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2006年5月24日 (水)

「加地くん」のこと

 W杯ムードが盛り上がるなか、「セレッソから誰も選手が選ばれていないW杯」にいじけていたら(嘘です)、「日本代表の加地選手のJリーグデビュー当時を紹介」する原稿の依頼が来ました。「セレッソ時代の彼を知るライターさんが他にいないから」とのことでした。

 古い資料を取り出して読んでいるうち、「加地くん」のことを懐かしく思い出しました。入ってきたときは少し甘えたさんで、「プロになれるとは思っていなかったし、今でも自信がない」とか言っていたかと思ったら、「日本代表だけじゃなくて、Jリーグも見てほしい」なんてコメントをしたり。当時は、フランスW杯に向けて盛り上がりまくっていたから、少し皮肉を込めて言ったのかもしれない。でも、2大会後に、自分が出場するなんて彼はそのとき思っていたのだろうか。

 U-19日本代表、U-20日本代表としてメキメキ力をつけ、ワールドユースに出場したころから、少しずつたくましくなっていた「加地くん」。大分トリニータを経て、FC東京に移ったのが飛躍の契機とも言われているけれど。2年ぐらい前、今の代表に定着し始めた彼に、「もう気安く加地くん、なんて呼べないねー」と言うと、「えへへ」と笑っていたっけ。

 '98年のインタビュー。「将来の夢は?」という質問に、「セレッソの中心選手になりたい」。これを見て、ちょっとだけせつなくなった私でした。

 こんなことを書いているうちに、W杯では加地選手を特別に応援しよう、と思うようになりました。

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コメント

 99年のワールドユース大会、日本代表の準優勝の直後、長居での鹿島との試合を観戦したことを思い出しました。鹿島は当時から本山、小笠原の両選手が出場していましたが、当時セレッソにはノジョンユンという名選手がいたため加地選手には出場機会がなし。出番を求めて、大分、東京へと。東京でもスタメンでなかったのに、ジーコ監督に見出されて、今や日本代表不動の右サイドバック。人の運命ってなんだか分からないものだなぁ とつくづく思いました。まあ僕の頭の中では、まだ加地は「貸してる」選手なんですけどね(笑)

投稿: せれぞう | 2006年5月24日 (水) 22時09分

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