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2006年12月30日 (土)

暮れゆく'06年におもう

 12月のプログ更新の少なさ。試合がなかったとはいえ、我ながらびっくり、ちょっと反省。J2降格のショックが理由ではなく(イヤ、少しはあるかも)、何を書けばいいのか迷いがあったのが正直なところでした。都並新監督就任、チームを去る選手情報、契約更改をした選手・・・ニュースはありましたが、まだ全体像が見えてこないなんかで、想像や憶測や感情にまかせたものを書くのはためらわれたのです。

 今、セレッソの周囲にただよう、漠然とした不安や不信は感じています。だからこそ、今が非常に大切だとも思います。将来、「あのときがターニングポイントだった」と振り返られるときが今ではないかと。'07年、私は何ができるかを考えています。

 文章を書くことを仕事にしていて、最近つくづく「文は人を表す」ということを痛感しています。何気なく書いていることでも、文字になっていなくても、その行間からは思いや意図がにじみ出ます。ときにはそこにある文字とは裏腹な感情が、行間から見えることもしばしばです。怖いな、と思います。気をつけなければと。'06年が暮れようとする今、心を新たにしたいと思います。以前、本で読んで以来、ずっと心に留めている言葉である「志は高く、しかし目線はあくまで低く、温かく」を書くことの基本にして。

 今年も、ブログをご覧いただいた皆さんにお礼を申し上げます。'07年もどうぞよろしくお願いいたします。来年こそ、よきニュース満載でお届けできますことを祈って・・・。どうぞよいお年をお迎えください。

 

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2006年12月25日 (月)

今日このごろ

 '06年も残すところ1週間をきりました。年内の仕事がひと段落したこともあり、今年の振り返り&反省会をひとりで行っている今日このごろです。散々なシーズンの結末がJ2降格、あまりいいことはなかったなあ、と思いつつも、そのなかにはいい出会いもあったし、忘れがたい取材やインタビューもさせてもらった。

 一方で、もっとできたことはあったのではないか、とも。それなら来年はこうしよう、こんなこともしてみたい・・・意欲がふつふつとわいてきているのも確か。形になるまでには時間も労力もかかるだろうけれど、やってみよう、新しいことに挑戦してみようと。そんな気持ちが久しぶりに芽生えてきたのが今年だった。

 ここ数日、セレッソについていろいろなものを見たり聞いたり、人と話したりして、強く感じるのは「もっともっと、よくなってほしい!」ということ。この思いを'07年にぶつけることにします。

・・・なんか年内ラストの更新みたいな文章になりましたが、「動き」があれば当然私も動きます。あるのでしょうか? 

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2006年12月20日 (水)

新監督記者会見

 昨日就任が発表された都並監督の記者会見に行ってきました。新監督のコメントについては、「J'sゴール」にレポートさせてもらっていますので、そちらをお読みくださいね。ここでは、そのほかのことをレポートします。

 都並監督の第一印象は、すごくエネルギッシュな人だな、ということ。話し方も歯切れがよく、熱意を持ってこの仕事を引き受けたのだな、ということがひしひしと感じられました。会見には、出原社長、西村GM、新監督が出席。集まった報道陣の数も多く、熱気が感じられました。口火を切ったのは、社長でした。

「来季、我々は1年で、どんなことがあっても、這い上がってでも、J1に復帰するというのが目標。その気持ちをもっとも強く受け止めてくれたのが都並監督でした。また、都並監督は、選手時代はバックとして闘志あふれるエネルギッシュなプレーを見せていた。ここ一番で勝てていない、セレッソに一番欠けている部分を都並監督が、新しい熱い血を注入してくれるのでは、と期待している。また、バック出身の選手ということで、今季70失点をして一番の課題である守備もきっちり修正してくれるのでは、そして攻守の切り替えが速くなれば得点も増えるのでは、と期待している。そして、若手の育成にも長けているので、若手の台頭、ベテラン、海外の選手、この3つが融合させてもらいたい。J2の48試合を熱い気持ちで戦い、1年でJ1に復帰するための指揮官として都並監督を迎えた」。社長はこう新監督について語りました。

 続いて、西村GMからは、新監督に都並氏を決めた理由などが説明されました。「当然ながら、シーズン中から次期監督については準備を進めていたこと」「最終戦までJ1、J2両方の可能性があり、結局降格が決まったことで、①1年でJ1に復帰できること②J2を経験している監督 という2つを基準にした選考に入ったこと」「いろいろな監督がいるなかで、都並氏にクラブとしてもっとも共鳴した点は、監督1年目に仙台で、最終戦で敗れて入れ替え戦を逃し、もう一歩のところで昇格できなかった経験をもっていること、さらに今季はヴェルディでコーチとして目標を達成できなかった経験を持っていることで、あと一歩で目標に届かなかった悔しさを感じ、それに対する執着心やエネルギーはセレッソが持っていなかったものであること。都並監督のもつパワーで、自ら先頭に立ち、チームを引っ張っていってくれるのでは、というのが大きいキーファクターになった」。そして、西村GMは、「数々の(監督候補の)方とお会いしたなかで、人をひきつける魅力、カリスマ性というものは彼にしかないものだった」と、締めくくりました。

 そして、最後に都並監督のコメント、質疑応答、という運びでした。その後、番記者による都並監督の囲み取材。そこでは、ざっくばらんな話になったわけですが、やはり気になる「選手の去就」についての質問が多かったです。まだ来季の契約について結論の出ていない、名波、アキ、嘉人について。名波については、「戦力として、絶対に必要です!」ときっぱり。そして、「チームに好影響を与える人材。ぜひ残ってくれると思う。西村GMを通じて、僕の思いを伝えたいと思っている」。アキ、嘉人については、「当然、必要な人材なので、彼らに関しては(交渉に)直接僕が出て行くつもり」と話し、特にアキについては、すでに1度電話で話している、とのことでした。新監督のラブコールに期待が集まります。

 その後、新しいフィジカルコーチの就任が発表されました。そのほかのコーチについても、都並監督の希望に沿って、「今後交渉、調整していく」(西村GM)とのこと。新しい体制が次第に整いつつあります。駆け足で進んでいく、新しいことたち。あまりのあわただしさに、つい忘れてしまいそうになる大事なこと。しっかり頭におきながら、いかないとね。と、自分に言い聞かせています。

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2006年12月19日 (火)

来季に向けて

 今日はコケにインタビューをしてきました。少し前、来季の契約について報道されて、その後契約することで合意したとのことでしたが、今はどんな心境なのだろうか・・・と考えながら取材に臨みました。

「いろいろなことを考えた」と言っていましたが、その話しぶりからはすっかり吹っ切った様子がうかがえました。気持ちは早くも来季に向いていて、なかなか頼もしかったです。最終節の直前に負傷した箇所もほとんど回復しているとのことで、「もうダッシュとかも練習に入ってますよ」と言っていました。契約交渉の場では、コケ自身もクラブ側に自分の考えを話してきたそうで、納得して心を決めた、と語っていました。詳しくは、来年号の『12th』のインタビュー記事で・・・(お楽しみに)。

 いろいろな意味で新しいシーズンに向かっているんだな、と感じる最近です。

 と、ここまで書いたところで、ついに発表されましたね。都並新監督。報道のされ方を見て、「決まりなのかな」と感じていましたが、そうですか。新監督が決まったことで、いろいろ動き出すのでしょうね、これから。新監督については、また明日に。

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2006年12月16日 (土)

オフシーズンの選手たち

 今週は、選手たちが参加したイベントの取材に行ってきました。オフィシャルホームページでもまもなく紹介されると思いますが、今週ほとんど全選手(負傷者などをのぞく)が、セレッソのサッカースクールを訪問し、スクール生たちとふれあいました。

 スクール訪問というイベントはこれまでも何度かありましたが、今回は多くのスクールで選手といっしょにサッカーを楽しんだ(雨のためできなかったところもあるようですが)こと。シーズン中は難しいことで、この時期ならではのお楽しみになったようです。私が取材に行ったスクールには、名波&ゼ・カルロスが登場。惜しげもなくテクニックを披露し、目を瞠らされました。2人とも真剣そのもの(ゼはやや笑いを誘っていましたが)でした。「いいシュートだ」「ナイスクリア!」なとど、名波選手から声をかけてもらえるなんて、子どもたちにとってはこの上ないいい思い出になることでしょう。

 そして今日は、奈良県御所市で行われた「ロビーキッズフェスティバル」に行ってきました。これは、セレッソが主催する6歳以下と8歳以下の2つのカテゴリーで行うゲーム大会で、勝敗にこだわらず、サッカーを楽しむことが目的です。午前と午後の間の「スペシャルイベント」にモリシ、フル、嘉人の3人が参加しました。参加した子どものお父さん、お母さんとの対戦、そして子どもたちともゲームをするなかで、すばらしいプレーを披露していました。特に印象に残ったのは、嘉人の無邪気な様子。子どものころはきっとこんな表情でボールを追いかけていたんだろうな、と思えるそんな表情。最近のピッチでは見られなかっただけに、よけいにまぶしかったです。

 さて、ストーブリーグの話題。先日、大きなニュースが飛び込んできましたね。新監督の人選もいよいよしぼられてきたようです。西村GMは「なるべく早く決めたい」とかねてから話していますから、そろそろ・・・なのかもしれませんね。

 来週もインタビューなどなど、取材に動く予定です。

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2006年12月12日 (火)

いつもと違う12月

 今週からは指名選手練習と自主練習(レギュラークラスの選手も出てきているようですね)のみ、何となく手持ちぶさたです。天皇杯も終わってしまったし、ぽっかりスケジュールが空いてしまった・・・。世間は年末で忙しいというのに・・・すみません。

 という私も、来年に備えたインタビューを数本、年内に行う予定で、まだ仕事納めというわけではありません(当然です)。グラウンドにも、あと数回は通うことになります。そして、ずーっとやらねば、と気になっていたこと、こういうときにしかできないことをする予定です。

 でも、やはりいつもとは違った感じの12月。リーグが終わり、リーグ総括の原稿と、週末に行われる天皇杯の取材と、年末特有の所用もろもろ、いつ終わるかわからない天皇杯を気にしつつ、年内にしか取れないコメント取りに走る。それがいつもの12月だったから。

 今は選手の契約更改の真っ最中。「来季も契約へ」なんて記事が出始めていますから、今のところは順調に進んでいるのでしょうか。確実な情報がわかったら、またお知らせします。

 今週号の『サッカーダイジェスト』に掲載された(と思います)「ヤナギ引退」の記事を書かせていただきました。原稿にも書いたのですが、ホントにさりげなく、あっけなく引退を宣言して、スパイクを脱いだヤナギ。すべてをやり尽くした満足感がそうさせたのかな、と今は思っています。よろしければお読みください。

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2006年12月 9日 (土)

今日でひと区切り

 J1・J2入れ替え戦が終了、今季Jリーグの日程が終わりました。仕事も一段落、ひと息ついたところですが、「ストーブリーグ」はこれからが本番です。

 全体練習の最終日だった今日は、グラウンドに行ってきました。今日で最後の選手も何人かいたし、ごあいさつができれば、と。今日リリースされたのは、ブルーノ、ピンゴとの契約期間満了、契約更新はなしということと、河村、柿本両選手の期限付移籍期間満了(つまり基本的には移籍元に帰る)というもので、去る人が新たに明らかになりました。

 そのなかで、ブルーノには比較的じっくり話を聞くことができました。彼が一番多く語っていたのは、サポーターへの感謝の気持ちでした。「今までいろいろなチームでプレーをしてきたが、セレッソのサポーターには特に思い入れがある。いつも温かく接してもらって、やはりつらいものがある。今日もこれだけたくさんの人がここ(グラウンド)に来てくれて、うれしく思います」。セレッソで引き続きプレーしたい思いはあった、と言いながら、「でも、サッカーに選手の入れ替わりはつきもの。それがサッカーというものです」とも話していました。今季は、シーズン当初から不調が続いてたブルーノ。去年見せたあのすばらしいプレーが最後まで見られなかったのは残念でした。ピンゴも今季限りでチームを去ることに。外国籍選手は大きく顔ぶれが変わることになります。

 来る人(正確に言うと帰って来る人)も1人、発表されました。はまちゃんこと濱田 武選手。鳥栖では、今季41試合出場。堂々たる実績を残しての凱旋、と思っていいでしょう。「もっといるものはすばらしい」と言われ続けていたはまちゃん、成長ぶりを見るのが楽しみです。

 これから年末にかけて、選手たちの去就、そしてもっとも気になる新しい指揮官の情報が、続々と明らかになるはず。番記者さんたちも総力取材を仕掛けていますから、新聞でもいろいろな「話題」が掲載されると思います。普段現場でいっしょに取材をしている私も、毎朝、少しビビリながらページをめくっているのですから、サポーターの皆さんはさらに気をもんでおられることと思います。誰が契約更改に同意した、保留した、という情報も気になりますよね。契約更改はクラブと選手が年に1度、行う真剣勝負の場。当然、駆け引きもあるでしょう。落ち着かない日々が続くかと思いますが、一段落したら、選手の去就などなどについてはできるだけレポートしたいと思います。

 入れ替え戦の第2戦、テレビで観戦しました。部外者の私でも、思わず叫んでしまうような激戦。なんと恐ろしいものなんだ、とあらためて思いました。同時に、「入れ替え戦に行って、残留を」と、サラッと言っていた(書いていた)自分の甘さも痛感。来年は、あのシビアな場所に身をおくのだ、と思うとすでに肩に力が入ってしまいそうです。

 ともかく、今日でひと区切り。Jリーグ全日程が終わり、セレッソの全体練習も終了。週明けからは、指名選手のみの練習ですが、、日によっては、いわゆる若手以外も自主的に練習する選手がいるようです。

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2006年12月 7日 (木)

エネルギーの大きさ

しばらくのごぶさたでした。メンテナンス中で更新ができず、すみませんでした。そのあいだもたくさんのアクセスをいただきました。時期が時期だけに、心配がつのる方が多いのだな、とあらためて実感しました。

 ブログが更新できなかったあいだ、ひたすら原稿書きと編集作業にいそしみつつ、グラウンドには6日水曜日に行ってきました。リハビリ組(モリシ、ピンゴ、サケ、康太)、クールダウン組(フル、ゼ、名波・・・)、そしてトレーニング組(この組が一番多かった)に分かれての練習。

 アキはクラブハウスに顔を出したようですが、30分ぐらいで出てきて、グラウンドをあとに。最終節で痛めた右ひざをかばうような歩きかたは変わらず、でした。来週にも手術をとの記事がスポーツ紙に載っていたようですが、まだはっきりとした情報は発信されていません。

 何人かの選手に話を聞きました。「去就」については、モリシは「まだ契約してもらえそうなので」と冗談めかしながら、「来季もセレッソで」の意思表示をしていました。私がグラウンドに行った6日時点で、ほかに進路を明言している選手はいませんでした。ただ、トーミの「今、はっきり言えるのは、『来年僕がどこでプレーするかは、まったくわからない』ということだけです」との言葉は、多くの選手に共通するものだと思います。本人の意思、周囲の思惑、クラブの意思、さまざまなものが複雑に入り混じった状態は、年内いっぱい続きそうです。

 ブログを更新できなかった3日間に、いろいろなことを考えました。、最後まで「絶対に落ちてはいけない」と強く思っていたので、セレッソがJ2に降格したことはショックでした。でも、しばらく経ってみて、「とんでもない逆境だけど、いろいろな意味でセレッソが変われるチャンスかもしれない」と思い始めました。ピンチこそチャンス、クレームがきたときこそチャンスと思え、などとビジネスの世界ではよく言われます。それと同じなのではないか。この苦しい、どん底でも、セレッソを愛し続けてくれる人たちは、これから先も絶対に見離すことはないのではないか。だからこそ、ピンチである今がチャンスなのではないか。

 12月2日以来、かつてないほどにこのブログのアクセス数が増えています。それだけ、知りたい人がいるクラブだということであり、そのエネルギーはとてつもなく大きいものだと感じました。私にできることはしれていると自覚しています。ここで、情報を発信し続けることもそのひとつ。ほかにもできることは・・・じっくり考えてみたいと思っています。

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2006年12月 3日 (日)

しんみりな日

 リーグ最終戦、J2降格が決まってから1日が経ちました。すごく疲れているはずなのに、今日は早朝に目が覚めてしまいました。原稿の続きを書き、メールで送ると、ひと息。じわじわと「降格」を実感しました。ぼーっとする頭で、選手全員が集まるのは今日が最後だと(結局、しばらく全体練習をするようです)気づき、「コメントを取らねば」と思い至り、そそくさとグラウンドへ。

 到着すると、午後2時のミーティングに選手たちが集まり始めたところでした。ミーティングが終わると、選手がぽつぽつとクラブハウスから出てきました。契約満了で、チームを去ることが決まった山田くんに話を聞きました。降格という結果に終わってしまったこと、自分が何も残せなかったことを悔しそうに口にしていました。決して彼だけの責任ではなくて、意気込んで加入したシーズン序盤に出場機会に恵まれなかったこと、ようやく塚田監督のもとでチャンスを得たものの負傷で長期離脱、チームの不調もあいまって、運が悪かったなと、以前から感じていました。

 現役引退を表明したヤナギは、屈託のない表情で淡々と話をしていました。昨日の試合については、「人一倍気持ちが入れ込んでいた」と言い、「使ってくれた塚田監督には感謝している。残り3試合と思ってプレーしたのに、残念だった」と。現役を退くことについては「悔いはない。ただ、勝って終わりたかった」。「これからはどうするの?」と聞くと、「いろいろやってみたい。今まではサッカーだけだったので、いろいろな世界を見て勉強したい」と言っていました。

 辞意を表した塚田監督が出てきたのは、もうあたりが暗くなった、5時ごろでした。番記者たちと最後の囲み取材をしました。その前にサポーターの人たちからねぎらいの声をかけられ、感極まった様子で、「ありがたいことです。それだけに申し訳ない。でも、一生懸命やった中で、こういう結果になった。自分の力不足でした。選手には、『最後までがんばってくれてありがとう。みんなの力で1年でJ1に返り咲いてほしい』と伝えました」。涙を見せながらのコメントでした。

 今日の囲みで、名波が「監督が(起用法で)気を使ってくれたみたいだけれど」と言っていたことを伝えられると、「名波については、試合に出る出ないにかかわらず、頼りにしていたし、感謝している。使わないことに彼は一切不満を言うことはなかった」と、塚田監督。最後に、「最初、非公開練習をしないと言っておきながら、本当にすみませんでした」と、嗚咽をもらしながら、深々と頭を下げた塚田監督。練習を非公開にせざるを得なかったことは十分理解していただけに、私も(多分ほかの記者も)胸をつかれる思いでした。

 去っていく人、残る人、昨日まで共に戦ったチームメイトが、違う道を模索し始めた今日。しんみりした日曜日でした。

 でも、人が動くのはここから始まるといっていいでしょう。コーチングスタッフの契約についても、明らかに(高木コーチ以外は契約更新するとのこと)なりましたし、「次期監督候補はしぼられている」と西村GMが語るなど、これからますますあわただしくなりそうです。選手の去就についても、今後さまざまな情報が飛び交うことかと思います。現時点ではまだ誰もはっきりとしたコメントはしていませんが。

 今週は大詰めの原稿書きに没頭しつつ、グラウンドに足を運んで、インタビューやコメント取りをする予定。メンタル的に不安定になりがちな時期ですが、J1復帰に向けて歩き出したチーム、クラブを温かく(時にはちょっとクールに)レポートしていきます。

 いよいよ冬本番です。今年はひときわ寒さが身にしみますが、元気を出して師走を乗り切りましょう。

 

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試合後の選手たち

 試合後、監督記者会見があり、その後ミックスゾーンで選手に取材という流れはいつものゲームと同じ。負けたあとは、いつも気まずさが多少あるのですが、昨日はそれ以上に話しかけづらいものがありました。憔悴しきった選手を呼びとめ、「試合の振り返り」「降格してしまった現在の心境」を聞き出すのですから。

「J'sGOAL」に掲載したコメントを見てもらってもわかるように、選手には「去就」をたずねる質問が多かったです。「J2に落ちて、来年は?」というものです。J2降格が決まった以上、サポーターの皆さんにとっても、「来季は?」というのがもっとも気になるところでしょう。クラブからの契約の提示があり、これから契約交渉が始まるわけで、最終的な去就はそれが終わってから、ということになりますが、昨日のコメントから言葉を拾ってみると・・・

「これから時間があるので考えたい。自信をつけてJ1に戻って来たいという思いもある」というのは嘉人。「来季の契約についてはこれからいろいろ考えます。基本はセレッソで、ということ」と話したのはアキ。名波は、「J2でプレーする気持ちは?」と聞かれ、「もちろんあります。今はあまりいろいろ考えられる状況ではないけれど」と言い、その後のコメントでは、「このチームに愛着がある。サポーターは温かいし、選手とも次第になじめたので」とも話していました。フルは、「J2でもプレーするという気持ちは持っている。このチームが好きだし、このチームでやりたい気持ちはある」とコメントしていました。もちろん、今後彼らの気持ちが変わらない保証はなく、他クラブからのオファーがあれば、揺れ動くのも当然のことだと思います。

 昨日の囲みインタビューで、一番印象深かったのは、「責任は100%選手にある」(名波)という言葉。「今日試合に出ていた選手以外、30数人の選手全員にも、練習やそれ以外の家庭や寮に帰ってからの生活でも反省や課題がある。それをみんなに感じてほしいし、追求して生かさないと。そういうことをみんなに訴えたい」とも。折に触れて、歯がゆさを口にしていた彼でしたが、やはり思うところはあるのだな、と。それが降格の原因のすべではないけれど、根深くよこたわっている問題は確かにあると私も思います。

 

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2006年12月 2日 (土)

涙も出ません、悔しくて

 最後の最後まで、信じていました。何とか残ってくれ、とにかく追いついて、と。しかし、相手ははるかにうわてでした。1-3で敗戦。福岡が引き分けたために、17位に。つまり、自動降格です。涙も出ないぐらいに悔しい。

 試合が終わって、取材をして、原稿を書き送り、今もまだ原稿を書きつつ・・・とい状況で、考えがうまく整理できていません。明朝にでも、ゆっくりと書きたい思っています。たくさんアクセスしてもらっているのにごめんなさい。

 今日は、冷たい雨が降る、つらい1日でした。まずは、凍えた心と体を暖めて、明日に向かって進んで行きたいと思っています。皆さんも、どうぞ暖かくして。今日はお疲れ様でした。

 

 

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