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2005年12月30日 (金)

今年最後の津守

今日は津守で朝から選手ミーティングのみが行われました。そして「解散」。文字通り、今年のチームが解散したわけです。アキがこのところコメントするたびに言っていたように「このチームで、同じメンバーでサッカーをするのは最後」になったわけです。

ミーティングは15分ほどだったでしょうか。クラブハウスから次々に出てくる選手たち。その行く先は様々です。すでにセレッソと来季の契約を交わした選手。まだ交渉中の選手。他のチームへの移籍が内定した選手。まだ移籍先が決まらない選手・・・。

母国へ帰ることを決めたファビーニョは、長い時間をかけて集まったサポーターにサインをしていました。印象的だったのは、クラブハウスを出てくるとき、トーミくんと肩を並べてあれこれを話していたこと。涙を見せたトーミくんの肩を何度もたたいて、なぐさめるようにしていたファビーニョ。「今までサッカーをしてきた中で最高のパートナー。1日でも長く一緒にプレーしたい」と話していたトーミくん。別れに感極まるものがあったのでしょう。

「今日ここに来てくれたサポーターにはあいさつができたが、すべての人にお別れを言うことはできなかった」と、ファビーニョ。「トーミがさびしそうにしていたので、『泣くな、また会えるから』と言った。彼と2人だけの話としてしたのは、『僕がどこへ行こうと、ブラジルに帰ろうと、日本にトーミというすばらしいプレーヤーがいるということは忘れないし、ブラジルだけでなく、世界に通用する選手だという気持ちを持っている』ということ」。「娘には帰る日をまだ知らせていないんだ。伝えると楽しみにして彼女は夜眠れなくなるからね」。ブラジルに残してきた娘さんに会えるのをすごく楽しみにしている様子だったファビーニョ。穏やかな笑顔で、私たちにもお辞儀をして去っていきました。

ヌノにもいろいろ話を聞くことができました。ヌノについては今までの思い出も含めて、ゆっくり書きたいと思います。うれしそうでしたねぇ、今日は。サポーターのみんなに囲まれて、記念撮影をしている様子は。「めっちゃうれしい」と話していました。渡り通路に掲げられた「布部のおかげで・・・」のダンマクには、「あれ、反対やで。サポーターのおかげで今の僕があるねんから」と話していました。

それにしても、セレッソの練習グラウンドでこんな光景を見たのは初めてです。今まで、辞めていく選手はひっそり、静かに、いつのまにか、というのが当たり前だったから。ファビーニョ、ヌノ、クロ、中井くんといずれもクラブからの正式発表はまだ(あ、ファビーニョについては今リリースされてきましたね)ですが、本人にとっても、サポーターにとっても今日のようなことはよかったのではないでしょうか。別れはつらいし涙は出るけれど、誰もが幸せな思いをしたという点では、問題はなかったと感じました。

まだ去就がはっきりしない選手はいます。別れを心に秘めたまま、今日黙って津守を去った選手もいるでしょう。可能な限り、選手たちのメッセージをお届けしたいと思います。12月30日、今年最後の津守は私にとっても思い出に残る1日になりました。

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コメント

横田さん、はじめましてm(_ _)m
高2の滋賀住みのユウと申します。毎日楽しませてもらってますo(^-^)o
僕もマスコミ志望なんですが、横田さんのこのblogはセレッソの勉強にも、マスコミの勉強にもなってます。
そこで、僕のホームページにリンクさせてもらってよろしいでしょうか?
うちのホームページは「日本の超サッカー情報」という、ケータイサイト最大規模のサッカーサイトの厳選リンクにも載せてもらってますので、横田さんにご迷惑をお掛けすることは無いと思いますし、絶対にお掛けしません。


ご検討の程、よろしくお願い致しますm(_ _)m

投稿: ユウ | 2005年12月30日 (金) 20時01分

……申し訳ありませんm(_ _)m

お名前を間違えてしまいました…本当に失礼な事をしてしまってすみませんでしたm(_ _)m

横井さん、改めてよろしくお願い致します。そしてすみませんでした。

投稿: ユウ | 2005年12月30日 (金) 21時03分

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» 布部のおかげで現在がある。 [ryojimasuda.com]
2001  J1に残すためにセレッソにやってきた布さん 残ることはできなかったが、 あの時は本当に助かった。 それ以降どれだけの選手が彼によって成長させられたことであろうか? この辺の意味を込めて 布部のおかげで現在がある。この幕を作った。 「サポーターがおったから?」と言ってくれた事は うれしいことだ。 でも 選手がいるから サポーターって意味がある。 サポーターなんてそういうものだ。 サポーターやっててえらいと思ってるアホどもが、 本当にイヤでしょ... [続きを読む]

受信: 2005年12月31日 (土) 00時17分

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