というのも実力あるチームがJ1から落ちてきているわけですから。1試合1試合が去年と変わってくると思います」。そして、「もう高知には来ないのですか?」と逆質問されました。そして、「明日(の試合)はフォーメーションを変えるつもりだ」とこっそり(?)教えてくれました。そんなこと言われたら見たくなりますよね!さて、明日はどんな試合になるのでしょうか。

 続いて、前田キャプテンにも話を聞きました。「カマタマーレ戦は負けたみたいだけど・・・」といきなり直球質問をしたところ、「うーん、確かに結果は出ませんでした。でも今は2つのフォーメーションに取り組んでいて、決して悪い方向に進んでいっているとは思わないんです。選手の力はあると思っているので、開幕までしっかり準備すれば・・・」とのこと。

 レヴィー・クルピ監督の言葉と、前田キャプテンの言葉からわかるのは、やはり去年とは違うチャレンジをしているということ。2つのフォーメーションに取り組んでいるというのは、レベルの高い相手に対する場合などに備えて、オプションを増やしておきたい、柔軟性を高めておきたいということなのでしょう。メディアでは「優勝候補」として名前の上げられることが多いセレッソですが(今日の取材会場でもそんな声が聞こえてきました)、監督、選手たちは地に足をつけた調整をしているようです。

 長かったキャンプも明日で終わり。Jリーグのカンファレンスも行なわれて、いよいよ開幕! です。あまりの情報の少なさにつくづく寂しさを感じたプレシーズンだっただけに、シーズンに入ったら思い切り楽しみたいものです。

 カンファレンスでは懐かしい顔にたくさん出会いました。監督では、都並さん、小林さんたち。選手では山田卓也選手、布部選手、下村東美選手。みんなチームの中心になって頑張っているようで、うれしくなります。あと、セレッソのスクールコーチだった小林功基さんは千葉のクゼ監督の通訳に。みんな、いろいろ変化していくのだな、としみじみ・・・。明日はゼロックスSCで、相手チーム(広島)をリサーチしてくる予定です。

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2008年2月24日 (日)

今季初戦の手ごたえ

 高知から戻りました。FC東京とのプレシーズンマッチは0-0。後半のいい流れの時に点が取れていれば・・・と思わないでもないですが、今季初めての実戦ということを思えば、内容は悪くなかったと思いました。レヴィー・クルピ監督が再三言っているように、「今年は去年作ったベースにプラスアルファすること」であるから当然かもしれませんが、スムーズに入れているなと感じました。

 前田キャプテンのコメントで「去年より質が高くなっている」というものがありましたが、確かにビルドアップの点では今まで積み上げてきたものの成果、蓄積を感じました。相手が今年まったく新しいものにトライしている最中である、というもそれを際立たせたのかもしれませんが。

 でも、やはり新加入選手、とりわけカレカを1トップに配したときの攻撃、というのはこれから熟成していくべきもの、という感じです。今日は4-3-2-1というフォーメーションでスタートしたレヴィー・クルピ監督ですが、これが今年のベースになるのでしょうか・・・それとも去年同様の4-4-2でいくのでしょうか? 気になるところです。

 驚いたのは、ハーフタイムの6人一気交代でした。思いっきりテストマッチと割り切ってしまっているところがレヴィー・クルピ監督らしいなと。ボランチから前を全員代えるという驚きの采配でしたが、フォーメーションも慣れた4-4-2にしたせいか、攻撃のリズムが格段によくなりました。実は、試合前日(23日)のミニゲームでも、今日の後半に入ったメンバーがいた控え組のほうが積極的に攻めていて、シュート数も断然多かったのです。特に白谷のペナルティエリアに入っていく動きは、見ていてわくわくさせられました。リーグでのデビューも早々にあるかもしれません。酒本、濱田もうまくリズムを作り出していました。

 初試合にしてはよかった、と書きましたが、開幕2週間前というとらえ方をすれば、どうでしょうか? フォーメーションの点、そして新しい戦力とのコンビネーション、というところではもう少し時間が必要かなという印象でした。明日からは香川、デカモリシも合流するとのことですから、開幕戦にはまた違った顔ぶれになる可能性も・・・。

 思いつくままに脈絡なく感想を綴ってしまいました。『J'sゴール』に掲載してもらったコメント、レポートもぜひお読みいただければ、と思います。

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2008年2月23日 (土)

明日の見どころは?

 陽射しは暖かながら、風が強い今日の高知。練習は朝9時30分から行なわれました。ウォーミングアップのあとは、ハーフコートでの11対11のゲーム。メンバーは、ビブス組が、GK相澤、DF柳沢、前田、江添、尾亦、ボランチが3人でアレー、羽田、ジェルマーノ、2シャドーに古橋と柿谷、カレカが1トップというメンバー。対するビブなし組が、GKは山本、鈴木、丹野のローテーション、DFが中山、阪田、千葉、丹羽、ボランチが山下と藤本、サイドアタックに酒本と濱田、小松と白谷の2トップという形でした。

 動きがよかったのはビブなしのほう。ボールが前線によく入り、シュートも積極的。レヴィー監督から、ビブ組のほうにかなり激しいゲキが飛んでいました。セットプレーのチェックも織り交ぜてのゲームは10時半過ぎには練習終了。あとは壁を置いてのFK。メンバーはフル、ジェルマーノ、尾亦、濱田でした。

 明日はビブ組が先発することが予想されますが、3ボランチという形をどうしても試したいようですね、監督は。去年はあまりいい結果は出なかったフォーメーションですが、監督のなかにイメージされているものがあるのでしょう。明日の試合ではそのあたりが見どころになりそうです。

 練習後に聞いた監督、選手のコメントです。

レヴィー・クルピ監督「明日は初めての対外試合ということで、当然思うようにいかないこともあると思うが、1つ1つ乗り越えて調整していきたい。明日を含め3試合あるので、その中で修正したり、個々の選手の見極めをしていきたい。ポイントは連係のところ、どれだけ一体感のある、コンパクトなサッカーができるか。実際試合をするなかでチームは仕上がってくる」

前田キャプテン「練習をしてきたなかで、不安などもそれぞれに持っていると思うが、あわてずにやっていきたい。J1のチームに対してどれだけ戦えるか、という気持ちを持って臨みたい。失点ゼロに抑えるようにがんばります」

柳沢「今年初めての試合なので、キャンプでやってきたことを出せればと思う。基本的には去年からやってきていることだが、要求も高いものになっているし、紅白戦と対外試合は違ってくる。大事なのは開幕戦だと思うので、出てきた課題などを修正したい。明日は勝つという結果も大事だけれど、チームとしての課題が見つけられればいいと思っている」

柿谷「明日の試合は、自分にとって(U-17日本代表時の)恩師ともいえる城福監督のチームと対戦する。城福さんに教えてもらったことはたくさんあるので、それを生かして頑張っているところや、自分がチームでこれだけやれている、というところを見せたいと思う」

 ほかの選手とは少し違ったモチベーションで臨みそうなのが、曜一朗。U-17代表時代、城福監督の下でやったサッカーがすごく好きだった、と話していました。「でも、今はセレッソでプレーしているので、そのなかで力を出して、相手を倒したい」とも。3年目の今年、気持ちは違う? と聞くと、「今から思うと、1年目、2年目は甘えさせてもらったと思う。もう普通の18歳の選手として考えていかなければならないし、自分に対して厳しくやりたいと思います。3年目はいい年になるように、チームでも代表でも。でも、チームで頑張らないと代表はないと思っているので・・・まずは明日、点を取れるようにがんばります」と話していました。

 明日のプレビューは『J'sゴール』にも掲載してもらうことになっていますので、ぜひご覧ください。お待ちかねの実戦はいよいよ明日。春野でお会いしましょう。

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2008年2月22日 (金)

ひと足早く

 今日、22日に高知に入りました。今季の初キャンプ取材です。それにしても、まったく情報が入ってきませんね、今年のチームがどうなっているのか。これが2年連続J2という現実なのでしょうか。どんな練習をしているのか、果たしてどんな練習をしているのか・・・自分のこの目で見なければ、とやってきたわけです。

 今日の高知は最高気温が15度と春の陽気です。寒い関西と比べると違う国に来たよう。昼間はコート必要なしです。が、張り切って来てみたものの、午後の練習はピッチではなく、体育館での筋トレに変更。それでも取材は可能ということで、4時30分からの練習にいってきました。

 宮崎から間断なく続く長期キャンプ、そろそろいろいろな意味で疲れているのでは・・・と思っていたのですが、予想はいいほうに裏切られました。なんと表現したら伝わるのでしょうか、肉体的には疲労のピークを迎えているはずなのに、プラスのエネルギーというか、気のようなものが選手から出ているのを感じました。気持ちの充実というか、モチベーションの高さがそうさせるているのか、そんな感じ。

 というような話を通訳のガンジー氏にすると、「あ、それ僕も感じているんですよ!」。チームに帯同し、つぶさに様子を見続けている彼の言葉は、私の勘みたいなものよりずっとあてになるはず。選手のあの「気」のようなものを感じることができただけでも、ここまで来た甲斐があったというものです。

 さて、練習を始めた選手の横で、レヴィー監督に話を聞きました。「去年やってきたベースがあるので、大きな変化はないです。去年やってきたサッカーにプラスアルファする、もしくはレベルアップするのが目的です。まだあまり多くの新しいことに着手はしていないが、去年やろうとしてきたことで結果として残っていないものについてやっていこうとしている」というのが、現時点での状況だそう。

 2、3日前からフルコートでのゲーム形式の練習を始めたとのこと。監督は、「いいトレーニングができている」、ほかのスタッフに聞いても、意欲的で熱いプレーが見られているとのこと。ただ、監督は、「実際の試合でやってみてかみ合うかどうか。練習で出来ても試合で出せないことがあるから」とも。やはり明後日のプレシーズンマッチは見逃せません。

 気になるフォーメーションは、去年同様の4-4-2が有力か、と思っていましたが、4-3-2-1という昨年も試した3ボランチのシステムも併用しているとのこと。FC東京戦では、3ボランチシステムの可能性もありそうです。そして注目の新加入選手たちについて・・・監督は「ベースとなる選手でスタートして、途中からオプションも試してみたい」とコメントしていましたが、どうやらニューカマーたちが先発する可能性は高そうです。

 現時点で練習を休まなければならないようなケガ人はゼロ、というのも驚きでした。レヴィー流の調整は上々の滑り出しのようです。オフに手術をしたフルも「足の状態が思いのほかいい。順調ですね」とのこと。宮崎から完全に合流しているし、明後日のゲームももちろん出る、とのこと。どうやらフルを含めた前線の組み合わせは、未知のものとなりそう。楽しみです。

 こんな感じで仕上がりつつある今年のチーム。大阪まで少しは伝わったでしょうか。日曜日に春野へきて、みんなの目で確かめてください。あ、でもこの陽気は明日までらしく、試合当日は冬に逆戻りのような天候らしいです。暖かくして来てください。

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2008年2月 9日 (土)

たくさん詰まった1日

 8日はいろいろなことが詰まった1日。指揮官未到着により、始動したもののイマイチ戦闘モードが高まらなかったセレッソですが、ついにレヴィー・クルピ監督が登場。長い1日のスタートは、9時30分の必勝祈願で始まりました。

 今までと大きく違うのは、その神事を練習グラウンドのピッチ上で行ったこと。津守神社の宮司さんが出張してくださいました。違う、という点ではその様子をサポーターの皆さんも生で見ることができたこと。平日の午前中にもかかわらず、約50人の方々が人工芝のところから、選手たちを見守りました。

 パブニングもなく、必勝祈願は終了。そのまま選手たちはトレーニングをスタート。我らがレヴィー監督は上機嫌でそれを見守っていました。今日もフィジカルトレ中心。時間も短く、午前練は1時間足らずで終了しました。午後練が始まるまでの間は、各種写真撮影など、選手たちのすることはたくさん。

 恒例の絵馬に願い事を書くのもそのひとつ。記者の皆さんが注目していた曜一朗は、期待通り「ヨシトより多く点を取る」。「目標とする存在です。(先日のタイ戦は)ピッチ状態があまりよくないのに、きっちり決めたし、前半から俺が決める――という気持ちでプレーしていた。あの試合にかける気持ちが伝わってきた」と話していました。という割りに、「ヨシト」って・・・。

 夜は、新体制記者会見とサポーターズコンベンション。記者会見の内容はすでに写真とともに「J'sGoal」にアップしてもらいましので、ぜひご覧ください! 続くサポーターズコンベンションは、さらりとした感じで終了。「皆さんの意見、アイデアをぜひ聞かせてほしい」という新しい姿勢に、共感を覚えました。クラブスタッフとサポーター、立場は違えど「もっとよくしていきたい」という思いは共通なはず。まずは向き合うことから、そして同じ方向に歩いていけるようになるといいですね。3月2日の意見交換会が有意義なものになりますように。

 さて、チームは10日に宮崎に出発、1次キャンプから2次キャンプへと、休みなく続く予定です。今日聞いたところでは、宮崎キャンプでは練習試合は予定されていないとのこと、高知・春野でのFC東京戦が、初試合になるようです。その後、高知で2試合の練習試合(27日と3月1日)が予定されていて、その1週間後には開幕ーというわけです。大丈夫なんだろうかと、心配する報道陣を尻目に、休養十分のレヴィー監督は余裕たっぷり。あと1ヵ月、仕上がりを楽しみにしましょう。

 

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2008年2月 4日 (月)

始動しました

 待ちに待った始動日。J2ではしんがり、のはず。集まった報道陣から、「余裕やな~」という声もちらほら聞こえる今日の南津守でした。

 初日だけでも練習スタートを目指して行こう! と意気込んでいたのに、乗っていた電車が踏切事故とかで運行取りやめになるハプニング。ようやくたどりついたときには、ほとんど午前練は終わっていました。内容は予想通り、フィジカルメニューだったようです。

 人工芝で行われていたトレーニングの輪の中に、いるはずのあの人がいない。そう、レヴィー・クルピ監督、マテルコーチは練習に不参加だったのです。何でも、監督は一度来日したものの、所用でブラジルに帰っているとか。新体制発表会見の日(2月8日)に再度来日するとのことでした。

 選手全員が元気に参加! と言いたいところですが、年末に手術をしたフルは芝生のグラウンドで別メニュー。モリシも室内での調整のみでした。フルは、「今はあまり無理せず、できるメニューから徐々にやる予定です。キャンプで合流できたら、と思っています。痛みはなく、今のところ順調にきている」とのこと。開幕は? と聞かれて、「問題なくやれると思う」と話していました。

 始動日ですから、この人に話を聞かないわけにはいきません。まだ正式には発表されていませんが、キャプテン・前田。クラブからキャプテン就任を依頼され、即OKした、とのこと。「逆に自分でいいんですか? という感じでした。まあ、キャプテンといっても、今までどおり、グラウンドで頑張って声を出して、いいプレーをするだけ。あとは、イベントとかでのしゃべりが増えるかもしれませんが、それぐらいでしょ、今までと違うのは」と、笑っていました。今のところ、気負うことなく、自然体で受け入れているようです。

 今週いっぱい、監督が来日するまでは体づくりが中心で、宮崎キャンプからいよいよ本格的なトレーニングとなりそうです。ただ、例年より練習試合は少ないそう。それがレヴィー・クルピ監督流、らしいです。新社長は、「もう、すべて監督にゆだねている」と話していましたが、まさにそんな感じ。満を持して登場する監督の話を早く聞いてみたくなりました。

 

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2008年2月 2日 (土)

新しいシーズン、ですが

 今日は2月2日。昨日の2月1日で、日本のサッカー界は新しいシーズンに切り替わりました。Jリーグから33チームの選手・スタッフが発表され、いよいよ・・・という雰囲気が盛り上がってくる、はずなのですが、どういうわけか我らがセレッソは静かです。まだオフ中というのもあるのでしょうが、開幕まで約1ヵ月。他のチームのキャンプだよりなどを見ると、せっかちな私は意味なくあせってしまう。

 Jリーグから発表された、セレッソの全選手27人の顔ぶれをざっとチェック。大規模な選手の入れ替えはなく、昨季の主力選手たちが今季もベースになると考えられます。あえて変化を探すなら、4人のうち3人が入れ替わったポジション=GK、そして待望のブラジル人ストライカーとして加わったカレカ、ということになります。

 でも、こんな寂しい(?)日々もあと2日限り。月曜日からチームはいよいよ始動です。私も冬眠から目覚めるとします(笑)。

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