2008年9月 4日 (木)

あたらしい日々へ

広報担当に“復帰”して約2か月が過ぎました。いろいろな意味で驚きに満ちた
この間ではありましたが、私なりに状況がのみ込めてきた最近です。
ブログを見てくださっている人たちからは、「最近更新してないですね」「やっぱり書きにくいですか?」と、しばしば声をかけていただき、うれしいやら申し訳ないやら。決して「書きにくく」はないです(笑)。
ただ、何をどういうスタンスで書くべきか、じっくり考える時間がなく更新をためらうこともありました。

そこで、いったんフリーランス時代にスタートさせたこのブログの更新をストップし、
仕切りなおすことにしました。
新しいブログで、何かしらつづっていきたいと思います。
できるだけ頻繁に更新したいと思います。
立ち位置を確かめながらの、新しいチャレンジにしたいと思います。よろしくお願いします。

新ブログ「あたらしい日々」はこちらです。

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2008年7月31日 (木)

ここ最近のこと

 今日で7月もおしまい。前回の更新から10日、その間のできごとについて、記憶をたどりつつ。

 我らがセレッソ大阪U-18が、先陣を切ってJヴィレッジに乗り込み、挑んだクラブユース。「グループリーグを抜けるのがすごく難しい」。開幕直前、副島監督はそう言っていました。「何とか、突破して!」と和歌山から祈っていました。そして、届いた吉報・・・しかし、レイソルに惜敗し、ベスト4はなりませんでした。でも、でもよくやったと思います。まだタイトルは残っていますし、支えてくれる皆さんのためにも、また夢を見せてほしいと思います。U-18といえば、先日のサンフレッチェ戦の前にスタジアムで行われた「壮行セレモニー」。山口キャプテンのあいさつを聞いてうれしくなりました。手前味噌かもしれませんが、本当にいいスピーチでした。

 27日には、私たちのホーム、長居スタジアムのお掃除をしました。参加くださったサポーターは約60名。暑い中、お疲れ様でした。決して掃除好きではない私ですが、たわしでごしごししたあと、ぞうきんで拭きあげる作業は結構気持ちのいいものでした。先日の「セレッソの日。」でのサポーティングスタッフの皆さんのがんばりといい、スタジアム清掃に参加された人たちの尽力といい、「サポート」という言葉の意味をあらためてかみしめる日々です。ありがたいことです。

 そして、シンジの活躍!  オーストラリア戦、いいゴールでした。アルゼンチン戦のビデオはまだ見切っていないのですが、観戦していた人の話ではいい出来だったとか。直前のリーグ戦では元気がないようにも感じられたのですが、もう大丈夫!  取材をしている番記者の方からも、「香川くん、すごく元気ですよ、表情もめっちゃ明るいです!」と聞きました。1週間後の“本番”が楽しみです。

 そして、トップの選手たちは現在和歌山でキャンプ中。29日、30日とキャンプに行ってきました。ホテルもグラウンドも設備がよく、おまけに周りには何もないという練習には絶好の(笑)環境。昨日(30日)からは紅白戦に時間を割いて、いよいよ実戦モード。けが人がほぼ戻り、ベストな状態で8月3日を迎えることができそうです。

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2008年7月21日 (月)

ホントに感謝、「セレッソの日。」

「セレッソの日。」が、昨日無事終わりました。大阪の最高気温は36度だったらしいですが、長居球技場の体感温度はそれ以上だったような気がします。暑いを通り越して、肌に痛さを感じるほど。参加された方、お疲れは出ませんでしたか? 暑さはこれからが本番ですから、どうぞご自愛ください。

 さて、昨日のイベント。今までと違ったのは、よしもとの芸人さんが多数参加してくれたこと。さすが、プロという感じでなかなか楽しかったです。大阪のチームらしい、「ファン感」だったのでは・・・と思いました。印象に残ったのは、エゾ(江添)の「ラララライ体操」の上手さ。もしかしたら本家より上手かった(?)のでは・・・動きにキレがありましたね(笑)。あとは、オークションのときのモリシのリアクションも笑えました。このところ、渋い表情で皆さんの前に登場することが多かったシンジ(香川)の笑顔がたくさん見られたのもよかったです。

 酷暑のなか、来場してくださったファン、サポーターの皆さん、ありがとうございました。本来は皆さんへの「感謝」をあらわすイベントですが、選手たちも楽しみ、リフレッシュできたのではないかと思います。そして、昨日のイベントを陰で支えてくださったのが、サポーティングスタッフの皆さんでした。皆さんの活躍なくして、「セレッソの日。」は成り立たなかったでしょう。本当にお疲れ様でした。

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2008年7月16日 (水)

デカモリシ、「修行」へ

 先日、デカモリシこと森島康仁選手の期限付移籍が決まりました。多彩なタレントが揃う'06年加入組のなかでも、その明るいキャラクターとビッグな体躯で目立つ存在でした。そして偉大な先輩選手と同姓であることでも、注目を集めていました。

 昨年のU-19ワールドカップでの活躍を見ても、北京五輪への期待は膨らむばかりだった・・・のですが、今季に入ってからはセレッソでの出場機会が減り、五輪代表からも遠ざかっていました。

 今回、移籍の一報を聞いたとき、つい先日にインタビューしたときのことが思い出されました。いつもの強気なコメントが聞かれた一方で、こんな言葉もありました。「セレッソをもっと強くして、もっとお客さんが入るようにチームにしたい。セレッソはアキさん、モリシさん、嘉人さんたちセレッソを代表する選手が作ってきたチーム。今は僕たち若い選手がいて、そのなかの誰がその3人のようになっていくのかわからないけど、曜一朗やシンジという存在がいて、自分も負けたくない、3人でいっしょに試合に出たい、とずっと思ってきました。自分が3人のなかで一番年上やのに、引っ張っていけてないという思いがありました」。

 決して器用ではない、彼らしい表現で、セレッソへの想いを吐露したのだと、私は思っています。このコメントで、「アキさん」の名前が最初に出てきたのも、らしいなと。移籍の際のコメントからも、「背番号20」への強いこだわりが感じられましたし。大分では、セレッソ以上に大変なことがあるかもしれません。それはまさしく「修行」になるはず。かつて、「アキさん」が言っていました。「おれって、10番とか、20番とか大きな背番号が似合うんだよね。背中が大きいから」。デカモリシもそう。背番号20がさらに似合う選手になって、帰ってきてください。

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2008年7月10日 (木)

山形で連敗を止める

 昨夜はアウェイ・山形での試合でした。このところ、ケガ人に加えて試合ごとに出場停止選手が出ている状態。この試合では、羽田が出場できませんでした。少し前にインタビューをしたとき、「僕、リーチ(3枚目)なんですよね。カードをもらわないようにしないと・・・今は特にね。ケガ人が多いから、ここで僕が出場停止になったら・・・」と話していました。鳥栖戦で羽田が警告を受けたとき、天を仰ぐような様子を見せました。きっと、「ついに・・・」という気持ちだったのでしょう。

 と、試合前は不安要素が多かったわけですが、結果は2-0。「完勝」といっていいかもしれません。要因はいろいろあると思います。が、バックラインに帰ってきた2人の「ベテラン」の存在は大きかったと思います。2人とも、負傷が癒えたばかり。急ピッチで出場までもってきた、という印象は、試合後のコメントからもうかがえました。

「思った以上に大丈夫でしたね。前半はきついかも、と思いましたが、後半に入るとよくなっていった。涼しくて助かりました」と言ったのは前田。確かに昨日の山形は、風があって蒸し暑さはほとんど感じませんでした。地元の人に聞いても、昨夜は涼しかったようです。エゾも試合後は充実の表情を見せました。「この勝利をきっかけにしたいね」と言うと、「なりますよ、というかしなきゃいけないでしょう!」との返事が頼もしかったです。

 守りが落ち着けば、攻撃も元気になるもの。その攻撃の起爆剤的な動きをしたのが、昨日がセレッソでの2試合目だった乾でした。前節から動きのよさが光っていましたが、昨日はうれしい初得点も飛び出しました。「これからもっと試合に出て、もっと活躍したい」と、話していました。ちなみに彼はインタビューやコメントでも関西弁です。

 というわけで、みちのくシリーズ初戦は、今までのもやもやを少しは払ってくれたような気がします。応援に来てくださった皆さん、お疲れ様でした。各所で声援を送ってくださった方々、ありがとうござました。次節はまたまた東北へ。旅から旅へという感じですが、19日のサンフレッチェ戦まではこのまま突っ走ってほしいところ。私もがんばって走ります(笑)。次もともに喜び合えますように。

 広報担当になって、約半月です。なかなか更新できないのに、毎日ここをのぞいてくださる方が多くて、恐縮しています。なるべく毎日・・・といいたいところですが、しばらくは週に1度ぐらいのペースで何かしらお伝えできればと思っています。オフィシャルでは、マッチデープログラムでインタビューなど、携帯サイトの「南津守日記」も週1~2回担当するなど、書く場を与えてもらっています。ぜひ、そちらもご覧いただけるとうれしいです。

 

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2008年6月30日 (月)

強い気持ちで

 しばらく更新ができませんでした。ごめんなさい。その間、チームは2連敗・・・気がつけば6月の6試合は終了していました。連勝中の勢いはなんだったのか、というくらいに勝てませんでした。

 特にホームの草津戦、そして一昨日の熊本戦。週半ば、平日の夜にも関わらずスタジアムに駆けつけてくださった皆さん、遠く熊本まで足を運んでくださった方々をがっかりさせてしまう結果になりました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 今日、南津守では予定を変更して練習が行なわれました。15時半からはミーティング、そして筋トレ。約45分間のミーティングではレヴィー・クルピ監督が、主に選手のメンタル面に訴えかける話をしました(今日の公式携帯サイト「南津守日記」に書きました)。「みんなで話をして、もう一度自分自身を見つめなおしてほしい」(監督)。プロ選手としてのプライド、「絶対にJ1に上がる」という強い気持ち・・・選手たちが当然持っているものをもう一度奮い立たせてほしいと思います。

 明日から7月。今度の試合、7月6日こそみんなで喜びあえますように・・・。

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2008年6月23日 (月)

優勝! 優勝! 優勝!

  昨日はセレッソの下部組織にとって、記念すべき日になりました。U-12が全日本少年サッカー大会大阪府予選大会で優勝! これはクラブ史上初の快挙になります。U-15はクラブユース関西大会で優勝! 全国大会への出場はすでに決めていましたが、関西でナンバーワンを勝ち取ったわけです。

 さらにU-18。プリンスリーグ関西でV! ライバルであるガンバ大阪ユースを破ってのことだけに、選手、スタッフの喜びもひとしおだったはず・・・。これでU-18は高円宮杯とクラブユース、ともに「全国」へ進出することが決まりました。

 昨年から、「育成クラブ」へと舵をきり、歩みを進めてきたセレッソですが、今回の結果は一朝一夕にもたらされたものではなく、今まで在籍されたコーチ、スタッフ、OBの尽力の賜物でしょう。そして、「ハナサカクラブ」に象徴される、サポート体制ができつつあることも選手たちや現場を後押ししたのではないかと思います。

 まだまだこれから。でも、あるべき姿に近づくための、大きな一歩が6月22日の出来事だったと思います。

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