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2007年4月26日 (木)

爽快感が残るドロー

 前節は0-0、今日は2-2。いずれも引き分け、得た勝点も同じ「1」。なのに、心に残るこの爽快感は何だろう。失点シーンは悔やまれるものだったけれど、リードされて追いつき、一度は逆転。その逆転ゴールを決めたのは、中山昇。プロ初ゴールでした。アシストは柿谷曜一朗。左サイドを上がった曜一朗が、「昇が詰めているのはわかっていたし、GKがはじくような、速いシュートを打とうと打つ瞬間に決めていた」という低い弾道のボールは「予定通り」にこぼれて、昇がシュート。「曜一朗が抜け出して勝負すると信じていたし、こぼれを狙いにいった」と、ミックスゾーンでは満面の笑顔で初ゴールを振り返っていた昇でした。

 それにしても、初出場、初スタメン、今日が初ゴール。「トントン拍子だね」というと、「なんか怖いっすね」とまた笑顔。得点シーンもよかったけれど、前半7分に後方から猛然とダッシュして相手の横パスをかっさらい、曜一朗にパス(クリアされたけど)、のシーンもなかなか。「僕は走ることだけ。それが持ち味なので」。85分に交代するまで、ピッチを駆け回りました。

 そして、曜一朗。今日が先発出場2試合目。なのに彼にはすでに「中心は自分」という意識が備わっているようでした。鋭さを見せながらも単発に見えた前節とは違い、攻撃全体をこう動かしたいという強い意志が伝わってきました。「僕が17歳とか年齢が下とか関係なくて、チームの一員として戦う上で、自分がこう思うなら言わなアカンと思ったし、自分がやりやすいように、チームがやりやすいように大きな声でピッチに伝える、それは昔からやってきたこと」。自分たちの攻撃が皆無に近かった水戸戦と違い、前半からテンポよくパスをつないで組み立てていただけに、「勝てた試合だったから残念」とも話した曜一朗でした。

 そしてもうひとりの10代、香川のプレーも頼もしいもの。もう少し長い時間見たかったなという印象です。何度か、曜一朗と絡んで左から攻めたシーンは、ワクワク感が高まるものでした。

 こんなことを書いていると、勝ったのかと錯覚してしまいそうですが、ドローです。2試合続けて、です。都並監督は、「勝てた試合だったのに」と悔しそうでした。確かに今日はセレッソのゲーム。失点シーンは、防げそうなものだっただけになおさら、惜しい。若い選手のプレーに喜びすぎることなく気を引き締めて、次節に向かいましょう。

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