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2007年12月27日 (木)

今年も残り少なくなりました

 しばらく更新をサボっている間に、選手の出入りがいくつか発表されました。その中で、少し驚いたのは多田の「完全移籍」。リーグ最終節が行われた12月1日、「移籍することになるかも」と本人から聞いていたけれど、期限付になるのではないか・・・と勝手に思っていたからです。

 ヴィッセルに移籍した大久保嘉人をはじめ多くのルーキーを迎えた2001年加入組で、「将来の守護神」として期待された多田。実際、ここ2シーズンは背番号1をつけてもいました。でも、正ゴールキーパーの座は今年も手にすることができなかった・・・というよりケガが続いてメンバー入りすらままならなかった、というのが本当のところでした。

 環境を変えてやってみるのもいいのではないか、サッカー選手は試合に出てナンボやからね、という私の言葉に、「セレッソというチームへの強い思い入れ」を口にしていた多田。だからこそ期限付移籍という形がいいのでは、と思っていたのですが、こうして移籍が決まった以上は本当に頑張ってほしい、そう思います。

 あまりにも早いシーズンオフ入りに、時間はたっぷりあると思っていたのに、今年もあと数日を残すのみ。終盤戦の猛追撃に、何となく「悪くなかった」「来季は大丈夫だろう」というムードが漂っているのが気になるところ。どのチームも精力的に補強を行っているのを見ても、油断は禁物だと思っています。まだ全容が見えてこない来季のチーム。果たしてどんなチームになるのでしょうか?

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2007年12月17日 (月)

派手さはなくとも

 今日はJリーグアウォーズ。といっても、我らがセレッソは「蚊帳の外」です、悔しいけれど。でも! こんなうれしい“受賞のニュース”が。J2担当ライターとして、もちろん私も清き一票を投じさせていただきました。J2でもっとも優れた新人選手として表彰された香川。当然といえば当然ですね。

 僭越ながらこのトロフィーを手渡し、写真を撮らせてもらい、コメントを聞いたのですが、本当にうれしそうでした。特にサポーターの皆さんから寄せられたメッセージ集には感激した様子で、「こんなにたくさんの人が書いてくれたんですか・・・」と食い入るように見ていました。

 アウォーズのようなきらびやかさ、華やかさは少ないかもしれないけれど、1年間を通しての活躍が称えられた、誇りある賞。本人のコメントにもあるように、来年は必ずJ1へ。そしていつか、タキシードを着て表彰される彼にインタビューをしたいと思います。

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2007年12月16日 (日)

確実に進化している

 Jユースの終わりはいつも切ないものです。3年生の選手にとってはこれで「卒業」。これからはそれぞれの道を行くことになります。泣きはらした顔で、それでも気丈にコメントしてくれた選手たち、悔しそうだったけれど堂々と胸を張ってほしい。

 みんなのおかげでここまで来れた、クラブユースは全国へ、高円宮杯出場、そして今回のJユースは4年ぶりで決勝トーナメント進出。U-18の3大大会にすべて「結果を出した」のは史上初めてのはず。改めて今年のチームに拍手を。確実に進化している「彼ら」を誇りに思います。

 万博の2試合(!)を取材し、『J'sゴール』のレポート、その他レポート&コメントをまとめたら、頭が飽和状態に・・・書きたいことはまだあるような気がするけれど、また明日に。

 

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2007年12月10日 (月)

「基本はセレッソですよ」

 夕方からセレッソのサッカースクール・大阪南校に行って来ました。『Soccer Kids』の取材のためで、古橋、濱田両選手がスクールを訪問し、スクール生たちとふれあう様子を見てきました。

 フルは優しそうな物腰のせいか、子どもたちに大人気。手をつないだり、膝の上に乗っかって甘える子がいたりと、文字通りふれあっていました。シャイな(?)ハマちゃんもがんばってミニゲームに興じていました。

 さて、いつものスクール訪問と違っていたのは、番記者さんたちも取材に来ていたこと。もう練習がないため、選手の取材ができる場所が限られているからです。選手たちの出番が終わったあと、フルに話を聞きました。話題はもちろん、あのことでした。

 明日、フルの代理人とクラブ側が初めて交渉を行うこと、その前に今日の夜、これからフル自身が代理人と会って、話し合うとのことでした。「(他クラブからの)オファーがあるのかないのか、まだ自分は聞いていないので、それも含めて代理人に聞くつもり。J1の高いレベルでやりたい気持ちはあるけれど、とにかく自分を必要としてくれているチームでやりたいと思っている」と話したフル。

 セレッソからの提示は? と聞かれ、「セレッソは自分を必要としてくれていると感じている」と答え、「チームがよくなってきている手応えを感じているし、セレッソでJ1に上がりたいという気持ちを持っている。ただ、(他に)いい話があるなら考える、というぐらいの気持ちです。移籍する、といってもお金が関係することだし、なかなか簡単にはいくものではないので。ベースはセレッソに残ってJ1へ、いい話があれば聞くという感じです」。

 囲み取材の中で2度繰り返した言葉が、現段階の彼の本心かと思います。サポーターがいろいろ動いてメッセージなどが寄せられたけれど・・・と聞くと、「サポーターの気持ちはもちろんわかっています」と答えたフル。最後に念を押すように、「基本はセレッソですよ」と言って去っていきました。

 交渉ごとなので、すべてが予想通りにいくとは思っていません。とにかくこれから始まるという契約交渉が順調に進むことを期待したいです。

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サハラカップの季節

 寒風が身にしみる南津守でしたが、試合を観に来られたみなさんは、ほかほかとした温かい気持ちで帰られたのではないでしょうか。

 もう日付が変わって、昨日9日。Jユースサハラカップの決勝トーナメント、セレッソ大阪U-18にとっての初戦、2回戦のFCみやぎバルセロナ戦が行われました。結果は7-2、後半の2点は残念だったけれど(でも6点差がついてしまうと、逆に選手たちはやりにくかったはず)、前半は最高。ほぼすべての時間でセレッソがボールを支配し、攻める、攻める。やりたいことをすべてやれた、という感じでした。

 特に驚きだったのが、3点目。中盤でパスをつないで右に開き、あげたクロスにヘディングがピタリと合った、練習でもこうはうまくいくまい、という形でのゴール。そういえば、昨日の練習でも繰り返し行われていたパターンでした。あまり大きな声ではいえないけれど、今年のうっぷんを一気に晴らしてしまえるほどの45分間でした。

 副島監督は、「トーナメントは初戦が難しい。うまく入れたらいいが」と話していました。そんな思いを吹き飛ばし、「勢い、流れが出た」(副島監督)ことが実感できた今日の試合。こうなると、次、その次・・・と夢が膨らむのがトーナメントの愉しさです。今日、選手にも話を聞きましたが、3年生にとっては最後の試合。特に決勝(12月24日)が長居スタジアムでだなんて、それだけで涙腺がゆるくなってしまいそうなシチュエーションです。

 今年は、クラブユースでも全国大会に、プリンスリーグも勝ち抜き高円宮杯出場と、着実に進化を遂げているU-18ですが、いずれもタイトルには届かず涙をのんで来ました。今日の試合を見て、選手たちの前向きな、明るいコメントを聞いて、これはぜひとも長居で彼らのうれし涙を見なければなるまい、と思ったのでした。

 今日の試合については、「J'sGoal」では詳細なレポートを、クラブオフィシャル「ハナサカブログ」では多くのコメントを掲載しましたので、そちらをお読みいただければ幸いです。

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2007年12月 8日 (土)

明日は南津守へ!

  J1・J2入れ替え戦や天皇杯5回戦を横目に見ながら、私が今日行ってきたのは南津守でした。明日、Jユースサハラカップ決勝トーナメント2回戦に登場するセレッソ大阪U-18の前日練習を見るためです。

 クロスからのシュートのほか、セットプレーも念入りに確認した約2時間のトレーニング。選手たちの動きにキレがあり、体が軽そうだなとというのが印象的でした。副島監督に話を聞くと、8月に始めた筋トレの成果が3ヵ月たって出てきている、とのこと。ここに来てコンディションがグンと上がっているので、いい感じで臨めそうだとも話していました。けが人が何人か出ているのは残念ですが、ここまで多くの選手が出場し、組み合わせのバリエーションは豊富。「誰が出ても大丈夫」(副島監督)なのは頼もしいです。

 明日の相手、FCみやぎバルセロナユースは、丹野、香川と2選手がトップに加わったというセレッソにとって縁のあるチーム。そして東北を代表する強豪でもあります。「トーナメントは初戦が一番難しい。どう試合に入っていくかが重要」と副島監督。選手たちのコンディションがいいだけに、何とかうまく試合に入りたいところです。

 キックオフは14時、場所は南津守グラウンドです。12月24日のファイナル(@長居)を目指すチームを、ぜひ応援しにいきましょう!

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2007年12月 5日 (水)

どこを補強する?

 クルピ監督は「とにかくスタート時のチーム編成が重要」だと話しています。「バランスのある、ハーモニーのある編成ができたなら、今季の第3、第4クールで見せたサッカーを年間通してやれる。だから、フロントの協力を得て、いい選手を揃えて新しいシーズンに臨みたい」と。

 どんな補強が必要か? という質問は東京ヴェルディ戦後の記者会見でも出ていて、監督は「得点力のあるFWがほしい」と答えています。実際、ラスト3試合では決定力不足が響きました。それまで得点源として奮闘し続けたフルの調子が悪い(本人は言い訳にしなかったけれど、足の状態はかなり悪かったのでは・・・)こともあって、前線の選手が点を取ることができなくなっていました。

 クルピ監督はこのことがかなり不満だったようで、先日話を聞いたときにも、「チャンスをモノにできる決定力が足りない。新しい補強が必要だ」と話していました。そのとき、現段階で考えている来季の補強ポイントはどこか? とも聞いてみました。「バランスを考えると両サイドバックあるいばボランチの選手が必要だと感じます。以前、'97年もそうだったが、セレッソは後ろの選手(CB)を外国籍選手で補強するというスタイルが多いが、そうではなく(来年は)前の方の選手を(外国籍選手で)補強したいと考えている。ただし、その通りいくかどうかはわからないが・・・」と構想を語っていました。

 補強というのは、どこまでいっても満足いくものにはなりにくい、とよく言われます。100点満点というのはなかなか難しいもの。現実的なもろもろの条件のなか、どこまで理想に近づけるか。セレッソの場合は、クルピ監督の描くチーム像にどれだけ近いものになるのか、ということになります。

 チームの始動日は2月4日。選手たちには「オフはしっかり休むように」と話したクルピ監督ですが、本人はブラジルに帰っても「頭の中はチームのことを考えているだろう」とのこと。「1月にはブラジルで行われる20歳以下の大会を見に行くなどして、スカウティングを行うつもり」と話すクルピ監督。どんな選手を見つけ、連れてくるのでしょうか。

 

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2007年12月 4日 (火)

省みる

 シーズンが終わり、「お疲れさん」「長かったけど終わったね」という感覚が抜けてしまうと、あらためて今季を振り返ってみる気持ちになってきます。何となく漂う「まあまあよかった2007年」という雰囲気ですが、そうだったのかな、そう言い切っていいのでしょうか。 結局「目標」は果たせなかったのだから。

 シーズン序盤の低迷、昇格など絶望視された状況を思い出すと、「よくあそこまで粘れたもんだ」「やっぱりクルピ監督はすごい人」と思えますが、よかった、といえるのは「あの状況と比べたら」という注釈がつくように思います。もちろん、クルピ監督はすばらしい監督だというのは疑う余地はありませんが。

 いろいろ省みることはあると思います。それぞれに、それぞれの立場で。長~いオフですので、時間はたっぷりあります。じっくり省みることにします。

 まずは、今日帰国した(はず)あの人の言葉から、今季を振り返ってみます。結果的に昇格を逃がしたことについて、「思い起こせば、スタートで大きくロスをした、大きくつまずいてしまった。だからこそ第3、第4クールで勝点を取り逃がすことができない厳しい戦いになってしまった」。クルピ監督はこう話していました。言っても詮無いことですが、前半戦であと1つ、2つ星を拾っていれば・・・という悔しい思いは誰しもあります。

 また、監督は「チームのメンバー構成がもう少しバランスの取れたものであったら、水戸戦(51節)で3人(ジェルマーノ、ゼ・カルロス、アレーのことと思われる)が欠場したところで、チーム力が落ちるようなことはなかった」として、やはりシーズン途中から現場を任された難しさを嘆いていました。あのタイミングでは、旧知の選手であるジェルマーノを呼び寄せるのが精一杯ということだったのでしょう。

 クルピ監督は、シーズン前のチーム編成がいかに重要かを何度も口にしています。「まずはできる限りフロントの協力を得て、チーム力を上げたい。いい選手を揃えてシーズンを迎えたい」と。これからがまさにその準備期間。すでに帰国が決まったゼ・カルロスに代わる選手は、ほかの外国籍選手は・・・? 日本人選手の補強も大いに気になるところです。

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2007年12月 3日 (月)

今日が最後の練習日

 一昨日、公式戦が終了したかと思ったら、1日オフをはさんだ今日がいきなりの練習最終日。東京V戦後にクルピ監督が「よいお年をー」みたいなことを言っていたので、もしかして・・・と思ってグラウンドに行くと、10時からのミーティング、室内での体力測定で今季の練習は終了。選手たちは三々五々、クラブハウスから出てきました。

 今日、リリースされたのは2選手の契約満了のみでしたが、何人かの選手には「来季」のことを聞きました。鹿島から期限付きで移籍中の羽田は、戻るのか、移籍期限を延長するのか、「まだ考え中です。なるべく早く結論を出したい」と、まだ答えが出ていない様子。1日の試合後にクラブから来季の契約について提示を受け、選手たちはそれぞれ、今後の自分の道を模索しているようです。

 フル、古橋はほとんどの選手がクラブハウスをあとにしたころに表に出てきました。1日、スタジアムで多くのサポーターが持ち寄ったメッセージの紙、ビデオレターが手渡されるべく用意されているみたいだよ、と話すと、「そんなことは初めてです。うれしいですね。気持ちはちゃんと受け取って、クラブとの話はとにかくこれから始まるので・・・しっかり考えます。なるべく早く答えを出したいです」と、感激の面持ち。「それだけにどちらになるとしても重い決断になるね」と言うと、「はい、そうですね」とうなずいていました。

 2000枚ものメッセージ入りのダンボールを車に積み込み、帰っていったフル。去り際に幼い女の子のサポーターに、「どこにもいかんといてな」と言われて、「はい」と返事をしていたフル。気持ちは通じたと思います。あとはプロフェッショナルとして彼自身が決めるでしょう。

 文字通り、今季は長い長いオフになるようです。クルピ監督は、「(開幕まで)1カ月あれば十分な準備ができる」と話し、選手たちには「オフには仕事のことを忘れてゆっくり体を休めるように。日々のプレッシャーから解放されて、リフレッシュしてほしい。自主トレをして追い込む必要はない。それではオフにならないから。早く練習がしたい、という気持ちぐらいでちょうどいい」と話したそう。ただ、監督自身はオフとはいえ「仕事を忘れる」ことは無理なよう。ブラジルで選手をリサーチしたり、チーム編成に心をくだくことになりそうだ、と話していました。

 あっけなく終わった今年の最終練習日。いつもと違う寂しさを感じたのは私だけでしょうか。

 

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2007年12月 1日 (土)

Tシャツを手に現れたフル

 試合後のミックスゾーン。久しぶりにモリシの顔を見ました。「今年のセレッソにはホントにスタートからいろいろなことがあったけれど、チームとしてJ2を戦う中でチームの土台が築けたと思う。来年に向けて自信になる1年になったし、来年は間違いなくJ1に上がれると思う」というのが今季を振り返ってのコメントでした。ただ、現在の状態については「だいぶよくはなっているが」と語るにとどまり、気になる復帰については、「セレッソのサポーターの温かさはわかったので」とだけ話した(今日かけられた多くの声、横断幕のメッセージについてのことだと思われます)モリシ。「あせらずに、ゆっくりやってほしい」としか声をかけられなかったです。

 選手たちには来季のこと、今後のことについて質問をしました。「自分自身はセレッソで、と思っている。ただクラブの提示がこれからなので・・・」と答えたのは江添。「セレッソに来た2005年は優勝を逃し、2006年はJ2に落ちて、今年はこういうことになった。このチームで何か喜びを味わいたいという思いがある。自分の性格として落とした責任、失ったものを取り返したいという思いがあり、来季も、と思っているが、そこは契約ごとなので」と話したのは吉田。

「もっとチームに貢献したかったのに、ゼロだった。ファンの皆さんも残念に思っていると思う。僕の力がこれだけじゃないことを来年は証明したい」と、悔しさいっぱいの表情だったのは曜一朗。香川は、「来季? セレッソでプレーします。ハイ、決めています。来季は最高のパフォーマンスをしたい。それが求められると思うので」。

 それぞれに心を決めている様子がうかがえたのですが、揺れる気持ちを隠さなかったのがフル、古橋でした。ミックスゾーンに出てきた彼は、サポーターから渡されたTシャツを小さくたたんでしっかり握り締めていました。「広げて見せてくれない?」と頼むと、びっしりとメッセージが書かれたそれを見せてくれました。「サポーターにこうやって思われているのは自分にとっていいことだと思う」というコメントはこのときに発せられたもの。うれしいのだけれど、笑顔になりきれない、実に複雑な表情を彼はしていました。

「どうなるかわからない、しっかり考えたい。自分のサッカー人生は長くないので、しっかり考えて決断できればいいと思う。サポーターの気持ちは伝わっていますが、今はなんともいえないです」。セレッソに残るか、別のチームに移籍するか。どちらを選択しても重い決断になると思います。セレッソで初めてプロ選手としてプレーした彼にとって、今日のような体験は多分初めてだったはず。サッカー選手冥利につきる、うれしいけれどどこか苦しい思いを今彼はしているはずです。みんなの思いは十分に伝わったと思います。今、あのTシャツを、メッセージを見て、フルが何を思っているのか、そしてどんな結論を出すのか・・・祈りつつ、待ちたいと思います。

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J2の旅、ひとまず終了

セレッソ大阪 2-2 東京ヴェルディ1969

得点者(セ)ジェルマーノ、小松  (ヴ)ディエゴ、飯尾

 最終節はこれまで3敗の相手、東京ヴェルディ。しかもセレッソが負ければ(相手が勝てば)目前でJ2優勝を決められてしまうという試合でした。前半開始直後から、相手のペース。セレッソにチャンスがないではなかったけれど、相手の練れた戦いぶりに圧されてミスが多い。ベテランぞろいのヴェルディの守りは老獪で、なかなかセレッソはボールを持たせてもらえない。ジェルマーノは2週間ぶりの試合だったせいか、前半はぎこちないプレーが多かったです。

 2点をリードされたとき、「もしかしたら大敗するかも」という予感がよぎりました。が、前半のうちにPKをもらい、1点返せたことで少し楽になりました。その意味で、小松らしい前に向かって突っ掛けていくプレーは大きかったです。ハーフタイム、監督のハーフタイムコメントともに「クルピ監督来季も指揮」のリリースが配布されました。その監督、今日は動きそうでなかなか動きませんでした。

 相手のDFの動きが落ちているのがわかったので、「ここは相手にとっていやらしい動きができる曜一朗が入るとおもしろいのでは」と思っていましたが、カードは最後まで切られず。一度決めたらよほどのことがない限り動かない、クルピ監督らしい采配でした。我慢が実ったのか、それまでまったく見られなかったサイド攻撃、しかも絶妙のクロスが左サイドから飛び出して、小松がヘディングシュート。セレッソが追いつくと、楽勝ムードだった相手があわてるのがはっきり見てとれました。ちょうど、札幌が勝ち越したタイミングでもあったからでしょう。

 反撃の力がほとんど残っていないように見えた相手を、いいところまで追いつめたセレッソでしたが、最後の一撃は繰り出すことができず。「J'sGoal」のレポートにも書きましたが、何となく今季の流れが凝縮されたような90分間だった気がします。長かった「J2の旅」はひとまず終了、でも来年もまた新たな「旅」が始まります。クルピ監督は「必ず来年は昇格する」と宣言しました。いろいろなことが起こった激動のシーズンでしたが、終わりはそれほど悪くなかったかな、という気が今はしています。皆さん、お疲れさまでした。

 リーグが終わると始まるのがあの季節。去る人たちの話題です。選手たちに聞いたところでは、今日の試合後にクラブから来季の契約についての提示があるとのこと。試合後のミックスゾーンでの様子は、長くなりそうなので別の項目にして書きます。

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