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2007年9月18日 (火)

久しぶりの現場で

 一昨日の16日、しばらくぶりの長居スタジアムでの試合。私にとっても久々の現場取材でした。そのせいか、見るものすべてが新鮮、驚くことあり、「うーむ・・・」なことあり、刺激的でした。

 試合は4-2でセレッソ大阪が愛媛FCに勝利。持てる力、流れ、シュート数(セレッソが25本、愛媛は12本)からすれば、もっと差がついても不思議じゃなかった。ぶっちぎった第3クールのあとの、最終章(第4クール)の初戦をまずは危なげなくスタートできたことはよかった、と言うべきでしょう。

 と言っても、言い出すと課題はいろいろありました。クルピ監督が会見で言っていたのは、「得失点差を考えると、もっともっと点を決めることができたのではないか」ということ、「DFライン、ボランチをあわせて(守備は)ベストのプレーにはほど遠かった。特に立ち上がりの15分ゲームを支配され、何度も危ないシーンを作られた」ということでした。どちらももっともなことで、特に序盤はハラハラさせられました。

 急造とはいえ、センターバックのミスがピンチに直結したことで全体が浮き足だち、ウィークポイントであるサイドバックが上がった裏を突かれての失点も混乱に拍車をかけたように見えました。そのなかで効いていたな、と感じたのがジェルマーノの存在。来日間もないにもかかわらず、すんなり融合し、自分のプレーをチームの中でうまく発揮していました。ともすれば大混乱に陥りそうな流れを食い止め、前半のうちに自分たちのゲームにすることができたのは、彼の存在が少なからずあったように思います。「クルピさん、いい選手をつれてきたなぁ」と何度も実感。

 山のような決定機をモノに出来なかったのはただただ残念ですが、それもチャンスを作れているからこそ。「流れから得点できない」悩みを抱えていた数ヵ月前が嘘のよう。進化しています。特に小松。「(オウンゴールになった)1点目は中にシュート気味に送りました。2点目はゼが持つとファーかニアに行くというのが決まり。フルさんがニアにいたので僕はファーに行きました。3点目は角度がなかったので、GKに向かって蹴りました」。試合後のコメントは淡々としたもの。大活躍とは裏腹に、あっけないほどあっさりした話し方。以前、「ゴール後のパフォーマンスは考えていないの?」と聞いたときも、「昔からパフォーマンスはいないほうなので・・・特には考えていないです・・・」と言われたな。

 囲み取材のしんがりは吉田でした。開口一番、「勝ったことはよかったけど、イライラする内容でしたね」と、納得いっていない様子。いわく、チームの今後、今おかれている状況を考えると、試合内容はまったく満足できるものではないということ。後半4-1になってから相手に攻め込まれたときは、「3,4点とられる感じ。バラバラだった」。「自分たちのおかれている状況をシビアに考えないと。これからは1試合1試合がホントに大事な試合。みんなが責任を持ってしっかりやらないと。途中から出た選手にしても、もっと迫力を持ってプレーする必要がある」と厳しい言葉が続きました。「目標が高くなってきたからこそ出てくる言葉だね」と言うと、うなずいて、「もちろんマイナスだけじゃないし、リードされたのをひっくり返したのも大きい。ただうまくいっている状況だからこそ、気を抜かずに、意識してやることが大事」と語った吉田。残り11試合への臨み方がその言葉に集約されている気がします。

 ブログを更新していない間も、毎日来ていただい恐縮です。ありがとうございます。しばらくは、こんなのんびりモードが続くと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

 

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