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2006年11月30日 (木)

思いは千々に乱れるけれど

 リーグ最終戦まであと2日。今日は、非公開練習でしたが、コメント取材は可能だったので、グラウンドへ行ってきました。練習は見ていませんが、グラウンド周辺にピリピリ感はそれほどありません。むしろ、優勝がかかった昨季のほうが、はるかに緊張感とただならぬ雰囲気が満ち満ちていたと思います。

 昨日の紅白戦で、3バックのメンバーを変え、名波トップ下起用というバージョンを試したと書きました。昨日の塚田監督の囲み取材で、「最終戦、それも大一番で、バックラインのメンバーを変えるというのはすごく大きな決断だと思いますが」と質問しました。「そうですね、勇気がいることです」というのがそのときの答えでした。「明日(つまり今日、木曜日)の練習で確認したい」と言っていた監督に、今日もしつこく質問しました。「今日の練習で、決めたいとおっしゃっていましたが、メンバーについて気持ちは決められましたか?」と。「それを信じてやります。いいパフォーマンスを確認できましたし、これで行くぞ、という形は自分の中でできたと思っています」と、塚田監督。さあ、その形は・・・いずれにしても、熟考のうえでの決断です。当日のメンバーを待ちましょう。

 と、割り切ってみても、誰が出たらどう、ああなってこうなるんじゃないか、じゃあ、彼が出たら、こうなってやっぱりあれかも・・・とか考えてもしようがないことが、どんどん頭を駆け巡っていきます。いまさら、いろいろ考えてもしかたない、とにかく点を取って、えいっと勝ちましょう。そうそう、今日の非公開練習での嘉人について、塚田監督がこんな話をしていました。「今日は、力が抜けた、いいシュートを打っていたね。いつになく、力みがなかった。ニオイますね」と。ここ数試合、打てども打てども入らない自分のシュートに、一番腹が立っているのは嘉人自身でしょう。ここ一番に必ず決めてきたのも嘉人。信じましょう。

 

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2006年11月29日 (水)

土曜日に向けて、着々と

 シーズン大詰め、試合の日程もタイトになり、なんとなくバタバタ・・・こんな日々がしばらく続きそうです。今日は、今週初めて、グラウンドへ。私が到着するとまもなく、紅白戦が始まりました。水曜日の紅白戦は、通常メンバーを「シャッフル」した形で行われることが多い、つまりそのままのメンバーが、土曜日に出てくることは少ない・・・? 気がします。とはいえ、今日のメンバーは気になるものでした。

 バックラインに、久々の顔が2つ、並んだからです。ブルーノとヤナギ。ケガで戦列を離れていた2人が、大一番に戻ってくるのでしょうか? そして、アキと嘉人の2トップの後ろに名波。前節の途中からもこの形でしたが、次節はスタートから? 練習後の監督囲み取材の質問も、この2点の集中しました。

「彼ら(ブルーノ&ヤナギ)のコンディションが上がっていること、今までのバックラインも安定しつつあったというのはあるが、いろいろ試してみようと思った。練習では彼らもそれぞれ持ち味を出してくれた」とは、DFについて。「最初から起用するメリット、デメリット、リスクはあるなかで、彼とも話をして彼がゲームの中で生きる起用の仕方をしたい」。これは名波について。いずれも、「明日の練習を見て最終判断する」というのが塚田監督のコメントでした。

 練習の雰囲気はよかったです。ゲーム中も声がよく出ていたし、いよいよ決戦というムードも高まっています(当たり前か)。ぽかぽか陽気のなかでの紅白戦が、終わろうかというとき、グラウンドに倒れる選手の姿がありました。私のいるところからはかなり離れていたので、最初は誰かわからなかったのですが、担架で運ばれてきたのは、コケでした。なんともいえない嫌な空気。またしても・・・という感じでした。診断の結果は、左足首のねんざで全治4週間。今季の出場は難しくなりました。

 残りは最大で3試合。3試合にするためにも、次。自力で決めましょう。強敵ですが、必ず勝つ。そんな心意気で・・・。

 それにしても、チーム状況がこうなって、あらためて名波という選手の偉大さを感じます。もし、彼が今いなかったら、どうなっていただろうか。大一番を前にして、その存在はどれほど大きいか。「もう戦術とかの問題じゃない。最後の1試合、いかに泥臭く勝点3を取るかということ」。こんな言葉を残して、グラウンドを後にした彼が、土曜日に見せてくれるものとは――。

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2006年11月26日 (日)

ついに最終戦まで・・・

 ずいぶん前から、「これは最後の最後までもつれそう」との予感がしていましたが、やっぱりそうなりました。大宮に0-2の完敗。前節、J1残留を決めたチームのモチベーションは? などと考えいましたが、相手の、ホーム最終戦にかける気持ちはそうとうなもの。厳しいディフェンスをベースに、うまく2点を取られてしまった、という感じでした。

 問題は、セレッソの攻撃のほう。前節の名古屋戦も、ベタびきの相手に苦しみましたが、今日の試合は一体・・・アキの1トップに嘉人とフルがシャドー、ゼ・カルロスとコケが両サイド、と攻撃的な布陣といえました。なのに、攻められない。後半リードされてから、デカモリシを前線に、さらに2点目を取られてからは、ゼ・カルロスにかえて曜一朗を投入。(デカモリシはともかく、曜一朗をこのタイミング(残留争いの佳境に)で起用したのは少し驚きました)。しかし、曜一朗自身も言っていましたが、「あまりボールが落ち着かなかった。なれなかったのもある。最後は蹴るサッカーになって、あまりボールにさわれなかった」。曜一朗らしい、ドリブルを見せようという心意気は伝わってきましたが、結果にはつながりませんでした。

 デカモリシ、曜一朗を今の状況で起用したことについては、塚田監督に質問しました。「本人のコンディション、パフォーマンスが上がってきたので、彼らのストロングポイントをゲームの流れの中で使いたかった」とのことで、「いずれどこかで試合に出てくることになる。この時期だから・・・というのはあるかもしれないが、チームの現状のなかで、パフォーマンスが上がっているということでの起用」だとも話していました。

 塚田監督は、今日の反省点として、「ゴールに向かう姿勢」をあげていました。次節、つまり最終戦は、それを修正したい、とも。ついに、いよいよ最終戦、あの川崎フロンターレとの一戦で、決まることになりました。うー、今からどきどきするけど、一度クールダウンするとします。リフレッシュして、火曜日の練習取材に行くとしましょう。

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2006年11月25日 (土)

もう次の試合、でも大事な試合

 試合がどんどん追いかけて来る・・・終盤に来ての連戦は、あわただしいですね。でも、あせっても仕方ない、落ち着けー! と昨日ぐらいから自分に言い聞かせています。

 名古屋戦の翌日(昨日)、グラウンドには行けなかったけれど、心配していたアキの状態がそれほどでもないと聞いてホッとしました。本人も「次の試合はいくつもり」と言っていたらしいですし・・・。名古屋戦の後の囲み取材のときに「多少痛くてもやろうと思っている」と話す表情が、「もう覚悟は決めた」といわんばかりの潔く、涼しいものだったから、きっと、「出る」というだろうな、と予想はしていました。

 今日は非公開練習でしたから、どんなメンバーでというのはまったくわかりません。個人的に、期待しているし、楽しみにもしているのは、デカモリシ。間違いなく一番ノッているFWだと思うからです。アジアユースで見せた絶対的な強さ。本人も、「当たってもこけていたのは相手だった。負ける気はしなかった」と自信満々。Jリーグで通用するかどうかは別の話かもしれませんが、彼が出てきたら相手はイヤだろうな、と。

 アウェイなのですが、明日の試合は「J'sGOAL」のレポートを担当することになりました。いいレポートが書けるように、いい試合を期待しています。

  

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2006年11月23日 (木)

寒かった、名古屋戦

 勝たなければならなかった、としつこく言い続けていた名古屋戦はドロー。慎重に試合に入って、うまく先制。そして相手選手が退場、とセレッソにとっては「いい流れ」だったはず。それをがっちり自分たちのモノにできないのが今年のセレッソ。

 後半の立ち上がりから、圧倒的に攻めました。ほとんどの選手が相手陣内、特に相手のペナルティエリアまえに、両チームの選手が密集しつづけるという異様なありさまだったにもかかわらず、勝ち越しゴールが奪えなかった。逆に、相手にカウンターでよもやの2点目を・・・というシーンさえあって。

 攻め方を忘れてしまったかのような今年のチーム。痛いことに、頼みの綱であるアキが右足首を負傷。以前から痛めていた箇所でもあり、心配ですが、試合後の本人の表情がそれほど暗くなかったのが救い。次の試合は?との問いに、「明日の朝の状態しだいだね」と言いつつ、「できるだけ次は出る方向で・・・」と前向きでした。もう、痛いとかしんどいとか言ってられん、という心境なのでしょう。

 これで、「自動残留」の可能性はゼロになり、「入れ替え戦進出権」を巡っての、さらにシビアな争いになります。つらいけど、しんどいけど、あと2週間あまりですべてが決まる。心して、いきましょう。

 選手入場のときの「ピンクのじゅうたん」、記者席からキレイに見えましたよ。あの1枚1枚に、どれほどの気持ちが込められていたか、選手にも通じたと思いたいです。まずは、26日の大宮戦です。

 

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2006年11月22日 (水)

雨にも負けずに

 明日は、名古屋戦! とはりきって書いてみましたが、どうやら天気はまたまた悪そうです。おまけに気温も低いとか。長居第2にこられる皆さん、暖かくしていきましょうね。

 さて、今日は非公開練習で、練習は見ることができませんでしたが、コメント聞きとインタビューをしにグラウンドへ行ってきました。名古屋の強力3トップ(ヨンセン、玉田、杉本)をどう抑えるか? が大きなポイント。「ヨンセンのポストプレーからこぼれたところを玉田らがねらってくる。対応が遅れるとやられる」と話したのは前田。話は流れて、前節の超決定機にシュートを大きく外したことに。「かなりへこみましたよ。エゾに『切り替えろ』と言われなかったら、切り替えられなかったかも・・・」と苦笑していました。

 シュートを外した、というと嘉人もそう。居残りシュー練で、気持ちが吹っ切れたのでしょうか、今日はさばさばした表情でした。「入らないときは入らないですよね、あれだけうって入らないなんてね、でもそういうこともある」と、嘉人。「入るときはとんでもないのでも入るからね、明日そうなるかもしれんもんね」と言うと、「そう、そうですよね、決まるときは決まる」と、大きくうなずいた嘉人。そろそろ大爆発を・・・期待しています。

 3試合、すべて勝つこと。そこで何が起きるか。起きないかもしれないけど、起きることもあるのがサッカー。まずは明日の名古屋戦。「大一番をホームで迎えられるのは大きいと思う」と、今日、トーミが言っていました。見せてもらいましょう。

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2006年11月21日 (火)

残り少ない試合に向けて

 今日の練習にはいけませんでしたが、新潟戦の翌日、つまり昨日はグラウンドに行って、取材してきました。試合翌日ということで出場組は軽めの調整のみ。早く終わった練習の後は、選手にインタビューをしてきました。

 ディフェンスの選手ということ、またプレースタイルもあって、やや地味めの、じっくりしたインタビューでしたが、内容は深く、納得させられるものでした。このところのバックラインがどんなことを考えて、何をしようとしているのか、理解できましたし、シーズン終盤まで、なかなか出場機会のなかった彼が、気持ちのこもったプレーを見せている理由などもわかって、興味深いものでした。さて、この選手は誰か? わかりますよね。

 そして、インタビューを終えると、「嘉人が居残りシュート練習をしている」との情報が。グラウンドにいくと、やってました。曜一朗とふたり、ひたすら蹴り続ける嘉人がいました。新潟戦でチャンスに決められなかったことが、本当に悔しく、自分に納得がいかなかったのでしょう。嘉人らしい、ドンという力のあるシュートが、練習では何本もゴールに突き刺さっていました。あさっては、大暴れするはず、です。

 ふと気がつけば、このブログを初めてから、先週で1周年を迎えていました。去年の11月17日にスタートして以来、本当にたくさんの方に読んでいただき、感謝しています。ありがとうございました。さっき、去年の今日の文章を読んでみましたが、なんとまあテンションの高いこと。ずいぶん昔のことのようです。今年は、これからきっとテンションが上がっていくことでしょう。さあ、残り3試合、プラス2試合(なんか微妙な表現・・・)、気持ちを入れていきますよ! これからもよろしくお付き合いください。

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2006年11月19日 (日)

新潟戦、あれこれ

アルビレックスとの対戦は2-2の引き分け。リードされて追いつき、またリードされてもう一度追いつく、という流れ。アウェイでのゲームだったことを考えると、勝点1もやむなしというところ・・・と言いたいけれど、前日の試合でライバルたちが揃って負けたことを考え合わせると、そんな悠長なことは言っていられない、是が非でも勝点3をとりたかった。グッと引き離すチャンスだったのに。「半歩前進」(塚田監督)となりました。

 チャンス、それもいわゆる「超決定機」がいくつもあっただけに、残念。「今日は俺が外しすぎた。勝てた試合だったのに」と話した嘉人、特に名波が起点になってすばらしい展開からのチャンス(後半30分)は決めてほしかったです。

 で、2ゴールはいずれもゼ・カルロスの左クロスから。ヘッドであわせたのは、1点目がアキ、2点目が名波。アキのシュートはすごく難しいものでした。滞空時間が長く、ワザありのアキらしいシュート。「届くかどうかわからなかったけど、がんばって、いやがんばっていうのは変だな、とにかく頭を伸ばしたら入りました」と、アキ。「いずれもベテランの得点でしたね」と、記者に言われて、「ベテランなんて言わないでくださいよー」と、照れ笑いをしながらも、「あとになって、あれを決めとけばよかったということのないようにしたい」と話したアキ。名波のゴールについては、「あんなヘディングを持っているとは思わなかった」と話していました。確かに名波のヘディングシュートはめずらしい。それだけに、胸にグッときたのは確かでした。

 自らの得点シーンについては、「ゼがいいクロスが入ってきたから、触るだけだった」と話した名波は、「毎年そうだが、残り試合が少なくなるとドラマが起こる。そういう雰囲気にのまれないように、自分たちの力を信じぬいてやっていくことが必要。メンタル的なことも、ぼくがここに来たひとつの理由だから。プレーでの救世主は西澤や嘉人がなってくれる。僕は1試合1試合で浮き沈みが激しいチームをコントロールしたい」。「雰囲気にのまれる」・・・そういわれれば、昨シーズンの終盤もそうだった。

 でも、今年はぜひ、違う結果を。雰囲気にのまれることのない残り3試合を。そして、今日の勝点1が、「あれがあって、よかった」と振り返ることのできる最良の結果を--。

 なんか、ほかにもいろいろあった気がするけれど、今日のところはここまでに。明日朝はグラウンドへ、インタビューに行ってきます!

 

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2006年11月18日 (土)

新潟戦を前に

 ひと足早く、今日新潟に入りました。思っていたより寒いです。明日はもう少し暖かいとのことですが、来られる皆さんは寒さ対策を万全にしてきてくださいね。

 今日の試合の結果、セレッソは16位に浮上。戦わずして順位があがるのは、なんか不思議な気分です。もちろんうれしいけれど、明日勝ってこその16位。きっちり勝って、自分たちのポジションを確固たるものにしてほしいと思います。

 明日の試合が行われる新潟のビッグスワンは、セレッソにとっては印象のいいスタジアムのひとつだと思います。2004年の最終戦で、勝たなくては入れ替え戦へ・・・という試合で、嘉人の2ゴールで何とか勝利、J1残留確定という劇的な幕切れでした。

 先日、トーミにインタビューをしたとき、あの試合の話になりました。ものすごく気持ちが張り詰めていたことや、勝利のあと、ストレッチをしながら涙が止まらなかったことなど聞きました。あれから2年、いろいろな経験をつんだトーミが、今のサバイバルのなかでどんなプレーを見せるのか。降格の危機に瀕したチームを3たび救ってきた嘉人の存在も頼もしい。最後の最後は、彼らの活躍で決まるのではないか。そして、新しい戦力、ラッキーボーイの出現もあってほしい。そんな予感がします。

 

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2006年11月16日 (木)

さわやかな光景

 津守に着くとすでに練習は後半、紅白戦の2本目が行われていました。そのメンバーに大きな変化はなかったのですが、別メニュー組にアキが入っていたのでドキッ。あとで確認すると、「あくまで日曜日(新潟戦)に合わせて調整している。やろうと思えば問題なくできる状態にあるが、日曜日にいい形でできるように」(塚田監督)とのこと。前節出場停止だったフルが戻るものの、ピンゴが欠場、トップ下のポジションに誰が入ってくるのかが注目です。

 別メニュー組が増えました。アキは別にしても、ピンゴ、モリシ、サケ、ヤナギ、コータ。昨日インドから戻り今日チームに合流したデカモリシも別メニューでしたから、「大勢」のイメージはぬぐえません。もっとも、デカモリシは明日は全体練習に合流するとのことで、「本人も『自信がついた』と言っていた。『切り替えてリーグ戦でもがんばれ』と話しました」と、塚田監督。リーグ残り試合での出場の可能性については、「当然ありうる。競争の中に入ってきてほしい」とのことでした。

 デカモリシ本人にも少し話を聞きました。「このいい流れを止めたくない。維持していきたい、チームでのカンフル剤になれればいいと思う」。その言葉の頼もしいこと。相当にタフな大会であったことは想像に難くないのですが、表情に疲れなどまったく浮かんでいませんでした。デカモリシにはあらためてインタビューをする予定。楽しみです。

 今日の練習を見ていて、印象に残った光景。全体練習が終わってからのシュート練習で、名波がパス出し役を買って出ていました。このところよく見られることらしいですが、私が見たのは初めて。嘉人、山田、トク、曜一朗、コケが次々に出されたボールをシュートしていきます。グラウンダー、ふわりとした独特のボール、いろいろな種類のパスを出し、シュートが決まれば、ミスすれば、GKがいいセーブを見せれば、そのときどき、選手ひとりひとりに声をかける・・・そんな名波の姿に、またしても「さすがだな」と思わされました。

 以前、インタビューをしたときに、「実際に先頭に立ってチームを引っ張っていくのは、生粋のセレッソ魂を持った選手たち。外から来た僕らは、チームのなかのいろいろなことが見えてくるから、選手の上と下をぎゅっと縮めて、同じ共通意識のもとでやっていけるようにしたい」と話していたことが思い出されます。最近、決して出場機会に恵まれているとはいえない彼が、彼なりにチームを支えている姿は、とてもさわやかなものでした。そして、そのシュート練習では、決定率がすごく高かったのです。みんないいシュートをバシバシ決めていました。

 残り4試合、厳しいけれど、もがきながらもチームは前に進もうとしています。がんばってほしいものです。

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2006年11月14日 (火)

増えるけが人、でも試合は続く

 今日は南津守へインタビューに・・・のはずが、直前になって中止。すでにグラウンドに向かっていたので、引き返すのももったいない、と取材に行くことにしました。私が到着したときには、練習は終盤、週初め恒例のフィジカルトレーニングが行われていた様子です。

 モリシ、サケ、ヤナギ、コータ先週からの顔ぶれに加えて、ジュビロ戦で負傷したピンゴも別メニュー。「けが人、増えてきましたよねー」とは、いっしょに練習を見ていた記者との会話です。ここに来て、ホントに増えてきました。練習後は、「これから最終的な状態をドクターに確認する」(塚田監督)、「ドクターやトレーナーと相談しながらケアしていきたい」(ピンゴ本人)と、ともにケガの状態については言葉をにごしていましたが、発表された結果は左太ももの肉離れで全治4週間という重傷でした。シーズン終盤になると、どうしても疲労の蓄積などで、ケガをしやすくなるもの。どこのチームも同じとはいえ、今チームがおかれた状況を考えると、厳しいです。

 さて、遅くなりましたが12日日曜日の深夜には、アジアユース決勝を観戦。またもや延長、PKというタフな戦いになりました。デカモリシは途中交代、真司は出場なし、という少し残念なラストゲームでしたが、よくがんばったと思います。世界への切符を勝ち取った上に、アジア最高レベルのチームを相手に2試合続けて延長戦に持ち込む粘りはたいしたもの。チームに大きなお土産をもたらしてくれるのではないでしょうか。

 そんな彼らの帰国は明日水曜日。塚田監督に聞くと、「チームへの合流は木曜日、ただしメディカルチェックが中心で、本格的に練習に戻るのは、そのチェックの結果次第になる。連戦でかなり張り詰めたものがあるはずだから」と、彼らのコンディションにかなり気を使っている様子でした。ただ、デカモリシのリーグ戦出場については、「FWの枚数を考えると、コンディションにもよるが、すぐに戦力になる可能性はある。タフになって帰ってくると思う」と、塚田監督も期待を寄せている様子。アジアでも屈指のフィジカルを持つCFであることを今回の大会で証明して見せたデカモリシ。残り4試合でラッキーボーイになる可能性もあります。

 残り4試合プラス2試合、総力戦になるのは間違いありません。チームとしての地力、底力を発揮できるかどうか、持っている力ではライバルに絶対に負けていないと思うだけに、すべてを出し切ってほしいです。

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2006年11月12日 (日)

勝点がほしかった

 昨日のゲームレポートです。遅くなってしまいました。ごめんなさい。夕べ書こうかと思ったのですが、なんとなく考えがまとまらなくて。

 試合前から、塚田監督が警戒していたとおり、ジュビロの速く厚い攻撃に圧倒された立ち上がり。前半の16分ですでに2失点。その後も攻撃の手を緩めない相手に、「何点取られるのだろうと思った」と名波は言いましたが、同感でした。大量失点さえ不思議じゃなかった流れを変えたのは、嘉人のらしい強引なプレーでした。

「守って守って後ろからいってもやられるなら、前からいったほうがいいと思った。で、いったらよくなってきた」(嘉人)。ドリブルでゴール正面に進むと、最後はDFを振りきってシュート。前半ロスタイムに入ってからは、トーミの積極的な上がりから作ったチャンス。最後のシュートも簡単ではない、すばらしいものでした。この試合のマッチデープログラムに掲載されたインタビューはトーミのもの。話を聞いた選手がその試合で活躍するのはうれしいもの。「攻めは(コンビを組む)カワムさんに任せて、僕は守備を考えて、ボールをもったたらシンプルに動かすことだけを考えて・・・」と話していたトーミですが、あの得点のシーンは、ボールを動かすプラス自ら前に出て行ってフィニッシュ、という最高のプレーを見せたと思います。

 前半のうちに2点ビハインドを覆すというスリリングな展開。期待をこめて見つめた後半の立ち上がりもセレッソの攻勢が続いた、のに点を奪うことができなかった。なんどもあったセットプレーのチャンスを生かすことができず、逆に自分たちのCKから逆襲をくらって、痛恨の3失点目を喫しました。攻撃の鋭さや質において、ジュビロに劣っていたのはいなめません。相手にすれば、怖さがなかったのでは・・・。

 この試合でピンゴが負傷(左太ももの前面を痛めたとのこと)、深刻なものでないことを願っていますが、モリシがしばらく試合に出られないことを考えると、バックアップメンバーに注目が集まります。ジュビロ戦ではピンゴに代わって登場した名波は、「コンディションを考えると、今日(11日)頭からというのは厳しいかなと思っていた。今日ぐらいの時間がベストだったかな。でも来週はまたコンディションがよくなると思う」と話していました。必ず、活躍の場はある、と以前ここに書きました。本当にそう思います。もちろん、それは名波だけではなく、コケもそう、もっと若い選手だって・・・。残留争いは実質的に3チームによる「入れ替え戦出場権争い」に変わりました。残り4試合、しまっていきましょう。

 今日は、午後からJユースサハラカップの予選リーグ最終戦が(残念ながら、私はいけません。ここにコメントを下さった方、ごめんなさい)、夜はアジアユース決勝が行われます。デカモリシ、真司(香川)の活躍が楽しみです。

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2006年11月10日 (金)

眠かった、けれど晴れやかな一日

 もうひたすら眠かった一日でした。先日の寒気から一変した小春日和だったせいもあったけど、原因はアレでした。昨夜というか、今日未明にかけて録画放送されていたアジアユース準決勝。前半まで、後半まで・・・とついにPK戦で勝利するところまで観てしまいました。見ずにはいられませんでした。すばらしいファイトでしたね。デカモリシも真司もよくがんばった! 起きるのがつらかったけれど、心は晴れやかな朝でした。  ぜひ、優勝して帰ってきてほしいと思います。そして、いろいろ話を聞かせてほしいです。

 さて、今日は非公開練習が終わるころに南津守へ。『Soccer Kids』の撮影があったためでしたが、練習を終えた塚田監督、選手に話を聞くことができました。ジュビロについて塚田監督は、「要所要所に経験のある選手がいて、ストロングポイントを持っている選手が多い。攻めの速さが特長だが、切り替えの速さをどう抑えるのがポイントになる」。最近のチーム状態については、「最後まで粘れるようになった。チームとしての連動性が持続するようになっている」と話していました。確かにチームにかっちりとしたまとまり感がでてきたと思います。当たり前かもしれませんが、ひとつの方向に向かっている勢いと熱を最近のチームからは感じます。

 古巣との対戦ということで注目される名波選手ですが、「個人的にどうこう言っている場合じゃない。チームとして、残りの5分の1の試合をどう戦うか。いない選手の分までどれだけ働けるか。監督から一番新しい情報として伝えてほしいと言われ、(ジュビロについて)それなりに、オレ流に伝えたつもり。ジュビロは弱点が少なく、個人の能力が高い、順位も上だから、それをリスペクトした上で戦うことが必要。とにかく先手を取ること。どんな形でもいいから先に点を取って、相手が前に押し込んだ裏をついていくのがポイントになると思う」と冷静に語っていました。

 強敵との対戦で幕を開けるLAST5。とにかく先手を、そしてなんとしても勝点3を!

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2006年11月 8日 (水)

うれしい再会

 今日の午前中は津守へ。練習を取材し、塚田監督や選手の囲み取材をして、選手インタビュー、というフルコースでした。練習の多くはゲーム形式のもの。ゼ・カルロスが別メニュー、左ふくらはぎを痛めたというモリシが不在、フルが次節出場停止ということで、若干選手の入れ替わりがありました。バックラインは前節同様、ボランチは下村&河村のコンビ、左右のサイドはトク&山田。トップ下がピンゴと大久保、アキの1トップというのが、スタート時の布陣でしたが、このままいくかどうかは?? 明日の非公開練習で最終チェックがなされるはず。

 目を引いたのは、嘉人のプレーにキレが感じられたこと。強さと鋭さが合わさった独特の突破が見られました。「残留」のカギを握る選手といっていいかもしれません。ほかに別メニュー調整だったのはコータ(藤本)、腰痛とのことでしたが大したことはないらしい。ヤナギとサケはリハビリ中でした。

 インタビューを終えると、泉大津へ移動。11月に開校したばかりのセレッソサッカースクール泉大津校に行ってきました。ここでは懐かしい顔に迎えられました。堂森(勝利)コーチです。セレッソユースからの昇格組で、プレースキックとスルーパスを得意とする技巧派でした。20歳そこそこというイメージのあった彼も三十路、すっかり落ち着いた雰囲気になっていました。少し昔話をすると、「このあいだ、セレッソのサポーターの人たちといっしょにフットサル大会をしたんです。久しぶりに皆さんに会えてなつかしかったー」とうれしそうに話していました。どちらかというと、クールでドライなタイプだと思っていた彼が、そんなことを言うのもうれしかったし、りっぱなコーチとしていきいきと働いている姿も頼もしかったです。

 ずっとこの仕事を続けてきて、幸せに思うのはこういうとき。かつて選手として取材させてもらった人が、引退してもがんばっていて、再び取材をさせてもらう・・・最近このようなことが少しずつ増えています。本当にうれしいことです。

 

 ほんわかした気持ちで帰宅すると、ショックな報せが届いていました。モリシのケガが私の予想以上に重傷だったからです。今日の練習には参加せず、治療のみでグラウンドを後にしたモリシ。帰り際に話を聞いたところ、「これから検査に行きます。昨日の対人の練習中に違和感が出てしまった。痛みはあります」と話していました。少し足を引きずっているようだったので、「肉離れになっていなければいいけれど」と思っていたのですが・・・。全治4週間、リーグ戦での復帰は難しいということになります。いよいよ「総力戦」、チームの底力が試されるときがきました。

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2006年11月 6日 (月)

曜一朗のデビュー戦

 今日はトップチームではなく、スクール(泉南校)の取材に行ってきました。子供たちの元気のいいこと。目の色を変えてボールを追いかけ、止まることをしらない姿に元気をもらった気がします。これはどのスクールも同じですが。

 子供たちの練習風景を見ながら、「こういうところで、曜一朗は育ったんだな」と考えていました。9月にインタビューをしたときは、「今年中にトップで試合に出たい。本当は、トップに上がったときからずっとそう思っていたけど、甘くなかった」と言っていた彼が、先日の天皇杯4回戦で初めてベンチ入り。「セレッソの最少年公式戦出場記録更新か」と注目を集めましたが、出場はならず。

 塚田監督は、「使うとしたら、トップ下のところで、交代に余裕があるときには彼をと思っていた。そういってもまだ16歳、彼がのびのびと思いきってできる時間帯、タイミングを考えて使っていこうと思います」と説明していました。曜一朗の「デビュー」については、U-18の副島監督もまったく同じようなことを言っていました。「ティーンエージャーの、特に高校世代の選手の起用の仕方には非常に神経を使う必要があります。曜一朗についても、あまりプレッシャーのかからない環境で使ってやるほうがいい、過度にプレッシャーを背負い込み、出足でつまづくとよくない結果を引き起こすこともある。世界各国でも(16,7歳の選手の)デビューには気を使っていると思います」。

 あまりの非凡さゆえに、「早く」と思ってしまうのは当然のこと。でも、私たちはもう少し待つことになるかもしれません。

 お知らせです。今週発売の『サッカーダイジェスト』に私が担当したフルのインタビューが掲載される予定です。同じく『サッカー・マガジン』に「J1残留 セレッソ大阪」の記事を寄稿しました。お読みいただければうれしいです。

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2006年11月 5日 (日)

残念でした・・・

  残念な結果でした。ほんとに残念としかいいようがない結果だったJユースサハラカップ(南津守グラウンド、14時キックオフ)。ジュビロと対戦した結果は0-1、惜敗でした。

 ジュビロはGグループの首位。強豪だと聞いていました。試合が始まるとそれを実感させられました。ディフェンスは堅く、プレスが速い。何度かピンチを迎えるものの、セレッソがはねかえし、反撃に転じる・・・前半44分には大きな展開でチャンスをつくり、ゴールにはならなかったけれど、後半に期待を抱かせる内容でした。

 後半の立ち上がりは相手が攻勢。選手を入れ替えて攻めに出たセレッソも少しずつ押し返していきました。後半30分ごろからは互いに攻めあう、なんとなく「ゲームが動きそう」な予感が漂ったそのときに、失点を喫してしまいした。残り時間、選手たちは必死に攻めましたが、ついにゴールならず。

 勝ってグループリーグ突破に望みをつなぎたかったところでしたが、ジュビロが勝点を16に伸ばし、セレッソは勝点13のまま。ジュビロが残り2試合、セレッソは1試合。仮にジュビロが2連敗し、セレッソが残り試合に勝っても、得失点差が開いているため、グループリーグでジュビロを抜くのは極めて難しくなりました(Gグループは1位のみ決勝トーナメント進出)。最終戦(サガン鳥栖戦)は、来週日曜日(13時、南津守)に行われます。

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2006年11月 4日 (土)

敗退、そして目標は絞られた

 鳥取で行われたセレッソにとっての天皇杯初戦は、2週間前にリーグで対戦したばかりの広島が相手。4得点をあげて快勝したリーグとは正反対の結果、0-3で敗れてセレッソの天皇杯は終わりました。前回対戦したときと違っていたのは、いうまでもなく寿人(佐藤)の存在。正直なところ、「寿人がいなくて助かったな」と思ったのが10月22日の試合で、今日はその寿人にすっかりやられてしまいました。

「前回広島と戦ったゲームから、立ち上がりから相手のサッカーに押される場面が多くなると思っていた。だから、前半は我慢してカウンターに活路を見出そう、そして後半勝負にいこうというゲームプランだった」との塚田監督の言葉どおり、前半はしっかり守っていた印象でした。ピンチの連続でバタバタしたり、GKの好セーブや、バーに助けられたシーンもありましたが。

 かといって前半のセレッソにチャンスがなかったわけではなく、決定機は3度はありました。ひとつでも決まっていれば、と悔やまれます。特にフル、カキ(柿本)とつながって、最後はコケが飛び込んだシュートは、オフサイドでノーゴールになってしまったけど、いい形でした。モリシとアキがベンチ、嘉人が出場停止ということで、今日のフルは攻撃の中心となってよくがんばっていたと思います。

 後半は開始から相手ペース。でも、後半16分にカキが惜しいヘディングシュート。直後にセレッソの右サイドを崩されて失点、その1分後には同じく左サイドを崩されて2失点目。2点リードされてから、結局流れを変えることができませんでした。モリシとアキを投入、さらにボランチにブルーノを入れて、反撃を試みたのですが。

 選手のコメントです。6月のナビスコカップ以来の出場だった大介(多田)は、アップ前から集中した表情で、気合いが入りまくりといった印象でした。いいプレーをしたと思いますが、試合後の表情は硬かったです。「春に一回試合に出て、それからもいいコンディションでいい準備をしていて、今日はもしかしたらチャンスがあるかもと思っていた。自分のプレーをすることと、結果を出すことと思っていたが、やはり結果がほしかった。今のチーム状態だと、リーグで出場するのは何かがない限り難しいかなと思っていたので、どうしても結果がほしかった。0-1で踏ん張りさえすれば、攻撃できる選手はいたので、もっと辛抱強くディフェンスをしなければならなかった」。

 負傷からの復帰を、意外なポジション(ボランチ)で果たしたブルーノ。当初、ミックスゾーン(試合後に私たちが囲み取材をするスペース)に独りで出てきた彼に、日本語で「ボランチでプレーしたことはありますか?」と聞くと、「5年ぐらい前に、ブラジルで、だから、大丈夫です」の返ってきました。そこでガンジー通訳が登場、「結果的に負けたことは残念だが、サッカー選手としてチームに合流できたのはうれしい」と話していました。今後どこで起用されるのか、興味深いところですが、「このところ3バックに安定感が生まれつつあるので、ブルーノはCBとして使っていたがボランチの経験もあるということで、今日は攻撃に入っていくセンスを買ったなかで(ボランチで)起用した。次節以降、いろいろな起用の仕方が考えられる」(塚田監督)とのこと。さて、どうなりますか。

 そして、初ベンチ入りしながら、ついに出番がなかった曜一朗にも聞いてみました。「ベンチに入ったことはうれしいですけど、試合にかかわったわけではないので。0-2とかで負けているとときに、自分が出て・・・出たいとずっと思いながら見ていました。でも、そこで使ってもらえないのは、まだ信頼されていないから。出してもらえるよう、練習や練習試合でアピールしていきたいです。次はちゃんと出る前提で(ベンチに)入りたい」。「これで第一歩だね」との私の言葉にうなずきつつも、悔しさを隠さないヨウでした。

 昨日、「いい流れを崩したくない」と書きました。あまりの完敗にショックがないといえば嘘になりますが、リーグでは嘉人も戻ってくるし、メンバーもまた変わるかもしれません。今日のよくなかったことは反省し、1週間後のジュビロ戦では締まった試合を見せてほしい。天皇杯が終わり、ついに目標はひとつにしぼられました。リーグ5試合、もしかしてプラス2試合。それだけを見つめた1カ月が始まります。

 さて・・・明日(5日)はセレッソにとってとても大事な試合があります。Jユースカップ(サハラカップ)のジュビロ戦が南津守グラウンド(14時K/O)で行われます。Jリーグのオフィシャルサイトでグループリーグのこれまでの成績を確認すると、どうやら「天王山」といえそう。少なくともセレッソにとっては絶対に負けられない試合です。明日もいいお天気みたいだし、U-18を応援しにいきましょう!

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2006年11月 3日 (金)

いい流れを変えないで

 昨日、今日と依頼された原稿を書き書き(途中でナビスコカップ決勝を見つつ)。インタビューものと、レポートものの2本でしたが、いずれもテーマは「セレッソの残留争い」。まったく、シーズン前には想像もしなかった内容で書かせていただいております。でも、愚痴るつもりなんて全然なし。「ピンチこそチャンス」という言葉もありますしね。「ラスト5」を記憶に残るものにしたいです、もちろんハッピーエンドで。

 そして、明日は天皇杯の初戦。この時期にまったく違う大会に臨まなければならないのは難しいとは思うけれど、相手がJ1のチームでよかったかな、とむしろ思います。気持ち的には、「リーグ戦に1試合プラスされた」感じでプレーできればベスト。塚田監督も、「今のいい流れをくずさないよう、当然勝ちにいきます、もちろんべストメンバーで」と、水曜日(1日)に話していましたし。負けなしでシーズンを終える、というのを目標にしていきましょう。

 明日は鳥取日帰り。バードスタジアムは、前回の天皇杯ですばらしい試合(ジェフ戦)を見ることができた場所。今回もいい試合を見ることができますように。

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2006年11月 1日 (水)

終日、津守で取材する

 午前練習が見られることになり、はりきって朝からグラウンドに行ってきました。午後から練習試合があるとのことで、午前のメンバーは、GK3人(丹野以外)とフィールド18人のみ。左ひざと足首を痛めているというゼ・カルロスが別メニューで調整していました。やや狭いピッチで10人対10人のゲーム、そのあとフルコートで同様のゲームという練習内容。2連勝の影響か、選手たちの表情の明るいこと。いい雰囲気でした。

 ただ、ピッチにいない選手も。ヤナギ(柳本)の姿は見ることができませんでした。そしてもうひとり、名波の姿も。今日のスポーツ紙で報道されていた通り、「体のケアのため、今週いっぱいの予定で静岡に帰って、ドクターのチェックを受けている」とのことを、確認しました。なぜ週末に公式戦のある、今の時期に長期間のメディカルチェックをしなければならないのか? チーム練習をを長期間離れてまで・・・。もしかしたらせっぱつまった事情、つまりケガとか・・・と心配になりましたが、塚田監督にその点を聞いたところ、「リーグの最後の一番厳しいところ、総力戦が予想されるなかで、彼には万全のコンディションで臨んでほしいから」との答えが返ってきました。そして、このメディカルチェックのため、4日の天皇杯出場は見送ることになるだろう、というのが塚田監督のコメントでした。

 今日の練習を見ている限り、コンディションが心配されたアキも元気そう。塚田監督は、「今のいい流れを崩したくないので、当然ベストメンバーで臨むつもり。ただ、最後まで状態を見ながら、(出場を)コントロールしたほうがいいのなら考えたい」。疲労がたまっている選手、ケガを抱えている選手の天皇杯出場については欠場もありうる、と含みを持たせていました。

 そして、「今日の午後にある練習試合を見て、メンバーを決めたい」との塚田監督の言葉を聞いて、引き続き午後も取材することに。午前練後に行ったインタビューの原稿締切も気になったのですが、せっかくだから見ていこう、もしかしたら、週末のメンバーに入りそうな選手が発見できるかも! と期待しつつ。

 しかーし。結果は2-2という意外なもの。全員ではないけれど、ミス連発の選手がいたり、どうも集中が足りない選手もちらほら。残念でした。試合後、塚田監督に練習試合の収穫を聞いてみましたが、「もっとひたむきにプレーしてほしい。いつものひたむきさという原点を忘れてほしくないですね」。4日の若手の起用についても聞きましたが、「若手が(ベテランを)追い越すものがあれば、そして継続してそれができるなら、使ってみよう、ということになる。しかし、チャンスを与えることも大事だが、安易に与えてしまうのは・・・」とのこと。うーん、そうですか。まあ今日のパフォーマンスならいたし方なし、かな。

 その京産大との試合の途中、サケがグラウンドに姿を見せました。ピッチの周囲を何周も何周もウォーキング。まだ続くであろうリハビリだけれど、くさらずがんばってほしいです。

 そんな感じの今日1日。じわじわとチーム状態がよくなっているのを感じるこのごろ。週末の試合がどんな内容、結果になるのかが今後のチームに影響を与えそう。どんなメンバーで臨むのか? 塚田監督の考えは十二分に理解できるけれど、心の隅っこで「サプライズ」を期待する私です。

 

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