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2006年5月27日 (土)

527

 その窓からは、スタジアムの屋根が見える。梅雨のはしりのようなどんよりとした空の下、長居公園の緑につつまれるような銀色の屋根を見ていると、6年前の今日のことを懐かしく思い出した。懐かしい、というのは少し違うかもしれない。何度思い出しても、少し胸がつまるし、あの日の嗚咽がよみがえってくる。それでも、私にとってかけがえのない記憶だ。

 5月27日。今日もあの日と同じ、土曜日。湿気の多い天気もよく似ている。スタジアム至近にオープンしたその店は、セレッソとサッカーを愛する人たちの思いが生み出した。単なるグッズショップではなく、セレッソを、サッカーを語れる基地になってほしい。

 セレッソができて丸12年が過ぎた。そろそろ「文化」が生まれてもいいころだと思う。文化は意識して作るものではないだろう。でも、何かを始めないと、始まらない。

 蹴球堂の窓から望む長居スタジアムは、ことのほか美しい。これからもときどき、眺めにいこう。

 

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