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2006年6月30日 (金)

キャンプが始まりました

 J1リーグ再開向けた調整はラストスパートへ。岡山・美作キャンプが昨日、始まりました。津守ではフィジカル中心、キャンプでは戦術面を徹底する、と塚田監督は話していましたから、広島との練習試合4試合を中心に強化が行われるのでしょう。

 明日の練習試合は楽しみですね。嘉人の「復帰第一戦」ということで、メディアも注目しているみたいですし。残念ながら私は取材にいけないのですが、どんな内容なのか、興味深いです。

 できれば5日の練習試合は取材したいと思っています。疲れもピークを過ぎて、いいコンディションでプレーしてくれることを期待しています。

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2006年6月29日 (木)

大西さんのこと

 今朝早く、ザスパ草津の社長である大西忠生さんが亡くなられました。ご存知のかたも多いと思いますが、大西さんは、'96年から'01年(の夏)までセレッソの強化に携わっておられた方です。数年前から闘病を続けながら、ザスパの強化、運営に力を尽くしてこられました。

 今年に入って、2度お目にかかりました。1度は2月のJリーグプレスカンファレンス。会場へ移動する途中の通路でばったり会って、歩きながら話しをしました。「セレッソ、今年は気ぃつけんとアカンで」。昨季、あと一歩で優勝を逃がした“古巣”を気にかけておられた様子でした。大西さんがセレッソを辞したのは、結果的にJ2降格が決まった'01年。優勝争いから一転、不振を極めたシーズン。信じがたい出来事がたくさん起こった年でもありました。「もう一回、J1で優勝できるチームを作りたいな」。セレッソを辞したあと、そんなことをおっしゃっていた記憶があります。

 今年、2度目にお会いしたのは、J2リーグの開幕戦の会場でした。神戸ウイングでの試合に劇的な勝利を飾り、ロッカールームの横でスタッフと抱き合って喜んでおられたことが印象に残っています。ここ数年は、ザスパのためにひたすら力を注ぎ続けておられました。ザスパが最短といえるスピードでJリーグ入りを果たしたのも、大西さんの力が大きかったと思います。「本当に地域に根ざした、地域のためのクラブにしたい」。熱い口調で話しておられたのを覚えています。

 セレッソにおられたころは、本当にお世話になりました。記者としてお世話になった3年余りもそうですが、広報として働いた2年間は、上司としてお付き合いいただき、いろいろなことを学びました。セレッソをプロらしいクラブにしたい、プロとしてどうあるべきか・・・それが口癖でした。「セレッソを強くしたいんや」という言葉もよく聞きました。'それだけに、01年に志半ばでクラブを離れたことは、どんなに悔しかっただろうと振り返ります。

 セレッソを本当に強くしたい、そう思って働いておられた大西さん。生前のご活躍を偲び、思い出話をさせてもらいました。心からご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかにお眠りください。

 

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お知らせです

 6月28日発売の『Footival』にモリシのインタビュー記事が掲載されています。テーマは、「J1リーグリスタートを前に」。J1の16チームから、それぞれひとりずつ選手にインタビューしたもので、セレッソ代表がモリシというわけです。

 モリシが意気込みを語っています。ぜひお読みくださいね。

 ただ、この号で『Footival』は休刊になります。寂しいです。それだけに、この号は「買い」ですよー。

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セレッソな1日

 今日(28日、ああ書いているうちに明日になりそう・・・)は私にとってまさにセレッソな1日でした。

 午前中は津守でトップの練習を取材。グラウンドに着いた10時過ぎにはすでに紅白戦が始まっていました。明日からキャンプが始まるし、昨日は2部練・・・今日はさくっとゲームをして終わるのかな、と思いきや、なんのなんの。塚田監督恐るべしです。

 結局、2時間にわたって(もちろんその間選手は入れ替わっていますが)紅白戦が行われました。私が見た感じでは、選手それぞれが60分ぐらいの出場時間かな、という感じでしたが、あとから聞いたところによると、もっとも長い選手で75分出場したとのこと。お疲れさんでございました。異常な蒸し暑さも手伝って、さすがに終盤はみんなバテバテ。昨日、「疲れはピークに」と書きましたが、本当のピークは今日だったかも。

 さて、紅白戦はメンバーをシャッフルして行われたため、現時点で「先発メンバー」を予想するのは難しいかもしれません。ただ、フォーメーションについては「4バックをベースにすることになる」(塚田監督)ようです。動きのよさが目に付いたのは、デカモリシ。得点シーンもありましたし、動きにキレが感じられました。もっとも塚田監督に言わせれば、「もっともっとやらないと。いいものを持っているんだから」らしいですが。守備面ではある程度手ごたえを感じるという塚田監督ですが、攻撃面では「ボールを奪ってからのところでミスがある。いいリズムを継続できないのが課題」。キャンプではそのあたりを徹底的に鍛えてもらいましょう。

 昼過ぎに津守を後にし、長居に移動。某所でセレッソについて熱ーく語り合ったあとは、長居球技場へ。サッカースクールにトップの選手たちが訪問するので、その取材です。午前中のお疲れぶりを目の当たりにしている私は、「選手たち、大丈夫かしら・・・」と思っていましたが、さすがですね。最後まで、おつとめをまっとうしていました。その様子はまた、明日にでも。子どもたちに接する選手の様子は、本当に個性的。人柄がうかがえました。

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2006年6月27日 (火)

疲れはピークにきているけれど

 久しぶりにグラウンドに行ってきました。日中は30度を超えていただろう暑さ。ムシムシとして、じっとしていても汗ばむほどの気候の中、午前中はサーキットトレーニングをこなしたという選手たち。私が取材した午後練は、守備のトレーニングに続いて11対11のゲーム形式の練習が行われました。

 正直言って(これは練習後に塚田監督にも話したことですが)、疲れのためかやや動きは重め。でも、バックラインからFWまでをコンパクトに保つ、という意識が徹底されていて、この間のトレーニングの成果がうかがえました。塚田監督も「まだまだの部分はあるけれど」と前置きした上で、「やろうとしていること、意志の疎通は出てきていると思う。あとは(練習)ゲームの中で攻撃面を整理して・・・でももともと攻撃に関してはアイデアを持っている選手がいるから」と話していました。オフ明けのトレーニングは、もっぱらディフェンス面の確認に費やしたようです。

 そんな話を塚田監督から聞いている脇を、嘉人が通っていきました。「ずいぶんしぼれたな」という監督の言葉に「塚さんのおかげです」と、笑顔で返した嘉人。「口がうまくなったなぁ」と言いつつ監督はうれしそう。「前向きに取り組んでくれています」と、目を細めていました。確かに帰国直後に比べて、すっきりした様子の嘉人。あとで話を聞くと、「メッチャきついっすよ。今日はヤバイ、ほんと。キャンプが始まるので、そこでじっくり作っていければと思っています」とのことでした。

 塚田監督によれば、「今が疲れのピークだろうね。土曜日曜と2日間休んで、月曜日に走って、今日の午前はサーキットやって、午後の練習をしたわけだから」。明日もゲーム形式の練習で確認をして、いよいよ美作キャンプに突入。7月1日の土曜日には早速練習試合が組まれていますし、5日にも練習試合が予定されています。今日の時点で江添、山田の2選手が別メニュー調整をしていましたが、「何とか合流できそう」(監督)とのこと。リーグ再開まであと20日あまり。チームの調整は佳境に入ってきました。

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2006年6月24日 (土)

時差生活続行中

 さっき家に帰ってきて、郵便受けの夕刊をピックアップ。1面にどーんと掲載されていたヒデ(中田英寿選手)の写真に、胸をつかれる思いがしました。試合後、センターサークルで横たわり、涙を流していた、あのシーン。彼が、試合後のピッチで泣く、ということに驚いたと同時に、なんとなく予想していた自分がいました。今大会にかける彼の思い、ふがいない試合、W杯の終了・・・。日本にとって、ドイツ大会は一体なんだったのだろうな、と考えてしまいます。

 さて、今日(もう昨日ですね)は久しぶりに取材に出かけました。といっても、津守ではなくサッカースクールの大阪南校へ。2度目の訪問だったので、私を覚えてくれていたスクール生もいて、うれしかった。今日は、トップの選手たちがスクールを訪問して、激励、サイン会をするということで、その取材。大阪南校にやってきたのは、モリシ、ヤナギ、吉田、の3選手。モリシが、「みんな、サッカー好きですか? がんばって練習してくださいね!」とあいさつし、サイン会と記念撮影。子どもたちも大喜びで、取材も無事終了。

 モリシたち3人がやってきたとき、「お疲れさまー、元気?」と声をかけると、モリシは「痛、痛、いたー」と大げさに身をよじるしぐさ。私「ふふふ、かなり筋肉痛きてるみたいやねー」モリシ「もう、大変っすよ」。ヤナギは、「サッカーというより、陸上並みに走ってるからね、最近は」と、苦笑い。どうぞ走ってください、もっと。走れ、走れーーー。

 週明けには、彼らの走りっぷりを見に行くことにします。その前にこの時差生活を何とかしなければ。

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2006年6月23日 (金)

目をそらさずに

「厳しい」、「わずかな可能性」と言われていた、ブラジル戦が終了、1-4。玉田選手のゴールで先制して、 もしかしたら・・・とは思ったけれど、前半からブラジルはミスがほんとに少ない。日本は立ち上がりからかなり飛ばしていたので、「後半、足が止まらなければいいけれど」と案じていたら、なんと前半ロスタイムに早くも追いつかれるとは。

 後半は、もう防戦一方。見ていて切なくなるほどに。テレビで見ている限り、日本の選手たちの必死さがあまり伝わってこない。私は、実際に取材してきていないので、どういうチームなのか、今までどんなプロセスを経てきて、今はどんな状態にあるのかはしらない。でも・・・何なのだろう、この淡々とした雰囲気は。

 ものすごく悔しい、と同時にむなしさを覚えた今日のゲーム。今大会のたたかいを分析し、次につなげる作業が待っている。どうか、目をそらさずに、真摯に行ってほしい。そう、切に願う。

 

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2006年6月21日 (水)

夜ふかし続きで困っています

 すっかり体がヨーロッパ時間(?)になってしまったみたいです。ついつい夜中~早朝にかけてW杯の試合を観てしまい、昼間が眠くて・・・いっそ、ヨーロッパ時間に合わせて生活をしようか、と思ってしまいます。いかん、いかん。

 グループリーグ突破の国が出揃ってきました。日本はあと1戦、ブラジル戦。とてつもなく高いハードルですが、ここであっさり終わったら・・・と想像するとゾッとします。日本のサッカーの今後を考えると、意地だけでも見せてほしい。セレッソから日本代表選手が選ばれていないW杯は今回が初めて。前回、前々回に比べて明らかにテンションが低い私ですが、明後日(日本時間)は、気合いを入れなおして観戦するつもり。

 代表といえば、U-19代表候補の遠征メンバーに山下、香川の2選手が招集されました。不参加選手が相次いだため、追加で選出されたわけですが、2人には今号の『12th』で偶然にもインタビューしたばかり。ページでは横並びで記事を掲載していますが、通常別々に話を聞くことが多いのです。でも、彼らのときはなぜか一緒にインタビューをすることに。誌面には反映されていませんが、山下くんに対して茶々をいれる香川くん、そのあまりのしつこさに(?)キレる山下くん・・・という感じ。なかなか息のあったところを見せてくれていました。

 そのインタビューのなかで、「U-19代表」のことも出てきました。2人はともに「候補」として何度か選出されていますし、今回はメンバーに入らなかったもののデカモリシ(森島康仁)も候補の1人です。来年のワールドユースに向けて、これからが正念場。注目です。 

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2006年6月20日 (火)

嘉人が帰ってきました

 オフ中の最大のニュースが嘉人のセレッソ復帰。「J'sゴール」でレポートされていた会見の様子を見る限りでは、「ヨーロッパでプレーすることにこだわりはあったものの、現状やセレッソとの話し合いの結果、今回の結論に達した」という感じでしょうか。

 セレッソとしては、リーグ再開に備えた「補強」の目玉であり、当初から、嘉人の復帰があるとすればどんなに遅くとも6月末からのキャンプには参加させたかったはず。チームのおかれている状況を見、西村GMとも話し合ったうえで嘉人がセレッソに戻ることを決めたのは自然な流れでしょう。

 今、指揮を執っているのが塚田監督であることも、大きかったのではないかと思います。嘉人本人も、帰国したときに「知っている監督だから・・・」ということを言っていたと聞きました。

 塚田監督と嘉人、といえば、'03年の天皇杯を思い出します。逆転に次ぐ逆転で勝ち進んだミラクル。準決勝の鹿島アントラーズ戦でのVゴールはシビレましたね。嘉人の勝負強さと、塚田監督の積極果敢な采配がシンクロした、印象深い大会でした。

 嘉人は当時、「自分のことをすごく気づかってくれて、食事に行ったときにもいろいろ話をしてもらった」と、塚田監督について話していて、信頼の深さを感じることができました。その年に日本代表に選ばれ、いろいろな意味で注目を集め続けた嘉人に対し、塚田監督は実に寛大に、しかしあるときは非常に厳しく接していたように思います。

 塚田監督が、嘉人を今度はどのように「使う」のか、非常に楽しみです。そして、1年半ぶりのJリーグで嘉人がどんなパフォーマンスを見せ、苦境にあるセレッソでどんな役割を果たすのか。本当に楽しみです。

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2006年6月19日 (月)

オフ明け

 チームは今日オフ明け。練習再開です。

 私も・・・と言いたいところですが、実は今朝帰国したところ。ヨーロッパ方面(ドイツではありません)に旅をしてきました。ブログもお休みして、すたすらぶらぶらと。私の留守中にはいろいろあったみたいですね、嘉人復帰とか。嘉人にことについてはまた後で。

 旅行中はW杯の試合をかなり見ました。今までで一番かも、というくらいに。ただし全部テレビ。時差がないので、昼の3時から夜の11時までバッチリ観ることができるのです。ドイツ-コスタリカ戦に始まって、帰国するまでほぼ全試合をテレビ観戦しました。

 なのに!!! 日本戦の日だけはなぜか「移動日」にあたっていて、実はオーストラリア戦も昨日のクロアチア戦(飛行機の中でした)も観ていないんです!! 一体なんていうスケジューリングをしたんだ、ですよね。で、2戦を終えて、「ブラジル戦に大勝するしかない」という事実。22日はこれまでの分も合わせて、力の限り応援しなければ。しますよ、ホントに。

 というわけで、実質は始動したとはいえない私ですが、まずは6月8日のナビスコ準々決勝第2戦の千葉戦の振り返りを・・・。「なかったことにしたい」「もういいやんか」と片付けたくもなりますが、セレッソにとって、あとあと意味ある試合(になるはず)だと思うので。

 試合前、塚田監督と少しだけお話をしました。「大敗した第1戦を受けて、第2戦をどんなモチベーションで臨むのか、(選手に)臨ませるのか」を聞きたかったからです。「まず、ホームで5失点を許すこと自体がすごく恥ずかしいこと」と、塚田監督。「戦術うんぬんではなく、気持ち、相手が走る前に走れ、ということです」とも。「練習試合でもよかったし、こんな雰囲気を味わわせることでいい経験になるから」と、ルーキーのデカモリシ(森島康仁)をベンチ入りさせたという話も聞きました。

 2-5で敗れた第1戦を受けて、どんな試合を見せてくれるのか。そう思って私はフクアリに行ったし、サポーターのみなさんもそうだったと思います。厳しい条件だけれど、「何か」 見せてくれるのではないか、何でもいいから「いいもの」を目にして、中断(オフ)に入りたい--そんな気持ちだったはず。でも、結果的にそれは裏切られました。

  前半の早い時間に3失点。ジェフにしてみれば、勝ち上がるためにゴールは必要なかったはず。 でも、攻めてきた。ホームチームにふさわしいゲームを、ジェフは(特に前半)見せたと思います。得点になった場面以外にもチャンスを多く作り、自分たちのサッカーを全面に出してきました。対するセレッソは・・・大量得点を奪わなければならないという思いだけが走っているように見えました。空回り、という感じ。そのあと2点を返すには返したものの、準々決勝自体はもう「終わって」いましたからね。

「もっと歯を食いしばってやらないと。あれだけやられているのに、誰も怒らないなんて」。2年ぶりの出場だという大介(多田)が怒りをあらわにしていました。彼自身は、プランクを感じさせない、らしいプレーをしていただけに、本当に悔しかったのだと思います。「トータルでジェフとの力の差が見えた。中断期間にしっかり練習をして、タフになって出直したいと思う」。塚田監督は試合後にこうきっぱりと話しました。

 その中断期間が、今日明けました。「タフになって出直す」彼らを、見守りましょう。

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2006年6月 7日 (水)

明日は、どんな試合に?

  明日はフクアリで試合。ナビスコカップ準々決勝の第2戦が行われます。どう考えても勝ち上がる可能性は低い。でも、サッカーは「まさか」が起こるスポーツでもある。相手にしてみれば、「気を引き締めて」と思いつつも、どこかで「大丈夫だろう」という気持ちがあるはず。例えばセレッソがリードして、もし2点目を取ったら相手はすごくイヤーなムードになる・・・さて、どんな試合になりますか。

 この試合にどう臨むのか、先発メンバーを見れば何かが見えてくるかも。楽しみにしたいと思います。大阪からのツアーも催行中止になったし(当然といえば当然ですね)、少しさびしいフクアリになりそうですが、しっかり見てきますよー。

 と、意気込んでおりますが、明日から10日間ばかりブログの更新をお休みします。ですので、明日の試合のことはあらためてレポートするということで・・・ゴメンナサイ。チームのオフ明けごろには、更新を再開しますので、またよろしくお付き合いくだい。リフレッシュして、パワーを蓄えて来ます!!

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2006年6月 6日 (火)

マッチデープログラム・インタビューの続き、のようなもの

 ナビスコ準々決勝第一戦から2日が過ぎました。この間、折に触れて「なんであんな内容になったのか」を考えていました。リーグではないし、勝ち上がったところでメリットはあるの? そんな声もあるかもしれません。でも、勝ち上がるということは、すごく大きな意味があると思います。

 マッチデープログラムのインタビューで、吉田くんが言っていたのは、「ナビスコでの戦いが確実にリーグにつながっていくと思う。チームとしても自信になるし、シーズンの中で自分たちの気持ちをつなぎとめておく大きなモチベーションになるから」ということでした。記事では、文字数の関係で詳しく書ききれなかったので、少し付け足しを。

「気持ちをつなぎとめておく」というのはどういうことかというと、「次の準決勝は、リーグの途中で行われる。ナビスコの準決勝があるから、そのときにいいコンディションで臨みたい、そのためにはリーグでもそれまでの試合でいい戦いをしたいと思うはず。チームとして大きなモチベーションになるから、そういうと意味で(準々決勝は)大事な試合になる」ということでした。最下位でリスタートするリーグ22試合のなかにナビスコカップの準決勝があることに彼は大きなメリットを見ているのです。

 そして、もうひとつ言っていたのは、去年のナビスコ準々決勝のことでした。「ガンバとの初戦、ホームで0-2になったとき、●●(DFの選手)がキレたんですよ。リーグでも大量失点をして負けていたから、気持ちはわかるんだけど、第2戦もあるから今キレてどうするんだって僕と言い合いになったんです。もし、0-2で終われば、2戦目でもし1点先制すれば、トータルで1-2になる。そうすれば相手もあわてるし、どうなるかまったくわからないのに、結局もう1点取られて、0-3になってしまった。ホームアンドアウェイの2試合あるんだ、ということをしっかり理解して今年は戦いたい」。

 しかし、彼の意図していたのとは正反対の結果になってしまったわけです。アキ退場という論外な出来事はあったものの、数的不利のなかで一度はリードしたのだから、そのまま守りきる、悪くても2-2で終わる、そういう戦い方をしてほしかった。試合後のミックスゾーンで吉田くんに「あれだけ言っていたのにね」と言うと、「3点目を取られても、1点差ならまだ第2戦でどうなるかわからないのに。気持ちを切らさなければ・・・そういう忍耐力や気持ちの弱さがありますよね。暑いししんどいのはわかるけど、取られたら追って取り返すとか、細かい努力を惜しまないようにしないと」。普段は淡々と振り返ることの多い彼が、心底悔しそうに話していました。

 2日経って、少しはクールに振り返るつもりでしたが、書いているうちに悔しさ倍増という感じになってきました。8日、あさってには第2戦が行われます。何が起こるかわからないのがサッカーですが、4点差以上の勝利は実際のところ困難といわざるを得ません。でも、それでもJリーグの公式戦として行われ、お金を払って観に来る人がいる以上、何かを見せてほしいと思います。どうモチベーションを設定するのかは、1ヵ月半後のリーグ再開にもきっと影響するはずだから。

 

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2006年6月 4日 (日)

第一戦は思わぬ大差が

ナビスコカップ準々決勝の第1戦は、2-5の敗戦。2試合の合計で勝敗が決まるから、まだ前半が終わっただけ・・・といいたいところだけど、はっきり言ってかなり厳しくなりました。8日のアウェイの試合で、4点差以上の差をつけて勝たなくてはならないから。しかも、アキは出場停止。セレッソサポーターにとっては散々な日曜日になりました。

 アキが退場処分になった場面。その前に小競り合いがあって、アキがジェフの斎藤選手の頭をこづいたため。前半からかなり激しいマークを受け、それをファウルとしてとってもらえないシーンがあったのは確か。レフェリングにいらだっていたのは、わかります。でも・・・やっぱりあれはアカンでしょう。アキが欠けるということの大きさは、アキ自身が一番分かっているはずなのに。試合後のミックスゾーンでは、「(相手の)わなにかかりました」と言っていたらしいですが、それにしてもなあ。相手の斎藤ダイちゃんも、ミックスゾーンでは微妙な表情を見せていたけど。

 1人少なくなって、何人かの選手がレフェリングに対してナーバスになっているのはわかりました。それをモリシが必死で抑えて、プレーの方に専念させた直後のPK。このファウルで斎藤ダイちゃんが退場になり、10人同士になり、PKが決まってセレッソがリード。普通なら、これでセレッソのペースに・・・というところでしょうが、まったく違う流れになりました。

 その原因について塚田監督は、ひとつに「自分の采配ミスだった」と話しています。バックライン自体は悪くなかったが、両サイドの選手とのコミュニケーションが意図していたものとずれていた、それが自分のミスだったと。ほかの原因としてあげていたのは、「フィジカル面」。確かに選手の数が少なくなってスペースが空き始めると、それを活用して運動量を増やしたのはジェフのほう。前半から飛ばしすぎたせいか、セレッソはガクンと動きが落ちました。

 そしてもうひとつの要因は「メンタル」だと塚田監督も、そして吉田くん(←かなり悔しそうでした。マッチデープログラムのインタビューでは相当意気込んで語っていただけに)も言っていました。気持ちを切らさずに、2試合を通して戦うことが必要なのに、終盤の大量失点は、やはり気持ちの問題が大きいのではないかと思います。

 8日はフクアリでの第2戦。正直言って、モチベーションを設定しにくい状況になってきました。でも、「同じ失敗を繰り返さない」ことや「点差が開いた試合をどう戦うのか」という課題に取り組むことはできるはず。自分たちの置かれている状況を省みて、今できる今やらなければならないことをやってほしいと思います。

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2006年6月 2日 (金)

とっても大切

 W杯開幕まで1週間。いよいよだなあ、楽しみだなあという気持ちが日に日に増しています。一方で、セレッソにはナビスコカップ準々決勝2試合が控えている。W杯の報道の量に圧倒されて、「ホントにナビスコの試合はあるのかしら?」と思ってしまうほどに、影が薄くなってしまっていますけど。

 でも! セレッソにとっては、この2試合はとーっても大事なんですよ。タイトルに向けて進むこと、昨季のベスト8以上の成績をおさめることもそうですが、再建中のチームにとって、なかなかの難敵・ジェフを、2試合トータルで打ち破ることができるか否かはすごく重要だと思うのです。

 塚田監督は、このところの練習で、チームをランクアップさせる試みをしています。あさっての試合で多分披露されるそれは、間違いなく7月のリーグ再開につながるもの(回りくどいなあ)。そして、選手たちも、ここを勝ち抜くことの意味を十分に理解しています。

 興味深いのは、2試合トータルの結果で勝敗が決まるということ。勝ち数、得失点差が同じなら、アウェイのゴール数が多いほうが勝ち。つまり、セレッソにすれば、4日のホームでの失点はできるだけ少なくしたい、というところ。うーん・・・おもしろい試合になりそう。

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2006年6月 1日 (木)

モリシの偉大さ

 セレッソの選手の中で、私のインタビュー実施回数ナンバーワンは間違いなくモリシ。最初にインタビューしたのは、まだ「セレッソ」がないころ。えーっと、'93年です。ヤンマーのモリシだったころ。歴史を感じるなあ、それにしても。

 で、今日はもう何十回目かというモリシへのインタビュー。某雑誌に掲載されるものです(発売日が近づいたらまたお知らせしまーす。読んでね)。この人のすばらしいところは、何度インタビューをしても、どんなことを聞いても、誠実に答えてくれるところ。これは、13年間変わっていません。だから、モリシにインタビューするときは、すごくホッとする。

 13年間で変わったのは、モリシがものすごくしゃべるようになったこと。最初は、質問に対して「はい、そうですね」と返ってくることがほとんどで、インタビュアー泣かせだったのに。今や、ひとつの質問に対して、しゃべるしゃべる。おかげで助かっています。

 インタビューの前に、写真撮影をしたのですが、そのときにモリシがカメラマンさんに話している言葉を聞いて笑いました。「インタビューは苦手なんですよ、僕」。 それはないでしょう。昔のモリシならともかく。そんなこんなで今日のインタビューも、ほっこりした感じで終了しました。

 

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