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2007年12月 1日 (土)

Tシャツを手に現れたフル

 試合後のミックスゾーン。久しぶりにモリシの顔を見ました。「今年のセレッソにはホントにスタートからいろいろなことがあったけれど、チームとしてJ2を戦う中でチームの土台が築けたと思う。来年に向けて自信になる1年になったし、来年は間違いなくJ1に上がれると思う」というのが今季を振り返ってのコメントでした。ただ、現在の状態については「だいぶよくはなっているが」と語るにとどまり、気になる復帰については、「セレッソのサポーターの温かさはわかったので」とだけ話した(今日かけられた多くの声、横断幕のメッセージについてのことだと思われます)モリシ。「あせらずに、ゆっくりやってほしい」としか声をかけられなかったです。

 選手たちには来季のこと、今後のことについて質問をしました。「自分自身はセレッソで、と思っている。ただクラブの提示がこれからなので・・・」と答えたのは江添。「セレッソに来た2005年は優勝を逃し、2006年はJ2に落ちて、今年はこういうことになった。このチームで何か喜びを味わいたいという思いがある。自分の性格として落とした責任、失ったものを取り返したいという思いがあり、来季も、と思っているが、そこは契約ごとなので」と話したのは吉田。

「もっとチームに貢献したかったのに、ゼロだった。ファンの皆さんも残念に思っていると思う。僕の力がこれだけじゃないことを来年は証明したい」と、悔しさいっぱいの表情だったのは曜一朗。香川は、「来季? セレッソでプレーします。ハイ、決めています。来季は最高のパフォーマンスをしたい。それが求められると思うので」。

 それぞれに心を決めている様子がうかがえたのですが、揺れる気持ちを隠さなかったのがフル、古橋でした。ミックスゾーンに出てきた彼は、サポーターから渡されたTシャツを小さくたたんでしっかり握り締めていました。「広げて見せてくれない?」と頼むと、びっしりとメッセージが書かれたそれを見せてくれました。「サポーターにこうやって思われているのは自分にとっていいことだと思う」というコメントはこのときに発せられたもの。うれしいのだけれど、笑顔になりきれない、実に複雑な表情を彼はしていました。

「どうなるかわからない、しっかり考えたい。自分のサッカー人生は長くないので、しっかり考えて決断できればいいと思う。サポーターの気持ちは伝わっていますが、今はなんともいえないです」。セレッソに残るか、別のチームに移籍するか。どちらを選択しても重い決断になると思います。セレッソで初めてプロ選手としてプレーした彼にとって、今日のような体験は多分初めてだったはず。サッカー選手冥利につきる、うれしいけれどどこか苦しい思いを今彼はしているはずです。みんなの思いは十分に伝わったと思います。今、あのTシャツを、メッセージを見て、フルが何を思っているのか、そしてどんな結論を出すのか・・・祈りつつ、待ちたいと思います。

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コメント

昨日僕も朝早くから
スタジアムに行きました。
今年は中3であまりスタジアムに足を運ぶことはできませんでしたが...

古橋選手のユニフォームを着て
ホーム自由席の最前列で応援しました!!

古橋選手残留希望という紙には
ぎっしりと文字を書き尽くしました。
必ず残ってくれると僕は信じています。

投稿: カズ | 2007年12月 2日 (日) 20時56分

実はサポーターが古橋選手の残留希望のためにしたことはTシャツだけではありません。

約3000枚のメッセージシートを作って記入してもらいました。
http://realosaka.net/zanryuu/furuhashi-color.pdf

もうひとつはビデオメッセージです。
コンコースでサポーターの方々にひとことずつ古橋選手へのコメントを話してもらいました。

どちらも練習最終日に直接渡す予定です。

投稿: つじぶ~ | 2007年12月 3日 (月) 00時45分

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