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2006年8月31日 (木)

FC東京戦を思い出しつつ

 勝つというのはいいもんです。昨日のFC東京戦。うれしさのあまりか、昨日のエントリで「4バック」と書いたきり、詳しくフォーメーションを紹介するのを失念していました。DFの4人はレポートしたとおり。ボランチは、右に宮本、左にカワム。カワムの奮闘ぶりも光りましたね、昨日は。中盤の攻防を優位にできたのも、彼の働きによるところが多かったといえます。ロスタイム直前、私のノートには、「カワム、最後まで足止まらない」と書いてあります。残念ながら、終了間際に退場(警告2回)してしまったけど、「しゃーないな」と思えるもの。試合後、カワムに「お疲れ様だったね」と言うと、「すみませんでした」と頭を下げられてしまいました。いやいやよくがんばってたよ。謝らなくてもいいですってば(と、心の中で言いました)。

 脱線しましたが、前の4人の並びは、アキの1トップ、その後ろに右からモリシ、名波、フルと並ぶ形。中央の名波がやや下がり目で、時間帯によっては、ボランチにポジションまで下がることもありました。そのときはカワムがやや前目とかで、バランスはよかったです。あと、昨日はGK吉田くんが大当たり。ピンチを何度も救っていました。相手のシュートミスにも助けられましたけど。いずれにしても、1カ月前にホームで対戦したときと比べると、相手は調子がよくなかったようです。

 忘れちゃならないのは、コータのこと。試合後のミックスゾーンでつかまえて聞いてみました。「3試合連続ゴール、すごいね」「また今日もまぐれです」。名波のCKに頭で合わせて、ゴール! した場面については、「練習のときから、CKの時はニアに入ることが多いんですけど、あの場面だけ、カワムさんに代わってもらって、ファーに入ったんです。ナナさんのボールが来そうな気がして。ナナさんのボールは正確だから、どこに来るかわかるんですよ」とコータ。その後出てきた名波にあのCKのことを聞くと、「カワムを狙って蹴ったんだけど、あとで聞いたら、コータがカワムに話しかけて代わってもらったらしいんですよ」。狙い通りのところにボールが行っていたわけですね。

「守備では課題があったし、点を取ったからって浮かれずにやりたい」と、表情を引き締めていたコータ。試合中に疲れることがなくなって、90分間動けるようになった、とも話していました。昨日は4パックの右サイドでしたが、今年挑戦を始めた「サイド」というポジションを自分のものにしつつあるなあ、という印象でした。塚田監督が我慢しながらも彼を使い続けてきた成果といえるでしょう。

 昨日の試合に、私は希望を見た気がしました。最下位を脱出できたということもありますが、ようやく前に行く道が見え始めたという感じ。とはいえ、ここからが茨の道。いっそう気を引き締めてまいりましょう。

 

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2006年8月30日 (水)

ちょっとずつ、変わっていく

 最後はハラハラしたけれど、勝ちましたー。

 アウェイということもあり、まずはしっかり守って、相手の裏をつく、という立ち上がりかと思われました。今日の布陣は4バック。右から藤本、柳本、前田、山崎。「相手のストロング(ポイント)を消す、スペースを消すという考えがあった。今までにないコンパクトフィールドが形成できた。攻撃もそのままの流れがつながって、非常によかった」とは塚田監督のコメントです。

 ブルーノが出場停止ということもあったのでしょうが、前回の対戦でサイドを徹底して突かれた反省からの布陣でした。立ち上がり2分、「狙ったとおり」と名波が振り返ったゴール。左からのクロスにファーサイドのアキが飛び込み、ポストにはじかれたところをカワムが再びヘディングで押し込んだもの。あの時間帯に思い切って飛び込んできたカワムもすごかったけど、やっぱり名波! 同点にされたあとの2点目(コータの3試合連続ゴール)も彼のCKから生まれました。

 そして、アキの3点目。フルのマイナスのパスをきっちり決めました。これで3-1。時間は82分。ここから相手の猛攻を受けました。で、またもやロスタイムに失点。「3-1で終わらなければいけない試合」と名波がコメントしていましたが、まさにそのとおり。「攻撃についてはいいパフォーマンスでできていた。課題はラインコントロール、クリアの質、奪ったボールの1発目のパス、これに尽きる」(名波)。

 今日も2点に絡む活躍。加入会見で、「自分がコントロールできたなら、今の倍は取れる」と話したとおりになりました。でも、今日の試合で私が感動したのは、ピッチ上でのパフォーマンスはもちろんですが、70分にベンチに下がってからの彼の様子でした。右足のアイシングがすむと、そのあとは立ちっぱなし。ベンチに座ることなくチームを励まし続け、時には足を引きずりながら、選手に近寄り声をかける姿を見て、涙が出るほどうれしかった。今のセレッソにはこんなにチームを勝たせたいと思っている人がいる、ベンチに下がってからも全身でチームのために尽くす彼に、胸を打たれました。

「記者会見でもいいましたけど、僕が入って激変することはない。ちょっとずつ変わっていっていると見ている人に感じてもらえれば、それが僕が入った意味。僕はスーパーマンじゃない。ヒデや俊輔じゃないですから。これからちょっとずつ、ちょっとずつやっていきたい」(名波)。今日の勝利で最下位脱出。ちょっとずつ、上へ、これからも・・・。

 最近、名波関係ばっかりになっていますね。でもホントに名波さまさま。また思い出したらレポします。

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2006年8月29日 (火)

今度は勝たせてもらいましょう

 明日の相手、FC東京とは何かと因縁がありますねぇ。あまり思い出したくないけど、'01年のどしゃぶりの味スタ(当時はまだ東京スタジアム)。スタジアムにこだましていたあの声は、忘れたくても忘れられません。去年の最終戦はまだまだ生々しい思い出。スカッと勝った記憶がほとんどないです。

 7月に対戦したときは、もうボロボロにやられました(1-5)。FC東京の若手選手たちの活躍がなんとすばらしかったこと。特にU-21代表の伊野波選手のプレーは驚きでした。まだまだいい選手はいるもんだ、と。フルが途中退場し、数的不利になってから崩れてしまった試合でした。

 前節終了後に、「FC東京戦に向けて」と聞かれた名波のコメント。「浮き沈みの激しいチームだからどういう流れになるかわからないけれど、勝点3にこだわりながらいきたい」。今度こそ勝たせてもらいましょう。前節の試合を見てもわかるように、数的不利になってもあきらめないチームに代わりつつあるセレッソ。浮き沈みの少ない、たくましいチームに生まれ変わるチャンスは今しかないと思うのですが。

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2006年8月28日 (月)

次節のメンバーを予想

 昨日「午後にまたレポートするかも」などと書いておきながら、できませんでしたーすみません。午前中締め切りの「J'sGoal」のレポートを書き終えたとたん、どーーんと疲れがやってきて、午後はぼけーっと過ごしました。夏場の連戦はやっぱりキツイ(こればっかり)。それもあと1試合ですけどね。

 浦和戦の嘉人の退場について、ひと言だけ。私のレポートの文章を読むと「彼の行為が故意に感じられる」というコメントをいただきました。そのような意図はまったくありませんので念のため。そもそもあれが「故意か否か」は嘉人にしかわからないことですし、ね。ほかの方のコメントにもありましたが、嘉人がいろいろな意味で「狙われている」のは確か。嘉人ぐらいのプレーヤーなら、そういうことも頭においてほしい、ということです。

 とか言っているうちに、もうあさっては試合。ブルーノと嘉人が不在なので、代わりに誰が出てくるのか? 特にリベロはできる選手が限られています。できれば若い選手に出てきてほしい。チャンスをモノにして、自信をつけてくれたら最高なのですが。一方の攻撃陣はコマが豊富。アキの1トップでいくなら、2列目はトクもいるしコケもいる。モリシとアキの2トップに、「あの人」が初スタメンでトップ下というのもアリかと。でも今日の練習を見ていないので、あくまで予想です。前回はこてんぱんにやられたFC東京が相手。絶対に勝ちましょう。

 

 

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2006年8月27日 (日)

名波語録

 彼はすごいなと、今日もまた思わされました。今日の試合後のコメントから。

「ハーフタイムに選手たちに言ったのは、『まだ1点しか取られていない。あとどれだけ崩されても、相手にいいプレーされても下を向くな。うまかったな、ぐらいに思っておけばいい。自分たちのボールにしたら、前に進んでいこう』ということ」

「特に今シーズンは失点したら消極的になってしまうようだ。僕が今までやってきたサッカー人生のなかでは、そういうチームはなかった」

「(今のチーム状況について)もう少しチーム全体がピリピリしてもいいと思う。そういうものをこれから自分は求めていきたい。選手同士でサッカーの話をもっともっとしたい」「自分の年齢もあるし、ほかの選手は自分に話しかけづらいというのはあると思う。でも、時間がないし、自分からコミュニケーションをとっていこうと思っている」

 セレッソに足りないピースを、彼なら埋めてくれそうな予感がひしひし。「ゲームに使ってもらっていることによるフィジカル面、戦力として使ってもらっていることによるメンタル面、今はその両方があるから問題ないと思う」。頼もしい言葉も聞けました。彼一人で何とかなるものではないしけれど、その言動を見たならば、誰だって変われるのでは・・・いや、もう何かが変わり始めているかも。

 それだけに、それだけに、嘉人の退場は悔やまれます。イエローを1枚もらっているのだから、もう少し思慮ぶかくプレーしてほしかった。いい選手だけに大きな戦力ダウンになることを、自覚してほしいと思います。

 ひとまずこれにて。午後にレポート第2弾があるかもです。

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2006年8月25日 (金)

ちょっぴり明るく

  明日はレッズ戦。現在2位のレッズが相手です。こっちは最下位。前節ハットトリックのワシントンがいないとか、ポンテと小野が故障中とか、いろいろマイナス要因があっても、それほど戦力に響かなさそうなのがスゴイというか怖い。セレッソにとってはかなり難しい試合になりそうです。

 気になるのがメンバーです。前節は、「前半はある程度我慢して、後半勝負」という塚田監督の作戦に沿い、嘉人-名波のホットラインをベンチに温存。途中投入して点を取ることに成功しました(同じだけ取られたけどね)。動きにキレの出てきた嘉人は先発で使いたいところ。となると、名波も一緒にピッチに立ってほしい。では、どのポジションで使う? ボランチで先発というのもありかも(あくまで予想です。そしてそれはよく外れます)。もしくは、相手の攻撃をまず受け止めて、失点しないことを優先する? でもホームだしなぁ・・・。

 と、いろいろ考えるのは楽しい。つい3試合ぐらい前までは、けっこう陰々としていたのに。2試合負けなしという結果が、多少気分を明るくしてくれているのでしょう。どうせなら、このまま最後まで負けなしでいこう! 明日はいい試合が見られますように・・・。

 

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2006年8月24日 (木)

京都戦で思ったこと、など

 まだ昨日の試合の余韻が残っているというのに、あさってはもう次戦が行われます。残暑の厳しいなか、来週の水曜日まで連戦です。次節は・・・という話の前に、昨日の試合の振り返りをもう少し。昨日の試合後のエントリは、名波語録のみになってしまったので、他の選手のコメントも紹介しておきます。

 まず嘉人。7試合目にして初めてのゴールで、ホッとした様子でした。「2ゴール、よかったね、どうでしたか?」と聞くと、「うれしかったけど、追いつかれたから。ああいう形で追いつかれて残念。今日は絶対勝ちたかった。1点目はトラップした瞬間にGKが見えた。2点目はナナさんがどんピシャであわせてくれた。裏でボールがもらえれば点取る自信はあった。点を取って気持ちも変わったし、これで乗っていければいい」。数試合前から体にキレが戻っていた嘉人。「ボール待ち」ともいえる状態だっただけに、パサー登場は何よりうれしかったはず。アキも、「攻撃は見ての通り。ナナが入って前線にボールが出ている。もう少し早ければよかったけれど、バテバテでボールに追いつけなかった」。とか言いつつ、ワンツーからコータのヘディングシュートをアシストしたりしてましたけど。

「小僧(嘉人のこと)が2点とって、これから乗ってくるんじゃないかな」(アキ)とか、フルに勝負強さが戻ってきたことなどを考えると、攻撃については明るいものが見えてきた気がします。守備については、いろいろ課題がありそう。終了間際の時間の使い方もそうだし、セットプレーからの失点も気になる。次節までに時間はあまりないけれど(ほとんどないといったほうがいい?)、修正をしてほしいです。

 昨日の名波のコメント、「去年あれだけ悔しい思いをしたのに・・・」を聞いて、思ったこと。実際に悔しい思いをした選手たちの口からではなく、身をもって味わっていない選手から聞いたことに不思議な感じを受けました。去年在籍し、今も試合に出ている選手たちのなかで、「あの経験」はどう存在しているのか、聞いてみたくなりました。

 以前、ある選手(去年は在籍せず)に話を聞いたとき、「去年は入っていたシュートが、今年はことごとくバーやポストに嫌われて入らない。みんなは『ついていない』というけれど、裏を返せばそれだけ去年運がよかったということ。認めたくない人は多いかもしれないけど、それを自覚しないとダメだと思う」。去年のあの「悲劇」を、客観的に見ていた彼らだからこそわかる、セレッソの「アキレス腱」。そういう声が今から強くなっていけば、まだ何とかなるかもしれないと、思うのですが。

 

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「そのために僕は来た」

 あと1分あまり、どうして耐えられなかったのか。取って取られてのシーソーゲーム。87分に4点目をあげて勝ち越したのに、最後に追いつかれてセレッソは勝てませんでした。「点を取るところまでは描いていたとおりだったが、最後の勝つことへのどん欲さについては、今のチームの現状だと思う」とは塚田監督のコメント。なんとも勝負弱い、勝ちから遠ざかっていたチームは、相手に粘られると踏ん張りきれなかったのでした。

 そんなチームを、最近チームに加わったばかりのあの人は、しごく冷静に、しかし的確に指摘していました。「自分の役割は、点に絡むこともそうだけれど、ラスト何分かのプレーでチーム全体の気持ちを奮い立たせることもそう。去年あれだけ悔しい思いをしたのに、同じことを繰り返してはいけない。明日、練習のときにみんなと話し合いたい」。

 去年のあの、ラストゲームでその場にいなかった名波が、「悔しさ」を口にしました。囲み取材のなかで記者が、「勝ちきれないのは、経験がないからか?」と聞いたときには、「経験は去年している」と答えました。そう、もう何度も「あと一歩」を経験しているのに。「セレッソに足りないもの」が何か、彼にははっきりみえているようでした。

「僕は日本ではジュビロでしかプレーしていないけど、ジュビロなら3-2で終わっている試合。3失点目など、集中力の欠如以外の何物でもない。4点目を取ったあとのボールの動かし方について、みんなの意識が統一されていなかった。3失点目と4失点目を防げなかったのは、技術ではなく精神的なもの。あそこをしのぐために僕はセレッソに来たのに・・・その意味では反省しています」とも話しました。そう、彼は「そのために」、古巣を出てセレッソでプレーすることを選んだのです。

 悔やんでも悔やみきれないロスタイムの失点、痛恨のドローだけど、喜ばしいこともあった。嘉人の2ゴール。いずれも彼らしいガツガツしたプレーからで、これからが楽しみです。そして再び名波の話になるけれど、彼のすばらしいパスがゴールにつながったこと。「2得点に絡んだのは、決めた選手がすばらしい。僕はそれをお手伝いしただけですから」なんて、謙遜していたけれど、あきらかに今までなかったハーモニーを奏でていました。

 それにしても悔しい。あーもったいない。でも、今後につながるものはありました、私はそう思っています。

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2006年8月21日 (月)

次こそもっと大事だから

 我ながら変なタイトル。前節は横浜F・マリノスの勝って、ようやく2勝目。連敗をストップしたけど、これから。次の京都戦に勝ってこそ、初めて何かが始まる。そういうことが言いたかったのです。

 今日の津守もアツアツ。特にピッチレベルの暑さは相当なもの。立っているだけで頭がクラクラしてきました。そんな中で、連日練習をするのは大変でしょう。集中してプレーを続けるのはキツイでしょう・・・でも、今日のトレーニング(紅白戦)はもうひとつピリッとしていなかった気が。塚田監督も、「今日は前節のメンバーで守備の確認をしたが、あまりよくなかった。まだ1勝しただけ、安心していない。次の京都パープルサンガ戦が大事」とはなしていたと聞きました(選手インタビュー中だったため、私は監督取材に不参加)。

 どのチームにも公平とはいえ、8月の5連戦という日程は何とかならないものか、と思います。レギュラーメンバーにベテランが多いセレッソにとっては、特に厳しいです。今日、モリシも話していましたが、「コンディションのいい、調子のいい選手がどんどん試合に出ていくことになる」でしょう。京都戦は、また違ったメンバーになるかもしれません。

 この日程は観戦するサポーターの皆さんにとっても過酷です。当分この暑さが続くらしいので、コンディショニングにはくれぐれも気をつけてくださいね。

 このところ、驚くぐらい多くの方がこのサイトを訪れてくださっています。ありがとうございます。気がつけば、数日前に30万アクセスを超えていました(!)。きっぱりしたコンセプトも、大した主義主張もない、なんとも適当なブログに、「何とかならんもんか」と思いつつ、日々思ったことを書き綴っている次第です。今後ともよろしくおつきあいくだされば幸いです。

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2006年8月20日 (日)

名波効果、つづき

 さきほどレポートをエントリしたばかりですが、ぜひお読みいただきたいものがありまして。昨日は、尊敬する増島みどりさんも取材にこられていました。HPにレポートが掲載されています。

http://www.masujimastadium.com/frameset_toppage.html

 さすが、みどりねえさん! 名波効果、ありましたよね。ちょっと強引かもしれないけども。

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名波効果はあったと思う

 あまりにも久しぶりすぎて、勝利の味や感触を忘れておりました。いいもんです。試合後の取材は軽やかな気分でできるし、原稿書きもサクサク進みます(という割には締め切りギリギリでしたー)。

 遅くなりましが、昨日の試合について。セレッソにとってラッキーは多くありました。まず、中澤、松田両選手の不在により相手のバックラインが「急造」だったこと。1点目、モリシの飛び出しもそのあたりをついたものでした。それにしてもモリシはすごい。「どこからか湧いてくるような」ボールを持っていないときの動きは、いまだに彼の右に出るものはいません。そして、本来警戒すべきだったF・マリノス左サイドですが、ボランチのマグロンが不調(首の筋を痛めていたとのことで、今週2日間練習していなかったそう)、いつもいいようにやられているドゥトラはコータ(藤本)が踏ん張ることで、威力を感じませんでした。

 こうすれば守れる、点は取られない、という感覚を選手たちはつかんだのではないでしょうか(ポストに助けられたのもありましたけどね)。ことに大きかったのは、ボランチコンビの奮闘だと思います。 予想を見事に裏切るスタメンでしたが、カワムと宮本のがんばりはこれからのセレッソのベースになっていく気がします。試合後はぜひ二人ともに話が聞きたかったのですが、聞けたのはカワムのみ。モリシをアシストしたプレーについては、「シュートを決めたモリシさんのおかげ」。「ケガをしてチームに迷惑をかけていたし、ずっと準備をしていた」とも話していました。そのあと、聞いてみました。私「元チームメイトの名波選手とまた同じチームでプレーすることになりましたね」カワム「すごく、一番尊敬している先輩だから、一緒にプレーすることになってうれしいし、その分自分もがんばらなきゃいけないと思っていました。ひとつひとつの言葉に影響があるし、今日は『下がらずに前からプレッシャーをかけていけばいい』とアドバイスされましたから、ナナさんのおかげです」私「今日のチームは変わったな、と印象を受けましたが、名波選手加入の影響はあると思いますか?」カワム「すごく、名波さんの力があると思います」と、きっぱり。

 塚田監督は、「チームとして点を取りに行く場合は名波を起用するつもりだった」と話していました。終始リードする展開だったため、結局彼がピッチに登場することはなかったのですが、「効果」はあったと思います。「名波浩獲得」というアクションが、チーム、選手、それらを取り巻く雰囲気を変えたのではないかと。と言いつつ、早くプレーが見たい気持ちは満々。今月はあと3試合、楽しみに待ちましょう。

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2006年8月18日 (金)

明日の試合で望むこと

 今週の頭から、そわそわ、わくわく、ばたばたして、何となく落ち着かなかった私。今日は割とのんびりモードだったため、明日の試合についていろいろ考えていました。

 ひとりの選手が入ったことでどれぐらい変わるのか、果たしてホントに変わることができるのか。練習を見た印象では、前線へのパス、中盤でのタメというこれまでになかった(本当になかったんだとあらためて実感)プレーが生まれ、変わるであろうことは予感させられる。けれど、相手のあることだし、当然相手は「狙って」くるだろうし。

 そして、周囲の選手がどれだけ変化を感じ取って、表現できるか? 少なくとも今までのような低パフォーマンスが続くようなら、変わるなんて到底無理。ここから這い上がるためには、悔しさを本当に晴らしたいなら、もっと貪欲に、もっと厳しくプレーしてほしい。

 普段に増してきっつい表現になってしまったけど、これが明日の試合に望むこと。見ている人たちをうんざりさせる、悲しくさせる、そんなプレーはもう金輪際見たくないから。

 と言いつつ、名波→モリシ、アキ、嘉人という豪華絢爛たるコンビネーションを純粋に見てみたい、という思いもあります。浮かれちゃいかんと戒めつつ、楽しみ~。

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2006年8月17日 (木)

ここらで気をを引き締める

 このところアクセス数が急増。セレッソの成績がアレなせいか、W杯以降はかなり穏やかだったのに。やはりこれも「名波効果」かも、と驚いています。確かにおととい、昨日と津守は大にぎわい。「ナナミヒロシがホンマに津守のピッチに立っている」という事実に、誰もが浮かれてしまうのはよーくわかります。でも、まだ何も始まっていないし、ひとつとして結果は出ていないのです。ここらで気を引き締めるとします(←自らに言っています)。

 今日は非公開練習。昨日の紅白戦を踏まえて、よりコンビネーションを高める練習をしたと思われます。中盤の布陣がポイントですよね、横浜F・マリノス戦は。昨日の1本目はボランチに河村&名波、サイドは宮本と古橋という組み合わせでした。2本目のボランチは山田&河村、サイドは1本目と変わらず(名波は相手チームのトップ下へ)。さて、本番はどうなるのでしょう? ゼが欠場するので、左サイドのフルは決まりな気がするけれど、ボランチと右サイドは・・・思いきって私の予想を書くと、山田、河村、名波が揃って出場するような気がしないでもない(あまり自信はないけど)。

 先日から、書こうと思って忘れていたことをひとつ。よく「名波は週に1試合しか試合に出られない」 と言われ、それが定説になっていました(私もてっきりそう思い込んでいた)が、必ずしもそうではない、というハナシ。名波獲得が表面化した8月12日の試合前、西村GMを囲んだときに、「でも週1しか出られないですよね」という記者の質問に、「それはあくまでジュビロでの、山本監督下での方針だったと聞いている」とGM。「週1の定説」については否定していました。本人も膝のことについては問題ないと会見で話しています。といっても、次節からは12日間で4連戦。猛暑の中、かなり厳しいコンディショニングを強いられそうです。名波くんだけでなく、それはどの選手にとっても。

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2006年8月16日 (水)

スタンドからの熱視線ビシビシ

 今日も南津守は大盛況でした。私には、今季一番の人出かと思われた昨日と同じぐらいに見えました。9時半からの練習でしたが、ミーティングを終えて選手たちがグラウンドに出てきたのは、10時ごろ。そして、10時30分頃から紅白戦が行われました。

 スタンドで取材をしていましたが、スタンドからのまなざしの熱いこと。「期待光線」がビシビシ発せられていましたね。20分のゲームを3本。注目の名波選手は1本目と2本目に出場。それぞれボランチとトップ下でプレーしました。昨日の今日ですから、コンビネーションはまだまだまだという感じでしたが、やっぱり「持って」ます。私の隣で見ていた記者は、「うーん、モノが違いますね」とうなっていました。

 ゴールにはならなかったけれど(ポストに当たった)、嘉人に出したスルーパス、その後嘉人のゴールをアシストした浮き球パス、南津守のスタンド(私含む)をすっかり魅了してしまった背番号16。いやでも期待は高まります。

 練習後、塚田監督に話を聞きました。「今日のミーティングでチームとしてどういう攻守をしようといるか、(名波にも)話をしたがまだまだ完全ではない。いろいろなポジションを試した中で、彼のよさは出たと思う。前の選手は彼がボールを持つと思いきって前に出ていたし、いろいろな意味で相乗効果はあるでしょう」とのこと。気になるポジションですが、「できるだけチャンスメークできるポジションでとのこと」でした。

 今日の練習で一番元気だったのは山田くんだった気がします。ほとんどのベテラン組が紅白戦の2本目でアウトしたのに対し、若手にまじって3本目も出場。暑さの中、最後まで運動量が落ちなかったのはさすがでした。前節はベンチ外でしたが、今日の動きを見ていると、先発で! と期待したくなります。肺炎に罹ってしまったゼ・カルロスを別にすれば、けが人はゼロ。今日の紅白戦を見る限り、組み合わせは幾通りも考えられます。次節はどんなメンバーで臨むのか、かぜん楽しみになってきました。

 

 

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2006年8月15日 (火)

感じる力

 今日の練習に先立って、名波選手の移籍会見が行われました。コメントは「J'sGoal」に掲載してもらっていますので、そちらをお読みください。私の彼に対する第一印象は、「すごく頭のいい人だな」ということ。やはり、日本代表の中心選手として長く活躍するには、普通ではダメなんだ、とあらためて思った次第。

 今日の会見で感じたのは、名波選手が本当に新たな気持ちで、セレッソに来たんだということ。彼を知るメディアの人から「まさかジュビロ以外で現役を続けるなんて意外だった」と、聞きました。どうしてもセレッソでプレーしたい、と強く願ってこの移籍が実現したとも聞きます。長く暮らした静岡を離れ、「練習場まで通うのに渋滞というのも今まで考えことはなかったし、気候の面でも暑いと聞いているので、やられないようにメンタルを強く持っていきたい」と決意しての移籍です。

「自分がもし、ゲームコントロール、チームを操ることができたとしたら、いろいろなことができると期待しているし、得点も今の倍以上は取れると確信している」「ピッチ内でぐいぐい引っ張っていく」「勝者のメンタリティを持っていると期待してくれているので、そういうものをチームに植え付けたいし、若い選手への影響も期待してもらっているので、それも頭に入れてやっていきたい」。会見では、思わずうなってしまいそうな言葉がたくさん聞けました。

 ただ、一方では「今の状況を打開するためのひとつの手立てとして」「自分は駒のひとつ」「自分が入ることで激変することはないと思う」という言葉も。確かにそうで、これについては西村GMも、「彼ひとりが来てチームが急に変わるのは難しいかもしれないが、今いる選手が一層刺激を受けて、この状況から脱却して、チームが上昇していくことを願っている」と話していました。大事なのは、加わった名波くんだけなのではなく、当然ながら、チームの全員ということになります。ものすごいオーラをもつ彼から、何を感じるか、その力が問われることになります。

 練習後、何人かの選手に印象を聞きました。傑作だったアキのものを紹介します。「ナナが入ったことで、皆さんが思っている効果が出ると思っている。ボールが出ると、前の選手が動ける。信頼して動けるから活性化する。ナナのパスを信じて今以上にやっていきたい。自分は、ナナが日本でパスが一番うまいと思っている。モリシが2番。1番と2番がいれば、何とかなるかなと思う、オレ的には」。

 明日は、「ゲーム形式で練習をする」と、塚田監督。新しい力を、既存の選手たちがどう感じてプレーするか、興味深いです。

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2006年8月14日 (月)

明日から合流!

 明日から、名波選手がセレッソに合流。グラウンドにいって、取材をしてきます。残り17試合の非常に厳しいサバイバルが待っています。1日も早く、彼がチームにフィットすることを祈りつつ・・・。

 

 

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2006年8月13日 (日)

どうもこうもない感じ

  昨日の大宮戦、悔しいとか悲しいとかを通り越して、感情がフラットになってしまいそうなほど衝撃的な内容でした。試合途中から、「0-0で終われたらラッキー」と思ってしまったのは、点の入る気配がまったくしなかったから。まだコンディションが十分ではないアキがベンチに座り、モリシは出場停止ということで、前線はカキ(柿本)と嘉人の2トップ、フルがトップ下という布陣。ほとんど3トップ気味に見えることもあったその彼らが終始孤立。前半の初めのころは、右サイドのコケ(苔口)が絡んだり、という場面があったけれど、それ以外はほとんど後ろからの上がりがない状態。それでは、流れから点は取れません。

 試合後、嘉人に「点が入らないね」と言うと、嘉「もっとゆっくりボールをまわしていれば。(自分は)ディフェンスばっかりですからね。前の3人の誰かがボールを持っても、あと2人いるだけ(ほかの選手はあがってこない)」。私「サポートがないと苦しいね」。嘉「点を取られるのを恐がって下がってしまうのかもしれないけど、もっと攻めれば、相手に押し込まれることもない、そのほうがいいと思うんだけど」。

『J'sGoal』のレポートにも書きましたが、ずっと勝てていない、もう負けられない、ミスをしたらいけない、そう思うあまり、少しずつ動きが遅くなる、強く当たれなくなる、大事にいこうと思うあまりにミスが出る。勝つために、何をすればいいのか、まったくわからなくなっているのが、今のセレッソのような気がします。はっきり言って、重症です。どんな薬が効くのか、どう手当てをすれば手遅れにならずにすむのか・・・

 名波選手は、さしずめ「特効薬」ということ。実力も経験も実績もある、間違いない選手です。彼をどこで使うのかはまだあきらかではありませんが、流れを変えるという効果を期待するなら、彼ほど適役はいないと思います。

 ただ、名波選手が入ればすべてが変わるはずはなく、周りの選手のサポートは当然必要です。あと、元気な若手、出てきてほしい。プレッシャーを感じず、のびのびプレーできる、イキのいい選手よ、出て来い。昨日、プロ初出場を果たした塁(小松)くんもそう。期待を込めてコメントを紹介しておきます。「監督からは前線で守備をすること、サイドからのボールに対してはファーサイドで勝負するようにということを言われました。時間が短かったので、緊張とかは考えなかった、精一杯やるだけだった。与えられたチャンスは短い時間でも、チームのために何かできることはあると思う。それをやっていこうと思っています」。

 昨日の試合前、西村GMに囲み取材をしたとき、「補強はこれで(名波で)終わりですか?」という質問が出ました。「いや、期限いっぱいまで続ける。全ポジションにわたってリストアップしている」とのこと。さらに新しい戦力が加わる可能性もアリですね。選手が増えればいいというものではありませんが、迷路に迷い込んだがごとくスランプに陥っている選手を見続けるのはつらい。まだ半分試合はあるけれど、セレッソにもう後はないですから。

 今日のブログは、取りつくしまもないタイトルになってしまいました。ここが「底」だとの期待を込めてです。本当に、そうあってほしいです。

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名波選手、加入

 昨日の試合を振り返る前に、ジュビロの名波選手が移籍のニュースから。大宮戦のキックオフ前、18時ごろに西村GMから、話を聞くことができました。「名波選手の移籍について、1時間ほど前(つまり12日の午後5時ごろ)にクラブ間で合意に達した。来年1月31日までの期限付」であるということでした。

 また、名波選手に期待することとして西村GMは、「彼の持っているゲームを作るセンスや、こういった状況の中でも彼の持つ経験で、チームにあったプレーをピッチ上でできる。また、ピッチ外でのリーダーシップを含めてもそう。。ここで大きく(チームを)変えられる選手だ。(今回の補強は)個の大きさを最優先に考えた」と、説明しました。

 つまり、こういうことなのかなと思います。塚田監督に代わって3試合を消化した時点で、結果が出ない。4バックからより現実的な3バックに変更しても踏ん張りきれない、流れが変わらない。そこでカンフル剤的な選手を投入、マイナスに傾いた流れをプラスに引き寄せる。それには、「並」の選手ではダメ、経験と実績、さらにいうなら「カリスマ性」も必要。名波選手なら、十分条件にあてはまります。

 試合後の選手たちのコメント(名波選手に関するもののみ)。「(加入で)チームが生まれ変わると思う。すごいパスもあるし、リズムも作れる。セレッソにとってかなりいいこと。自分にとってもそうとういいと思う」と言ったのは嘉人。アキは、「オレとかモリシはずっといっしょに(代表で)やっているし、あの人がいるだけでチームは変わる。やってみないとわからないけど。チームはいい補強をしてくれた」と話していました。試合前、モリシも「よかったです」と言っていました。アキの言うとおり、やってみないとわからないのは確かですが、何とか救世主となってほしいです。

 名波選手は、来週火曜日、15日にはチームに合流見込みとのことです。

 ということで、とりあえず、名波情報のみ、アップします。思い出すのもツライ大宮戦のレポートは、明日、というか今日の午後にでも。アー疲れました。

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2006年8月11日 (金)

流れを変えろ!

 言葉でいうほど簡単なことではないけれど、この流れをどこかで変えなければ。何かを変える? それとも・・・?

 とにかく、まず明日の試合。意地を見せてほしい。私も、気合いを込めて長居に行きます。

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2006年8月10日 (木)

キキカン

 あさっては大宮戦。リーグ17節、つまり前半が終了する、ということです。今年のJ1はブチブチと中断されているせいか、流れとかリズムというのが作られないままにここまで来てしまった感じがします。本当の意味で、「危機感」が漂ってこないのはそのせいでしょうか?

 セレッソは最下位で、勝点は6しかない。自力残留はある、でも・・・。厳しい現実を正視して、その上でどんな戦いができるのか。次節とその次のホーム2連戦が正念場。見せてもらいます。

 

 

 

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2006年8月 9日 (水)

代表にわくわく

 さっきまで、日本代表の試合をテレビ観戦。久しぶりに腰をすえて観た代表。テレビの中の人たちのテンションが高いのに笑ってしまいました。少し前までのうっぷんを晴らすかのようなはじけぶり・・・という私もかなり前のめりになっていましたけど。

 試合内容がすごくよかったわけではないと思います。でも、期待感はふくらみました。なぜなんだろう? 今まで名前すらあがっていなかった選手たちが躍動している。ほんこのあいだは下のカテゴリーで出場していた選手も呼んでいる。そして新しい監督のもとの、初めてのゲーム、というエッセンスが、高いモチベーションを生み出していた気がします。がんばれば誰でも代表に入れる、という可能性。それはつまり、ダメならメンバー外になるという危機感。そういうあたりまえの興奮が、今日のピッチを覆っていたような。7日のU-21の試合といい、期待はますますふくらみます。あー楽しい。

 W杯の直後、サッカーにそれほど詳しくない、でもW杯の日本代表は見ていた人に、「日本代表は大丈夫なの? なんであんなに弱いの?」と、聞かれました。「大丈夫。日本は決して弱くない。Jリーグにはもっともっとたくさんのいい選手がいるから。大丈夫!」。私はきっぱり言いました。まだまだ日本にはいい選手がいっぱいいる。日本代表はもっと強くなる。そう思わせる今日の試合でした。

 話題は変わって、セレッソのこと。今日は、12日の大宮戦のマッチデープログラム用原稿を執筆、グラウンド取材はなしでした。明日はグラウンドに行くつもりでしたが、今日になって「非公開」との連絡が。がっくし。

 けがをしていた山田、カワムも合流、アキも今日の紅白戦には参加していたとのこと。モリシは出られないけど、ほかは全員大丈夫のはず。まだ試合はある、と言い続けてもう8月。ホントにここが正念場です。この2週間には、攻撃面での連係を重点的にトレーニングしたと聞きました。3バックにして、ある程度はディフェンス面での役割分担が整理され、メドがたった。でも点が取れない。

 7月の4試合では2得点。磐田戦のピンゴのゴールは、スローインを受けたアキのアシストによるもの。FC東京戦のフルのゴールは、CKのクリアから。流れの中での得点がないのが気になります。得点以外に、チャンスが少なかったことも。守備と攻撃とは表と裏でひとつのもの、別々ではない、ということをよく聞きます。しっかりした守備から、攻撃につなぐ・・・当たり前のことだけど、簡単ではありません。でも、できないわけがない。何とか、ここで踏んばってほしい。流れを変えるのは、今しかない。

 

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2006年8月 8日 (火)

無口でおとなしいけれど

 今日は朝から津守へ。塚田監督から「久しぶりですね」といわれるぐらいご無沙汰でした。前節の鹿島戦以来の、チーム取材です。ちょっと間が空きすぎですね、すみません。

 このところの暑さと、台風による強風にも負けず、選手たちは元気に練習をしていました。ただ「この暑さには参っているんですよ」と話す選手もいました。大阪の暑さは独特ですからね。ほかの地方から来た選手には、慣れるのもなかなか難しいようです。あともうしばらく、我慢してくだされ。

 練習内容は、鹿島戦でトライした3バックをベースに、さらに攻守にわたってやり方を徹底させる、というものでした。気になる別メニュー組は、今日段階ではモリシとアキ。モリシはけがではなく、今週の試合が出場停止だから。アキはいわゆる古傷というか、以前から故障を抱えている左でん部の痛みのため。でも、明日から合流予定で今週の試合は出場できそう、とのこと。よかったです。

 練習後は、このところ元気なプレーを見せている某ルーキーにインタビューをしました。おとなしそうな人だな、というのは試合後の囲み取材で感じていましたが、ホントにそうでした。彼にインタビューをするのは初めてだったので、やや手探り状態でいろいろ質問したのですが、むむむ・・・けっこう口が重い。プレー同様、実直で手堅い人なのだな、と。ただ、ルーキーとは思えない落ち着いたプレーぶりからもわかるように、性格はひょうひょうとしたもの。緊張とか舞い上がる、というのはこの人には無縁のような気がしました。なかなかの大物です。

 さて、誰でしょうか? 最近ボランチに定着しつつある、あの選手です。大宮戦のマッチデープログラムでご確認くださいね。

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2006年8月 7日 (月)

愉しみ増殖中

 もうすぐ始まるU-21日本代表の中国戦。戦前の予想では、コケが先発? とか。「飛び級」招集のデカモリシはこのところメディアへの露出が急増。パパコータもがんばれ! セレッソサポーターにとっては心浮き立つ状況になってきていますね。私にとってもそう。

 今日は、リアルタイムでのテレビ放送はないものの、追っかけて試合の様子が見られるとのこと。愉しみだ。A3の日程などなどで、一部のクラブからの選出はなかったとはいえ、セレッソの選手がいる代表チームは、格別ですね。

 愉しみといえば、実は新しい日本代表、フル代表のほうもそうです。オシム監督の選んだ選手は、なんというか、玄人ごのみというか、「そうそう、あの選手、代表で見てみたかったんだよー」という顔ぶれが何人も加わっている気がします。とても新鮮な感じ、そう「旬」の選手がどっさり入っている、とでも言いましょうか。9日の試合がすごーく愉しみ。

 この間までは、「セレッソの選手がフル代表に入っていないからつまらない」なんて、ヒソカにつぶやいていた私ですが、どうやら「つまらなかった」のはそういう理由ではなかったようで・・・

 今週は愉しみな試合がいっぱい。もちろん、12日の試合も、楽しみ&絶対勝って! ですけど。

 

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2006年8月 5日 (土)

次節に向けて

 今日の練習試合は見にいけませんでした。1週間後の再開(今年のJ1は再開が多いですね)に向けて、どんな様子なのか気になっていたのですが・・・。

 オフィシャルサイトの結果でメンバーを見ると、ブルーノ、モリシ、アキといった主軸の名前がありません。少し心配になって聞いてみると、ブルーノとアキはいずれもケガのため、といっても大きなものではなく、1週間後は大丈夫そうとのこと。アキは、今日の試合も出るつもりだったけれど、大事をとったということ、らしいです。モリシは次節「お休み」なので、今日は出番がなかったもよう。

 メンバーを見ると、前節同様3バックでいくみたいですね。大量失点に、自信を失いかけていた選手たちにとっては、個々の役割がより明確に、シンプルになる3バックのほうが、いいということでしょう。。といっても鹿島戦でも結果は出ませんでしたから、もっと粘りが必要。カッコよくなくていいから、とにかく勝ちをもぎとってほしいです。まずは、1勝、そこから再スタートです。

 

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2006年8月 4日 (金)

'06年の夏は・・・

 久しぶりのいいニュース。昨日発表されたU-21日本代表中国遠征メンバーに、3選手(コケ、コータ、デカモリシ)が選ばれました。事前の予想では、3人共、というのは難しいかも? と思っていましたが、よくやった!

 ああ、代表候補合宿見に行きたかったなー。締め切りと入稿作業に追われて、いけませんでした。新聞で見る限りでは、なかなかがんばっていたみたいで。見られなくて残念でした。なかでも(もちろん3人ともにがんばってほしいけど)コケにはここらでそろそろいいところを見せてほしいもの。去年のワールドユースで不完全燃焼に終わって以来、精彩を欠いているのが残念。持っている力はすごいものがあるのに、発揮しきれていないのがなんとももったいなくて。スピードで勝負する選手だけに、旬を逃したらダメな気もするし。7日の中国戦ががぜん楽しみになってきました。

 昨日は、群馬県前橋市に行きました。先日亡くなられた、ザスパ草津の社長、セレッソでは副社長を務められた大西さんのお別れ会に出席してきました。お別れ会の冒頭に流されたVTRでは、これまでの功績が紹介されていました。セレッソでの仕事ぶりもさることながら、ザスパ草津がJリーグ参入を果たすまでの大西さんの強烈なリーダーシップとパワーに、あらためて驚かされました。そして、病と闘いながら、最期までザスパというクラブのために尽力を続けてこられた強さには、ただただ敬服するばかりでした。スクリーンを見ていると、今にも声が聞こえてきそうでした。「それはな、プロとしたら当たり前のことなんや」。

 会のあと、大西さんが会社におられたころのスタッフたち、懐かしい面々が何年かぶりに集まりました。いろいろな昔話をしながら、大西さんを偲びました。主に'97年から'00年ごろのことです。今だから話せる大失敗談、大西さんに怒られたこと、ありとあらゆるハプニングとアクシデントがてんこ盛りだったころの話。時間がたった今は笑える話ばかりをして、泣き笑いしました。

 香港キャンプ、韓国遠征、網走キャンプ・・・てさぐりで、失敗もいっぱいしながら、でもクラブが少しずつ成長していくような、チームはこれから強くなっていきそうな、そんな予感がしたころでした。いつもいつも勝てていたわけではないし、とんでもない負け方をしたことも多々あったはずなのに・・・過ぎてしまえば、懐かしく、思わず笑ってしまう出来事ばかりが思い出されるのは不思議な感じがします。当時はそれなりにピリピリしていたはずなのに。

 今、チームは非常に厳しい状況に陥っています。成績だけをみれば、かつてないほどの、といっていいでしょう。時がたち、今が過去になるとき、私たちは「今」をどう振り返るのでしょう。「あのときは大変だったけど、それはそれでよかったね」と笑えるのでしょうか。

 

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2006年8月 2日 (水)

冷静に、前を向く

 チームが勝てないと、あまりにも勝てないと、気持ちがささくれ立ってきますよね。仕事でセレッソにかかわっている私も、勝てば知らず知らずのうちにうきうき、人にも親切にしたりして。でも今は、何となく不機嫌に傾いてしまう・・・いけないなと思いつつ。

 悔しい気持ち、情けない思いをぐっとこらえて、今、自分がしなければならないことに向かい合う。頭に上った血を静めて、冷静に前を向く。そう自分に言い聞かせています。

 今日から練習再開。12日の試合に向けて、現場の雰囲気をなるべくわかりやすくお伝えしていければと思っています。

  

 

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2006年8月 1日 (火)

セレッソとの出会い

 今、セレッソを応援している皆さんは、それぞれにセレッソとの出会いがあり、現在に至っていると思います。では、私の場合は・・・

 今から13年前の1993年のことになります。当時、私はある広告会社で働いていて、企業のPR誌を編集する仕事をしていました。あるとき、お得意先の会社がJリーグに参入することになり、私が担当者の一人になったのです。それがそもそもの始まりでした。最初の仕事は、「'93年ヤンマー選手名鑑」の制作でした。そのとき、撮影をお願いした選手は、今もチームにいます。「ぼく、キックが下手なんです」と言いつつプレースキックを何度も蹴ってくれた、そう、モリシでした。

 まだセレッソが前身のヤンマーだったころの話です。その後、'93年の暮れに新しくJクラブを目指すチーム(セレッソ大阪という名前はまだありませんでした)を運営する会社が設立され、一般公募により「セレッソ大阪」が産声をあげたのです。私はその過程を、クラブの外からではあったものの極めて近いところで、凝視していました。

 セレッソ大阪が誕生した年の12月、私はそれまでいた会社を退職しました。普通なら、以前いた会社の仕事を引き続きさせてもらうことは難しいことだとされています。でも、ラッキーなことに、本当にラッキーなことに、私はセレッソの仕事を続けることができました。私は周りの人に恵まれてきたなあと、つくづく思います。セレッソにとっての初のシーズンである'94年は、私にとってフリーランス元年になりました。

 Jリーグ昇格をめざして戦った'94年は、今でも忘れがたいです。濃密な感動がぎっちりつまっていて、サポーターにとっても幸福なシーズンでした。私はといえば、とにかく勉強、勉強の毎日。実際に試合を見る、ビデオで見返す、わからないことがあれば周りの人たちに教えてもらう(当時セレッソには、サッカーについて教えてくださる人がたくさんいました)、原稿を書く、専門誌を隅まで読む、そんな毎日でした。おかしかったのは、試合の前の日と、試合の日は、必ず試合の夢を見ることでした。きっと頭の中にはサッカーしかなかったのでしょう。

 それが私とセレッソの出会いです。「セレッソ史」を書き出すと、延々続きそうなので、今日はこの辺で。

 

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