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2006年2月28日 (火)

今日の津守

久しぶりにグラウンドに行ってきました。寒かったー。今日はオフ明けということで、練習は1時間半ぐらい。そのあとミーティング(26日の練習試合のビデオを見た模様)が30分程度ありました。

けが人もなく、みんな元気・・・と言いたいところですが、ブルーノが練習を途中で切り上げて、クラブハウスへ。どうやら先日からの右アキレス腱痛が出たみたいです。開幕まであと1週間をきったこの時期だけに、心配。治療を終えたブルーノに状態を聞いてみました。「痛みは多少ある。昨日から違和感があった。でも、キャンプのころと比べると軽いと思う。今週調整をして、日曜日の試合に持っていきたい。2日ほどたてば大丈夫だと思う」。開幕戦には間に合わせる、とのことですが、長引くようだと心配ですね。

元気、といえばアキがそう。今日、直接コメントを聞くことはできなかったのですが、その場にいた記者によると「メッチャ機嫌がいい」そう。きっとコンディションがよくて、動けているし、点も取りまくっていますからね。例のファッションショーのときもとってもうれしそうだったというアキ。開幕から飛ばしてくれそうです。

今日は、フルのインタビューをしてきました。このインタビューについては、掲載日が決まったらまたお知らせします! 

開幕が近くなったせいか、ここ1週間ぐらいのんびりしていた私の周辺もあわただしくなってきました。ネジを巻きなおしてがんばろうっと。

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2006年2月27日 (月)

初心を忘れないで

今日は午後から「Jリーグ記者懇親会」がありました。これは、私たち関西のメディアの人たちと、Jリーグ、Jクラブ(関西4クラブと徳島、愛媛の2クラブ)の関係者の懇親の場。ようするに、「もうすぐ開幕だし、記者の皆さん今年もよろしくお願いします」というJリーグ主催の会です。

鈴木チェアマン、鬼武専務理事らが東京からこられ、いろいろな話をうかがいました。私が一番心に残ったのは、愛媛FCの社長の言葉でした。「今年Jリーグに入れていただいて、リーグに恥じないような戦いをしなければならないと感じています。先日、国立ですばらしい試合(ゼロックススーパーカップ)を見ました。ステップパイステップで進んで行って、いつかあのような試合に出たいと思います」。

今年、JFLからJリーグ(J2)に昇格したこのクラブに、原点を見たような気がしました。セレッソにもJリーグ昇格を夢見て、やがて現実の目標に掲げて、挑戦をし、その後もコツコツと歩んできたという歴史があります。今、J1の舞台に立てるのも、昨年優勝争いをできたのも、クラブに関わってきた多くの人たちの力があったからこそ。それを忘れてはいけないな、と思いました。

誰しも環境になれてしまうと、その場にいることや、それに付随した様々な特権が当たり前になってしまう。だからこそ、初心を忘れないようにしなければならない。自戒も込めてそう思いました。

ところでセレッソですが、昨日26日にはその愛媛FCと練習試合をしました。結果は3-0、得点者はアキ3。だそうです。オフィシャルにも発表されていないので、書いたらまずいのかと思っていましたが、今日聞いてみたら「いいよ」とのことなのでとりあえず。でも、なぜかモリシのHPには乗ってたよなー。不思議。

明日は久しぶりの津守です。

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2006年2月26日 (日)

開幕1週間前です

開幕戦まであと1週間・・・なのにあまり実感がわいてこないのはなぜ? 今週1度も練習を見なかったからかもしれません。月、火とフリー、水はサポーターズコンベンションに行ったけど、木は行けず、金はJリーグのプレスカンファレンス。土日は「非公開」だったし。チーム状況がイマイチつかめないせいかもしれません。来週は練習に行きましょう。インタビューの予定もあるしね。

たぶん、来週あたりの専門誌では「今季の予想」が掲載されるころ。私も予想してみます。今季のセレッソは・・・小林監督も予想している通り、キビシイシーズンになるように思います。昨日書いた「アップ・ダウン」の法則も影響してくるのでは、と。だからこそ、意味のあるシーズンともいえます。

J1残留の境界線をさまよった一昨年から、去年は一気にジャンプアップ。もし今年、目標である5位以内に入るなら、晴れて「強いチーム」の仲間入りということになるはず。でもできなかったとしたら、「強いか弱いかようわからんチーム」になってしまうし、モタモタが続いたら・・・恐怖のゾーンに突入ということにもなりかねない。

一部のチームを除くと、戦力にそれほどの差はありません。だからこそおもしろいといえるし、怖いことでもあります。今年もいよいよ始まります。そろそろテンション上げていきましょか。

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2006年2月25日 (土)

非公開練習

ゼロックススーパーカップをテレビで観戦。ガンバと第2節で、レッズとは第4節で対戦するということで、興味深く観ることができました。いうまでもなく、両チームとも今季「大型補強」をしたチーム。そして前年度の成績がよかったという点でも共通しています。ガンバはFWの2人が抜けたとはいえ、遜色ない選手を獲得。レッズは、OUTよりINの選手が質、量ともはるかに上回っているといえます。

最近よく言われる「成績のアップ・ダウン」。いい成績をおさめた翌シーズンにガタッと悪くなるというジンクスというか、法則みたいなものは確かにあります。'01年のセレッソ、昨季ならヴェルディもそうかもしれないし、ずっと以前にはレッズもその「法則」に引っかかったことがありましたね。

理由はいくつか考えられます。上位に終わったチームには、当然他チームのマークは厳しくなることが多い。選手たちに油断やスキが生まれることもあります。「だからこそ、好成績の翌年ほど、補強には力を入れなければいけない」と聞いたこともあります。

この成績の「アップ・ダウン」については、小林監督も神経をつかっているようです。昨日のプレスカンファレンスで話を聞いたときも、「去年の成績を踏まえると、期待はすごく多くなっている。そんなときは本来やれること以上に多くのことをやろうとしたりして自分を見失ってしまいがち。手を抜いたり、なめてかかるということも出てくる。勝負はすごく怖いもの。もちろん去年1年で得た自信もあるが、怖さもある」と、複雑な胸の内を明かしていました。

だから、というわけではないでしょうが、開幕までの間非公開練習が多くなっています。私自身は、プロフェッショナルの興行として行うスポーツである以上、練習も公開にしてほしいと思っています。とはいっても、最近の情報戦にはどのチームの監督も、神経質にならざるを得ないのかもしれませんが・・・。

今日みたいな天気のいい土曜日、サポーターなら南津守のスタンドで選手たちが元気に練習している様子を見るのは最高に気分がいい(はず)。そして、家族や友達と今季のセレッソのことをあーでもない、こーでもないと話し合って、もうすぐはじまるリーグに思いを馳せるのは、すごーく楽しんじゃないかとも思うのだけど。

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2006年2月24日 (金)

Jリーグプレスカンファレンスに行ってきました

今日、東京で行われた「Jリーグプレスカンファレンス」に出席してきました。このプレスカンファレンスというのは、Jリーグ開幕直前の、いわばプレス関係者への「お披露目」。Jリーグ31チームの監督・選手(キャプテン)が一堂に会して、Jリーグの関係者も集まって毎年行われているものです。

実は、私にとっては久しぶりの出席。セレッソの広報担当をしていた'01年以来、かな。毎年、この時期はバタバタしていて、都合がつかなかったというのが理由でしたが、今年は日程もバッチリ、「少々無理してでもいろいろな場所に取材に行くこと」を'06年の目標に掲げていますので、ヨシッと行ってきました。

感想は、「行ってヨカッター」です。まず、今年のJリーグ全体について、いろいろなことが知れたこと。送られてくるリリースやHPにも同じことが書かれているわけですが、目の前で見て聞くのでは感じ方が違う。それに、「いよいよ今年も始まるぞー」というワクワク感は、やっぱりライブでないとね。チェアマンの挨拶を聞いて、ステージに勢ぞろいした監督、選手のインタビューを聞くと、気分は一気に開幕モードです。

イベントのオープニング映像「2005Jリーグレビュー」は、昨季最終節のセレッソとガンバの試合の様子が映し出されました。失点シーンに続き、モリシ、アキ、吉田くんの表情。こうして観るとまるでよくできた映画のよう・・・Jリーグ史上に残る最終節、ということなのでしょう。セレッソが初優勝したとき、この映像をもう一度観たい。どんな気持ちになるのかな。

ステージと客席で構成された第一部が終わると、会場を移して、今度はクラブごとのブースが設置された「自由取材」になります。セレッソのところでは、小林監督が各メディアのインタビューを受けていました。私も少し取材しました。フルは、初めてのせいか、おとなしめにブースにたたずんでいました。

湘南のブースで、「久しぶり!」と肩をたたかれました。佐藤悠介選手でした。キャプテンになったと聞いて少し驚いていたのですが、イヤー、その変貌ぶりにはびっくり。実は悠介に会う数分前に、湘南の広報さん(広報時代からの知り合いなので)と話すなかで、「悠介、変わりましたよ。キャプテンになって自覚がすごく出て・・・」とは聞いていたけど。「トモ(伊藤)はしばらく別に調整していたけど、今は元気に練習してるよ」とか「柿本は元気にやってる?」などと、実ににこやかに話す姿に、大人になったなぁと。以前の彼は、とにかく自由奔放。で、口が悪い。「根はいい人なのにどうしてそんなこというの?」 とよく言ったものでした。「今年はJ2も見に行くつもりだから、がんばってね」と言うと、「はい。よろしくお願いします」。なんかうれしかった。

他にも多くの懐かしい顔に会うことができました。「行ってヨカッター」のはそういうわけなんです。

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2006年2月22日 (水)

あの日の写真

さきほどサポーターズコンベンションから帰ってきました。平日にも関わらず、去年よりも多いんじゃないの? というほどの多くの方がこられていましたね。内容についてはオフィシャルでまもなくバッチリ紹介されると思うので、特にここで書くつもりはありませんが、ああいう集まりに行って感じるのは、サポーターの皆さんの献身ぶり。頭が下がります。

帰ってブログを見ると、2つ下の記事に『12th』についてのコメントが寄せられていました。インタビューについて、おほめをいただきました。ありがとうございます。この仕事をやっていて、一番うれしいのは読者の方から反応をいただくこと(前にも書いたと記憶)。それがほめ言葉だともう天にものぼる気持ち。実を言うと、今度の『12th』のインタビューは、私、かなり力が入っています(入りすぎ?)。力を込めればいいというものではないけれど、取材に協力してくれた選手たちの言葉が、どれもすばらしく、「何とか伝えたい!!」という気持ちが書かせてくれたように思います。

で、その方のコメントに「12月3日の写真」のことが書かれてあったので、あらためてあのページを見直しました。『12th』vol.64の22ページです。私がこの写真を選んだのは(『12th』は写真のセレクトも担当させてもらってます)、光と影のコントラストがすごくキレイだったから。そのせいか写真から勝負の厳しさがにじみ出ているようで、ピンと張り詰めた痛いほどの緊張感が、伝わってきたから。よく見ると、手前の(右側の)ゴール裏にびっしりとカメラのレンズが並んでいます。スタンドを埋めた人、人、人。何もかもがあの日のあの瞬間を作り出している・・・。写真ってすごいなと思うのはこういうカットに出会ったときです。

『12th』はセレッソから発信される唯一のオフィシャルマガジンです。これからも大切に、いい物を作っていければ・・・と思っています。

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開幕前のひととき

昨日ここで書いた『選手名鑑』の見本誌が送られてきました。ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。「あの選手がこのチームに移籍してたのか」という発見や、あまりの変貌に絶句(?)したり。データ類も充実していて、重宝しそうです。

さて、ウェブサイト「J'sゴール」に開幕特集・セレッソ大阪の記事が掲載されています。他チームのものも続々アップされていますので、ぜひご一読を。そのなかに、「日本代表にイチオシの選手」をあげる項目があり、私は某キャプテンの選手を推薦しました。原稿を書きながら、次にセレッソから日本代表に選ばれるとしたら、誰だろう? と考えながら。

ずいぶん前に、アキと代表について話したとき、「でもさ、日本でうまい選手ベスト11がそのまま代表に入るわけじゃないでしょ。うまい選手を集めたらチームが強くなるってわけじゃないもん」と言っていました。チームは選手の組み合わせによっていかようにも変化するし、ただ「うまい」選手だけでは成り立たない、そうアキは言いたかったのでしょう。それに、ナショナルチームは監督の意向(好みともいう)が色濃く反映されるもの。そう考えると、うーん・・・難しいのかな、今は。

今夜は、サポーターズコンベンション。ほぼ同時刻に日本代表のインド戦が行われます。

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2006年2月21日 (火)

モチベーションの素

昨日、10万ヒット達成と書いたとたん、おめでとうのコメントをいただきました。加えて、心優しきお励ましまで・・・ありがたやー。

最近、周辺で起こるいろいろな愉快でない出来事(まわりくどくってゴメンね)に考えをめぐらすたび、仕事に対するモチベーションが下がり気味になっていました。自分が良かれと思っていることがうまく伝わらなかったり、とんでもなく理不尽なことがまかり通ったり。こっちの方がおかしいのかしらなどと、1人で仕事をしていると(私はフリーランスで個人事業主)、ついつい考え込んでしまうこともあります。

でもね、このブログを通じて、自分が何を基準に仕事をしていったらいいかという「指針」みたいのものを知らされた気がします。ブログを読んでくださり、コメントをお書きいただいたみんなから伝わってくる思いに向かってがんばればいいのだと、最近特に感じるようになりました。というわけで、またがんばろう。

今週発売になる『サッカー・マガジン選手名鑑』のお手伝いをしました。よろしければご覧くださいませ。

明日はサポーターズコンベンションが行われます。私も取材に行く予定です。

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2006年2月20日 (月)

昨日の試合を振り返る

昨日の試合を振り返ってみる。何となくスタンドが寂しく感じたのは気のせい? 寒かったし、アウェイだから来場を控えた人が多かったかな。それとも2週間後の開幕、もしくは3週間後のホーム開幕に備えてみなさん体力温存されていたとか。久しぶりの試合だし、もっと盛り上がるのかしら? と思っていたのですけど。

90分間を振り返ってみて感じたのは、「セレッソは試合運びがうまくなったな」ということ。立ち上がりは何となくどんよりした感じだったけど、相手の攻撃をうまくかわして、決定機には吉田くんがセーブ。悪いなりに失点をせずにピンチをやり過ごすと、サイドに大きく展開して、トクの個人技でチャンスメーク、アキがちょこんと合わせて先制。後半に入ってすぐにCKから追加点をあげると、もう勝負あったという感じ。試したかったであろう選手を次々にピッチに送り込みつつ、要所を押さえて逃げ切り。サラッと書きすぎてしまったかもしれないけど、そんな感じでした。2点取ってからは全然無理をしない。これは間違いなく昨シーズンに身についたことですね。

「サンガの選手が、『J1との差を感じた』って話してましたよ」。記者仲間から教えてもらいました。球際の強さなどが全然違う、とその選手は言っていたそうです。「球際を厳しく」というのも去年、コーチ陣が口を酸っぱくしていい続けたこと。当たり前のことかもしれないけど、自然に試合で発揮できるようになった、これが大きい。

でも昨日の「快勝」でばんざーい! というわけにはいきません。あくまでフレンドリーマッチですからね。特にセレッソの対戦カードはキツイ。「それだけに勝てば勢いづける」なんて、新キャプテンは頼もしいことを言っていましたが。

そうそう、試合前に懐かしい顔に会えました。名前を呼ばれて振り向くと、悟(サンガの鈴木選手)の姿が。「ついにチーム最年長になっちゃいました」との報告(?)に、「そうか、もうそんなトシになったんやね。しっかりやらんとアカンね、がんばりや」とオカンのような口ぶりになった私。行く先々で元セレッソの選手に会うのはうれしいものです。

なんか今日はつらつら脈絡なく書き綴りました。おかげ様で、先日このブログのアクセスが10万件を超えました。それを記念して・・・何もないのですが、ご覧いただいている皆さんに厚くお礼申し上げます。どうもありがとう。

よく、「忙しいのに毎日ご苦労さん」みたいな声をかけていただくのですが、めっそうもない。ギャラをもらってさせていただく仕事は仕事、ブログはあくまで余興というか、趣味というか、ストレス発散の場所というか。仕事であるインタビューや取材のなかで、こぼれたものを情報として発信しているだけですので。セレッソというクラブ・チームに関わっているものとして、知ってほしいことや伝えたいことはいっぱいある。だけどオフィシャル発行物や各種雑誌、ウェブなどですべてを表現することはできない。でも、知りたいと思っている人はいる(と感じています)。これからも、オフィシャルでもない、一般のメディアでもない何かを、ワタクシ流に発信していく所存です。よろしくね。

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2006年2月19日 (日)

仕上がり具合は?

サンガとのプレシーズンマッチは2-0で勝利。立ち上がりは不安定で、キャンプ中の練習試合を思い出してしまいましたが、先制してからは危なげない試合運びだったと思います。シュート数はサンガ19本に対してセレッソは9本。「そんなに打たれたっけ?」と感じましたが、取材ノートを見ると、吉田くんのナイスセーブもあったし、GK正面のシュートも多かった。それだけうまく守れていたということでしょう。

私がこの試合で注目したかったのは、Wボランチのバランス。宮崎ではどうもしっくりいっておらず、トーミくんも考えこんでいる様子でちょっと心配になって。でも、今日はよかったですね、トーミ&河村コンビ。河村くんは、「2人でバランスよくやろうと話し合った。宮崎の2試合はあまりバランスがよくなかったけけど。今日はお互いが上がりすぎず、まず守りから入っていこうと思った」と話していました。

タイミングが合わず、トーミくんには話を聞けなかったけれど、彼の持ち味であるサイドチェンジもパシッと決まっていたし、久しぶりにらしいプレーが見られました。これからさらに新たな相棒とのコンビネーションに磨きをかけてほしいところです。

もうひとつのポイントは、右サイド。今日のスタメンは、これまでの山田くんではなく、ピンゴでした。監督によると、「(15日の)川崎戦のあとから彼らしいパフォーマンスが出るようになったから(使った)」とのこと。彼については、うーん、時間が必要かも。言葉の問題もあるし、周囲の選手とお互いのプレーを理解しあえるのはまだ少し先になりそうです。

ブルーノが戻ったのは大きかったですね。彼は単に1人のDFとしてだけでなく、チーム全体に影響を及ぼす選手。代わりがきかない選手の1人です。監督も「彼が入ったことで、くさびのボールをインタセプトできる。奪ったら前に出られるし、彼がボールを持つと両サイドバックが落ち着く。間がとれることで攻守に安定感をもたらしてくれる」と、その影響の大きさを認めていました。気になるアキレス腱の痛みは「もう大丈夫、痛くない」(本人)とのこと。ほっ。

で、2ゴールを決めたアキ。なぜかあまりうれしそうな様子ではなかったようで。「去年のベースがあってゼロからのスタートじゃないから。去年よりもいい入り方ができている。ゴールはラッキーだった。たまたまですね」とコメント。謙遜? 監督によると、アキの体のキレは、昨年の今ごろよりもはるかにいいとのこと。2週間後の開幕戦では、今日以上にスキルの高いプレーを見せてくれるでしょう。

攻守にわたってまずまずの仕上がりを見せてくれたと思います。何度もいいますが、キャンプ中の試合がナンだったもので、すこーし心配していたのです。アキのコメントにあったように、基本は去年と同じ。監督も戦術も変わりなく、選手もベースは同じ。ここから今年のプラスアルファを生み出していきたいところ。でないと昨シーズンを上回れないもんね。今日、スタメンに抜擢されたトク(徳重)や、途中から右サイドに入った山田くんが鍵を握っている気がします。

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2006年2月18日 (土)

チームは生き物

フィンランドに快勝! ということでひとまずよかった。日本代表のことです。夕方から出かけていて、私はまだ試合(のビデオ)を見ていないのですけど、レポートを読む限りそういうことらしいので。

わからないものだなあ・・・つくづく思います。先日のアメリカ戦では、一体この先どうなるの? と不安が募ったのに。チームは生き物だ、と何度も書いていますが、そのとおりですよね。ちょっとしたきっかけで良くも悪くも変わっていく。理屈で片付くこともあるけど、そうじゃないことも多かったりして。

セレッソにも同じことがいえるわけで、キャンプの練習試合で勝てなくても、点が取れなくても、今の段階で悲観することはない、はず。と言いつつも、明日のプレシーズンマッチのことはかなり気になる。とにかく、開幕前にJ1と対戦するのは明日が最後なわけだし。

メンバーはキャンプでの試合と同じかな? 変わるとすればバックライン? ブルーノが練習に合流した模様。試合ができるコンディションにあるかどうかはわからないけど、短い時間で出てくる可能性はあるかも。キャンプ中はどこかしっくりいかなかったセレッソだけど、明日はいかに。J1に上がったサンガが相手というのも微妙ダナー。

選手たちはお疲れモードだろうけど、首を長ーくして明日の試合を待っていたみんなのために、ぜひいい試合を、よろしく。

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2006年2月17日 (金)

キャンプ番外編

宮崎キャンプから帰ってきて2日。急ぎの原稿がなかったため、雑誌を読んだり、いろいろとたまっていた雑用を片付けて過ごしました。それまでのドタバタに比べると穏やかな日々でしたが、何となく物足りない感じ。いつも何かに追われているせいか、たまにのんびりしていると落ち着かない、こういうのを貧乏性というのでしょう。

4日間の宮崎滞在で、うれしいことがありました。滞在初日の12日、知りあいのライターさんから電話がありました。「佐藤寿人くんの原稿を書こうとしている記者さんが、ヨコモコさんにセレッソ時代の彼の様子を聞きたがっているんだけど」という内容。「それほど多く話を聞いたわけではないけれど、それでもいいのでしたら」と、おことわりした上で、喜んでお受けしました。

その記者さんは、偶然にも同じシーガイアでサンフレッチェの取材をされているとのことで、電話の直後にセレッソの練習場にたずねてこられました。寿人、といえばキャンプに出発する直前の10日に、私はこのブログに彼のことを書きました。不思議な思いがしました。記者さんと話しながら、いろいろなことがよみがえってきました。寿人が移籍直後に病気にかかったこと、最後の大会となった天皇杯での涙、どう考えても不遇の1年だったなあと。

「セレッソサポーターからすれば、寿人が今、代表に入っていることは複雑な気持ちでしょうか?」。その記者さんから聞かれて、「いいえ、そんなことはないと思います」と即答しました。多分、みんな喜んでいると思うし、私も本当にうれしいと、答えました。地道に努力すれば必ず夢が叶う、という世界ではないだけに、本当にがんばってきた彼にはこのチャンスをぜひモノにしてもらいたいと心から思っているから。

明日のフィンランド戦は寿人にとっては最初で最後の大きなチャンスになるかもしれません。今の代表メンバーに食い込むのは至難の業といえるけど、つかみとってほしいです、本当に。

さて、セレッソのキャンプは明日が打ち上げ。翌19日はサンガ戦と、スケジュールはキツイです。この時期は結果より内容。キャンプで漂っていたモヤモヤが、どうか消えてくれますように。

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2006年2月16日 (木)

南国だより、つづきのつづき

昨日帰ってきたというのに、しつこくキャンプだよりをひっぱります。というのも、昨日の試合についての自分のレポートを読んで、ちょっと暗すぎたかしら? と反省したから。試合内容が芳しくなかったのは確か(しつこい?)だったけれど、悪いところばかり書いて不安をあおるのは趣味じゃないしなぁ・・・ということで、明るい話題を。

昨日、約10ヵ月ぶりにエゾがトップに復帰しました。前日14日の練習後に、「明日、チャンス来そうやね」と声をかけたら、「思ったよりも早いんで、面食らっています」。慎重な性格が表れた、エゾらしい反応でした。結局、川崎フロンターレ戦にはフル出場。11日の長崎戦、12日のアビスパ戦も90分間出場していますから、5日間で270分間。練習試合とはいえ、かなりヘビーです。

「今はとにかく試合をこなせといわれているから。若手の中に入ると上のほうなので、自分らしいプレーを見せていきたい。そうすればチャンスがもらえると思う」と話していたのは、12日の試合後。若手中心のメンバーの中で、一際大きな声を出していたのが印象的で、エゾらしいプレーが久しぶりに見られました。

ただ、15日の試合は相手もトップということで、レベルの違いを感じたと話していました。でもそのレベルに対して、今の自分がどこまで対応できるのか、動けるのかというのがわかった、とも。「あせったらろくなことがないので、少しずつやっていきます」。ブルーノ(右アキレス腱痛のため15日は欠場)が帰ってくれば、ポジション争いが始まります。エゾにとっては、偉大な存在であるブルーノを超えるという新たなチャレンジの始まりです。

練習試合を見る限り、どうしても沈みがちになってしまいますが、これぐらいではめげていられません。まだまだこれからですもん。宮崎キャンプはあと2日。がんばってくれぃ!

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南国だより、つづき

昨日書ききれなかったことや、気づいたことなどを書いていくことにします。

まず、昨日の1試合目(川崎フロンターレ戦)についてのコメント。監督「アビスパ戦よりも組織の動きを入れて(練習を)やれた。試合はいい入りができて、いい前半だったと思うが、あの、たった一発(の失点)で変わってしまった。サッカーをなめているというのかな、コンディションの問題もあるし、まだ2試合目だということもあるけど、メンタル面において、少しね。去年はたたかう集団ということでやってきたし、今年もそれを大切にしていこうと思っているんだけど。きちっとやらなきゃいけないんだ、ということがわかったので、(今日の試合は)いい薬になった。せっかくいい展開になっても、そこで難しいことをやろうとしてしまった。もっとシンプルにやればいいのに。連係についてはまだこれから、引き続いてやるつもり。不安といえば不安、でもゲームがうまくいっても不安はあるものだし。開幕戦は大事だけど、開幕戦だけじゃない。12月までリーグはあるから」。

少し長いですが、ほぼすべてです。まだ2戦目でゲーム勘が戻っていない、キャンプの疲労がピークである、新しい選手が入ったことでコンビネーションがまだ、今しっくりいかない理由はそんなところでしょうか。やり方は去年とまったく変わっていません。システムもやろうとしていることも同じ、なのにうまくいかない。数は少ないとはいえ、キーとなる選手が変わっていることの影響は確かにあります。

でもほかにもっと大きな何かが足りないような・・・昨季の終盤にチーム全体にみなぎっていたモチベーションの高さ、ひとつの目標に向かうときのグループの強さ、お互いに信頼を高めることで盛り上がっていく空気の濃さみたいのもの。始動して1カ月も経たないチームにそれを求めるのは酷かもしれないけれども。監督のいうように、リーグ戦は長いから、少しずつ積み上げていけばいいものだとも思いますが、そろそろその芽を確認しておきたいですよね。19日のサンガ戦でそれを見つけたいです。

キャプテンのコメントも紹介しておきましょう。「相手のボランチのところで自由にされてしまった。攻撃では何回かいい形があったが、少し単調になった。もう少し後ろからの押し上げが必要だと思う。全体にもう少しコミュニケーションをとっていかなければ、今日のように自由にやられてしまう。やることは見えているし、不安はそうない。課題は見えているのでやれることをやっていくしかない。練習でできているけど、試合になるとはっきりしない、個人がバラバラでかみ合っていない。精神的な部分だと思う」。

チームの現状が見えてくるフルのコメントでした。山田くんが先日言っていたように、「今の段階で(課題が)見えたことが収穫」だと思います。開幕まであと2週間あまり。たっぷりとはいえないけれど、まだ時間はあります。

ここ2,3日で感じたのが、「フルがキャプテンらしくなったなー」ということ。1月に大阪でインタビューしたときは、「キャプテンらしくあろう」とする姿勢が逆にぎこちなかったのですが、最近は違う。まず変わったのは「コメント」。チームの先頭に立つものの自覚が表れていますね。ピッチでの姿にも変化が・・・これはぜひ19日の試合でご確認を。

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2006年2月15日 (水)

南国しとしとだより

15日は練習試合の日。当初の予定が少し変わって、11時からと14時からの2試合が行われました。朝から雨。ホテルから見える海も雨にけむっています。9時ごろにはいったん晴れ間も見えたのに、試合が始まると雨、雨・・・しとしとではなく、やがてじゃんじゃんぶりに。

11時からはトップチーム。前日監督が話していたのとは逆になったようです。メンバーは、バックラインがアビスパ戦とは変わっていました。予想していたように、中央にエゾ(江添)、右に前田、左にヤナギ(柳本)。それ以外はまったく12日と同じ。後半から山田→ピンゴというのも同じ(ただしポジションはそのまま右サイド)、そして同じく後半頭に吉田→多田、後半途中にモリシ→宮原、アキ→小松、ゼ・カルロス→徳重というのも、タイミングは違えど同じ交代。

だからというわけではないですが、結果も同じ(0-3)、そして内容は・・・。残念ながらいいとはいえませんでした。「出だしは悪くなく、いい流れだった。変な失点でペースを奪われた。そのあとも失点が続いて下を向いてしまった」(下村)、「アビスパ戦を受けて組織の動きを練習で取り入れ、いいは入りができたのにたった一発で変わってしまった」(監督)。

失点は前半37分、後半11分、同16分。変だな、おかしいなと思う人が多いかもしれません。だって、去年のセレッソは1点取られても下を向かず、むしろ反発するように相手に向かっていくのが特徴だったのに。そして追いついて、逆転できるたくましさを持っていたはずなのに、と。

「チームは生きもの」とよく言われます。まさにセレッソもそう。選手の入れ替わりがあった、ブルーノがいない、などいろいろ要因はあると思います。でもそれはシーズン中にだって起こりうること。たくましさが感じられなかったのが少し寂しかったです。チームの骨格を作り上げている段階で、苦しい時期だと思います。うまくいかないと疑心暗鬼になってしまうこともあるでしょう。でもこれだけの選手が揃っているのだから、できないことはないはず。

合宿では最後の練習試合だっただけに残念。少ししょんぼりな気持ちで宮崎をあとにしました。次にチームを見られるのは19日のサンガ戦。J1とはこの1試合しかないわけです。じっくり見たいと思います。

キャンプレポート、コメントなどもあります。続きは明日に・・・。

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2006年2月14日 (火)

南国ムズムズだより

宮崎滞在3日目、今日は昨日にも増して気温が上がりました。というか暑い。おかげでスギ花粉が飛び始めたようです。今朝、グラウンドについた途端にくしゃみ一発。そのあとはムズムズ満開。思考停止寸前でした。

今日は午前練のみ取材。9時半に始まった練習は、11時30分までたっぷり2時間をかけて行われました。攻守に分かれてのビルドアップ、少し狭いピッチでの10対10のゲームがメインのメニュー。先日の練習試合のときよりも声がよく出ていたな、という印象です。特に右サイドに入っていた山田、ボランチの河村両選手の声がよく聞こえてきました。先日のアビスパ戦で浮かんだ課題を少しずつ修正しつつ共通意識をすり込もうとする意図が見て取れました。

明日の試合について小林監督に確認しますと、午前(10時30分キックオフ)はBチーム、午後13時30分はAチームが出場する予定とのこと。私が注目しているのは、Aチームのバックライン。アビスパ戦とは変わりそうです。今日の練習で真ん中に入っていたエゾが出場するかも? です。小林監督は、アビスパ戦のあと、「若手の方の試合では、何人か目に付く選手がいた。ずいぶんよくなった。もう少しゲームをやれば(メンバーに)入ってくるかも、という選手がいる」と、具体的には名前をあげなかったものの、それとなくほのめかしていましたし。これは明日のお楽しみということで。

別メニューは前日と同じ、ブルーノと柿本。ブルーノは「だんだんよくなっている」(本人)とのことですが、今日のメニューを見る限り、明日の出場はなさそう。柿本くんももう少しかかりそうな様子でした。

シーガイアの空はどんより。これから天気は下り坂、明日は雨の予報です。でも花粉症にとっては恵みの雨かも。チームスタッフのなかにも同病(?)方がいるらしく、グラウンドにくしゃみの音が響いていました。では、また明日。

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2006年2月13日 (月)

南国ぽかぽかだより 

今日の練習は午前のみ。しかも試合の翌日なのでクールダウンだけ。9時30分から始まった練習は、ランニング、ボールリフティング程度で、10時10分ごろには終了しました。昨日にも増して暖か。練習が終わっても、ピッチに残ってボールを蹴りあう選手が多かったです。

別メニュー組についても少し。昨日の試合で出場時間の短かった(もしくは出場機会がなかった)堂柿、柿谷、中山、有村の4選手はややきつめ、時間も長めのトレーニングをしていました。

そして昨日お知らせできなかったのがブルーノの状態。昨日は試合出場がなく、ずっとベンチで観戦していました。右のアキレス腱に痛みがあるとのことで、小林監督によると、「ブルーノはずっと調子がよかったんだけどね、こっち(宮崎)に来てから痛いということで。まだ様子は見るけど、15日の試合には半分ぐらいは使うつもりにしている」。ブルーノ本人に聞くと「次の試合、大丈夫。と思います」と言っていました。今日の練習ではウォーキングと様子を見ながらのジョギング程度。まだ無理はしていないようです。いずれにしても、15日の試合である程度状態がわかるでしょう。

まったくの別メニューは柿本くんです。高知キャンプでも別メニューでしたがようやく合流したかと思うと、宮崎の2日目で右足首をひねってしまったとのこと。今日もウォーキング程度で、キャンプ中の合流は難しいかもしれません。

心配されたモリシのケガですが、どうやら杞憂に終わったようです。今日はまったく同じメニューをこなし、そのあと「昨日の試合は20分ぐらいしか出られなかったので・・・」と自らランニングを追加。記者から「超回復ですね」と言われると、「イヤ、回復というより、蹴られた直後はあれほど痛かったのに、時間が経つと不思議なくらい痛くなくなって・・・」。恥ずかしそうに頭をかいていました。15日の試合も、本人は出場するつもりのようです。

昨日のレポートにも書いたように、コンビネーションの点ではまだ課題が多いのは間違いありません。昨日ゆっくり話を聞けなかった山田くんに感想を聞いてみました。「今ここで結果がどうのということはないし、あくまでリーグ戦に向けてやっていけばいい。昨日の試合の結果に対して、みんなが危機感を持っていけばいいと思う。ブルーノがいない影響はあったし、もしかしたらブルーノがいないということもあるかもしれない。それを今の時点で経験できたことが収穫なんじゃないかな」。アビスパ戦を踏まえて、15日のフロンターレ戦はどんな表現ができるか? 注目です。

それにしても暖かい。昼間はコートなしで歩けます。のんびりぽかぽか、キャンプだよりは明日に続く。

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2006年2月12日 (日)

南国だより その1

宮崎空港に着いたのは12時30分。「間に合うかな?」と思いつつ、練習グラウンドを目指しました。12時55分に到着。キックオフぎりぎりでした。伊丹では小雪がちらついていたのに、ここ宮崎はおだやかに晴れています。気温は15度ぐらい、最高のキャンプ日和です。

今日の相手はアビスパ福岡。まずはトップの試合です。GK吉田、DFはリベロ前田、右に藤本、左に柳本。ボランチは下村と河村、左サイドがゼ・カルロス、右サイドが山田。モリシと古橋の2シャドーに1トップは西澤というメンバー。昨季のリーグ最終戦とほぼ同じ、違うのは河村と山田のポジション。つまり移籍した選手のあとに、そのまま新加入の選手をあてはめるという布陣でした。

結果は、前半16分と21分(時間はいずれも私の手元の時計)に失点、後半7分に古橋のゴールで1点を返して1-2。フルのゴールはアキのすばらしいスルーパスから生まれたもので、前線のコンビネーションのよさは昨シーズンそのまま。しかし、全体的な内容は・・・これについては、説明するより選手たちのコメントを聞いてもらったほうがいいかもしれません。

キャプテン・フル「初めての試合ということでうまくいかないことが多くあった。もっと後ろとの関係を高めていかないといけない。コンビネーションについてはまだまだこれから」 下村「今はまだチームとして確立、構築している段階。DFの組織についてはもっと高める必要がある」  山田「(感想は?)何もないです。初めての試合ということで、今日は試合をしたことが収穫です。まず90分間プレーすることからやらないと(前半45分で交代)」

今年最初の試合、しかも要となるポジションの選手が変わったメンバーで挑んだとあってコンビネーションもそうですが、ゲームコンディションにおいてまだこれからだな、というのを強く感じました。相手の早く激しいプレスにボールをうまくつなげず、いったん引いてすばやく攻めてくる相手に押し込まれる時間帯が長かったです。特に前半は圧倒的な相手ペースで、2失点ですんで助かったともいえます。アビスパが1月10日ごろに始動、沖縄でフィジカルをつくり、宮崎で数試合をこなして、今日のセレッソ戦が「総仕上げ」、というのに比べて、セレッソは1月26日に始動、トップの実戦は今日が初めてと、差は歴然。それについては仕方がないかなと思います。

小林監督もその点について話していました。「明日でキャンプ打ち上げ、多くのサポーターが来ている(福岡からキャンプ見学ツアーが出たそう)ことも相手のモチベーションにつながったと思う。球ぎわの強さを感じた」と。そして、セレッソについては「サイドに広げることができたが、くさびが入らなかった。イメージはできているのに表現できていない」とも。つまり戦い方を頭の中では理解しているけれど、表現するためのコンビネーションやリズムがまだスムーズに出来上がっていないということなのでしょう。

監督は、15日の試合(川崎フロンターレ戦)ではメンバーやポジションの入れ替えを明言しています。特に、ボランチと右サイドを誰にするのか、監督にとっても考えどころのよう。今日も、途中でピンゴをボランチに、河村を右サイドに配していました。やはりここがツボのようです。

というのが今日の第1試合目のレポート。どきっとしたのは、前半28分ごろにモリシが相手と競り合った際に左足首を痛めて退場したとき。トレーナーにおぶわれて引き上げていったので心配しましたが、「相手に左足のアキレス腱を踏まれました。血が出て痛かったですけど、大丈夫です」とのこと。ひねったわけではないので、大きな影響はなさそうです。

2試合目は若手が出場。昨日に続く連戦でしたが、むしろ彼らの方が動きが切れていました。監督も「昨日と少し表現が違ってきている」と言っていました。結果は0-1。メンバーは、GK多田、DFは右からアンドレ、江添、山崎。ボランチは香川と練習生、右サイドが酒本、左が苔口。宮原と徳重のシャドーに小松の1トップというスタメン。途中からは山下(山崎と交代)、デカモリシ(小松と交代)、ジャパ(宮原と交代)、堂柿(徳重と交代)、柿谷(香川と交代)も出場しました。

ずいぶん長くなってしまいました。でもまだいろいろと話題が・・・久しぶりの現場はネタの宝庫だね。続きはまた明日ということで。明日の練習は午前9時30分のダウンのみ。午後は選手の中学校訪問が予定されています。

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2006年2月11日 (土)

野球場で

日本代表のアメリカ戦をテレビ観戦。野球場での試合って、かなり違和感ありますね。画面を見ていても落ち着かない。うーんなんか変。で、試合内容は・・・あえて何も言いませぬ。うーーん。うなってばっかり。とにかくW杯本番でわくわくさせてもらえればそれでいいですから。

野球場での試合というと、セレッソも1度だけあります。'94年のJFL、その名も「山形県野球場」にて、NEC山形戦。試合は2-1でVゴール勝ち。ゴールしたのは山橋くんでした。が、ずっと後に聞くと、ゴール直前にボールはタッチを割っていたのに、暗くて(ナイターでした)見えずそのまま続行された、とか。きっとサッカー場としての照明設備は整っていなかったのでしょう。いくらJFL時代とはいえ、すごいことがあったものです。

この試合で私が忘れられないシーンがあります。この試合はモリシが欠場するなど、セレッソは苦しいメンバーのやりくりを強いられていました。控え室(のようなところ)でトモさん(久高さん)がテーピングをしながら、「痛いねんけど今日はそんなこと言うてられへんから」。なぜ私が控え室にいたのか、一体どんなタイミングだったのが、どんな流れでそんな話になったのか、前後の記憶は飛んでしまっているのに、その場面だけが鮮明に残っています。トモさんが強行出場し、超ラッキーなVゴールが生まれた。そしてセレッソが勝った。野球場での懐かしくも不思議な出来事でした。

さて、明日から宮崎に行ってきます。天気も良さそうだし、楽しみだー。

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2006年2月10日 (金)

サッカー選手の社会性

プロサッカー選手の社会性について書かれたコラムを読みました。昨年のJリーグアウォーズでの佐藤寿人選手のスピーチを発端にした読み物で、思わずフムフム(『NUMBER』に掲載されています)。

寿人くん(セレッソにいたとき、こう呼んでいた)のスピーチを要約すると、「妻、家族に感謝したい、そして今まで在籍したジェフユナイテッド千葉、セレッソ大阪、ベガルタ仙台、サンフレッチェ広島にも感謝している」というものでした。そのコラムにも書かれていましたが、チーム名を在籍順に、フルネームで言ったことにまず感心。私は会場でそれを聞いて、実はその日の誰のスピーチより感動しました。

セレッソにいたころから、とってもいい子(いい大人に失礼かもしれないけど、本当にそう表現するのが一番ぴったりくる)で、記者の評判も上々でした。とにかく素直。素直すぎて、たまに周囲をあわてさせる発言もありましたが、今となっては微笑ましい。当時は20歳そこそこなのに、言葉遣いもきちんとしている、どんなときも自分の立場をわきまえた発言をする。「なんてちゃんとした子なんだろう」。彼と話すたび、取材をするたびに感じたものです。

残念なことに、寿人くんに取材をする機会はそれほど多くありませんでした。期限付き移籍で、'02年のわずか1シーズンしか在籍していなかったし、なにより出場機会がすごく少なかったから。でも、彼はくさることなどなかったし、セレッソで最後の試合(天皇杯)ではすばらしいプレーを見せてくれ、涙を流してチームを去りました。

「サッカー選手なんだからピッチの中でいいプレーをすればそれでいい」という考え方もあるかもしれないし、実際にその考えをベースに行動しているとしか思えない人たちもいます。でも違うと思う、絶対に。「社会性」なんてムズカシイことではなくて、顔をあわせたら挨拶をする、お世話になったらちゃんとお礼をいう、人と話をするときはきちんと向かい合う・・・そういう人として当たり前のことができてほしい。

説教めいたことをいうのは好みではない。だけど、今年セレッソに多くの新人選手が入ったことに寄せて、少しだけ。

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2006年2月 9日 (木)

いきなり大阪ダービー

「いきなり!? 大阪ダービー」ということで、ホーム開幕戦が盛り上がり始めているようです。そういえば去年はガンバ大阪戦が5回。リーグ戦は2連敗、ナビスコカップでは1分1敗(準々決勝敗退)。天皇杯で勝って、セレッソは何とか「全敗」をまぬがれました。でも強かったなぁ、夏場に対戦したガンバは。

いろいろな意味で、'05年は「大阪ダービー」にとってのひとつの節目だった気がします。長居で行われたリーグ戦(5月14日)でダービーの観客動員記録を作ったり、両チームともに盛り上げ作戦を展開したりしたこともそうだけど、やはり「ともに最後まで優勝を争った」ことが、ヒストリカルなのだと。

試合自体も見ごたえがありました。特にホームのリーグ戦。勝ち負けは別にして(もちろん勝つ方がいいに決まっているけど)、見ていておもしろかった。でも4失点は辛すぎだったな。

今年のガンバは前線の選手が大きく入れ替わり、チームとして様変わりしそう。代表選手を多く抱える影響も少なくないだろうし。セレッソはどう相対するのか? 

ライバルは強いほどいい。今年も熱ーいダービーを。もちろんホーム開幕はがっちり勝たなきゃね。よろしく頼みます。

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春らしく・・・

立春も過ぎたことだし、このブログも春らしく・・・と思いまして、PCと格闘しているうちに9日になってしまった。あまり春らしくない? でも雪模様はもういいかなと。

7、8日とチームはオフ、今日9日に宮崎入りです。私も12日からキャンプ地入りする予定。気温も上がりそうでうれしい! 高知では昨年に比べるとボールを使った練習が多く、戦術の練りこみが意図されている様子でした。練習試合、楽しみですよねー。じっくり見てきます。

19日にはプレシーズンマッチ、22日にはサポーターズコンベンションとイベントが目白押し。開幕に向けて気分が盛り上がりそうです。

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2006年2月 7日 (火)

あの瞬間のこと

今週のサッカーダイジェストに、セレッソ担当の原山氏がコラムを書いていた。去年の12月3日の心理状態について振り返っていたもので、読んでいると私にも久しぶりに「あの瞬間」がよみがえってきた。

今野選手のゴールが決まった瞬間、頭の中に浮かんだ言葉は「ウソ」。それとは反対に「やっぱり・・・」という思いもわいてきた。私は、「今回はセレッソがいく」と本気で信じていたけど、試合の流れというか、終盤に入ってからの極端な押し込まれ方にある種の「予感」があったのかもしれない。あとで選手にインタビューをしてみると、この「予感」について話す選手は意外に多かった。

原山さんは、あの時のあのスタジアムには「最高のエンタテイメントがあった」と書いていた。そう、振り返ればあれはやはりエンタテイメントだった。優勝を信じてスタジアムに足を運び、声をからして応援する。アキのゴールにうれしなみだを流し、同点ゴールにがく然とする・・・我を忘れて心を揺さぶられた、あの空間は間違いなくエンタテイメントだった。

でも今年は、最後には笑顔で終われるエンタテイメントを味わいたい。もういい加減、そういうことがあってもいいと思うんだけど。開幕まであと1ヵ月です。

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2006年2月 6日 (月)

今年はどんなサッカーを?

高知キャンプで取材した原稿を、今朝アップして、ほっと一息つきました。が、明日は次の締め切りが・・・ケケケ。笑っている場合ではありません。宮崎キャンプへの道のりは厳しいのだ。

ところで今年のセレッソはどうなるのか? あまりにもバタバタしすぎて、考えていませんでした。今日は少し遠目でというか、引いたところから見てみよう。

昨年と違うのは、ファビーニョと久藤くんがいなくなったこと。やっばりここですね、ポイントは。ファビーニョについては、「抜けた穴」という以上に影響は大きいと思う。ボランチが変わるというのは、サッカーのリズムがまったく違うものになるから。特に昨年の9月以降は、ファビーニョがリズムというかテンポを作り出していた試合が多かった。変わるから悪いというのではなくて、誰が入るかによって、まったく違うチームになると思う。

ボランチ候補としては、移籍トリオの山田、ピンゴ、河村の3選手と、トーミくんということになるけど、どうなるのだろう。興味深いのは、ユーティリティの山田&河村両選手が揃って「できればボランチで勝負したい」と言っていたこと。さぁ、どうなる?

もうひとつのポジション、右サイド。これはもうシャケ&コケの奮起にかかっているでしょう。ピンゴもこのポジション候補ではあるけど、若手2人が出てこないと厳しい。彼ら以外の同年代の選手は、ほぼ全員が期限付き移籍していきました。ルーキーが多く入ってきた今年が正念場。シャケとコケには、何としても今年結果を出してほしいところです。

もうひとつ、注目しているのは前線の組み合わせ。アキ、モリシ、フルの組み合わせ以外、オプションの作り方がどうなるのか? うーん、難しいですね、宮崎でじっくり見てくることにいたしましょう。

今日で高知キャンプは打ち上げ。2日間のオフのあと、宮崎キャンプがはじまります。春はもうすぐそこ。

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2006年2月 5日 (日)

森島康

今年から森島は森島寛と森島康の2人になった。なんかすごくややこしい表現だけど。今日は、「康」の方に取材をしました。高知キャンプにいったときは、カタール遠征中でコメントが取れなかったためで、キャンプ地に電話取材です。

「カタールは暑かったので、少し疲れています」と話していました。今日の午前中は別メニュー、でも午後練からは同じメニューでがんばったそうです。これからはフィジカルトレーニングが待ち受けているのでは? と聞くと、「はい、覚悟して待っています」と潔く答えていました。

彼は、セレッソのジュニアユースでプレーをしていましたが、「力が足りなくてユースに上がれなかった」(森島康)という経験をしています。滝川第二高で力をつけて、スカウトされてトップチームに入ったというわけです。そういえば「悔しい思いや見返したい気持ちはあった」と、強気なコメントをしているのも聞いたことがあります。

あこがれの選手は「アキさん」ですって。そして大事なことも聞いときました。ニックネームは「デカモリシ」もしくは「ジャンボ」。ちなみに高校時代は「モリシ」だったそう。というわけで、これからは森島寛はこれまでどおり「モリシ」、森島康は「デカモリシ」と表記することにします。ちなみに、モリシがデカモリシにかけた言葉は、「デカイなぁー」だったとのこと。モリシったら、そのままやん・・・。

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2006年2月 4日 (土)

タイムラグ

予告というか、お知らせというか、オフィシャルマガジン『12th』vol.64のことです。いつもの倍のページで制作され、昨シーズン、2005年の総まとめといった内容になっています。インタビューもたっぷり。自分で言うのもなんですが、読み応えもあるはず・・・です。

残念なのは、バイマンスリー(隔月刊)の宿命で、ニュース性に欠けてしまうこと。まあ今回は1年の振り返りなので許してもらえる範囲なのかもしれないけど、インタビューにしてもどうしても「少し前のこと」のようになってしまう。ネットでバンバン新しい情報が掲載されるから、余計そう感じてしまうのかも。紙媒体ならではのメリットを考えて作ってはいても、タイムラグのジレンマは解消されません。

といいつつも、今回の『12th』インタビューは、私なりに全力投球したつもり(いつもですけど)。まもなく発行されるかと思いますので、お読みいただければうれしいです。

今はオフィシャルイヤーブックのインタビュー原稿を書いている最中です。こちらももちろん全力でやっております。選手たちの意気込みを聞いていると、開幕が待ち遠しくて。楽しみだね。

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2006年2月 3日 (金)

みんな元気?

キャンプ地から戻って3日目。みんな元気にやっているのでしょうか。現地の様子は皆目わかりませんなぁ。ホント、情報が少ないものね。

私は、わずか4日間だけど「その場」にいたので、雰囲気とかはわかるけど、そうじゃない人はモヤモヤしていることでしょう。「セレッソ、どないなってんねん」と。誰もがキャンプ地にいけるわけではないし、そのためにメディアがあるわけで。「伝える側」の人間としては心苦しいところではあります。

例年だと一次キャンプの後半が体力的に一番つらい。風邪をひく選手も出てくるのもこのころ。高知ではあと3日。選手たちには「がんばってくれ」というしかありません。

再来週は、宮崎キャンプに行く予定。それまでに今の仕事をアップさせて、早くじっくりゆっくり取材がしたい。何度も言うようだけど、現場はいい。いけば何かがある、何かが見つかる。私を刺激してくれて、「よし、がんばろ」と思える何かがね。この仕事をしている最大の楽しみは、これだと思う、きっと。

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2006年2月 2日 (木)

のびしろ

「のびしろ」。私が好きな言葉のひとつです。可能性が感じられるのに、どこかほのぼのしていて、ガツガツしていない。そんな感じで。

今、書いている原稿は、主に高知キャンプで行ってきたインタビュー。なんと、7本! というボリュームです。録音したものを聞きなおして、記事にしていくという作業は楽ではないけれど、選手たちの意気込みは、仕事へのモチベーションをもりもりあげてくれます。

うれしかったのは、フル(古橋)と前田くん、去年最も活躍したといえる二人が、ともに「自分はまだできる、もっとやれると感じている」と言っていたこと。年齢的にも伸び盛りだし、あたりまえかもしれないけど、「のびしろ」があるってすばらしい。去年以上のプレーが見られる可能性があるなんて、すごいじゃないかー。アレ以上のフルや前田くん(なんという乱暴な表現)が見られるなんて・・・。

そのほかにも、いいインタビューが山盛りです。掲載されるときはまたお知らせしますので、ぜひぜひお読みくださいませ。というわけで、今週~来週は原稿書きの日々。今年の戦力分析とかもしたいのだけど、まだ先になりそう。とか言ってるうちに開幕になるんだろうな。

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2006年2月 1日 (水)

期限付き移籍

昨日、純也の期限付き移籍(→サガン鳥栖)が発表されました。千葉くん、はまちゃん(濱田)、ヨネ(米山)に続く今季4人目の「期限付き」移籍です。4人に共通するのは、加入数年後の若手と呼ばれる選手で、レギュラーに定着したとは言い切れない、特に昨季は出場機会が少なくなっていた選手であることです。

これまでのセレッソの歴史を見る限りでは、期限付き移籍イコール戦力外、片道切符のような感があります。実際、'04年のヨネをのぞけば、チームに復帰した選手はほとんどいなかったのですから、そう感じるのは仕方ないでしょう。でも、今年の「期限付き移籍」は少しニュアンスが違うように思います。

せっかくいいものを持っているのに、試合に出られず、モチベーションが下がってしまう。それが数年続くと、くさってしまう・・・そういう悪循環を避けるためにも、出場できる可能性が高いチームに移るのは当然だと思います。J2やJFLの厳しい環境に身をおくことは、若い彼らにとって、ハングリーさを掻き立てるはずで、マイナスになるとは思えません。

実際、はまちゃんは昨年途中に鳥栖に行って、レギュラーを勝ち取りました。「引き続き戦力に」とのオファーを受けて、期限延長になったのです。ほかにも鳥栖と対戦したチームからのオファーもあったと聞いています。間違いなく「成功例」といっていいでしょう。

ポジション的な問題や、能力その他でレギュラーとしては力が足りないなどの理由で、セレッソではチャンスがめぐってこない選手が、J2やJFLで試合経験を積む。セレッソはレンタル料を手にして、移籍先のチームは足りない戦力を補うことができる。3者とも「損をしない」、いい制度だなと思います。

千葉くんは、「1年間、札幌でがんばってセレッソに帰ってくる」と言っていました。本当にそうなるかどうかは、本人次第。でも、セレッソで活躍するために去年までがんばってきたのだから、胸を張ってトライし、プロフェッショナルとして成し遂げてほしいなと思います。もちろんほかの選手にとっても、成長し、J1(セレッソ)に戻ってくるためのチャレンジのはず。健闘を祈ります。

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