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2006年5月31日 (水)

新しいものへの挑戦

 ここ1ヵ月ぐらいの間のインタビューで、必ず出てくるキーワードがありました。「リアクションとアクション」。リアクションサッカーなのか、それとも自分たちからアクションを起こすサッカーなのか。塚田監督のもとで、いま選手たちが取り組んでいるのは、「自分たちからアクションを起こすサッカー」。

 どちらがいいとか、上等だとかは一概には言えないけれど、一般的には相手の出方を見て、引いて受け止めてから、カウンターで反撃に転じるのがリアクションのほう。受動的ともいえるリアクションのほうが、「簡単」「やりやすい」といわれます。一方のアクションは、まず自分たちのサッカーありき。それだけに難しいし、チームとしてやりこなすには時間がかかる。

 シーズン途中の、それも決して状況がいいとはいえない(むしろ最悪かも・・・)ときに、あえて、この難題に挑戦しようという塚田監督に、強い気概を感じます。そして、自分たちのサッカーで、勝負を挑もうという意気込みに拍手を送りたいと思うのです。

 以前の3バックから4バックに変え、先週は3バックでのトレーニングをしたとのこと。これは、相手や状況によって、3と4を使い分けることができるように、ということでしょう。中断期間にはじっくりチームづくりをするという塚田監督。いい準備をしてほしいものです。

あ、そのまえにナビスコカップもあります! これについてはまた後日。

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2006年5月30日 (火)

マッチデープログラム

 今日は、久しぶりにグラウンドに行ってきました。どのぐらい久しぶりかというと、21日の大宮戦後初めて。練習のあと監督の囲み会見をしたとき、「紅白戦で3バックを試されましたが・・・」という質問に「むむ・・・そうやったんか」と心の中でつぶやいていました。ちょっとした浦島太郎気分です。

 練習は、走る走るトレーニング。かなり気温が上がって暑かったですから、きつそうでした。塚田監督は、「最低限のレベルですよ」と、涼やかに笑っていましたが。

 練習後、次号のマッチデープログラムのインタビューをしました。選手は・・・仮にY選手としておきましょう(4日の試合のときに確かめてね!)。「このナビスコカップの準々決勝がチームにとっていかに大切か」ということなどをしっかり話してももらい、約30分間のインタビューが終了しました。おもむろにマッチデープログラムを手にした彼はこう言いました。「いつも、試合前に選手はみんな読んでいるんですよ、このインタビュー」。

 ロッカールームにマッチデープログラムが置いてあり、ウォーミングアップまでの間に読んでいるのだとか。そういえば、この間インタビューしたカキ(柿本)も「いつも読んでいます」と言っていたな。そのときは、社交辞令かと思って、「どうもりあがとう」と返したのですが・・・。「みんなが試合前に読むものだから、モチベーションがあがるように、今度の千葉戦に向けて、みんながいい気持ちで入っていけるように、意識してしゃべったつもりなんです。だから、そういう原稿をぜひお願いします」と、Y選手。

 マッチデープログラムの原稿を書き始めて10年以上になります。でも、知らないことはあるもんです。というか、気づかないことはあるものものですね。マッチデープログラムは、試合前のお客さん(サポーター)だけではなくて、試合に臨む選手も目にするものだとは。これからは、また違ったモチベーションを持って原稿を書くことができそう。サポーターのみんなに楽しんでもらいつつ、選手を鼓舞するインタビュー。さあ、どんな記事ができあがるのでしょう。わー、すごいプレッシャー。がんばります!

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2006年5月29日 (月)

嘉人が帰国

 今朝、嘉人が帰国。これから彼の去就が注目されそうです。先日、セレッソから発表があったとおり、マジョルカとの契約延長の線がなくなり、「海外で他のチームを探す」か「セレッソに復帰する」の2つの選択肢が残りました。

 もちろん前にも書いたように、嘉人自身の意志が第一。海外志向が強く、最初にマジョルカ移籍が決まったとき、「もう日本でプレーすることはないかも」と言っていた彼だけに、可能なら、次も海外のチームで・・・と思っているのでは(推察)。彼を必要とするクラブがあり、条件その他が合えば再び海外へ、というのも悪くないし、挑戦を続けてほしい気はします。

 もし、海外のチームが見つからない場合は、セレッソへ戻るということになります。この場合、いかに気持ちを切り替えて戻ってくるか。もともとJリーグでプレーしていたのだから、難しくはないもののメンタル面は簡単ではないかも、と思います。

 Jリーグは7月中旬に再開されますから、それほど多くの時間があるわけではありません。「セレッソ復帰」となれば、どんなに遅くとも6月下旬ごろにはチームに合流しないと調整が間に合わないでしょう。

 まずは体を休めて、いい選択をしてほしいものです。

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2006年5月28日 (日)

527の記憶

昨日、「527」のことを書きました。セレッソのサポーターなら知ってて当然の「527」と決め付けていましたが、そうでもないようです。「アフター527」のサポーターも生まれている(?)んですね。当たり前かもしれないけれど、歴史を感じます。

 セレッソがもっとも優勝に近づいた日、といわれているのが2000年5月27日。去年の12月3日も同じようなシチュエーションでしたが、「セレッソ優勝濃厚度」もしくは「セレッソ優勝希望温度」は6年前のほうが高かった(と思う)。濃厚度というのは変かもしれないけど、要するに可能性があるのがセレッソと横浜F・マリノスの2チームにしぼられていたし、「初優勝」「関西初タイトル」を望む周囲の熱はすごかった。

 信じられないほどの重圧がチームを覆っていて、誰もが普通でいられなかった。当時広報担当だった私自身も、そうだったかもしれない。去年の最終戦の前に、副島さん(元監督、現在はU-18監督)に話を聞いたとき、「2000年のことを振り返ってみて、どうですか」と聞くと、「遠い昔もみたいな感じで、その日のことは記憶が飛び飛びになっている」と言われてました。

 実は私もそう。副島さんの監督会見の様子はハッキリ覚えているのに、同じように私が司会をしたはずの相手チーム(川崎フロンターレ)の監督会見のことをまったく覚えていない。今でもその場面がよみがえるほど鮮明に記憶していることは、ほかにたくさんあるのに。

 5月27日のことを話し出すと、とめどがなくなってしまう。年月がたつほどに記憶は薄れるはずなのに、あの日のことだけは時間の経過とともにより濃い思い出になっていく。不思議。

 

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2006年5月27日 (土)

527

 その窓からは、スタジアムの屋根が見える。梅雨のはしりのようなどんよりとした空の下、長居公園の緑につつまれるような銀色の屋根を見ていると、6年前の今日のことを懐かしく思い出した。懐かしい、というのは少し違うかもしれない。何度思い出しても、少し胸がつまるし、あの日の嗚咽がよみがえってくる。それでも、私にとってかけがえのない記憶だ。

 5月27日。今日もあの日と同じ、土曜日。湿気の多い天気もよく似ている。スタジアム至近にオープンしたその店は、セレッソとサッカーを愛する人たちの思いが生み出した。単なるグッズショップではなく、セレッソを、サッカーを語れる基地になってほしい。

 セレッソができて丸12年が過ぎた。そろそろ「文化」が生まれてもいいころだと思う。文化は意識して作るものではないだろう。でも、何かを始めないと、始まらない。

 蹴球堂の窓から望む長居スタジアムは、ことのほか美しい。これからもときどき、眺めにいこう。

 

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2006年5月26日 (金)

見えてこない

 べったりと机にかじりつき、PCにへばりついていた今週。どうやらグラウンドには一度もいけそうにない気配です。ブログの更新も滞りがちでした。来てくださった皆様、ごめんなさい。

 でもこうやって、仕事場に閉じこもっていると見事にセレッソの情報から遮断されますね。テレビを見ても、新聞を読んでも、ネットを見ても「今セレッソが何をしているのか」「選手はどんな練習をしているのか」が見えてこない。グラウンドに行かなければ、これほどセレッソを感じられないものなんだ、とあらためて痛感。さびしいハナシです。

 来週からは、晴れて(?)グラウンドに復帰する予定。ナビスコ準々決勝に初戦に向けて、どんな様子かしっかり見てきます。

 といいつつ、グラウンドに行かずとも、今週は私にとっては十分に「セレッソな日々」でありました。たーくさんセレッソの原稿を書いたからです。もうすぐ皆さんにお読みいただけるはず。あとひと息、がんばりまーす。

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2006年5月24日 (水)

「加地くん」のこと

 W杯ムードが盛り上がるなか、「セレッソから誰も選手が選ばれていないW杯」にいじけていたら(嘘です)、「日本代表の加地選手のJリーグデビュー当時を紹介」する原稿の依頼が来ました。「セレッソ時代の彼を知るライターさんが他にいないから」とのことでした。

 古い資料を取り出して読んでいるうち、「加地くん」のことを懐かしく思い出しました。入ってきたときは少し甘えたさんで、「プロになれるとは思っていなかったし、今でも自信がない」とか言っていたかと思ったら、「日本代表だけじゃなくて、Jリーグも見てほしい」なんてコメントをしたり。当時は、フランスW杯に向けて盛り上がりまくっていたから、少し皮肉を込めて言ったのかもしれない。でも、2大会後に、自分が出場するなんて彼はそのとき思っていたのだろうか。

 U-19日本代表、U-20日本代表としてメキメキ力をつけ、ワールドユースに出場したころから、少しずつたくましくなっていた「加地くん」。大分トリニータを経て、FC東京に移ったのが飛躍の契機とも言われているけれど。2年ぐらい前、今の代表に定着し始めた彼に、「もう気安く加地くん、なんて呼べないねー」と言うと、「えへへ」と笑っていたっけ。

 '98年のインタビュー。「将来の夢は?」という質問に、「セレッソの中心選手になりたい」。これを見て、ちょっとだけせつなくなった私でした。

 こんなことを書いているうちに、W杯では加地選手を特別に応援しよう、と思うようになりました。

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2006年5月22日 (月)

ニューヒーロー

 昨日、ナビスコカップ決勝トーナメント進出を決めたセレッソ。まあ、内容はいろいろありましたが、負けなしでの突破はすばらしい。まあ、去年も最終的に「快進撃」にはなったけれど、よくよく思い出してみると、序盤から中盤にかけては、ギリギリのところを切り抜けてきたわけで。粘りに粘ってドローとか、勝ち越しなんてことも多かった。最近のチームはまさにその状態で、よい傾向といえるかも。

 さて、ナビスコカップベスト8が出揃ったところで、今日Jリーグから「ニューヒーロー賞」の中間発表がありました。あれー? セレッソの選手の名前がないじゃないの! 少なくとも私は数回(少ないけど)セレッソの選手に投票したぞ! (ニューヒーロー賞は試合を取材した記者が投票します) 対象は、ナビスコカップ開幕時に23歳以下の選手。確かにセレッソは試合に出ている若手が少ないけれど、このままではいかん。

 個人的に注目しているのは、コータ(藤本)。ボランチとして加入、昨年からCBもこなすようになって、塚田監督のもとでは右サイドバックにトライしています。アウェイの大宮戦(17日)は途中から、昨日は先発として好プレーをしていたように思います。そんなに体はごつくないのに、競り合いに強い、前へのロングパスやクロスもなかなか。準々決勝以降でもい引き続きいいプレーを見せて、多くの票を集めてほしい。もちろん、ほかの若手もがんばって!  多くの票を集めるコツ(?)は1試合でも多く出場すること。つまり決勝までいったチームの選手が有利。もっと貪欲にアピールしましょう、若者たちよ。

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2006年5月21日 (日)

ロスタイムになんかある

 引き分けでもOKだったけれど、3-2で勝利。やったー! と一応喜んでいますが、3-2というのがなあ。グループ首位だし、決勝トーナメント進出だし、めでたいのだけれど、終了間際のドタバタ(モリシはこう表現していた)は何とかならないのか、と。相手は早い時間に1人退場、そのPKで先制して、追加点を奪ってなおボールをキープして猛攻を続けていたのだから、3-0いや3-1ぐらいで終わってもらえないものか。ロスタイムにグラウに2点目を決められたときは、イヤーな予感がしました。スッキリ! とはいかないものですね。

 まあ、ぶつぶついうのはこれぐらいにして。今日は久しぶりに攻撃するセレッソをたっぷり見せてもらいました。選手たちも気分がよかったんじゃないかな。終了間際は別にして、守備もまずまず。守り方、攻め方、チームとしての戦い方が少しずつ形になってきているのを感じました。

 このところどうなってしまったのか? というほどキレキレなのがアキ。今日も2ゴール。ハットトリック、惜しかった。試合後もゴキゲンな様子でした。場内でのヒーローインタビューでこそ、「2本ともモリシからの完璧なパスだったから、決められてよかったです」なんて神妙にコメントしてましたが、試合後の囲み取材では、「めずらしくいいパスを出してくれて、びっくりしてシュートをはずしそうだった」なんて言っていました。モリシは、「アキから『久々に気の利いたボールだった』といわれた。ほめてもらえるように次もがんばります」と、おじぎをしていました。ピッチ外でも見事なコンビネーションを見せていますね。

 結局負けなしで予選リーグを終えて、準々決勝へ。トーナメント表に並んだチーム名を見ると、リーグ上位の「強豪」が顔をそろえています(セレッソは最下位だけど)。予選リーグを勝ち抜けたということは、力があるということ。セレッソも決して弱くはない。ただ、ちょっとしたところで最後まで出来きるかどうか。信じてやり続けることができるかどうか。だからこそ、今日のような終わり方はよくないのではないかと思った次第です。塚田監督もゲーム運びについては「まだまだこれから」と言っていましたし、しっかりやっていただくということで。

 とにかく、おめでとう。2年連続でナビスコ決勝トーナメント進出、すばらしいことだと思います。

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2006年5月20日 (土)

復帰あれこれ

 シーズン半ばになると、ポツポツとケガ人が出てくるもの。先日はカワム、前田くんが相次いで負傷。彼らはすでに復帰しています。前田くんは10日の甲府戦から先発出場と順調です。本人は、「体をひねってクリアするときなどは、まだもうちょっと」と言っていましたが、プレーを見る限り問題なさそう。カワムも昨日の練習には合流していましたから、完治なのでしょう。両足のつけ根痛で別メニューだったゼ・カルロスも明日は出場の見込み、コータも17日の大宮戦に途中出場と、続々と復帰しています。

 ケガといえば、昨日グラウンドに行ったとき、エゾと少し話ができました。右足首のねんざで全治6週間。ねんざにしてはかなり重いものといえます。骨に異常はないものの、筋肉などに損傷があり、「しばらくは安静にしておかないといけない」(エゾ)とのこと。「なんとか(インタバル中の)キャンプまでには動けるようになりたい」とも言っていました。リーグ戦の休止期間であることが不幸中の幸い。あせらず治してほしいと願うばかりです。

 明日は、長居で大宮戦。引き分け以上で・・・という楽観的な見方もできますが、大宮の攻撃陣はかなり手強い。水曜日の試合は引き分けたものの、劣勢のなか何とか追いついたという事実を忘れず、がむしゃらに戦ってほしい。相手は勝ちしか道がないのだから、それを上回る強い気持ちで。

 五月晴れに恵まれそうな明日。選手にはちと暑いだろうけど、観戦には最高のコンディションですよー。

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2006年5月19日 (金)

「勝って決める」

 今日は朝からグラウンドへ。到着したら、すでに練習は始まっていました。

あさって(21日)はまたもや大宮戦。前節、辛くも引き分けたことで、準々決勝進出の可能性が大きく広がりました。昨日「とにかく勝てばいい」と、例によって乱暴な片付け方をしてしまった私ですが、冷静に考えると引き分けでもOK。2位チームの3位に入れるから、です。

 そういう話をグラウンドサイドでしながら、練習を見ていましたら、どうやらフルがCFで起用されるような感じ。で、試合後に塚田監督に聞きましたら、「そういうことも考えています」とのこと。フルは「前のポジションで出れば、攻撃に参加できる回数が増える。相手の裏をついたりしていきたい」と、話していました。以前に比べると試合の中では元気さを取り戻してきたフル。でも、本人にしてみれば「まだまだ」と思っているはず。でもスランプは誰にでもある、これを乗り越えればきっと楽になる。あとひと息だ(と思う)。

 練習後はオフィシャルマガジン『12th』のインタビュー2本。塚田監督のインタビューの最後に、

「あさっては引き分けでも大丈夫ですから、可能性が広がりましたね」といいますと、

「でも勝って決めたいですよ。今のチームには勝つことが一番必要だからね」

 負けると望みがほぼ絶たれる大宮は、がむしゃらに勝ちに来るはず。そこに勝機を見出せるのでは・・・あさっては、お休みをしていたベテラン勢(完全休養とはいかなかったけど)も揃う見込み。お天気もめずらしくよさそうだし、ぜひ長居へ!

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2006年5月18日 (木)

勝てばいい

  今日の試合でヴァンフォーレが勝ち、ジュビロが負けたことで・・・と、さっきから順位表に赤ペンを入れて、あーなるとこうなる、こうなるとあーなるとシミュレーションしていました。

 ややこしいな、各グループの1位だけじゃなくて、2位チームの成績上位3チームも進出というのがあるから。でも我がDグループの2位チームは厳しいかも。セレッソ9、甲府8、磐田と大宮が7。他のグループの2位チームはもっといい成績だから。

 というわかりにくい話はこの際どうでもいい。セレッソが21日に勝てば文句なく突破ですから。セレッソが引き分けて、ジュビロも引き分けたら、とか、各チームの2位が勝ったら、引き分けたら・・・とかずっと考えていたら頭が痛くなってきました。やーめた。

 さて、昨日の試合でまたしてもトーミが退場(警告2回)。リーグでも先日同じ形で退場になったわけですが、昨日のはちょっとついてなかったかな、と。もともと熱くなりやすいタイプで、去年も試合中思わず激高するシーンを見ています。気持ちはわかる、けど1点ビハインドで、あのコンディションで10人で戦わざるを得なくなったチームのことを考えると、1枚目のイエローで自重してほしかったです。あれで、大事な最終戦に出られないなんて、もったいなさすぎる。

 昔、やたらカードをもらっていたあばれんぼうがいましたが、その選手に「累積で出場停止になるのはまだいい。ほかの選手にチャンスがまわってくるから。でもイエロー2枚で退場するのだけはやめてほしい。残った選手で戦うのはどんなにしんどいか」と言ったキャプテン(当時)がいましたねぇ。その言葉を思い出しました。

 

 

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仕事人

 アウェイ連戦の最後は、駒場スタジアム。試合前には小雨だったのに、次第に雨足が強まるという悪天候でした。ずぶぬれになってスタンドで応援を続けていた皆さん、お疲れさまでした。

 結果は1-1のドロー。セレッソにすれば「オーライ」、逆に大宮にすれば悔しい引き分けだったと思います。塚田監督は「最悪引き分けでも、と思っていた」と話していましたが、試合の流れや内容を振り返ると、むしろいい結果だったのではないでしょうか。

 先発メンバーは日本人選手だけ。ブルーノ、モリシ、アキがベンチで見守る形で試合が始まりました。「今日は、モリシやアキが出てこなくてもいい展開になるかな?」と考えながら見ていましたが・・・名古屋戦同様、厳しいものでした。雨でピッチがかなりスリッピーだったこと、連戦の疲れを差し引いても。

 後半14分に「8」と「20」がピッチサイドに立ったとき、「よし、登場だな」という思いと「できれば休ませたかったな」という思いが交錯しました。でも、彼らがピッチに立った途端、まるで違ったチームになったのだから、驚きです。そのあと、トーミが2度目の警告を受けて退場になるのですが、むしろ運動量もボールの動きも活性化されて見えました。

 だから、80分のアキの同点ゴールも必然のできごとに思えます。フルのFKにゴール前の混戦からアキが左足を伸ばして流し込んだ、どろくさいゴールでした。試合後、アキにコンディションについて聞いてみました。「監督には気を遣って(休ませて)もらっているのはわかっているし、少しの時間でもチームのためになることをしたかった。できれば勝点3を取って、楽になりたかったけど」。このところ、「スーパーサブ」として頼もしいプレーを見せているアキ。仕事人らしいオーラが漂っていました。

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2006年5月16日 (火)

予選突破するぞー

 今日はグラウンドに行かず、事務所に「こもり」状態。原稿を書く合間に、ナビスコカップのゆくえをつらつら考えていました。

 予選リーグは残すところあと2試合。Dグループは現在のところ、名古屋の予選敗退が決定、残りの4チームが可能性を残している状態。でもあと1試合しかない甲府はかなり不利。首位の(!)セレッソ、ジュビロ、大宮と上位3チームが勝点差2のなかにいるダンゴ状態。セレッソと大宮の「直接対決」がミソです。ジュビロの残り試合は、甲府と名古屋が相手だけに・・・。明日はアウェイだけど、セレッソは勝って勝点3を積み上げておきたいところです。

 アウェイ5連戦も明日で終わり。こんな過密スケジュール、今までなかった。でもあとひと息、21日の最終戦まで、いや6月上旬の準々決勝まで、がんばるぞ!(←自分に言い聞かせています)  世はすっかり「W杯モード」になってしまっているけどさ。

 エゾの検査結果が発表されました。全治6週間。捻挫にしては重いほうかもしれないけれど、負傷の現場を見ていたものとしては、予想よりも「軽傷」だったと思います。よかった。つらいつらいリハビリを乗り越えて、やっと復帰したばかりだったからね。

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2006年5月15日 (月)

今日のいろいろ

 ドイツへ行く日本代表メンバーが発表された今日、インタビューのために津守に行ってきました。メンバーについてはほぼ予想通り、でも早くから「当確」と言われていた久保選手が入らなかったのは意外でした・・・セレッソから選ばれなかったせいか、どうも代表について書くと力が入りきらない・・・すみません。

 今日は名古屋戦でスタメン(もしくは長い時間プレーした)の選手はリカバリーのみ、ランニングとストレッチで終了。そのほかの選手は別でみっちりトレーニングをしていたのですが、そのなかでエゾ(江添)が負傷。右足首をひねったとのことで、自力で歩くことなくスタッフに負ぶわれてグラウンドを後にしました。大事に至らなければいいのですが、けがをした状況を聞くと、非常に心配。今日病院に行ったようなので、診断結果が出るのを待つしかありませんが・・・。

 選手たち、とりわけリーグから出場を続けているメンバーは、さすがに疲労がたまってきている様子。なにしろ、アウェイ5連戦、すべて遠方ばかりですからね。今日は、カキ(柿本)にインタビューをしたのですが、

私「えーと、前の試合のことだけど・・・昨日? あれ? 試合って昨日だよね」

カキ「えーっと、昨日でしたっけ? そうそう昨日。何か感覚が変になりそうですね」

 試合が続きすぎたせいか、2人揃ってオトボケ問答。昨晩試合をして、日付が変わった今日に帰宅、午後から練習、明日にはまた埼玉に向けて移動。強行軍は今週いっぱい続きます。 

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内容よりも

 名古屋から先ほど帰宅しました。遠征されていた皆さんお疲れ様です。

 結果は1-1の引き分け。またしても89分の得点で、引き分け。「引き分けられてラッキー」という内容でした。特に前半はゆるゆる。単純なミスがあまりにも多い。横に座っていた記者(名古屋担当)に「セレッソ、どうなってるんですかー」と突っ込まれる始末です。

 塚田監督からは「前半は私の采配ミスで・・・」と反省の言葉が聞かれました。詳しくは話せないということでしたが、まあ要するに意図していたことができなかった、ということでした。でも、戦術とか監督の指示とか以前のところで、もどかしさを感じました。これが、「調子が悪いチーム」の特徴なのでしょう。

 悪いなりに勝点を加えられたことは、大きかったです。負けていれば「首位キープ」とはならなかったですからね。試合後、アキは「あと2試合は何としても予選突破を目指してやる。内容は二の次、突破のために戦う」と、かなり熱く語っていたようです。

 セレッソらしいサッカーの確立を望みたい気持ちはあります。「ナビスコよりリーグでしょ」という考えもあるでしょう。でもあと1週間、あと2試合は、予選突破という目標に向けて走ってほしい。そして内容よりも、結果優先。もしかしたら、今シーズンはそれがテーマになるかもしれないから。

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2006年5月14日 (日)

若手選手たち

 今日はグラウンドではなく、選手寮で若手にインタビュー。明日の試合に向けて調整したトップの選手のあとに練習をし、食事を終えた選手2人に話を聞きました。

 山下、香川というルーキーたちが揃って口にしていたのは、「将来トップでプレーできる体を作るためにがんばっている」ということ。実際、今日の練習も彼らによると2時間半ぐらいの長いもので、かなりキツかった様子。 試合に出ている選手の練習とは内容も量も違うのは当然で、プロ1年目の彼らにとって試練になっているようです。

 今年は、ルーキーで「デビュー」を果たした選手はまだいません。「早く出たいですね。みんなそう思っているはずです」。香川くんは目を輝かせていました。これから夏にかけては、さらにハードなトレーニングが待っているはず。残り22試合のリーグ戦を乗り切るためには、より多くの戦力が必要になるでしょう。這い上がってきてほしいです。

 インタビューの前、思いがけない選手に出くわしました。曜一朗(柿谷)です。「あれ? なんでここにいるの? そんな予定だったったけ?」と聞くと、「いや、けがをして一度帰ってきました。また、行きます」。アーセナルでの研修を終えていったん帰国、再びインテルに向けて出発するとのこと。アーセナルでの練習は「すごくよかったです」と笑顔を見せていました。

 明日は、19時から名古屋戦。また、レポートします。

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2006年5月12日 (金)

遅ればせながら、甲府戦

 しつこく(?)今日も甲府戦。よく考えてみると試合当日は「勝利」の喜びに浸り、昨日は甲府の街などについて書き・・・試合レポートをほとんどしていないことに気づきました。平日のナイトゲーム、しかも遠方だったため、実際に試合を見られた方は少なかったはず。テレビ中継もなかったし。

 メンバーは川崎戦から少し変わっていました。モリシ、アキ、トク、ヤナギのベテランたちがベンチへ。コータ(藤本康太)は右足首をひねったと(御殿場での練習中)のことで、ベンチ外。ハーフタイムに偶然スタジアムの廊下で会って、ケガのことを聞いたのですがすごく悔しそうでした。クラブから正式に発表がないところを見ると、大事に至っていないのでしょうか。

 それはさておき、そのコータの代わりに山田くんが右サイドバックに。ヤナギのポジションには、負傷していた前田くんが復帰。モリシのポジション(トップ下)にはピンゴ、アキのポジションにはコケ(苔口)、トクのポジション(右サイドハーフ)にはサケ(酒本)。これがスタメンでした。ナビスコは「若手の登竜門」に位置づけられている試合ですし、今のチーム状況を考えても、フレッシュな戦力の台頭は待たれるところ。期待を込めて見ていました。

 前半はセレッソがボールを支配。でも決定なチャンスはなし。それは甲府も同じで、何となくボーっとした内容でした。でも、セレッソのほうには、もしかしたらチャンスになりそうな場面はあったのです。前半17分には、トーミから相手バックラインの裏をつく絶妙のパスが出て、スピードを駆ってコケが飛び出したまではよかったのですが、コントロールミス(ボールの上に乗ってしまったように見えました)でシュートには至らず。コケは後半開始直後にもトーミからのパスを受けてシュートを放ったものの、ゴール右へ。試合後は「帰ってシュート練習をします」と言っていました(してくださいね)。もう1人の抜擢組、サケ。こちらも右サイドを突破してみせる場面は何度かありましたが、クロスがあと一歩というところでしょうか(ちょっと辛口)。

 この試合で際立っていたのは、トーミのプレー。パス、とりわけ前線への決定的なパスに冴えが感じられました。最後のアキのゴールに結びついたパスも確かトーミからのものだったはず。もともとパスワークには自信を持っている選手ですが、今季はやや調子を崩していたように思います。川崎戦は出場停止でお休み、うまくクールダウンができたのでしょう。

 そして、フル。彼の完全復活の日は近いかもしれません。川崎戦ではどんな体勢でも積極的にシュートを打つ、彼らしい積極性が光っていました。甲府戦では献身的な守備が印象的でしたが、シュートも4本。惜しいFKもありました。Jリーグ入りしてからは、順風満帆そのものだったフルだけに、苦しいと思います。でもホンダ時代も結果が出なくて辛い時期があったと聞いたことがあります。もう少しで乗り越えられるような気がします。

 毎日甲府戦のことを書いているうちに、もう次の試合。あさってはセレッソにとってナビスコの4戦目、名古屋戦。慌しいなあ。

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2006年5月11日 (木)

甲府にて

 昨日の甲府戦の続き。というより、甲府という街の印象かな。昨日の午後、列車で甲府駅に着くと、改札の目の前に「ようこそ甲府へ」の横断幕、「甲府へ」のあとにセレッソのロゴがくっついて(対戦相手によってかえられるようになっている)、いきなり歓迎ムードに迎えられました。その後、駅ビルを通って、タクシー乗り場に向かう間にも、「歓迎 セレッソ大阪」が記された旗、看板などを複数確認。もちろん「がんばれヴァンフォーレ!」ののぼりなどは、セレッソのそれを上回る数でありましたけど。

 何が言いたいかというと、つまり街をあげて「J1のヴァンフォーレ」を盛り上げようという、心意気が伝わってきたのです。甲府には、ともにJ2で対戦した2002年にも訪れていますが、そのときはほとんどいっていいほど、感じなかったのです。劇的な形で悲願のJ1への昇格が決まり、街全体、官民がいっしょになってサポートしよう、J1のチームとして恥ずかしくないふるまいをしよう、という気持ちが、対戦相手(サポーターも含めて)に対するホスピタリティにも反映されているのでしょう。ともかく、甲府の街に対する印象はグンとよくなり、滞在はとても心地よいものになったのです。

 スタジアムでも、「ようこそ」のアナウンスを何度も耳にしましたし、施設は確かに古いし狭い(失礼!)のですが、記者室などもきちんと整えられていましたし、何より「ここできちんと記者にいい記事を書いてもらおう」というもてなしの心のようなものが感じられたのです。スタジアムで、甲府の広報担当の方にあいさつをしたときに少しお話をしました。「今年から、マッチデープログラムがカラーになったんですよ。でもお恥ずかしいです、うちはお金がかけられないから、こんなもので・・・」と、謙遜されていましたが、全ページカラーの立派なもの。「いえいえ、お金の問題じゃないですよ」と返事をしましたが、本当にそうだと思います。

 クラブがどんな思想をもっているのか、明確な目的と、イメージを持ってさえいれば、たとえモノクロ印刷で、安い紙に印刷されたものであっても、読む人には伝わります。オールカラーで、ピッカピカの紙に印刷してあっても、そこに前述したものがこめられていないなら、まったくのムダ。去年までは、J2だったこともあり、甲府のマッチデープログラムはクラブが発行したものではなく、サポーターが制作していたものでした。J1に昇格した今年からは、クラブ本体が制作することでまず一歩を踏み出したのですから、すばらしいです。

 塚田監督にとっての初勝利、セレッソにとってもホントに久しぶりのうれしい勝ち。アキは、「ナビスコはあと3試合、チャンスが残っているから、とにかく上に上がれるように大事に戦いたい。リーグについては中断期間にしっかり調整すればいい」と話していました。まずは当面のナビスコの予選突破を目標に。名古屋、大宮、大宮、そのうち前の2試合はアウェイと、楽な日程ではありませんが、勝ちましょう。

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勝利の味

 試合後の記者会見に現れた塚田監督は、いつもより頬が紅潮して見えました。うれしさを隠し切れない表情で、「試合前に選手たちに、『この試合だけはどうしても個人的にこだわりたい』と言いました」。塚田監督にとっては、生まれ育った地元、相手はかつて監督を務め、クラブの立ち上げからかかわったチーム。そして監督就任初勝利。うれしさもひとしおだったのでしょう。

 試合前、塚田監督と話をしました。かなりメンバーが入れ替わっていることについて聞いてみますと、「モリシもアキも、気持ちはすごく持っていてくれるし、今まで体を張ってやっている。でも、体は正直なもので、やはりコンディションを考えた。彼らには、頭からはないが、途中から出てもらうことはあると言ってある」とのこと。初めてFWに起用したコケについては、「とにかく思い切ってやってくれたらいい」。

 内容は、ともに攻めながら決められない、という試合。特に後半は、お互いにカウンターを仕掛けあい、共に決定的チャンスがいくつも生まれました。で、勝敗が決したのは私の手元の時計で、後半の47分過ぎ。ロスタイムが3分でしたから、終了直前でした。すばやい攻撃から、モリシの左からの折り返しに、トクがスルー、ファーサイドからアキが駆け上がってきて、プッシュ! 考えてみれば、全員途中出場のべラテンさんばかりが絡んでの決勝ゴールだったのですね。

 試合後、アキは久しぶりに饒舌に話をしていました。ゴールの場面について、「みんながずっと走って、相手が疲れていたから戻りが遅かったというのはあると思う。コケやカキがかなり走ってくれていたおかげ。最後に仕事ができてよかった」。チームメイトをねぎらいつつのコメントでした。

 塚田監督も言っていましたが、「今のチームには勝利が一番の薬」。今日の勝利の味を、なんとしても次につなげなくては。

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2006年5月 9日 (火)

GKスクール

 トップの選手たちは、御殿場に滞在中ということで、今日は、「ゴールキーパースクール」を取材するため、津守に行ってきました。

 これは、名前の通りGKのためのスクールで、小学6年生を対象に2年前から行われているもの。初年度は第1期と第2期をあわせて7人だった参加者が、2年目の第3期と第4期は計14人、第5期である今のスクールには、なんと13人も参加しているとのこと。GKばかりが10数人集まって練習している光景は、めったに見られるものではないし、なかなか興味深いものでした。

 GKスクールで指導するのは河野和正コーチ。かつてトップチームでプレーしていましたから、よくご存知だと思います。今日は、セレッソが発行するジュニア向け情報誌『Soccer Kids』の取材。GKについて、いろいろインタビューをしました。さらに技術面では、基本的プレーを丁寧に教えてもらい、「ほほう・・」と思うこと多し。今までサッカーの取材をしてきながら、知らないことはあるもんだ、とまたしても痛感したのでした。

 スクールに参加している子どもたちは、みんなすごくうまい。キャッチしてからのスローイングなんて、すごーくサマになっている。足元もすごく上手なので驚きました。「今のGKは、手を使ったプレーだけがうまくてもダメ。フィールドプレーヤーと同じぐらいに足も使えないと」と、河野コーチ。なるほどね。

 というわけで、今回も子どもたちに元気をもらった私。明日は、甲府へ。御殿場での様子がまったく伝わってこないので、楽しみなような不安なような。明日は遅くなるかもしれませんが、試合のことなどレポートしますね。

 ひとつ思い出したこと。この間の練習試合で、デカモリシ(森島康仁)が、背番号20をつけていたと聞きました。以前、インタビューしたときに「目標とするのはアキさん。僕もあんなふうに大黒柱になりたい。背番号も将来は20をつけたい。小、中、高校時代もずっと20番だったし、好きな番号なので」と言っていました。「じゃあ、アキから20番を奪うってこと?」と聞くと、「いやー、できればそうしたいですけど・・・譲ってくれるかなぁ、アキさん。でもいずれはつけたいですね、20番」と恥ずかしそうに話していました。微笑ましいですね。

 

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2006年5月 8日 (月)

嘉人のこと

 2日前のスポーツ紙がいっせいに報じた「大久保がC大阪復帰も」のニュース。嘉人が、「監督が変わらないなら、来季はマジョルカに残らない、セレッソに戻るか、(海外の)他クラブに移籍することになる」と、現地で話したというものでした。セレッソの現状から、「復帰話」が現実味を帯びたということなのでしょうか。記事について、昨日のフロンターレ戦の前に、西村GMに話を聞きました。

「まず初めに言えるのは、マジョルカがどうするのか、ということ。14日の(リーガの)最終節後に、結論が出れば、その意向をもとにセレッソとして対応する。もし、嘉人との契約を継続しないということなら、そこでいくつかの選択肢がある。他チームからのオファーがあるなら本人に伝え、移籍させる可能性もある。また、セレッソとして(中断期間に)編成を考えた結果、嘉人が戦力として必要ということになれば、セレッソに戻すこともありうる」。これが西村GMの話の主旨でした。

 嘉人の保有権はセレッソが持っていますから、マジョルカと再契約せず、他クラブのオファーもなければ「復帰」というわけです。もちろん、何より嘉人本人の意思が第一だし、塚田監督が戦力として必要とするかどうかも不可欠な条件です。

 ここ数試合、確かにシュート数は増えている。でも、ゴールが生まれないもどかしい状況を見るにつけ、「彼」が帰ってくれば何とかなるのでは・・・と思ってしまいます。でも、1人の選手がいるいないで解決するものではないし、今は塚田監督のもと、新しいやり方に取り組み始めたばかり。チームの方向性に、「彼」が合致するのかどうなのか? 結論が出るのはもう少し先のようです。

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ありがとうございました!!

いつもブログを見てくださってありがとうございます。おかげ様で、今日20万ヒット突破となりました。ただただ感謝、です。本当にありがとう。

 チームの成績が悪い(悪いどころじゃない)今は、正直いってPCに向かうのがシンドイこともあります。でも、私は「いいときもあれば、こんなこともあるさ」「悪いときこそ、続ける意味がある」と考えています。成績はいいに越したことはないけれど、まあチームはチーム、私は私、ということで・・・これからもよろしくお付き合いください。

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2006年5月 7日 (日)

厳しいけれど

 もしかして今日は勝てるかも・・・と思いつつ見ていたフロンターレ戦。守備はかなり粘り強くなったけれど、攻撃に鋭さが戻ってきません。くさびも、ラストパスも、クロスも、そして最後のシュートも。「怖さ」が感じられないのは、調子が悪いということなのか、選手から自信が失われているのでしょうか。

 厳しい現実は、今日でより濃くなった感じ。ネガティブに考えようとすれば、いくらでもできそうな閉塞感は確かにあります。「いい試合はできている。あとは得点。ゴールに向かう姿勢や得点チャンスは増えている。そういうサッカーをめざしている」といったのは西村GM。会見で塚田監督が、「(やろうとするサッカーの)方向性はぶれていない」と語っていましたから、GMと監督が同じ方向に進もうとしていることが救い。ただ、これをいかに結果へと結びつけるか。そのためにこれからリーグ再開までの2ヵ月があるといえます。

 今日、選手たちのコメントには、「中断期間に何とか立て直す」という言葉が必ず含まれていました。2ヵ月間――修正に必要な時間として長いのか、それとも短いのかはわからない。でも、与えられたこの時間を無駄にしないでほしい。「もう一度チームを立て直し、大きな変化を起こせる時間を持てるのは大きいこと」と、ブルーノ。最下位で過ごすこの期間を、どうかポジティブに。

 チームは、ナビスコカップ・甲府戦に向けて、帰阪することなく御殿場での「ミニ・キャンプ」に入ります。2週間後の公式戦中断まで、ナビスコカップがあと4試合。しっかり見守りたいと思っています。

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2006年5月 6日 (土)

中断前の一戦

 明日は、アウェイでフロンターレと対戦。今日、ガンバが勝って、首位でこそなくなったものの、今シーズン好調の相手であることに変わりありません。今のチーム状況を考えると、かなり厳しい相手。考えてみれば、フロンターレは過去J1、J2を行き来してきたチーム。それが、昨シーズンあたりから、じわじわと力をつけてきて、今季はスタートからそのいいところが出ているという感じ。クラブの地道な強化が実ったのでしょう。

 さて、わがセレッソは、トーミが出場停止。変わってボランチに入ると予想されるのは、山田くんでしょうか。今日の練習を見ていないので、はっきりとは言えないけれど、おとといの様子を見る限りでは・・・。塚田監督は、基本的なフォーメーションは変えない、とのことですから、前節同様の並び方になるのでしょう。

 でも、明日の試合は、誰が出るというより、どんな形でもいいから、1点でも多く勝点をプラスしておきたい。下位グループ(悲しい表現)でインターバルを迎えるのはもう仕方ないとしても、再開時に少しでもいい形でスタートできるように。

 明日の試合には、大阪からの応援ツアーはない(催行中止、寂しいなぁ)とのこと。それでも、自力で等々力に駆けつけてくれるサポーターたちもきっと多くいるはず。ここらで意地を見せましょうよ。

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2006年5月 4日 (木)

選手コメントを記事にする

 朝日が目にまぶしい休日。こんな日は気持ちもすっかり晴れますね。なんて書くと、昨日すごく落ち込んでいたみたいだけど、そうでもない。なんたって、いろいろな意味でもっとヒドイ状態を知ってるだけに、この程度じゃへこたれませんぜ。というか、この商売やってられません。

 今日になって、ある選手の清水戦後のコメントを目にしました。一瞬、信じられなかった。そのコメント自体ではなく、そのコメントがその状態で掲載されていることに。読みようによっては、とんでもなくネガティブな発言。おおげさに言えばその選手の人間性をも疑ってしまうほどに。私は昨日、その発言がされたであろう現場にはいませんでした。しかし、きっと、彼は「そのとおりに」コメントしたのでしょう。

 私が今の仕事(インタビューをして、記事を書くこと)を始めた当時、師匠のような人から言われた言葉があります。「人が話したことを、一言一句そのまま書けばいい原稿になると思うな。嘘を書いてはいけないが、自分なりに考えて言葉を選んで書け。読者が読んだときに、いかにもその人らしい、その人の言葉だと感じてもらえるような文章になるように」。

 コメントを聞いて録音したものをそのまま文字にすることは、プロの書き手でなくてもできる。取材対象が言わんとすることをくみ取って、自分なりに咀嚼し、読み手にいかにうまくわかりやすく伝えるか。さらに、取材対象の人柄や考え方をも、いかに的確に表現できるか。それがプロの力量をみせるということなんだよ、そんなことを教えられたのです。十数年も前のことですが、今も取材をし、原稿を書くときに、私の頭から離れたことはありません。

 あらためて、人の言葉を伝えることの怖さ、心して取材対象に向き合う必要性を感じた休日。自戒を込めつつ、しみじみ考えてしまいました。

 

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2006年5月 3日 (水)

長い一日

 日帰りアウェイ、なんて今までも数限りなくあったのに、この疲労感は何? というぐらいに疲れました。長い一日でした。といっても、バスツアーの方々は、もっともっと長かったでしょうね。もう家に帰りつかれたでしょうか? お疲れさまでした。

 エスパルスは確かに強かった・・・強いというか、自分たちのやるべきことがしっかりと刷り込まれ、練られていて(シーズン前から一貫してやってきたから当然)、だからこそ選手が自信を持って動いている。セレッソとの差、0-1の1点差は、そんなところにある、むしろそんなところにしかないのでは、と感じる試合でした。

 塚田監督も試合後に言っています。「やろうとする土台はできつつある。でもまだ甘さがある。チャンスがあっても決めきれたら自信になるが、できないから苦しくなる」と。それぞれのプレーの精度にも問題がある、とも。 あと、もう少し。多くの選手が口にしていたし、みんなが感じていることかもしれません。でもその「少し」がなかなかできない。今年のセレッソは本当に悩みが深い・・・。

 実は、清水から戻って、すぐに原稿を書いていました。7日にある、川崎フロンターレ戦の『オフィシャルマッチデープログラム』から依頼されたもので、セレッソの紹介をする記事です。記事の参考に・・・と思って現在の順位表を見て、思わず「えぇぇぇぇー」。夜中に1人で叫んでいました。セレッソの最下位は、すでに知っていましたが、フロンターレが首位。暫定とは言え、首位。というわけで、次節は、最下位と首位の対戦になってしまうのね。

 それを知って、さらにぐったり。今日の試合のことは、また明日にでも。

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2006年5月 2日 (火)

明日は清水戦

 明日の清水戦を前に、どんな様子なのか? 今日のスポーツ紙を見ると、気になって気になって・・・というわけで朝からグラウンドに行ってきました。フォーメーション練習はなかったのですが、練習を見る限り前節とはメンバーが変わりそう。先発と思しき選手たち(我ながら回りくどい表現だ)から推察されるのは「4-4-2」の布陣。ただ、並び方は???ワカリマセンデシタ。

 この予想通りだと、前節のメンバーから3選手が先発を外れることに。複雑です。塚田監督は、「コンディションが落ちたり、相手によってメンバーを変えることはありうる、と選手には言ってきている。そうでないとチームとして機能しないし、選手個々ではなくチーム全体として戦うということなんだから」と話しています。かねてから、フォーメーションも相手によって変える可能性がある、とのことでしたから、メンバーは今後もある程度流動的になるのでしょう。

 明日のメンバーは? どんな戦い方をするのか? などなど、楽しみといえば楽しみなのですが、そう浮かれてばかりはいられないのも事実。塚田監督も今日の練習後、「清水は若い選手がたくさんでてきているしね、強いですよ」と、顔をしかめていました。今日の練習前には、清水のビデオを見てミーティングをしたとのことでしたが、監督いわく、「あまり多く相手の情報を入れすぎてもよくないと思っている。あくまで自分たちがいい準備をすることが大切」とのこと。今はまず自分たちのサッカーを確立することが第一ということなのでしょう。

 久しぶりに吉田くんにお話を聞きました。「ひとつずつ、ひとつずつという感じで、いっぺんに強くなるものではない。ひとつずつ積み重ねることが大事じゃないかと思います」。チームを強くするには時間がかかる。今までも実感してきたことであり、当たり前のことだけど、「●勝●敗、×位」なんて数字を突きつけられると、つい頭に血がのぼっちゃうんですよね。冷静になろう。先は長い。

 

 

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2006年5月 1日 (月)

少し反省

 昨日の記事を読み返してみて、少し反省。ちょっと後ろ向きですね。いだいたコメントを読んでなぐさめられました。うまくいかないときは、あれこれと考えてしまうものです。

 今日の午後、「柿谷曜一朗選手の海外クラブ短期研修決定」のリリースがありました。イングランドのアーセナルとイタリアのインテル。どちらも説明不要の名門です。今週末の5日から21日までの研修。あれほどの才能ですから、当然といえば当然。「いけるんなら今すぐにでも海外に行きたい」。1月末のチーム合流直後に言っていた曜一朗。向こうでどんな評価を受けるのか、本人は何を感じて帰って来るのか、興味深いです。

 うじうじしていてもしょうがない、ということで、明日はグラウンドへいくつもり。夕方にはサッカースクールの取材も。働きますよー。

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