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2005年12月10日 (土)

1日でも長く、1試合でも多く

予想していたほどには寒くなかった鳥取。持参した「冬山用ブレスサーモシャツ」は必要ありませんでした。風もほとんどなく穏やか・・・目の前で繰り広げられたサッカーが、寒気を吹き飛ばしてくれたのでしょうか。5得点を挙げての勝利。それぞれのゴールもすばらしかったですが、「今季のセレッソのサッカーが戻ってきた」ことがまずうれしかった。そして、「やっぱりこの2週間はかなりプレッシャーがかかっていたのだな」。そうつくづく感じました。

立ち上がりは両チームともにプレッシャーも速く、攻め合いになりそうな雰囲気もありました。どちらに向いてもおかしくない流れをセレッソに引き寄せたのは、このチームの生命線、2シャドーの献身的なディフェンスでした。モリシに聞いてもフル聞いても「はっきり言って、今のポジションに要求される動きはしんどいですよ」と言います。耐えることのないプレッシング、奪ったら攻め上がり、取られたら戻る、の繰り返し。その過酷なノルマを果たしてこそ、今季のセレッソのサッカーは成り立つ。その典型のような試合でした。

ブルーノのプレーもこみ上げてくるものがありました。小林監督によると、FC東京戦でゼ・カルロスがPKを外して以来、1週間毎日ブルーノはPKの練習をしていたそうです。1-0からのPKによる追加点。大きかったですね。得点者はブルーノのほかモリシ、黒部、古橋、前田。5得点すべてが違う選手というのも何か象徴的です。「セレッソは1人2人の選手が目立つのではなく、グループとして質が高いことを示せた」。試合後にブルーノが言っていました。果たして、FC東京戦はどうだったか。皆さんはどう思いますか。

「リーグはもう終わったこと。悔しさを忘れてはいけないが、もう終わったこと。元旦までやりたい」(古橋)、「過去を嘆いても仕方ない。もう後ろは振り返らない。優勝に向かって突き進んでいくだけ」(ブルーノ)。天皇杯に負ければ、その時点で今年の、このチームでの“仕事”は終わり。契約交渉や、移籍についての本格的な動きはこれからになりますが、間違いなく言えるのは、「来季はまったく同じメンバーがそろうとは限らない」ということ。いいチームだからこそ、1日でも長く1試合でも多く共にプレーしたい、と選手は思っているはず。遠征に参加できなかったアキやファビーニョはテレビで今日の試合を観ていたのでしょうか。何を感じたのか、聞いてみたい気がします。

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コメント

モリシのゴールは、何かモリシ自身の気持ちを切り替える一発だったような気がしました。そして僕の気持ちも。
僕は正直、ジェフに負けると予想していました。モリシの得点から後の猛攻、ブルーノの気迫あふれるプレーを見て、さすがプロだと思いました。
「リーグ制覇が出来なかった悔しさを天皇杯で!」と考えるのは至って当然ですが、気持ちの切り替えってそんなに簡単じゃないから、ジェフにキャンと言わされてしまうのでは・・という僕の予想を遙かに超えたパフォーマンス。
これだからセレッソは面白いんですね。
それとモリシを改めて尊敬しました。

投稿: 後輩 | 2005年12月11日 (日) 17時40分

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