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2006年3月13日 (月)

あまり思い出したくないけど、ダービー

昨日は中途半端に終わってしまったので、あらためて。ホーム開幕戦で、しかも大阪ダービー。もちろん勝利をおさめてほしかったけど、今となってみれば、たとえ負けでももう少し拮抗した試合が見たかった。なんていっても詮無いことではありますが。ここまでこてんぱんにやられてしまっては、何を言ってもしようがない。謙虚に反省しましょう。

小林監督の話から、試合を振り返ってみます。「1点目の取られかたが安易だった」「2-1になって、点を取りにいくシステムにしようとした矢先だったのに、(3失点目を喫して)残念だった」「3-1からボランチのひとりをやわらかく(攻撃的に)する選択をした。点を取りにいこうとするあまり、ボランチが前にかかってバランスがわるくなった。点を取るために仕掛けてカードを切った。その責任は私にある」。要約すればそんな感じでした。

監督は、ガンバについて「ACLも入っていたので、そんなにキレた感じではないかと思っていた。しっかり守って攻撃すれば可能性はあると思っていたが」と言っていましたが、ガンバ担当の記者の話では、「今までよりずっとうまくボールがまわっていた」とのこと。ガンバの選手たちは過密日程を感じさせない、いい動きをしていました。それまでうまく機能していなかったという4バックもスムーズで、チームとして新しいチャレンジが成功しつつあるように見えました。

対するセレッソは、「去年をベースに」が一貫したテーマです。去年作ったベースに今年プラスアルファが上積みされることで、さらにチーム力がアップする、という考え方。ただ、問題は、(これは監督自身も言っていましたが)「去年できたことが今年もそのままできる」わけでは決してないということを忘れてはならないでしょう。なぜならメンバーは変わっているし、何より相手があるのだから。相手の戦力や戦術が変わり、研究されている以上、「去年と同じこと」をやりきるのは相当困難だ、と思わなければなりません。

そのあたりに落とし穴があったのではないか、と思います。そう考えると、昨日選手たちから聞かれたコメントも合点がいきます。昨日ここに書いた吉田くんの言葉もそうですが、前田くんの「体が重く感じている。100%の力を出し切れていない。メンタルの問題もある」というコメントも。慢心などあってはならないし、あってほしくないけれど、私も含めて誰もが「セレッソはけっこう強い」と思い込んでしまったのではないかと。

昨日の試合前、尊敬する記者の大先輩、Kさんとお話しました。「名古屋戦を見たけど、セレッソの選手は、みんな自分らがつよなったと勘違いしてるのとちゃうか。去年は必死になりふり構わずに走りまくって、負けてもおかしくない試合を拾い続けてあそこまでいったこと、もう忘れたんかいな」。毎度のことながらきっつい言葉をニコニコ顔で話し、最後に「まあ、去年も開幕3連敗したし、今年も少々連敗しても大丈夫やろう。ハッハッハッ」と、高らかに笑っておられました。含蓄ある偉大な先輩の言葉に、深く頭を垂れる私でありました。

明日から練習が再開されます。「修正した姿を見せなければ」と、小林監督は会見で言っていました。この1週間の練習は非常に大切です。何かが変わるのか、それとも変わらないのか。しっかり見てきます。

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コメント

昨日の今日なのに長文の記事。さすがプロのライターさんだなぁ(驚)。

>セレッソの選手は、みんな自分らがつよなったと勘違いしてるのとちゃうか。
いや~普段の「Kさん」が書かれる記事からは想像もできない辛口のコメントなんですけど。

>今年も少々連敗しても大丈夫やろう。ハッハッハッ
でもこのままじゃ、「少々」の連敗ですまない気が(怖)。

>何かが変わるのか、それとも変わらないのか。しっかり見てきます。
セレッソを応援してる人たちは次の試合に期待していいのかどうか。ゼヒ、ヨロシクお願いいたします。

投稿: ヤマグチ | 2006年3月13日 (月) 19時38分

またこの連敗で去年のように”何か”に気づいてくれればよいのですが・・・

投稿: 芝 | 2006年3月13日 (月) 22時22分

ヨコモコさん、はじめまして。今晩は。

サポも、勘違いから抜け出せないでいるのでしょう。私自身昨年の良いイメージからなかなか抜け出せません。監督と選手のみを責める前に、サポとしてやれることをやらなくてはと思います。自分たちも原点に帰って、一から始める、Start from scratchですね。

昨年、サッカーダイジェストに古橋選手のコメントが掲載されていました。2004年の辛かった時期を振り返って、「負けた後は、どうすればよいのか、負けた後の一週間をどのように過ごしたらいいのか」と。辛かったんだと、あの時始めて知りました。

今も、古橋選手以下、選手全員は辛いんだと察します。そんな選手の気持ちに、さらに塩を塗るのではなく、といって傷をなめあうのではなく、次節への期待を込めてエールを贈る。サポは応援に行かない選択肢も許される。しかし、監督と選手は、今週土曜日には、その時の状態がどうであれ、ピッチに立ち、結果を出すことを求められている、それもプラスの結果を求められている。私は、声援と拍手で選手をサポートする以外の選択肢は考えられない。

投稿: kirameki | 2006年3月14日 (火) 00時41分

長居でじかに見たけど、最悪だった。私はサッカーは見る専門で、素人だけど、気合っていうの?がむしゃらさが感じなかった。綺麗にプレーしよう・かっこよく・・みたいな・・そんなんいらんねん!!もっとがっつく感じでしやんと・・・セレッソらしないやん。昨日の試合はまず気持ちで負けてたで。プレッシャーかけられて怖なってパス出してとられる・・・の繰り返し・・まず気持ちで勝てよ!!気持ちがあれば多少の事はなんとかなる!と思う。次がんばってや!

投稿: あんちゃん | 2006年3月14日 (火) 00時52分

いつも拝見させていただいております。私も昨日観戦した者として、大いに気になったことがあり、初めて書き込みさせていただきました。
セレッソは他チームにくらべ、お世辞にも大勢のファンがいるチームとはいえないと思います。大阪市内で最高の立地条件のホーム戦ですら一万人を割る入場者数のときもあります。
ですが、去年からダービー戦での盛り上げや優勝争いなどで、徐々にお客さんが増えてきたなと感じたところでした。今回も前売りは絶好調で、寒くて雨が降るのに3万人が集まりました。
しかし、あの試合内容。これではせっかく増えたお客さんも、また減ってしまうのではないかと大いに心配です。
私は正直にいえば、それほど勝敗にこだわるほうではありません(J2行きだけは勘弁してほしいですが…)。
それよりもセレッソには、勝っても負けてもまた応援に来ようと思えるチームであってほしいと思います。そうすることで、勝敗だけの景気に左右されない、根強いサポーターいるチームになると思うからです。
現状チームの戦術うんぬんについては、素人の私が述べるのは筋違いでしょう。
ですが、選手のみなさんには、今回の試合で落胆して「もう来ない」と思ったお客さんが大勢いるかもしれない、ということを想像してほしいと思います。そして少しでもこのマイナスを帳消しにできるだけのサッカーを今後見せてほしいと思います。
思いつくままの長い駄文で失礼しました。

投稿: ダメ兄貴 | 2006年3月14日 (火) 01時02分

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嘆いている間にも容赦なく日常はやってくるワケで(疲)。 この時期にもかかわらず外は雪が降っとるし、ホンマ身も心も寒いですわ。 昨晩は実家の姉妹に「見に行かなくて正解やった」と言われるし、友人からは「セレッソずたぼろでしたね。。。ご愁傷様です。」とゆーメールを受信。 そんでタヌさんからは「よかったやん、これでスッキリ応援やめれるやろ。」ありがたい一言をいただく始末。 ↑↑はぁぁ・・・オイラも癒されてぇ�... [続きを読む]

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