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2007年3月31日 (土)

若さゆえ、なのか

 札幌からさらに2時間。室蘭は思っていた以上に遠い印象でした。そのせいか、疲労感もいつも以上・・・。キックオフ直後は「それほどでもないやん」と思っていた寒さも、後半からはぴりぴりとした鋭いものに。そんななか、はるばる応援に来られた皆さん、お疲れ様でした。私は今朝大阪を立つ「応援ツアー」の皆様と同行し、キックオフ30数分前に滑り込みました。

 メンバーは、今週木曜日の紅白戦と同様のメンバー。DFラインは前節とまったく同じ4バックの面々。中盤から前は、少し変動。アレーと宮本のボランチ、濱田がトップ下、左右の2列目に古橋、苔口、デカモリシの1トップというダイヤモンド型。いってみれば、今までの「後半バージョン」の並び方。濱田を先発で使うのは、今季初めての試みでした。

 都並監督は、「相手のコンパクトなディフェンスの狙いどころとして、DFラインと中盤のスペースをうまくついて起点にしたい」という狙いがあったと話していました。確かに、濱田はよくボールに触っていたし、「彼を経由して攻めたい」とのチームの意図はうかがえました。が、そこから前になかなかボールが入っていかない。それだけ相手のボランチが巧みだったということなのでしょう、ことごとく守備の網に引っかかるという感じでした。

 前半の攻撃の停滞を見て、都並監督はハーフタイムに次の手を打ちました。濱田を下げて、ゼ・カルロスを左MFへ。古橋をトップ下にシフトしました。ゼ・カルロスが入ったことで、左のエンジンがかかり、後半の立ち上がりには攻撃がかなり活性化されました。ピンチもありましたが、GK吉田が防ぎ、リズムが次第によくなってきました。次の一手はモリシイン。「途中からだったので、点を決めたかった」(モリシ)という言葉通りに前へ前への意識を強く感じるプレーが続きました。70分にはゼ・カルロスのセンタリングにモリシがあわせようという惜しい場面も・・・ですが、あっけなく0-0の均衡は破れてしまいました。

 札幌で活躍中の西谷(正也)のクロスを相手FWと江添がヘディングで競って、こぼれたところを詰められての失点。相手のシュートの前に、だれがクリアにいくのか、一瞬時が止まったかのような空白がありました。「ちょっとした連係ミスからの失点だった」と、監督は振り返っていましたが、まさにそんな感じ。ディフェンダーもGKも、あの時間は足が止まっていました。

 失点するとすぐ、背番号18がスタンバイ。そして、78分、宮本に代わってピッチへ。柿谷がデカモリシと2トップ気味にコンビを組み、トップ下にはゼ・カルロス、フル、モリシが並び、さらに両サイドバックも上がる総攻撃が続いた残り時間。アレーがこぼれ球を拾いまくり、相手のキックをはねかえして、前線にボールを送り続けた時間帯は見ごたえがありました。でも、無得点。「何度かチャンスができたと思うが、決定的な仕事をできるまでにいたらなかった」「1失点は試合中に必ずあること。それを上回る攻撃が我々にはちょっと足りなかった」という監督の談話にすべて集約されている気がしますが、得点が遠いです。

 なぜなんだろう? 前半、コケの惜しいシュートがあった、デカモリシもらしい思い切ったシュートを見せている(後半1分)。でもなんというか、インパクトにかけるというか、相手の脅威になっていないような気が消えません。「もっと落ち着いて、まわせるところではまわせていければ・・・若さが出ている感じがする」と話したのは羽田。都並監督は、「勇気をもってもらうしかない」。自信のなさゆえなのか、もっている特長が発揮されていない、もどかしさ。でも、何かのきっかけで、別人のように変わるのもまた、若手らしさ。今はその「何か」を待つ時期なのか・・・まだ「借りてきた猫」の我らがFWたち。もう少しのところに来ている気がするのだけれど。ゼが入り、モリシがピッチに立った瞬間に見えた変化を、若いふたりにも見せてもらいたいです、次の試合こそ。

「寒さが身にしみます」という言葉を残してスタジアムを後にした都並監督。明日から4月、大阪では春爛漫のサッカー、お願いします。

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