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2006年4月30日 (日)

サニーディなのにね

今日は練習なし、試合なしの日曜日。朝からいいお天気で、気持ちよい休日。仕事柄、GWはないに等しいのですが、今日はのんびり。少しだけ連休気分を味わいました。でも今ひとつ気分は晴れないんですねぇ、これが。

 セレッソが勝てません。練習を見ていても、選手に話を聞いても、悪くはないのです。でも勝てない。この3連戦、つまり、下位チーム同士の対戦で3分け。客観的な状況は厳しいなと確かに思います。でもよくなりそうな要素はある、と私は感じています。

 塚田監督が言うように、まだまだの部分があまりにも多くて、90分間のうちで「うまくいっている」時間は少ないのは確か。でも、目指すサッカーがはっきりして、シュート数が増えている、点も取れている。あとは結果。うんと苦しんで、次こそ勝点3をもぎとろう。

 くよくよしていても仕方がない。3日、7日とGWシリーズは続きます。

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2006年4月29日 (土)

ムズカシイものです

 京都との試合は2-2のドロー。前半は、中盤でのミスが多く、そこから相手のカウンターを受けるしんどい前半。「むむむ・・・攻められへんなぁ、今週は攻撃の練習をしていたはずやんか」と、声には出さずにつぶやく私でした。

 後半から2トップにするという、わかりやすい「塚田采配」。練習でもやっていたオプションに切り替えて、反撃。ズバリでしたねー、柿本くんが前々節の福岡戦のリベンジ(惜しいシュートミスがありました)となるゴールを決めて、先制。ここまではよかったんですよね、でもここで流れを完全に手繰り寄せられないのが今のセレッソ。アキは「いい流れの中で2点目が取れなかった」とコメントしていました。

 その後の2失点。FKからのものはともかく、2失点目は・・・塚田監督も言っていましたが、「攻から守の切り替え」が・・・キツイ言い方をすれば「甘いなあ」。何とか追いついて、ドローに持ちこんだのがせめてもの救い。辛口にいうならこれが今日の試合の感想です。

 でも、考えてみれば監督を変えるという究極の荒療治をした以上、リスクは当然あります。今は多少血を流しても、チームがよくなるなら仕方がないな、とも思います。「練習である程度できていても、試合となるとなかなかうまくいかない。なんでこうなってしまうのか」。かつて、塚田監督がシーズン途中に監督に就任した当初、1試合目、2試合目ぐらいのコメントです(記憶の隅にあったので、取材ノートで今、確認しました)。きっと、今も同じような思いなのではないか、と想像します。

 リーグ中断まであと2試合。相手は清水エスパルスと川崎フロンターレ。ここで勝点をいくつ獲得できるか、すごく大きいです。まだまだこれから。へこんでいるヒマはありませんぞ。

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2006年4月28日 (金)

1週間の手ごたえ

念願の(?)グラウンド取材に行ってきました。よく晴れて、穏やかないい天気でした。サッカー観戦には、今ぐらいがちょうどいい。試合前日ですが、みっちりトレーニングをしていましたよ。練習前に明日の相手・サンガのビデオを見てミーティング、そのあと1時間半ぐらい、攻撃の組み立て、セットプレーの攻守などをこなしていました。

 練習後、塚田監督に話を聞きました。いつもそうなのですが、練習後の監督の声はかすれて、すごくしゃべりづらそう。スタンドにいても指示の内容が聞こえるぐらいの大きな声がこの監督の特徴ですが、いやはや大変そう。それでも、表情は明るかったです。

「この1週間、トレーニングをしてきて手ごたえはどんな感じですか?」と聞きますと、「1試合2試合でいえる問題ではないかもしれないけど、プレーの連続性やテンポの上げ方についてはイメージしているものに近づきつつある」とのことでした。1週間で劇的に変わるということではなくても、前節のやり方をベースに充実した練習ができたようです。

 今週は、広島戦の反省から、攻撃の連係についてかなり時間を割いたもよう。先週は就任して3日での試合、今週は1週間まるまる使ってのトレーニング。「この1週間は貴重ですね。いろいろなトライはできないかもしれないけど、ベーシックな部分でいいときのイメージに戻させるためにはいい時間かもしれないです」。今週の火曜日のインタビュー時の塚田監督の言葉です。その成果をまず、明日の試合で見せてほしいです。

 基本的には、今週も広島戦同様の布陣で臨むと、塚田監督は明言しています。ただ、選手については少し変わるかも。新聞にも出ていましたが、コケ(苔口)の先発が予想されます。「今のフォーメーションはやりやすいです。後ろにタクさんがいるので、思いきって攻撃にいける」と、意気込んでいたコケ。ガンガンいきましょう。

 週末ごとに雨の見舞われていましたが、明日はどうやら大丈夫そう。このあとはしばらくホームゲームから遠ざかるだけに、ぜひスタジアムへ。新しいセレッソを見にきませんか?

 

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2006年4月27日 (木)

またしても・・・

 昨日、カワムの負傷のことを書いたばかりなのに、今日も負傷者のニュースが。カワムと同じく、日曜日(23日)のサガン鳥栖戦で、前田くんもケガをしていたとは。それも肋骨骨折、全治まで3週間だなんて。試合では最後まで元気(に見えました)だったし、確か25日の練習もフルにこなしていた記憶が・・・何でも昨日病院にいって発覚したとかで。

 今季は、大きな負傷者がなかったセレッソですが、ここにきて続出。塚田監督にしてみれば就任早々、頭の痛いことでしょう。リーグはあと3試合、ナビスコカップがあと4試合で中断期間に入ります。特にリーグは、3戦全勝といきたい。だから、あさっては何が何でも勝つのじゃー! 気合いが入っている割には仕事が遅々として進まず、水、木と練習にいけませんでした。明日こそ取材に行くぞー。

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2006年4月26日 (水)

やっばり・・・

 日曜日のサテライトリーグで、負傷退場、その後特に発表がなかったので、大したことはなかったんだ、と思っていたカワム(河村)ですが、肉離れで全治3週間。やっぱりそうでしたか。あの試合(サテライト・鳥栖戦)では、退場するまで非常に献身的なプレーをしていました。4-1-4-1の「1ボランチ」で、気配りのあるプレー、球ぎわもハードで、「アピールしたい」という気持ちが感じられていたのに・・・。

 以前インタビューしたとき、「実はへこみやすい性格」と聞いて意外に感じました。セレッソに来てすぐに話を聞いたときは、「ジュビロでの経験をここで生かせれば」と言っていて、すごく自信のある人なんだ、と思い込んでいたので。

「自分の弱いところを、セレッソに来たことで直せればいいなと思っている」と、言っていたカワム。監督が変わったばかりのこの時期のケガは痛いだろうけど、まだまだシーズンは長いです。ポジディブに考えて、しっかり直して出てきてほしいと思います。

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2006年4月25日 (火)

熱いインタビュー

 今日は午後3時から練習がありました。私がグラウンドについたときには、すでに選手たちは走り始めていました。「相当走っていましたね」とは、最初から練習を見ていた記者。練習後、塚田監督は「これぐらいを当たり前にしたい」「今日は頭をからっぽにして走るだけに日にした」とのこと。選手たちはかなりお疲れの様子でしたが、今のサッカーは走れないとね。がんばってください。

 そのあと、塚田監督にインタビュー。とっても熱いコメントがたくさん聞けました。選手にも普段こんな感じで話をされているんだな、選手の心にもきっと響いているだろうな、と思える話し方と話の内容でした。いろいろ聞いていく中で、この人が後任監督というのは、やはりベストな選択だったな、と深く感じ入りました。選手の特長はもちろん、メンタル面などを含めて、一番理解している人ですから。ここを飛ばして「監督をする」というのは、今のセレッソには難しいでしょう。

 塚田監督にインタビューをするのは初めてではありません。'03年に、やはりシーズン途中の監督解任を受けての就任時にも何度か話を聞いています。でも、何というか、「温度」は今のほうが高いような気が。前回は、今と比べると悲壮感が少なかったせいもあるし、コーチ→監督という流れで、「それまでの流れをくんで指揮をする」という感じでした。でも、今は、何としてもムードを変えなければいけない状況で、シーズン序盤でもあり先も長いですからね。責任はすごく重いものがあります。相当の覚悟を持って臨んでおられるな、と感じました。

 インタビューの中で、塚田監督が強調していたのは、「次の京都戦は絶対に勝たなくてはいけない」ということでした。3日間という短い期間の準備で、新しいフォーメーションに取り組んだ先週。今週はさらに細かいところを詰めて練習をしたい、とのことでした。広島戦後のブログに書いたように、「見ていておもしろいサッカー」は見え初めていました。今週は明日、あさって、明々後日とあと3日間の練習があります。その成果を、ぜひスタジアムで多くの人に見てほしいです。

 

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2006年4月24日 (月)

キャプテン

 今年のセレッソのキャプテンはフル。シーズン前のキャンプのころ、「キャプテンになってみてどうですか?」という質問に、「イベントでのあいさつなどの仕事が増えました。慣れないから結構大変です。でも、本当に大変なのは(試合が)始まってからでしょう」と、いつもの彼らしい、淡々とした口調で答えていました。

 実際に始まってみて、ここまで「大変になる」なんて、本人は予想していたでしょうか。小林前監督は、「キャプテンになって、自分がやらなきゃ、という気持ちが強すぎて力が入っている」と話していましたが、ここまでの彼のプレーを見ていると、そんな感じですね。キャンプ中の練習試合で勝ち星がなかったときも、「自分がキャプテンになってから、勝てないな」と考えてしまったというフル。プレッシャーを感じていたのですね。

 以前、アキが初めてキャプテンになったシーズンに初勝利をあげたとき、「キャプテン初勝利ありがとうございます」と、すごくうれしそうに自らコメントしていたことを考えると、やはり気になるものなんですね。はっきり言って、今年勝てない(勝てなかった)のは、フルがキャプテンになったからでは断じてない! のですが、本人にしてみれば、そう簡単に割り切れるものではないのでしょう。

 キャプテンになるための持って生まれた資質というものは確かにあると思います。でも、今までセレッソで一番長くキャプテンを務めたモリシ。失礼ながら、キャプテンになる前の彼は、決して「そういうタイプ」ではなかったと思います。意図をもって彼をキャプテンに据え、経験を積み、モリシ自身も努力したことで、やがて押しも押されぬキャプテンになったのです。だから、フルも乗り越えていってほしいな、と思うわけです。

 ここからはお知らせです。明日発売の『サッカー・マガジン』に「セレッソ大阪・監督交代についてのレポート」を、『サッカーダイジェスト』に「モリシ300試合出場についてのコラム」を執筆、掲載される予定です。お読みいただければうれしいです。

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2006年4月23日 (日)

サテライトの試合を観てきました

 今日は津守にサテライトの試合を観に行ってきました。お客さん、多かったですね。選手たちもさぞかしやりがいがあったことでしょう。フォーメーションは、トップと同じ4バック。メンバーは、トップチームとみまがうほどの面子が揃っています。「とにかく選手の状況を早く知りたい」と話していた塚田監督ですから、トップの選手を中心に見極めをしたかったのでしょう。

 試合内容は・・・まあおいておくとして、何とかアピールしたいという何人かの選手の気迫は伝わってきました。監督が変わった今こそ、チャンスですからね。「次の試合で出てきそうな選手は? ベンチに入るとしたら?」などと考えながら、のんびりと試合を観るのは楽しかった。原稿を書かなくてもいいので、気がラクでした。曜一朗の不思議なドリブルとか、ジャパのスーパーサブぶりも楽しませてもらいました。相手が疲れてきたときに、ああいう元気のいい選手が飛び込んでくるのはイヤでしょうね。特に今日は気温が高くて、蒸し暑かったですから。

 心配なのは、カワム(河村)。試合の終盤で右足の太ももを痛めた様子。ケガの状況についてはオフィシャルの発表を待つしかないのですが、ひどい肉離れでなければいいのですが。

 昨日の広島戦については、新聞各紙の論調がわかれているのが興味深かったです。今日、グラウンドで会った記者ともそんな話をしていたのですが、同じ試合を見、同じ会見を聞いても、感じることは違うのですね。私は、「滑り出し上々」とはいかないものの、果敢なチャレンジを見せたと思います。試合後の選手の表情からも、何かに挑戦している、すがすがしさを感じました。それだけに次の試合は、必勝。何が何でもホームで結果を勝ち取らなければなりません! 明日、チームは休みですが、火曜日からの練習は要注目です。

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2006年4月22日 (土)

よき方向に考える

 試合後、ミックスゾーンや記者室で何人かの記者と話をしてみて、「見る人によって、試合の印象は違うのだなあ」と、つくづく感じました。今日はアウェイでサンフレッチェ広島と対戦。引き分けという微妙な結果だったせいか、「ずいぶんおもしろいサッカーになりましたね」という人もいれば、「まだまだやなあ、ミスが多い」という人もいました。普段どれぐらい取材をしているかによっても感じ方は違うだろうし、何にポイントを置いて試合を見るかにもよって評価がわかれるところなのでしょう。

 私は、「よかった」ほうに一票、という感じです。監督交代をしてまで変えたかったムードは明らかに変わっていたと思うから。ピッチ上だけでなく、いろいろな点で。試合の間じゅうずっと雨が降るという悪天候にもかかわらず、気持ちが少し晴れた気がしました。

 塚田監督も、選手たちも「手ごたえ」を口にしていました。まだ油が足りないながら、歯車がじわじわとかみ合い、ゆっくりとまわり始めたようなそんな感じ。特に攻撃においては、これからおもしろくなる予感がします。アキも「前に厚みができて、シュートにかかわる選手の数が増えた」と言っていましたし。フルのあのシュート(バーを直撃)が入っていれば・・・くーっ。

 ボールポゼッションができて、能動的に試合を進める時間帯が多かったこと、サポートの意識が高かったこと、よかった点はいろいろありました。それだけに、最初のあの失点!開始8秒だったと聞きましたが、「さすが寿人」としか言いようないです。そのあとよかっただけに、今日は勝ちたかったー。

 塚田監督が試合後に言っていた「最後まで攻めきること」「攻めるタイミング、攻めどころを忘れている」「危険察知能力が足りない」など、課題はあります。でも、思い切ったフォーメーションチェンジを行い、選手たちが3日間のトレーニングでチャレンジしたことについては、拍手を送りたいと思うのです。

 とりとめのない感想文みたいになってしまいましたが、ポジティブな気持ちになれる「リスータト」になったと思います。取り急ぎ、今日はこの辺で。

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2006年4月21日 (金)

期待を胸に、広島に向かう

 新しいフォーメーションについて、昨日私は、「2トップ?」と予想してみましたが、結果はハズレ! 今日の練習を見てわかった、新フォーメーションは「4-1-4-1」。あれ? こんなにサクッと書いていいのかしら? 公開練習だし、選手も言っていたし、いいよね。ということで、レポートします。

 昨日から、記者も楽しみにしていた今日の練習。紅白戦は行われませんでしたが、ハーフコートを使っての攻撃のビルドアップ(今日は攻撃練習が中心、セットプレーのディフェンスはもちろんやっていましたが)の練習があり、そこでわかったのが冒頭の並び方でした。バックラインは、山田、ゼがサイドに。CBはエゾとブルーノ。ボランチはトーミ。前線はアキの1トップ、トップ下にトクとモリシ。左右のサイドハーフにフルとシャケ。

「4バックやんか・・・」。スタンドで見ていた私が思わず言うと、横にいた記者も「やりましたね」。昨日も、記者の間では「どんな形でやるのかな」という話をしていて、試合まで時間がないことから、いじるなら前線であり、バックラインは変えないだろうという予想でした。以前、シーズン途中に指揮を執ることになったときは、フォーメーション自体は変えなかった塚田監督だから、きっと今度も・・・と思っていましたが、ヤラレタ。でも同時に、塚田監督の強い意志が感じられて、すぐにうれしさがこみ上げてきました。

 当然、試合後の質問は、4パックの意図について。「3-4-3でやってきて、両サイドの選手のポジションのウエイトがどうしても下がり気味になる。だったら最初から後ろに“保険”をかけておこうと思った。1ボランチになるが、両サイドの選手がスペースを埋めるように考えている」と、塚田監督。ただ、4パックでスタートしてみて、もしうまくいかない場合は戻すことのある、とのことで、それについては選手にも伝え済みであると話していました。

 サプライズ、といえるのはエゾの起用でしょうか。昨年4月のケガ以来、「1年以上ぶりですよね、やっとって感じです」。ワッとばかりに記者に囲まれたエゾは、やる気に満ち満ちていました。「大学ではほとんど4枚でやっていた。今もっているものを100%出して、使ってくれる監督の気持ちに応えたい」と、話していました。塚田監督が、「4バックにしたことで、コミュニケーションがより必要になる。ある意味ではギャンブルかもしれないが、彼のコーチングが必要になる」として抜擢するものです。

 明日の試合に向けた意気込みを、トーミくんの言葉で紹介します。「監督が代わって準備期間も短かったけど、よくなった部分もあるし、下を向いている状況ではないと思う。システムもメンバーも監督も変わって気持ちが新鮮になった。新しい風を感じている。そのなかで、自分たちがどれだけできるか、試合が楽しみです」。

 監督が変わっても、セレッソがセレッソであることに変わりはありません。新しいことにチャレンジしているチームを応援したいと、心から思います。期待を胸に、明日は広島へ向かいます。

 明日はどうかいい試合を。そして、これからは、みんなが楽しくスタジアムに通える日々になりますように。

 

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2006年4月20日 (木)

変貌

 塚田監督が指揮を執って2日目。今日は、南津守に練習の取材にいってきました。通例なら、紅白戦などフォーメーションの練習がある木曜日だったし、新監督のもとでチームがどう変わっているかも興味がありましたので。

 結局、フォーメーション練習は行われませんでした。塚田監督は、「メンバーはまだ決まっていません」と前置きしてから、「攻守におけるベーシックな部分の戦術練習を、昨日と今日の2日間で行った。ポジションに実際にあてはめていけば、(何をすべきか)選手たちは理解できると思うので、あわててポジションをいじるよりももっと基本的なチームのコンセプト、やろうとしていることを明確にしたかった」。というのが練習についての説明でした。どこでボールを奪うのか、どんなタイミングでプレスをかけるのか、という守備面。攻撃面では、ゴールに向かって積極的に出て行く、ということをテーマにトレーニングした、とのことです。

 練習を見ていて、チームが変わったのを感じました。監督交代が刺激になっているのは間違いがないようです。外から見てもそれは感じました。明らかに表情が変わった選手もいました(ように見えました、私には)。ただ、その変貌を試合で、プレーにして表現できるかどうか。2日後に迫った広島戦で、ぜひ見たいと思います。

 監督が変わって、私の仕事にも多少の変化がありました。今日の監督の囲み会見の冒頭で、「原則として非公開練習はしない」ことが塚田監督から発表されたからです。いつもなら、試合前日は、「非公開→練習が見られないから取材にいかない」となっていた私ですが、明日はグラウンドに行ってきます。

「明日はある程度メンバーを明確にした練習をする」と塚田監督は言っていました。今日、取材したところでは、どうやらフォーメーションに変化がありそう。「2トップ?」というのが私の予想。さあ、どうでしょうか?

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2006年4月19日 (水)

前向きに考えてみる

 監督交代から、1日が経ちました。何度経験しても決して慣れることはないし、どんな形であれ、それなりの衝撃を受けます。昨夜は記者会見直後でもあり、コメントのみのレポートになりました。私自身、今回のことについて、整理でききれていなかったこともありましたし。

 小林前監督の解任について、賛成とも反対とも言いません。クラブが決断したことを「受け止めて」います。今年の成績、試合の内容や戦い方、チームの雰囲気、シーズン前の準備。さらに去年の成績、内容、成果。さらにさらに一昨年途中に急きょ(本当に急でした。あの時も私は大阪にいなくて、旅先で「監督交代」の報を聞きました)、監督就任、岡山でのキャンプ、試行錯誤、絶望からの帰還。ひと通り見てきたつもりです。小林前監督の功績は、いまさらここで述べる必要はないでしょう。手の施しようのない(ように見えた)チームの監督になることを引き受け、翌'05年には、積年の課題であった守備の構築に着手、「堅守のチーム」を作ることに成功しました。

 でも、今年のチームは? 昨年の成績、いや「最後まで優勝争いをした」という事実を前にに、現実を見極めるシビアな目線が、少し緩かったのではないでしょうか。「去年できたから、今年もある程度はできると思ったのに」という小林前監督のコメント。「昨季をベースに今年はプラスアルファをすればいい」。去年も在籍した選手からはこんな言葉が聞かれました。周辺の人間も、そういう漠然とした「自信のようなもの」を勝手に抱いてしまったようです。

 こんな分析をしたところで、今となっては何のメリットもないかもしれません。でも、また起こりうることとして、記しておきます。

 その上で、前向きに考えてみるわけです。塚田監督にバトンが渡されました。'03年は、当時の西村監督の解任にともなって、就任。ただ、当時の強化担当からの依頼に、一度は固辞。「監督が解任されるのに、その下でコーチをしていた自分が残るのはおかしい。一緒に辞めるのが筋だ」という意味のことを話しておられたのを覚えています。西村元監督、今はGM(ややこしいですね)に、「今年、自分たちがやってきたことを、グラウンドでまっとうしてほしい」と説得されて引き受けることを決意した、とも。

 塚田監督は、昨日の会見でも話があったように、躍動感のある、見ていてワクワクするサッカーをする監督です。ただ、今のセレッソの成績を考えると、ある程度「結果優先」にならざるを得ないかもしれません。降格は絶対にできない、これを前提にどんなサッカーを目指すのか。そして、'03年には、若手選手の抜擢も敢行した塚田監督。今季のテーマのひとつが、「将来を見据えて若手を戦力化すること」でしたから、この点も注目したいところです。

 サポーターの皆さんもご存知だと思いますが、塚田監督はすごく熱い人です。以前も「戦えない選手はいらない」と、選手にハッキリと言った人でもあります。自信を失い、バラバラになりかけたチームをまとめるには最適任者ではないかと思います。「とにかく今の戦力を見極めたい」と会見で話していました。その上で、どんなチームを作るのか、楽しみにしましょう。チームは生きもの。何かのきっかけで変わっていくものです。もちろん、塚田監督の采配が与える影響がもっとも大きい。でも、私たちにも「力」はあるはず、です。

 バタバタしているうちに、試合が迫ってきました。チーム、選手に何らかの変化は現れているのでしょうか? 明日はグラウンドに行って見てきたいと思います。

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2006年4月18日 (火)

監督解任、そして新監督就任

 土曜日の試合後、「J'sGoal」の原稿を送り、そこからお休みに突入していました。久しぶりの連休で、ブログの更新もさぼり(ゴメンナサイ)、旅先で「のほほーん」と過ごしていたところ、「監督が代わります」という連絡が・・・。「えーっ」と「むむむ、やはり」という気持ちが交錯するなか、とりあえず帰阪。そして、夕方に行われた記者会見に出席してきました。

 会見の出席者は西村GMと塚田監督。小林前監督は、今日の練習の前に選手・スタッフにあいさつをして、グラウンドをあとにしたとのこと(朝からグラウンドに詰めていた記者・談です)。会見の詳しいコメントなどはオフィシャルに掲載されると思いますので、簡単に紹介しておきます。

 最初に西村GMから、監督交代の経緯が説明されました。「今シーズンのまだ早い段階だあり、クラブにとっては基本的に残念な中での監督交代になる。昨年は、小林前監督すばらしいチームを作って、優勝を最後まで争うというすばらしいシーズンだった。今年は、優勝に再チャレンジをするということで、『さらなる挑戦』を掲げてシーズンを迎えたが、現在1勝6敗1分という成績だ。現状のままでは、クラブの目標には届かない。何か突破口として、アクションを起こして切り開いていく必要がある。いろいろに選択肢の中で監督交代を選んだ。新しい体制で目標に挑戦したい。小林前監督には、2004年には苦しい中で残留を果たしてもらい、昨年はすばらしい成績をおさめてもらった。胸を張れる監督だった。しかし、今はどうしても(現状を)回避できず、さらなる挑戦のために決意した次第だ」。 かいつまんで、のつもりが、長くなりました。これがほぼ全コメントです。

 塚田監督は、「チームが掲げた、新しい目標に向かって、それを達成するために、リーグを乗り切っていかなければと思っている。GMと話し合ってやっていきたい」と意気込みを話したあと、目指すサッカーとして、「自分のポリシーとして、心に響くサッカー、心を動かすサッカーをしたい。選手がハートを熱くして、情熱を持ってサッカーに取り組むような、サッカーを目指したい」。新監督は、目標、つまり「優勝」を下方修正するつもりはない、ともコメント。「高いハードルだとは思うがクリアしたい」と。

 かつて、2003年の途中から指揮を執ったことのある塚田監督。あの時は、解任された「西村監督」のあとを受けて、でした。「観る人の心に響くサッカー」。当時も同じ言葉を聞いた記憶があります。また、今のチーム状態については、「連敗する中で、自信がなえてしまっている」と、メンタル面の問題を指摘。自身を取り戻させたい、とも話していました 。

 なぜ、塚田さんなのか? という質問には、「自分が持つ監督のリストの中で、シーズン途中からできる方は限られている。経験が必要だし、チームをまったく知らない人ではなく、わかっている方に、と思った。チームの成績が変わらない中、複数の候補がいるなかで第一候補だったことは間違いない」と、西村GM。

 今日の会見で印象的だった言葉。まず塚田監督。「躍動感のあるサッカー、人もボールもダイナミックに動くサッカーをしたい。そうすれば観ている人もおもしろい。そういうチームを作りたい」「かつてGMに呼んでもらって、セレッソで自分なりに仕事をさせてもらった。セレッソへの愛着を持っている。チームの状況が困難で、自分が請われているなら、結果を恐れるより挑戦していこうと思った」。

「去年、優勝にあと一歩まで迫って、心の中に隙があったというのはある。選手だけでなく、我々もそう。責任は、(解任という形で)監督がとったが、みんなにある。変わらなきゃいけないのは、我々であり選手たち。変わるチャンスがあるのは、(チームに)残った我々だから」。西村GMのこの言葉は、私たちにも当てはまる気がします。監督交代というドラスティックな手段がとられた今、もはや前に進む以外ありません。これまでの成績が消せないのだから、今からやれることをやるしかない。

 明日から塚田監督のもと、チームはリスタートします。何が変わるのか、そしてそれがどう結果に結びつくのか。しっかり見守りたいと思います。

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2006年4月15日 (土)

スコアレスドローの意味

 ホームでアビスパ福岡と対戦。0-0のドローに終わる。試合前から霧雨が降り続き、肌寒い1日。4月中旬とは思えない気候でした。「寒いねぇ」と言い合いながらのスタンド取材。サポーターの皆さんもお疲れ様でした。冷たい雨に打たれて、風邪をひかないでくださいね。せっかくなら勝利を見届けたかった試合。勝てばとりあえず最下位は抜け出せたのだけど。

 試合後の監督のコメント。「立ち上がり、相手のリズムだったが辛抱強くやれた。後半の決定的なチャンスに決めていたら・・・。どうしても硬くなっている。後半はしっかり守れたので、これを機に守備が安定すれば、攻撃のバリエーションも考えたい。今はコンビネーションが少し崩れている。改善していく必要がある」。名古屋戦に続いて、今週は守備が安定したので、攻撃をどうするかをやっていかなければ・・・というような意味のことも言っていました。

 確かに守備はかなりよくなったし、数字にも表れている(水曜日1失点、今日はゼロ)。選手たちも同じようにコメントをしていました。ただ、ゴールがねえ・・・ぶつぶつ。前半はほとんどそれらしいニオイがしなかったし、後半のあのチャンス!! アキも言っていましたが、「決めるときに決めないと勝てない」です。「まず守備から」のセレッソですから、失点を減らすのが先決だったのでしょうが、今後は攻撃をバシッとやってもらいたいものです。まあ、去年も同じような感じで少しずつ攻守がかみ合ってきたのだけど。それでも、今日は勝っておきたかった。

 今日はモリシにとって、J1リーグ通算300試合出場のメモリアルゲーム。試合前の花束贈呈は、チームメイトもエスコートキッズも拍手で祝福。微笑ましいひとときでした。試合後はミックスゾーンで花束に埋もれていたモリシ。「サポーターから手渡してもらいました」とうれしそうでした。「モリシさんのためにも勝ちたかったんですけど」と言っていたのは柿本くん。終盤のあの決定機を外したことで、「モリシさんに『ごめんなさい』と言いました。『いいよ、次だよ、次』という言葉に助けられました」。ホント、次は絶対に決めてね! モリシは人がいいんだから。

 報告です。途中、頭部を負傷したアキですが、「3針縫った」そうです。直後はかなり出血していてびっくりしましたが、試合後は普通に囲み取材に応じていました。お大事に・・・。

 なんともすっきりしないスコアレスドロー。早く、スカッと勝ってパーッと行きたいもんです。今日は、無失点というスタートラインに立ったと信じて、次の試合を楽しみにしましょう。今日のスコアレスドローの意味が、きっと見られる。いや、見せてもらいますぜ。

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2006年4月14日 (金)

終日、事務所にこもる

今日は終日事務所にこもっていました。午前中に原稿を書き終えて、ボーッとネットを見ていると、机の横のファックスが「カタカタ・・・」。Jリーグからのリリースが届きました。「登録選手のお知らせ」です。Jリーグ登録は毎週水曜日締め切りの金曜日発表(だったと思います)ということで、そのリリースでした。ここで認められると、今週末(つまり明日)の試合から出場可能となるのです。

で、そのリリースですが、ガンバが5選手を新たに登録。全員ユースの選手(2種登録)のようですが、5人ですか。すごいな・・・。ユースの話題になると必ず名前があがるのが、ガンバ、サンフレッチェ、ジェフ、最近ではジュビロも。以前、塚田(雄二)さんがユースの総監督に就任されたとき(2005年)にインタビューをしたのですが、そんな話もでました。「理想的には、セレッソも1年に5、6人はユースからトップに昇格させたいね」と。すぐには無理だけど、絶対にやっていかなくてはならないね、とも話しておられた記憶があります。

トップを強化するのはもちろんだけど、ユースの強化も将来に向けては欠かせないこと。セレッソでも、少しずつその方向に進んでいるようです。このブログでも、ユースについて紹介していければ、と思っています。

さて、明日はアビスパ福岡戦です。なんかまたお天気が怪しそうですね。でも、セレッソにとっては「必勝3連戦」(今名づけました)の初戦。当然負けられません。先日の名古屋戦で見えた「光」をゆるぎないものにできるのか、私もしっかり見てきたいと思います。それに、モリシにとっては(出場すれば)記念すべき300試合目。本人は、「記録もそうですが、試合に出て活躍してすごいなと言われたい」と、いかにも彼らしく意気込みを語っていました。がんばってほしいです!   では、明日。スタジアムでお会いしましょう。

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2006年4月13日 (木)

遅くなりましたが、名古屋戦レポです

昨夜~今まで来てくださった方、ごめんなさいです。昨日、試合が終わって帰宅、ザザーッと仕事の準備だけして、速攻で寝て、朝起きて、せっせと原稿書きに励んでおりました。昼過ぎにすべて終了。一息ついたところです。

昨日の試合、どうだっんだろ。観る人によってずいぶん印象、感想が違うように思うのだけど・・・どうですかね? 「うん、もうよかったーぁぁぁ」でも「あかん、あかん、さっぱりや」でもないのは確か。私の感想は、よかったんじゃないのかな、という感じです。『J'sGoal』のレポートにも書きましたが、終了間際、長居があんなに盛り上がったのっていつ以来?って思えるほどだったのが素直にうれしくて。観客数は少なかったのに(これはさびしかった・・・)、なかなか熱かったです。まあ、言い出せば課題はないことはないでしょうが。

よかった、と言えるのは、やはり試合後の監督、選手の様子を見ているからでしょう。小林監督からはうれしそうとまではいかないまでも、ある程度はできた、という満足感が見てとれました。「活動力があり、プレスが前からできた、サイドにバランスよくボールがいって、ラインも上げることができた。ダイナミックに動けた」とよかった点をあげていましたし、「今のチームに必要なことを今日やってくれた」とも言っていました。今のチームに必要なこと、これは昨日の試合で垣間見れたと思います。「気持ちの部分でしっかり戦えた。普段出ていない選手もいたこともあったしね」。これは山田くんのコメントですが、結果に結びつかなかったプレーも含めて、選手たちの何とかしたいという思いは伝わってきました。

左のストッパーに入っていたコータが言っていたのは、「前に試合に出たとき、レッズ戦やマリノス戦に比べると、ラインがかなり上がっていた。和哉さんやブルーノがラインを上げたことで、間延びすることがなくなっている。確実によくなっていると思う」ということ。前田くんも、「改善されてバランスがよくなっている」と言っていましたし、ブルーノも同様のことを言っていた模様。相手のFWに怖さがあまりなかったことを差し引いても、かつてのディフェンスの感覚は戻ってきた気がします。

攻撃面では、モリシとアキが欠場し、柿本くんの1トップとピンゴがシャドーに入るという新しい試みがされました。柿本くんはかなり意気込んでいた様子で、その気持ちとコンディションのよさが感じられました。ピンゴについては、小林監督が「彼のスピードを前で使えないかなと思った」と話していましたから、今後は攻撃的なポジションで起用されるのでしょうか?  昨日の試合を見て、あらためて感じたのは、「スーパーサブが欲しいなあ」。かつてのヨコ(横山貴之ユースコーチ)、眞中くん(今はスクールマスターですね)のような、最高のスーパーサブがいたらなあ。去年も結局、そういう存在はいなかったし。どうですかね?

という感じで、「まあまあよかった。次につながる感じ」と思っていた私でしたが、昨日最後に話を聞いた山田くんはひたすら悔しそうでした。「勝てなかったことがすごく残念。勝ちきれなかったから。相手のキックはすばらしかったけど」。うーん、そうか。「ナビスコに勝って弾みをつけて、週末の試合に」ってインタビューしたときにも言ってたしな。その熱~いインタビューは、土曜日のアビスパ福岡戦で発行されるマッチデープログラムに掲載されます。彼らしいサッカー感や今の状況に対する葛藤が聞けました。ぜひぜひ読んでみてください。

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2006年4月11日 (火)

春の嵐

まさに春の嵐。路面には桜の花びらがびっしり。あ~今年も桜の季節が終わってしまったわ、と心の中でつぶやきながら歩いておりました。

それはさておき、明日はナビスコカップの第2戦。相手は開幕戦で負けてしまった、名古屋グランパスです。先日、サケ(酒本)にインタビューをしたとき、「初戦が痛かったです。全然勝てない、という相手じゃなかったし、勝てそうな試合だった。あの試合を落としたのが響いていると思う」。なんて言っていました。

あの日から1カ月と少し。ずいぶん長かった気がしますが、まだ開幕してからそんなに経っていないんですね。3月5日、あのころはまさかこんな序盤戦になるなんて思いもしなかった。今思うと、少しは油断があったかもしれません。「そこそこいけるのじゃないか」って、どこかで考えていたかも。甘かったね。

さあ、それはそうと明日。せっかく見に行くのだから、楽しみを見つけようと思う。メンバーが変わるなら、新しい選手のプレーを楽しみに。小林監督は、「広島との練習試合(9日にアウェイで行われた)は、若い選手がかなり元気なプレーを見せてくれたようだ」と話していました。「もしかしたら、彼らのうちの何人かが12日のベンチに入ることもありますか?」と聞くと、「あるかもしれないね」と。これまで試合に出ていない選手にとって、チームが勝てない今がチャンス。元気のある選手よ、出て来い!

平日の夜、しかも今のチーム状態。天気もイマイチ。こんなときでも足を運んでくれる人のために、気概を見せてほしいです。

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2006年4月10日 (月)

サッカーを楽しんで

今日は朝から雨。気温も低く、肌寒かったです。津守の桜も雨に濡れて、散り初め。「散っちゃったねえ」と、小林監督。「セレッソはこれから咲きますよ」。記者の1人が元気をつけるかのように(?)言いました。天候のせいか、今日はサポーターも少なめでした。

私がグラウンドに着いたとき、練習はほぼ終わりかけ。アキの姿が見えなかったのようなので、監督に聞くと「このあいだのジェフ戦でかなりきついマンマークを受けていたし、膝を痛めている。今日は15分間走って、このあと様子を見ようと思っている」とのこと。ランニングのあとはアイシングとマッサージを行ったようです。水曜日の試合には? との質問には、「状態を見てからだね、もしかしたら(水曜日は休ませて)土曜日にもってくるかも」。

アキ本人は「大丈夫」と言っていたようですが、疲れやダメージはあって当然でしょう。連戦と、あの奮闘。ナビスコカップを決して軽視するつもりはないですが、無理はしてほしくないです。リーグ戦は続くし。「代わりというと、柿本もいるし、2トップということもある。トクたち走れる選手もいるから」。メンバーについては、あくまでこれから考える、としていた小林監督ですが、さて、どうなるでしょう。

今日のタイトルは「サッカーを楽しんで」というのは、昨日の記事についてコメントしてくださった中に出てきたもの。今日、ある選手にインタビューをしたなかで、偶然にも同じフレーズが出てきたので、つけてみました。こんな状況に「楽しむ」なんて不謹慎な! と思われるかもしれませんが、私はアリかなと思います。チームの決まりごとややるべきことはもちろん大切だけど、アッと驚くようなすばらしいプレーは、選手個々のイマジネーションや思い切りのよさから生まれることが多い。特に攻撃においてはね。結果が出ない今こそ、楽しんでやろうよ、と思えるメンタリティがほしい。

今日、インタビューをした選手は山田くんでした。こういうチーム状況で、答えにくい質問が多かったにも関わらず、「聞いてくれたら何でも話しますよ」と真摯な姿勢で応じてくれました。ありがとうと言いたいです。次こそいい結果が出るといいのにね。

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2006年4月 9日 (日)

こういうときは

こういうときは。と、元気よくタイトルをつけてみた。こういうとき、何をどうすればいいのか。昨日の夜から考えています。

セレッソが勝てません。1勝6敗です。最下位です。試合内容を見ても、「うーん、もうちょっとなのに、結果だけが出ないな」というのではない(私の見る限りは)です。選手たちは、必死に前向きなコメントをしていましたが。「立ち上がりの入り方が悪かったが、後半はみんないい部分が出せるようになった」(前田くん)、「結果は出ていないがよくなっている部分もある。落ちこんでもいられない」(吉田くん)というように。

こうなると、誰もがネガティブな方に思考が向いていってしまいますね。ただ、昨日の時点で、西村GMは「監督をクラブをあげてサポートする」とひときわ強調していました。ですから、クラブとしては今の状況を冷静に分析し、「快方に向かうであろう」との予測をしているのでしょう。もちろん監督と話し合った上で。

こういうとき、私は何をすればいいのか。話は飛びますが、このプログを始めた当初、よく考えたのは、「今はいいけれど、チームの調子が悪くなったときが正念場だな」ということ。スタートしたのは去年の11月。まさにセレッソの調子がグングン上がっていって、期待と希望がふくらみまくり・・・のときでした。そして早くも今が「そのとき」というわけ。私も含めて、メディアの存在は大きいです。監督、選手に直に接して言葉を聞き、表情を見て、記事を書くわけで、責任は重い。特に、私は「クラブオフィシャル」の立場として書かねばならない記事もあります。チームが低迷しているとき、(かつてもありましたが)、何をどう表現すればいいのか、難しいです。そういうとき、いつも帰る原点があります。「読み手」つまりサポーターであり、お客さんは何を読みたがっているのか、ということです。

ですから、例えばひどい内容の試合をしたときに、「いい試合だった」とは書けません。「ひどい試合だった」とも書かないと思います。どちらも読み手が欲しているものと違うと思うから。なんだか難しいハナシになりましたね。すみませんねえ。でも、こういうときこそ、書き手の力量が試される。私はそう思います。そう自分に言い聞かせつつ、このピンチを乗り切ろう、それが今すべきことだと。

明日はグラウンドに行ってきます。状況打破のキーマン(だと私が思っている)にインタビューをする予定。いい話を聞けるようにがんばってきます。

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2006年4月 8日 (土)

雷雨のフクアリ

天気予報どおりの雷雨に見舞われました。今日のフクアリです。蘇我駅に着いた途端にポツポツ振り出した雨は、スタジアムへの道半ばほどでよこなぐりに。駅前で調達した傘は、アッというまにひっくり返ってしまいました。びしょぬれになってたどり着いたフクアリ。

試合前、ジェフのオフィシャルの仕事をされているライターさんとしばし歓談、というか情報交換。「セレッソには去年3敗してるからねー」と言われて、「いやいや、それがかえって怖いんですよ」と返事をしていたのですが・・・。メンバーは、前節と少し変わっていました。ゼ・カルロスとピンゴが「腸炎の疑い?」とかで遠征に参加せず、左サイドにはトクが、右には予想通り山田くんが先発でした。

確かに、後半は球際も厳しく必死さが見えたと思います。でも、前半は・・・立ち上がりの失点は、同じようなパターン。いずれも相手の中盤の選手をフリーにしてしまったことによるもので、「最初の2点がもったいなかった」(アキのコメント)です。立ち上がり、相手のリズムによる攻撃が続いたのですが、あそこを何とか最悪でも1失点で踏ん張れたら・・・でもそれができないのが今のセレッソ。ジェフの勢いある攻撃はさすが、と言わざるを得ません。

なかなか結果が出ません、と言い続けてもう7試合が終わりました。サポーターの皆さんの我慢もいつまで続くか、いや、もう限界という方もいらっしゃるかも。今日の試合のコメント、レポートは明日改めて。今、何をすればいいのかについても、できれば明日に。

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2006年4月 6日 (木)

大きな影響力

今日は練習を観に&インタビューをしに、グラウンドへ。陽のあたっているスタンドは暖かさを感じたものの、風は冷たかったです。こういうのを花冷えというのですね。私の住んでいるマンションの周辺も、桜が満開。今夜あたりは夜桜がキレイでしょうね。

さて、我らが桜はというと、前節、甲府に敗れて1勝5敗。6試合終わってのこの成績は、確かに厳しいです。今日は、紅白戦を中心にしたトレーニングが行われました。紅白戦で注目を集めたのは、ボランチに入った山田くんです。ここ数試合はピンゴに代わって途中からピッチに立つことが多かったのですが、千葉戦では久しぶりに先発なるか? というところです。

練習後に話を聞きました。記者から「次の試合は?」と聞かれて、「(試合に)出たらがんばります」。「うまく声でコントロールできるようにしたい。今までみんな一生懸命やっていないわけじゃないけど、悪い流れを断ち切りたい」と力強く語っていました。

彼の影響力については、多くの若い選手が異口同音に指摘しています。「あの人があれだけやっているのでから、自分たちもがんばらないと」。周りの選手を知らず知らずのうちにひきつけ、乗せていく強い力を持っている選手なんですね。今まで多くの選手を見てきて言えるのですが、言葉とプレーの両面でチームを引っ張っていける選手、というのはそうそういるものではありません。貴重な存在だと思います。

あさっての千葉戦。彼がよきカンフル剤となってくれることを、そして彼の言うように「悪い流れ」をスパッと断つことができることを、心から願っています。

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2006年4月 5日 (水)

選手の素顔

選手にインタビューするときは、一応オフィシャルな発言であって、厳密にいうと「素顔」ではないのかもしれません。でも、いろいろと話を聞いているうちに思いがけない表情や性格の一端が見えてきておもしろいです。

コメントを書き込んでいただいた中に、ピンゴについてのご質問がありましたので、紹介しましょう。といっても、彼にインタビューしたのは、加入直後にコメントをもらったのをのぞくと、わずかに1回。先日、マッチデープログラムに掲載するために行ったものです。

以前から「かなりおとなしい。ファビーニョよりもおとなしいほどだ」と聞いていたので、うまくコミュニケーションが取れるかしら・・・?と思いつつ臨みました。新潟戦後、つまり待望のチーム初勝利の直後だったため、前向きなコメントに終始していた印象。レッズ戦後の囲み取材のときは、すごーく辛そうな表情で、質問をするのが申し訳ないような気持ちになったのですが。

でも、性格はやはりおとなしい。日本の生活を気に入っているのは、「静かで穏やかな生活が送れるから。ブラジルでは落ち着ける空間というのがあまりない」からだそう。日本の食事については、「日本人がよく食べるシーフード(生もののことかな?)苦手ですが、ほかはおいしく食べています」とのこと。

特においしかったのは、「カツカレー、お好み焼き、焼きそば、カルボナーラ」。カルボナーラは日本食ではないけれど、日本に来て初めて食べて、あまりのおいしさに感動したそうです。そして、これはブラジル人選手が必ず言うことですが、「日本人の温かさはすごくうれしく思う」とも話していました。

異国の地で生活し、活躍することは簡単なことではありませんが、1日も早くなじんで、持てる力を十分に発揮してほしいですね。

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2006年4月 3日 (月)

4月の憂鬱

昔から、4月が苦手でした。進級とか、進学とか就職とか、異動とか、新しいことが始まったり、変化が多くなるこの月は、いつも憂鬱になっていました。見かけによらず(?)、人見知りをするからです。新しい環境に慣れるのが得意ではないからです。

この仕事をしていて、人見知りなんてありえない、と思われるかもしれないですが、します。いまだに、初対面の選手にインタビューするときはそれなりに緊張します(見えないでしょうが)。「どんな人なんだろう?」「こんなこと聞いてみていいかな?」と、考えながら、いつも話を聞いています。

最近、初インタビューをしたのが河村(崇大)くんでした。予想していたイメージとは少し違いました。だからおもしろい。「多分こんな人なんだろうな」と決めつけていることが裏切られるのは、すごく興味深いです。このインタビューはオフィシャルマガジン『12th』次号に掲載される予定です。

今日で4月は3日目。初日がナンだっただけに辛いものがありますが、憂鬱を吹き飛ばしていくことにしましょう。

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2006年4月 2日 (日)

なんで勝てないのか

雷鳴がとどろく日曜日でした。春の嵐は暖かい季節への胎動のようなもの。ずっと昔にそう聞いたことがあります。季節は春本番へ向かおうとしているのに、我らがセレッソは・・・今日の試合で京都パープルサンガが勝ち、サンフレッチェ広島が引き分けたことで、再び最下位へ。

現在リーグで1勝5敗。何で勝てないのか? つまりは失点が非常に多いから。確かにディフェンスの緩さはあります。でも、DFの選手だけのせいではなく、全体のバランスがすごく悪い。それはディフェンスにおいてだけでなく、攻撃がうまくできないから、全体のバランスが崩れてしまっている気がします。

何度も書いた気がするのですが、やはりボランチと右サイド。去年のキーマンがいなくなったポジションは、まだ「見えて」来ていません。前節は、ボランチにピンゴ、右サイドにサケが入っていましたが、当然去年いた選手とはタイプが違います。チームの中で同じことを求めるのは無理があります。では、彼らに何をさせるのか? それが試合を見る限り見えてきません。右サイドには、ピンゴから始まって、山田、河村、そしてサケと、4選手が起用されていますが、それぞれにタイプの違う彼らに、どんなプレーを期待するのか? まだ茫洋としています。

精神的にもふんばりどころでしょう。期待されていたし、できるはずだ、と自信を持って臨んだだけに、選手にすれば「どうしていいかわからない」と軽いパニックになっているのかもしれません。でも、こういうときのためにベテラン選手がいるのだし、去年の得がたい経験をこういうときにこそ生かしてほしい。そう思います。

幸い、今週は1週間のインタバルがあります。どんなトレーニングで8日、土曜日のジェフ戦に備えるのか。34分の6はすでに終わってしまいました。このままズルズルいくと厳しいです。何とか、踏ん張れるように。4月はリーグ戦があと4試合。もう絶対に負けないつもりで!!

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2006年4月 1日 (土)

油断はなかった?

負けました。アキのすばらしいヘディングシュートも決まったし、モリシの惜しい場面(2度の連続決定機)もあった。でもかなりがっくりなのである。なぜか。2-3というスコアよりも両チームの勢いというか、パワーに違いを感じてしまったから。自分たちの目指すサッカーを信じて貪欲にそれを貫いたチームと、そうではなかったチーム。惜しかったとか、レフェリングがどうの、という前に負けていたなあ。つらいけど。

木曜日、金曜日はグラウンドにいけなかったので、どんな練習をし、どんなコメントがあったのかはわからないけれど、「2連勝」に油断はなかったのでしょうか。「J2からあがってきたばっかりのチームとの対戦」に緩みはなかったのかな。監督は試合後、「2連勝で自信がでたのが裏目になったのかも」と言っていましたが、私もそれを感じました。

まず、ディフェンスの選手の言葉から。前田「今季のこれまでと同じ、ドリブルでこられたり、簡単に入れられたりしてシュートされた。それが敗因だった。間延びしてしまったのが失点の原因。DFとボランチの関係がうまくいっていなかった」下村「自分たちが攻めているときのポジションどりとボールの取られかたが悪かった」。ボールの取られ方が悪くて、バタバタあわててしまう、というシーンはよく見られましたね。確かに「間延び」していました。ラインを下げる守り方は、全員に統一されていますが、マイボールになったときの押し上げがないために、攻めの迫力を欠いてしまった気がします。

攻撃の選手では、モリシに話を聞きましたが、「チャンスに決め切れなかった」というコメントに終始。「決定力ですね」といい、最後は申し訳なさそうにおじぎをして去っていきました。「自滅というか、もったいなかったです」と話していたのはアキ。ちょっと気になるのはフルです。結局試合後はコメントを取れなかったのですが、らしくないプレーが続いています。この間のゴールで吹っ切れるかと思ったのですが、イエローカードが出た一連のふるまいは、まったくフルとは思えない、信じられないものでした。心配。

こういう試合を見るとテンション下がりますよね。まあ、明日からは元気にいきましょう、ってことで。おやすみなさい。

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