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2006年2月10日 (金)

サッカー選手の社会性

プロサッカー選手の社会性について書かれたコラムを読みました。昨年のJリーグアウォーズでの佐藤寿人選手のスピーチを発端にした読み物で、思わずフムフム(『NUMBER』に掲載されています)。

寿人くん(セレッソにいたとき、こう呼んでいた)のスピーチを要約すると、「妻、家族に感謝したい、そして今まで在籍したジェフユナイテッド千葉、セレッソ大阪、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島にも感謝している」というものでした。そのコラムにも書かれていましたが、チーム名を在籍順に、フルネームで言ったことにまず感心。私は会場でそれを聞いて、実はその日の誰のスピーチより感動しました。

セレッソにいたころから、とってもいい子(いい大人に失礼かもしれないけど、本当にそう表現するのが一番ぴったりくる)で、記者の評判も上々でした。とにかく素直。素直すぎて、たまに周囲をあわてさせる発言もありましたが、今となっては微笑ましい。当時は20歳そこそこなのに、言葉遣いもきちんとしている、どんなときも自分の立場をわきまえた発言をする。「なんてちゃんとした子なんだろう」。彼と話すたび、取材をするたびに感じたものです。

残念なことに、寿人くんに取材をする機会はそれほど多くありませんでした。期限付き移籍で、'02年のわずか1シーズンしか在籍していなかったし、なにより出場機会がすごく少なかったから。でも、彼はくさることなどなかったし、セレッソで最後の試合(天皇杯)ではすばらしいプレーを見せてくれ、涙を流してチームを去りました。

「サッカー選手なんだからピッチの中でいいプレーをすればそれでいい」という考え方もあるかもしれないし、実際にその考えをベースに行動しているとしか思えない人たちもいます。でも違うと思う、絶対に。「社会性」なんてムズカシイことではなくて、顔をあわせたら挨拶をする、お世話になったらちゃんとお礼をいう、人と話をするときはきちんと向かい合う・・・そういう人として当たり前のことができてほしい。

説教めいたことをいうのは好みではない。だけど、今年セレッソに多くの新人選手が入ったことに寄せて、少しだけ。

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コメント

あの寿人くんのスピーチは本当に印象的でした。
ヨコモコさんが仰る通り、とても真っ直ぐな選手で、いつも私達サポーターにも
非常に真摯に対応してくれたことを思い出します。

投稿: のん | 2006年2月10日 (金) 21時00分

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やっぱりサッカーが好きだ。早くサッカー見てぇ~。見れそうなのだと26日のマリノス [続きを読む]

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