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2007年10月28日 (日)

幸せな一日

 今日は鳴門での徳島戦。トップの試合レポートの前に、スタジアムで見た幸せな光景について。トップの前座という形で行われたU-13同士のゲーム、JリーグのU-13リーグの試合後のことです。試合結果は5-1。終盤に怒涛の攻めを見せ、大量得点をあげての気持ちのいい勝利でした。

 試合後、サポーターからU-13の選手たちを称える大きな声、見るとスタンドはきれいなピンクに染まってゆれていました。「せっかくやから、記念写真撮ってあげたら・・・」。で、横山監督に声をかけ、記念撮影となりました。恥ずかしそうに、でもうれしそうに肩を組み整列した選手たちの笑顔がまぶしいこと。そして、その後ろには熱ーいサポーターが彼らを支えている・・・。多分、選手たちにしてみれば生まれて初めての経験だったかも。試合をして勝って、応援してくれる人たちの声を聞きながら喜びを分かち合う、という経験は。これがプロスポーツの原点(彼らはまだプロ選手ではないけれど、プロにつながっている選手だからね)、あの喜びを笑顔を忘れないでほしいと思う。

「トップもこれぐらいのスコアで勝ってほしいよね」などと記者さんたちと雑談しているうちに始まった試合は・・・思いのほか厳しいものになりました。セレッソは本来のフォーメーションとは違う、オプションともいえる4-3-3。クルピ監督によれば、「以前から考えていた布陣。中盤の中央を堅く守ることができるし、両サイドから攻撃を仕掛けるというプラス面もある」とのことでしたが、立ち上がりから意に反した形。相手の厳しいプレスの前に思うようにボールが前線におさまらず、中盤での攻防も押され気味。ピッチを広く使われ、波状攻撃を受ける時間帯もありました。

 後半の頭からは、ボランチの1人である藤本を下げて、酒本を右サイドに投入。いつもの4-4-2に戻したところでようやくリズムが戻ってきました。そして、もうひとつ、クルピ監督が言っていたように、フィジカルで相手を上回っていたのも大きいです。90分トータルではセレッソが力が上だったということ、相手が決められない1点を決める選手がセレッソにはいたということでしょう。

 調子を崩している選手が複数いること、負けたら(実質)終わりというプレッシャー・・・様々なマイナス要因がある中で獲得した勝点3。ロスタイム、貪欲に陥れた2点目のシーンにも「まだまだ終わらせない」という意地を感じました。これでまたつながった可能性。この時点で、まだ目標に向かっていけるというのは幸せなことです。「自分たちは勝ち続けるだけ、その上で上の結果待ち、ですから」と試合後のフル。残りは「4」。とんでもないドラマが待っていることを楽しみに。

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